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Posted by ブクログ 2022年09月24日
私の身近にない主人公の暮らしぶりが胸に突き刺ささりました。
その過酷な環境のなかで
15歳の主人公が考え、少しずつ強くなっていく姿がとても印象に残ります。
人に手を差し伸べられるのは、やっぱり人間。
今は誰かの助けをかりてても
いつか誰かを助けられるようになれば良い。
前を向くためのチカラを...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月17日
子どもの貧困という言葉をニュースで見たことはありましたが、そこには私の想像以上の事があると思います。
フィクションですが、こうして小説で子どもたちの思いを疑似体験する事は、考えるきっかけの一つになりました。
作中にも出てきますが、まだまだ子どもの貧困って理解していない人が多いんだと思います。
私...続きを読む
泣いたかな。
現実的には身近にはなくて。ふるさと納税とかのプログラムで支援したりはするけど。この作家はSOS
を口に出せない子供達のそばにいたのかな。
主人公のその後を見たくなりました。
Posted by ブクログ 2018年03月29日
経済的に困窮している家庭がいくつか出てくる。主人公の中学生の麻美の家庭もそんな家庭のひとつ。父と離婚した後、母親が精神的に病んでしまい、部屋が汚くて食べるものも着るものも欠いている。
フィクションだが、経済的にも精神的にも自立できていない家庭の子どもたちの現状がよくわかる。子どもを取り巻く先生や同級...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月04日
貧困家庭で暮らす、グレてはいないが半ば自暴自棄の中学生が、ある事をきっかけに少しだけ立ち直る話。現代日本において、決してフィクションとは言えない内容で、読むのが辛い。政治家にこそ読んでほしい本。それで税金が兵器の購入ではなく、こういった子どもたちを助けるために、使われるような社会になって欲しいが・・...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月28日
貧困家庭の児童生徒が主人公の小説で、これまでに身近にはいなかった世帯の話題ですが、その置かれている状況の凄まじさに怯まされることが多々ありました。
片親でありながら、親は精神的な問題で働けず、家はゴミ屋敷、食事は学校での給食のみ。支援団体の取り組みは「哀れみで、ほどこそうとしているのでは」とプライ...続きを読む
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