無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
時代は昭和37年。実はオレの生まれた年だ。
この頃にどのようなことがあったのか、時代背景を踏まえて読むのが別の面白さもあった。
謙吾は様々な人と係わり合いながら、だんだん仕事に打ち込み認められてゆく。
特に新聞販売店に住み込み、当時代々木にあった「ワシントンハイツ」と接点があったことがその後の彼の人生を左右することになる。
ワシントンハイツとは東京駐留の米軍将校のための住宅団地であり、まさに「フェンスの向こうのアメリカ」だったそうだ。
彼はワシントンハイツの中に新聞を配りながら、英語を習得していく・・。
そして旅行会社で獅子奮迅の活躍をするのだ。
しかし、彼には別の一面があった。
それは女性に対してマメであること、常に多くの女性と触れ合っていなければ落ち着かないのだ・・
小説の表現にも結構エロティックな表現も多かったので、そのあたりはオレ的には×だった。
まあ、若い頃は誰もが「サカリのついた犬」のような経験もあるだろうけど(笑)
英語の話せないオレとしては、若い頃にもっと勉強すればよかったかな・・とも思わせる小説だった。
Posted by ブクログ
1人の青年が仕事と恋愛に葛藤する様子を描いた作品です。
愛する気持ちをいつの間にか知っても、その愛が続くとは限らない。そんな誰もが経験するリアルが描かれています。
恋愛は不誠実なのに仕事は誠実。
何に対しても一直線に一生懸命で、目の前のこと、目の前にいる人を大切にする主人公健吾の生き方は、不思議となんだか憎めません。
物語ではワシントンハイツとの出会いが、後の健吾の人生に大きな影響を与えています。
私達も誰かや何かとの出会いが旋風となり、一瞬先の未来の自分と、遠い知らない誰かまで届いているのかもしれない。そう思うと、人生が少し愛おしく感じる気がしました。
社会に出たばかりの青年時代を懐かしく思う、そんな世代の方も面白く読める作品だと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。