レペゼン母
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レペゼン母

小説・文芸
803円 (税込)
499円 (税込) 11月19日まで

2pt

なんと潤沢な物語だろうか。
強烈なパンチラインであり、まさに「ブレイク」作品なのだ。 ――逢坂冬馬さん

予想する「面白い」の1000倍面白い! ――大垣書店京都本店 荒川夏名さん

マイクを握れ、わが子と戦え!

山間の町で穏やかに暮らす深見明子。
女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。
そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。
「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」
明子はマイクを握り立ち上がる――!

第16回小説現代長編新人賞受賞作。

ーーーーーー
選考委員も激賞!

こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻!
――朝井まかて

「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。
――宮内悠介

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    レペゼン母
  • タイトルID
    :
    1991792
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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レペゼン母 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ろくでなしの中年息子と対話するためにラップバトルをする事になるお母さんのお話

    早くに夫を亡くし、女手一つで梅農園を切り盛りしてきた明子
    息子の雄大は35歳、二度の離婚歴があり、三人目の妻と借金残して失踪中
    雄大の12歳下の妻である嫁 沙羅は農園を手伝いながら、趣味のHIPHOPとフリースタイルバトルに傾倒
    沙羅が出場するフリースタイルバトルに付き添いで行った明子が目にしたものは、……


    「レペゼン(represent)」は 元々は、「象徴、代表」の意
    ヒップホップ用語では「代表する」の意味で使われ、主に出身地や自らの属性などに紐付けられる


    HIPHOP、及びフリースタイルバトルの文化的な成り立ち
    社会的な弱者や虐げられている人達の成り上がりの手段
    元々のガラの悪さや特定のコミュニティーの中で発展してきた閉鎖性がある

    相手をディスるというのがスタンダードで
    特に女性に対しては揶揄が酷い

    沙羅を傷つけられたと感じた明子の憤り
    怪我での入院中の音楽的嗜好の変化からのHIPHOPへの慣れ
    そして、普段は口には出さないものの、内心でのディス

    鬼道楽が完全に噛ませ犬だな
    後にも登場しないし、明子をデビューさせるためだけの舞台装置になっている

    明子も、女性に対して性的なディスをするような場に来たいと思う女性はいないと言っているけど
    実際に今のこの界隈ってどうなってるんですかね?
    一時期はフリースタイルダンジョンは流行ってた印象がある
    女性ファンは増えたのか?

    鬼道楽に対しては敵討ちの意思があったけど、他の人とは戦う理由がないという明子
    でも、とことんどうしようもない息子が相手なら……


    息子と戦うため、他の人とのバトルの作戦

    どんな人間であれ、みんな母親から生まれてきてるわけで
    もしかして、最強のカードじゃね?


    ラップバトルは、相手の言葉をしっかり聞いて、即座に反論を返さなければいけないトークバトル
    明子の言葉に聞く耳を持たなかった雄大も、ステージ上ではその意味までしっかりと理解しなければいけない
    そして、その言葉に対してどんな返しをするのか?

    雄大とのラップバトルを控えて自信をなくした明子に、沙羅が言う

    「対戦するって、相手のことを想像して、相手の立場になりきることなんだと思う。本当の勝負って相手を理解することじゃないかな」


    雄大は「万年反抗期」とでもいうべき、問題ばかり起こすダメ息子だし
    厳しく叱っても反省しないし、次々と問題を起こすし、明子視点で読んでいる読者としては同情してしまう

    でも、実際は「親の心 子知らず」であり、「子の心、親知らず」でもあったと
    明子も逆に雄大の内面を受け止めざるを得なかった、と

    親子関係も色々というのが描かれている
    明子と雄大、沙羅と親、そして明子の友人で農園で一緒に働く円とその息子で引きこもりの正太郎

    どの親子関係も相互理解ができていないような気がする
    かと言って、どうやってそのディスコミュニケーションを解決するかという方法は中々難しい

    何だかんだ言って、最終的に落ち着くところに落ち着いてよかった
    こんなヒューマンドラマは大好きです


    あと、フリースタイルラップバトルの解像度がちょっと上がった
    評価ポイント
    アンサー:自分の主張だけでなく、「返し」にキレがあるか
    フロウ:韻を踏む、リズムに乗っているか
    バイブス:客を味方につけ、会場を支配する雰囲気
    パンチライン:言葉選びのセンス

    こんな事を即座に考えて即興で演じるとか、やってる内容がすごい

    ただ私はHIPHOPに詳しくないので、この小説に対するHIPHOPファン目線の意見を聞いてみたい
    韻を踏んでるところもあるけど、
    ラップのクオリティはどうなんでしょうね?

    ---------------------
    マイクを握れ、わが子と戦え!

    山間の町で穏やかに暮らす深見明子。
    女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。
    そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。
    「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」
    明子はマイクを握り立ち上がる――!
    ---------------------

    0
    2026年10月29日

    Posted by ブクログ

    2人のMCのラップという名の魂の叫びが、小説の文章なのに聞こえてきた
    聞こえてきたと言うより、魂に直接響いてきたという感じがした
    涙も止まらずページめくる手が震えて、早く先を読み進めたいもどかしさと、バトルを通した親と子の、おそらく初めての対話をもっとずっと見ていたいという欲がせめぎ合って、他の小説を見た時よりも感じた疲労感と大きな多幸感に確かな満足

    0
    2026年05月14日

    Posted by ブクログ

    エンタメとして最高。
    レペゼン母だけど人間だし。

    親も人間だし、子どもも人間だし。
    なんとなくひとは立場で人を見てしまうけど、
    違う窓から見たら、とか。わかるな。わかるようになりたいな。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    書店員さんのおすすめで読んだ本。
    軽快な文章で読みやすい。が、わたしは終始心が痛む。
    ワンオペで子育てをした私は自分もしてしまった過ちばかり。自分自身を客観視させられる作品だ。

    子育てはやり直せない。時間は巻き戻れない。
    親子は難しい。相性もあるけど、血のつながりがなんとも邪魔してしまう。
    息子とのバトルで初めて親子で本音をぶつけ合うシーンは印象的だ。
    息子の抱えていた葛藤を知り、衝撃を受けるが、そのうえで、認めてくれよと言う息子に対して、「もうそれをするのは私じゃない、認める許す責任取る 全部やるのは自分自身 自信と人生作るのは自分 だからへその緒を切る おかんをやめる さよならや」と言い切った。
    30超えた息子に対する最適解のように思う。
    巻き戻せないから。

    ずーんと心に残る一冊だった

    0
    2026年07月29日

    Posted by ブクログ

    レペゼン母ってことは親子の心温まるラップバトルかな、と勝手に想像して読み始めた。
    ちょっと違ったのがすごく良かった!

    あまり調べずに読んでほしい。
    いい意味で裏切られるというか、
    正直あまり語りたくない。
    知らない人にこのまま読んでほしいから。

    朝、ひとりで梅農園に立つ静けさ。
    空気の澄み方とか、光の入り方まで伝わってくる感じ
    ラップバトルとの緩急があって、そのギャップもお気に入り。

    0
    2026年05月01日

    Posted by ブクログ

    親にしてほしかったことって意外と親からしたらそんなこと?ってなるやつなんだろうな。それに気づいてちゃんと向き合ってくれたお母さん。レペゼン母だよ。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    リリックが軽く見えて重いー!
    バトル、サイファーの時にトラックは聞こえねど脳内DJが良い感じに流してくれてめちゃ楽しく読めた。

    たとえ家族でも人に思いをぶつけるのってものすごく気を使う。
    だから黙ってしまう雄大の気持ちも分からなくは無いけど。思ったことをなんでも言ってしまう沙羅との対比が第三者目線で微笑ましかった。

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    パワフル系小さい事にこだわるな肝っ玉母さんの話しだろうと勝手な予想して外した。子供をもつ親として身につまされる想いもあり、なんだかソワソワした。

    今更ながら小説っていいなぁと思う。
    何気なく手にして、知らないカルチャーを知って人生の裾野が広がる気がする。...過言かもしれない。

    言葉は偉大だ、希望も後悔も心配も慕情も伝えられる。
    8ビートじゃなくても罵詈雑言はやめよ。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    星3.5

    一時期、本屋でよく見掛けていて、でも色物ぽくて手も付けてませんでした。
    でも、何かのきっかけで気になり出して。
    あらすじを見ると、「母と息子のラップバトル」。
    おお!面白そう!
    読んでみたんですが、心の葛藤が多く、もっと単純にスカッとさせて欲しかったかな。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    明るく楽しく笑える話しだと勝手に思っていたけど、全然違う感じだった。イマイチ共感出来る所も少なくて、後半は読むのが疲れた感じだった。

    0
    2026年07月02日

レペゼン母 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    レペゼン母
  • タイトルID
    :
    1991792
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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