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Posted by ブクログ 2023年10月11日
当たり前の日々の暮らしを奪い、あたかもそれが当たり前かのように錯覚させてしまう戦争の怖さ。
素直で純粋な心を持った子どもたちの瞳はいつまでも輝くものであって欲しいし、子どもたちの未来を狭め奪う戦争は、世界中のどこであっても絶対にあってはならないものだと改めて感じさせられました。
何もかも変わってし...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月18日
小学生の時に何度も読んだ本。
自分が母親になるとまた昔とは違った感想ももつ。
生きる大切さ、そして生命の大切さ、戦争の悲惨さを教えられる本。
・一年生の子が弟や妹の子守りをするとは
今の大人でさえ育児は大変なのに、本当に本当に大変だと思う。
・環境の力を感じさせられる。
生まれた時代、場...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月05日
昔、読んだことあったような・・・と思っていたけど、多分途中までしか読んでなかったのかな。12人の子どもたち、自転車、洋服のハイカラな先生、というところまでは知っていたんだけど。こんなにつらく悲しい話だったなんて。戦争は、あんな田舎の小さな村まで不幸にしてしまう。先生も、子どもたちも、不幸すぎて最後ど...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月11日
昭和初期、師範学校を卒業して小豆島の分教場に赴任してきた大石先生と12人の教え子との愛情あふれる物語。(文庫裏表紙説明より)
読む前は先生と生徒の物語なのかな、と思っていたけどどちらかというと戦争のことを描きたかった作品なのかなと思いました。
大石先生にすごく感情移入してしまいました。赴任したての...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月19日
瀬戸内海の小さな島を舞台にした、新米教師の大石先生と純朴な12人の子供たちとの交流を描いた牧歌的な作品。
……と思いきや、物語が進むにつれて反戦的な描写が濃くなっていく。
無邪気に軍国主義に染まっていく子供たちを一人歯がゆい思いで眺める大石先生の姿は、言いたいことも言えない戦時中の空気をありありと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月08日
言わずと知れた不朽の名作。
実は未読でした。
読む前は「ヒューマニズムを前面に押し出した感動作」だとばかり思っていました。
それは短絡的な見方です。
面白いのです、笑えるのです。
主人公の大石先生は一本松のある本村から、赴任先である岬のある村の分教場に自転車で通っています。
往復16キロの道のり。
...続きを読む
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