レペゼン母

レペゼン母

1,463円 (税込)

7pt

マイクを握れ、わが子と戦え!

山間の町で穏やかに暮らす深見明子。
女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。
そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。
「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」
明子はマイクを握り立ち上がる――!

『晴れ、時々くらげを呼ぶ』『檸檬先生』などで最注目の新人賞から、今年も文芸界のニュースターが誕生!
第16回小説現代長編新人賞受賞作。

ーーーーーー
選考委員も激賞!

こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻!
――朝井まかて

「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。
――宮内悠介

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レペゼン母 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラップするおかん、どーしようもないバカ息子、テーマとストーリー性がデビュー作とは思えないほど面白かった。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    面白かった!!
    息子がどうしようもないダメ息子だけど、息子には息子の言い分があり、母に母の言い分がある。
    普段言えなかったこともラップバトルでぶつけ合う!
    感情のぶつかり合い!
    これは音声ありで聞いてみたい。

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    話題になってたから読んだ。スルスルッと一気読み。
    親と子どものラップバトルとか聞いたことなかったけど、最終的にはおかんの子離れっていう話やった。
    最後のリリックには泣きそうになった。
    親がずっと子供に対して回顧してるシーンや、謎が解けないもやもやが見てて辛かった。
    今月一番良かったかも。またよみたい

    0
    2024年04月15日

    Posted by ブクログ

    面白い。

    最近、推しのYouTuberが昔やっていたラップを披露する機会が多く、ラップバトルにも興味がわいてきたので読んでみましたが…
    これは本当に面白い。
    母親として毎日子育てに奮闘していますが、確かに主人公はレペゼン母。母親の気持ちをとても良く表現していて、共感の嵐。
    最後は泣きました。
    リリ

    0
    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    『自分の不完全で不恰好なピースを寄せ集めて、それが奇跡的にかちっとはまって、逆転してかっこいいモノができるのがヒップホップだと思ってる』

    いや〜最高。爽快で痛快なヒップホップ小説。
    主人公・明子は60代の梅農家。夫に先立たれたあと、自分で経営するしかなくなり、アルバイトを雇って30年間切り盛りして

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    すごくよかった!明子の言葉、思考にうんうん!と何度も頷きながら読み進め、笑って泣いて温かな気持ちで読み終えた。

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    黄色い表紙が印象的で、軽いストーリーかな?
    と思わせておきながら、すごい熱量で感情を揺さぶってくる最高の本だった。


    梅農家の母・明子と、ダメ息子・雄大が、ラップバトルで本音をぶつけ合うというストーリー。
    当然専門用語も多く出てくるが、馴染みのない読者(私のこと)も全く心配はいらない。
    なぜなら主

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    前代未聞のバウト、先行、○○!後攻、明子!8小節2本勝負。ブリングザビート!

    笑いあり涙あり。想像をはるかに超えてくる、感動の家族ドラマ×最高のエンターテイメントショウ!

    梅農園を女手ひとつで経営する深見明子64歳。「べしゃり」の達者なオバやん。
    だらしの

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    梅農家を営む母明子とダメ息子雄大がラップバトルで本音をぶつける

    親の想い、子どもの気持ち

    笑って泣けて、そして自分の子育てはどうだっただろうかと振り返るきっかけを与えてくれる作品

    子どもとの些細な日常をもっと大切にしようと改めて思った

    爽やかな読後感

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    いやー よかったわー。途中まではダメ息子と強い母、そして母に更なる元気を届ける義理の娘の話に感情移入して楽しんで。次は親子の中々交わらないそれぞれの想いや事情、いずれにも「うんうん、そうだよね」と心が入り込んで。
    予定調和に収まらないストーリー。風景描写も素敵で、楽しんでじんわり残る読書体験でした。

    0
    2023年12月21日

レペゼン母 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2022年08月09日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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