壺井栄の一覧

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作品一覧

2020/08/27更新

ユーザーレビュー

  • 二十四の瞳
    300ページに満たないこの薄い文庫には、周知の通り、瀬戸内の小さな島の太平洋戦争をはさむ二十数年が描かれる。庶民の目と声に語らせた強い反戦の思い、貧しい暮らしの中での小さな喜び、華美な描写を省いた短い文章と台詞がいかに生き生きと自然や人間を感じさせるか…伝わってくるこれらの点だけをとっても屈指の存在...続きを読む
  • 二十四の瞳
    泣いた。素晴らしい作品、の一言。


    高校生のときに読んでおきたかった。でも今読めて本当に良かった。


    平和な時代に生まれてきた僕は、平和な世の中を当たり前と思っていた。


    でもこの作品には、そんな当たり前はなかった。


    僕たちには、この平和な時代を守り、そして二度と戦争がおこらないようにする...続きを読む
  • 二十四の瞳
    岬 村 一本松 大石先生 自転車 一年生 落とし穴


    岬を舞台にした、12人の子供達と大石先生の物語。

    岬という舞台がとても美しく描かれることと相反して、

    彼らに襲いかかる戦争が生み出す

    苦しさ、ひもじさ、

    身内、親戚、友達が死にゆく悲嘆。

    それに対し一心不乱に戦い散っていく命、と

    ...続きを読む
  • 二十四の瞳
    元々学校現場にいたので、大石先生の立場に立ったときの葛藤は昨今の教育現場を踏まえても、わりと共感できました。
    というのも、誰の方に向いて授業を行っているのかな、と最近の学校教育でも感じることが多いのです。
    本来は、大石先生みたく生徒たちの「瞳」に向けた授業をしなければならないし、それが教育なのではな...続きを読む
  • 二十四の瞳
    牧歌的な島の風景やなごやかな小学校生活の中に、家庭ごとの貧しさや時代の暗い影が描かれる。小学校低学年のこどもたちが大人になる過程で幾人かが身売りされたり兵隊にとられたりする。そして新任の教師時代に違和感を抱いた「老朽」の教師が岬へ赴任することについて、時を経て主人公が同じ境遇になる。教師と生徒を問わ...続きを読む