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Posted by ブクログ 2017年05月08日
年を重ねれば重ねるほど、恋愛にばかり時間を割いてはいられない。いい年して色恋に打ち込んでいれば、周囲からは白い目で見られること必須である。
それでも恋愛って、楽しい。(つらいし、むかつきもする。)
潜在的には恋愛にのめりこみたい。それは思春期であろうと大人であろうと変わらないのかもしれない。
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Posted by ブクログ 2018年10月02日
どうしようもない場合を除き、誰も鮎太郎を悪いようにはできない。女達は来る、うるさくなる、去る。寄せては返す波のように、鮎太郎は女性に翻弄される。あるいは意図せずに鮎太郎が女性を翻弄する。大学生の時点で、全ては反復だと気付いた鮎太郎。彼の人生はずっと女性の波が寄せては返す、退屈しない刺激的なものなのだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月29日
とにかく、吸引力がすごい。
一癖も二癖もある女ばかりを次々と惹きつける、ダイソンなみの吸引力を持つ美青年が、「振る」のではなく「振られまくる」恋愛小説です。
それにしても、石田衣良の【娼年】の主人公しかり、伊坂幸太郎の【バイバイ、ブラックバード】の主人公しかり、そして本作の主人公しかり。
こんなに...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月24日
16/08/24
鮎太朗にいらついてしまう。なんなんこいつと思ってしまう。でもこういうやつがモテるんだよな世の中。
テンテンが不憫。だってきっと同じことの繰り返しなんだよ。鮎太朗は変わらない。この先も繰り返し。
・鮎太朗のポケットで携帯電話が鳴った。彼女はこの弁当屋ごと爆破したくなった。(P208...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月23日
青山さんの無茶苦茶言いつつ正しすぎる美しい文章に惚れこんでいることを再認識。すきだ~
人を甘やかしすぎるやさしすぎる鮎太朗と、そんな鮎太郎に群がる甘やかされたい女たち。アンドちょっとおかしな姉たち。
鮎太朗と女たちの駄目さにもやもやはらはらしながら、その隙間に挟まるふとした文章にやられてしまう。無...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月27日
美男子大学生が主人公の小説ってどんなのか気になって衝動買いした小説。
なにこの小説!
展開が読めなくて、登場人物に共感が出来なくて…女がメンヘラばっかで主人公は美男子なのに情け無さすぎて…。最初は展開が凄すぎて怠かったけど、徐々にこの無茶苦茶感の良さがわかってくる。
凡人には表現しようのないチャ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月20日
以前読んで、漠然ととても好きだったという記憶があったので再読。やっぱり好き。なんだか爽やかな気持ちになる背景描写と、美男子のきれいで優しくて悩ましい恋模様。
美男子であるがゆえに周りが積極的に人生に介入してくるからか、なんだか受け身で、相手のことを受け止めすぎて、最終的にいつも捨てられてしまう主人公...続きを読む
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