レペゼン母

レペゼン母

1,463円 (税込)

7pt

マイクを握れ、わが子と戦え!

山間の町で穏やかに暮らす深見明子。
女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。
そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。
「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」
明子はマイクを握り立ち上がる――!

『晴れ、時々くらげを呼ぶ』『檸檬先生』などで最注目の新人賞から、今年も文芸界のニュースターが誕生!
第16回小説現代長編新人賞受賞作。

ーーーーーー
選考委員も激賞!

こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻!
――朝井まかて

「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。
――宮内悠介

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2022年08月09日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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レペゼン母 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    異色の組み合わせで物珍しい小説かと思ったが、衝撃を受けた。感情を吐き出すというのは、なにかを壊さないと吐き出せないのだろう。吐き出せば、相手を理解できるわけではないが、吐き出せなければ本当に相手とはわかりあえない。なにかを壊すことがなにかを築くことなのかもしれない。

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    息子が好きでよく聞いていたが、ラップの曲調やディすりあうのが、嫌いだった。今回何気に手にした本だったが、とても面白かった。農業とラップ、親子でバトルと意外性のあるものばかりだったが、途中ラップのバトル相手がストレートに賞賛してくれたり味方になっていく姿など、ホロリとする場面がいろいろあり読み応えがあ

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    ラップするおかん、どーしようもないバカ息子、テーマとストーリー性がデビュー作とは思えないほど面白かった。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    【ヘッズをも唸らす母親としての意地を感じる本】

    還暦を超えた母・明子が訪れたのは、若者が集うHIPHOPのMCバトル会場。和歌山の梅農園を経営している身からすると異世界に置いていかれたようだった。

    息子の三度目の結婚相手の沙羅がMCバトルに参戦するのを応援するために田舎から出てきたのだった。若い

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    元気が出る小説が読みたいなと検索して出てきた本。
    おもしろかった!でも思いの外鼻がツンとして目頭熱くなった。
    親子のすれ違いをこういう風にぶつけ合うってなかなか出来ないよね。子目線で、親目線で、親子って親子だからこそ難しい。親としっかり心のうち話したことってあったかな。自分の子のこと、ちゃんと褒めて

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    ラップでバトル?!レペゼン母とは、representing母のことらしい(ラップバトルなるものをYouTubeで見てみたが、一語も聞き取れず)

    母と息子が、心の中にあっても伝えきれていなかった思いを、ラップバトルでぶつけ合う。面白くて何度も大笑いした。一方で子育ては難しいなと思いながら読み終わる。

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    登場人物の関係性とか題材が初めてすぎてとても面白かった
    なんか、親子も結局別の人間、こどもできたら理解しようとするんじゃなくて、話聞いてあげるのが大事なんかもしんない
    韻踏むのかっこいいな
    いんううおあっおいいあ

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    斬新な設定で面白かった。
    お母さんの明子さんの気持ちには共感するところも多かった。
    ここに描かれてるラップの内容がそれとしていいのか良くないのか分からなかったし、色々と都合のいい展開もあったとは思うけどいいお話だったと思う。

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    ラップはヒプマイしか聞いたことないし、ヒップホップ全然分かんないんだけれど、新鮮で面白かった。リズム感皆無なので実際にやるのは難しいかもしれないんだけれど、自分の叫びを吐き出してみたい。なんか和歌みたいだよね、ラップって。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    YouTube「ほんタメ」で紹介されていて、
    ずっと気になっていて、
    ずっと読みたかった一冊です。
    ----------------------------------
    梅農家を営むおかんと、
    借金まみれのダメ息子が、
    ラップバトルで親子喧嘩!?
    笑えて泣けてグッとくる、
    家族小説の大本命!
    ---

    0
    2025年02月11日

レペゼン母 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2022年08月09日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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