香坂直の作品一覧
「香坂直」の「ストロベリー・ブルー」「走れ、セナ!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「香坂直」の「ストロベリー・ブルー」「走れ、セナ!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
予想できなかった良い小説。まさか、48歳にもなって、中学2年生の頃、あの煩悶とした生活をリアルに思いだすことになるとは!その追体験をさせてもらっただけでも、この小説値千金の値打ちあり。
読み始めた時は「あちゃー、選択間違ったわ。これジャリ向け恋愛小説や、コバルト文庫のB級的なアレや」と後悔したんだが、1つめの短編読み終わってびっくり。
「ちゃう、これコバルト文庫のB級的なアレ手法でスゲーとこに入り込もうとしてる小説や」と感じ出す。
そして、残り4つの短編をのめり込むように読む。中学2年生の恋愛友情沙汰を、もうすぐ50になるおっさんがのめり込むように読むって、キショいやろ。でもキショなってま
Posted by ブクログ
中高生の繊細な時期を描いた短編小説集。
アンソロジーなので著者は異なるが、小中高校生にも読みやすいようにシンプルな文体で構成されている。
部活や恋愛など甘酸っぱく爽やかな思春期らしい話もありながら、最後の話「リーシュコード」はなかなかに重い。
繊細な年頃ならではの闇や、個人である前に大人―主に家族によって人生を変えられていく様が描かれている。
個人的には「時限の友」という物語が強烈だった。消滅性人格転換の障害を持つ友人と主人公の話で、記憶を忘れていく友と何度も友になる主人公の真摯な姿勢が、素敵だとかで済ませられない痛々しさを伴い、とにかく切ない。その姿は、人生の美しさと儚さと理不尽さを凝縮させ
Posted by ブクログ
理科準備室はやわらかな日ざしに包まれて、とても静かだった。中学校になじめない私にとって、昼休みの秘密の勉強会は大海原に浮かぶ小島のような存在だ。物静かな横山くん、元気いっぱいの野田さん、マフラーを編みに来ている芝原さん、そして陸上部の三田村くん。「ひとり好き」だったはずの私は、いつしか三田村くんに恋していた―。中学2年生の男女がおりなす、甘ずっぱくてちょっぴりブルーな青春小説。
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なかなか面白かった。
短編集でキャラクターは同じ学校のこが色々でてくるんだけど、最初の子はなんかちょっと腹立つ感じだった。