私、産まなくていいですか

私、産まなくていいですか

704円 (税込)

3pt

鎌倉の海辺のホテルで、ウエディングプランナーとして働く美春。一つ年上の夫・朋希の40歳の誕生日に、ライカのカメラを奮発したことから二人の仲がぎくしゃくしはじめる。結婚するときに、子供はいらないと充分確認し合ったはずなのに、将来のために子供のことを考えたいと言い出したのだ。それからは母親の手術をきっかけに、不妊治療中の姉夫婦とも不仲になるなど、朋希との隔たりは一向に修復できないまま。そのあげく、二人は子どものことが原因で離婚に至るのだった……「独身夫婦」/結婚12年。夫が突然家を出ていき、義母と息子、友人カップルたちと鎌倉の古民家に同居することになり……「拡張家族」/再婚同士、45歳で結婚した花葉はどうしても二人のDNAをこの世に残したくなり、最新技術を求めて海外へ……「海外受精」──妊娠と出産をめぐって“女性の選択”を問いかける小説集!

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私、産まなくていいですか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    3つの話が入っているがそれぞれが少しづつ関係し合っていてどれも面白かった。子供を持つか持たないかですれ違う夫婦の話、同性愛カップルと離婚した夫婦の周りの人々を巻き込む家族関係の話、高齢だけれどどうしても子供が欲しくて海外で最新の卵子提供と移植を受けることを決めた夫婦の話。夫婦の数だけ、というより人の

    0
    2025年10月17日

    QM

    購入済み

    結婚したら子供がいるのが当たり前、子供が欲しくないなら結婚する必要などない。。。そんな価値観が蔓延しているような世界観で読んでいて息苦しかった。別に結婚するのは子供のためではないだろうに、なぜか「結婚=子供」なところがまだある日本。少子化の問題はひとまず置いておいて、子を持つ持たないの個人の選択ぐら

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    産みたくないということには、どうして理由が必要なんだろう。

    本の帯に大きくそのように書かれていて、思わず手に取りそのまま購入しました。
    読む人によっては重く辛い内容かもしれません。

    物語に出てくる女性陣が、わたしと年齢が近いこともあり親近感。
    読みながら結構刺さることがあります。

    全体的には読

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    鎌倉を舞台にした、妊娠・出産をめぐる女性の選択を問いかける3つの話が収録されている。
    ウェディングプランナーとして働く美春と、結婚時に子どもを持たないと話していた夫が40歳になって子どもの可能性を考えるようになった夫との話。夫のなんとも言えない言い分により別居・離婚になった真子と息子、義母や友人カッ

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    遺伝子をいじるのは倫理的に難しい問題ですが、夫婦が納得するのであれば良いのでは、と思います。家族の数だけ生き方があるなと思いました。

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    妊娠と出産にまつわる3つの短編集。登場人物たちが1冊を通してつながって出てきます。
    様々な考え方を知ることができて、とても勉強になりました。

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    鎌倉を舞台に、3組のカップルたちの「子どもを持つ・持たない」事情を語る3つの短編。
    子どもを産んでも産まなくても、それぞれの苦労や不安はあるし、どちらが正しいとか、どちらが幸せとかいう基準はない。
    ただ、その選択をパートナー同士で納得しているか、お互いの考えを尊重し合っているかが、人生を共に歩む上で

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    妊娠や出産は「結婚したらするのが当たり前」と今の時代でもそう思う人は多い。
    でも、この本に出てくる女性たちは、その〝当たり前〟に立ち止まり、自分の気持ちと向き合っている。

    また、子どもをもつかどうかは夫婦で決めることなのに、女性だけに任せがちな不妊治療や「まだ?」と無神経に聞く人の存在も描かれてい

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    最後のページは少し心がざわついた

    いくら少子化とはいっても多様性が認められてきた今、子供を産む、産まないはその人の自由と思う。
    まだまだ会社には平気で結婚した次は子供だねって言ってくるおじさんがいるけど、、、

    3つの物語があったけど、どれも本のタイトルにちなんだものというわけではなかった。

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

    独身夫婦の絶対欲しくない人と欲しいか欲しくないか半端で良くわからない人の離婚はなんだかよくある話っぽいなと思いながら読み進めた。
    絶対欲しい、欲しくないで振り切れられたら楽なんじゃないかと思うけどどの立場でも思う事はあるんだろう。

    0
    2024年05月17日

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