作品一覧

  • YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室
    3.7
    1巻880円 (税込)
    「もし、今日、わたしが、死んだら、明日、泣いてくれる人間は、このクラスに何人いるんだろう? 一人もいないかもね」YA!アンソロジー第7弾。「いじめ」をテーマに、加害者、被害者、傍観者の立場だけに終わらない、リアルな学園ドラマを届けます。小林深雪『友達なんかいない』/戸森しるこ『これは加部慎太郎に送る手紙』/吉田桃子『転生☆少女』/栗沢まり『イッチダンケツ』
  • 15歳、ぬけがら
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    母子家庭で育つ中学3年生の麻美は、「一番ボロい」といわれる市営住宅に住んでいる。家はゴミ屋敷。この春から心療内科に通う母は、一日中、なにもしないでただ寝ているだけ。食事は給食が頼りなのに、そんな現状を先生は知りもしない。 夏休みに入って、夜の仲間が、万引き、出会い系とつぎつぎに非行に手を染めていくなか、麻美は同じ住宅に住む同級生がきっかけで、学習支援塾『まなび~』に出会う。
  • 15歳、ぬけがら

    Posted by ブクログ

    辛いねぇ、こりゃ辛いねぇ。まさかお母さんがお客様接待中に出会っちゃうなんて。わたしゃあ、びびっちまうよ。(;゜0゜)

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    2024年02月28日
  • 15歳、ぬけがら

    Posted by ブクログ

    私の身近にない主人公の暮らしぶりが胸に突き刺ささりました。

    その過酷な環境のなかで
    15歳の主人公が考え、少しずつ強くなっていく姿がとても印象に残ります。

    人に手を差し伸べられるのは、やっぱり人間。

    今は誰かの助けをかりてても
    いつか誰かを助けられるようになれば良い。

    前を向くためのチカラをくれるような物語でした。

    0
    2022年09月24日
  • 15歳、ぬけがら

    Posted by ブクログ

    児童文学というカテゴリーだけど、大人にも読んでもらいたい一冊。

    世の中、理不尽なことが多いけど
    誰かのせいにして不貞腐れてないで
    自分のできることからやってみよう!
    そんな気持ちにさせられます。

    0
    2018年02月23日
  • 15歳、ぬけがら

    Posted by ブクログ

    うん、さわやかな読み終わり。
    終始頑固というか素直になれない主人公なんだけど
    だから物語がしみてくるのかも。
    推進力をもらえるエネルギーのある本。

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    2017年10月13日
  • 15歳、ぬけがら

    Posted by ブクログ

    子どもの貧困という言葉をニュースで見たことはありましたが、そこには私の想像以上の事があると思います。

    フィクションですが、こうして小説で子どもたちの思いを疑似体験する事は、考えるきっかけの一つになりました。

    作中にも出てきますが、まだまだ子どもの貧困って理解していない人が多いんだと思います。
    私の職場にも、「一日中ご飯を食べない日がある」と言っている子が遊びに来ます。正直、体臭もキツイです。
    その子が帰った後に、他の職員に、
    「ご飯を食べてないって言ってたけど、貧困家庭なのかな?」と何気なく言ったら、笑いながら、
    「貧困?今貧困って言った?wひどくないw?どんだけw」
    と冗談のように受け止

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    2017年08月17日

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