キッチン・セラピー

キッチン・セラピー

1,771円 (税込)

8pt

今夜、ひとりでキッチンに立ちたくなる一冊。

第一話 カレーの混沌
旅先での出来事をきっかけに、人生の「迷子」になってしまった大学院生。
ひと皿:スパイスと「ある物」を使って作るカレー

第二話 完璧なパフェ
家事と仕事と子育てに追われ、自分の好きなものを忘れてしまった母親。
ひと皿:「彼女にとって」一点の曇りもなく完璧なマンゴーパフェ

第三話 肉を焼く
キャリアを地道に積み上げるも、周りとのライフステージの変化に思い悩む医師。
ひと皿:生きる力を取り戻すための肉

最終話 レスト・イン・ビーンズ
町田診療所の主、モネの過去が明らかに。いま、豆を愛したある人のことを偲ぶ。
ひと皿:持ち寄った、それぞれの大切な料理

「どうして私たちは、大切なことから真っ先に忘れるようにできているのだろう」

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    264ページ
  • 電子版発売日
    2023年07月11日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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キッチン・セラピー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初は、こんなに手間暇をかけていたら、商売として成立しないじゃないかと思った。でも商売は関係なく、みんなを助けて、自分も癒されるためにやっているんだなと感じた。人の為だけじゃなくて、自分の為に生きてもいいんじゃない?

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    町田診療所に訪れ、食を通して自分らしさ、本当の自分を取り戻していくお話しです。
    どの悩みもなんだかわかる気がします。誰もが多少なりとも感じている生きづらさ。
    それがモネさんと過ごしていくうちに、もつれた悩みがほどかれていく。読んでいるうちに、自分自身の気持ちもゆったりと解きほぐれたような。

    料理の

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    途中まではちょっと変わったカウンセリングの話かなと思ってたけど最後レストインビーンズで一気に引き込まれた。
    モネってパン生地みたいっていうのと
    いい塩梅って言葉が心に残った。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    人生に《迷った》大学生、完璧を目指すお母さん、
    不器用な女医、そのキッチンセラピーはなぜ出来たか。
    ゆっくりと変化する登場人物たちの心とお料理たち

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    料理をすること、食べることで人生の気づきや心を癒す町田診療所の町田モネさん。薬や通院といった診察はなく、ただ料理をして食べて癒す、そんな素敵な診療所。
    青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』に少し似ているような気がしました。

    最終話、悲しかったです。パーティに白い服装と会話をしてはいけないという

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    自分だけの癒しの料理を作るというのが面白くて、それぞれの料理と人の心の悩みが心に響くお話でした。
    それぞれがちょっと繋がっていくのも良い。
    そして、最後、全員集合のパーティーもたくさんの気づきがあって良い。
    心の傷を癒していくのは、いつも自分だと思える話だった。

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    食べること、料理をすることで自分を取り戻していく事はあると思う。
    自分自身もそんな大層な悩みごとはないけれどモヤモヤした気分の時もキッチンで一心不乱に作っていると不思議と落ち着いてくる事しばしば。
    レペゼン母とは全然違うけれどこちらも心に響く物語だった。

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    人生行き詰まった人たちが、料理することを通じて再生していく連作短編集。
    読みやすい文章でさらっと読めた。
    食べることは生きること。どうしても料理は日常の一部になってしまうけど、たまにはじっくり考えて向き合うのも大事だよなーと思った。

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    最近、よく自炊をする。ただベーコンと目玉焼きを焼くだけの朝もあれば、ぶり大根を作る夜もある。思えば、今の街に引っ越してきてからほぼ三年間、わたしは台所に立てなくなっていた。一人暮らしを始めた頃に思い切って買ったお気に入りの鍋たちは、どれもシンクの下で眠っていた。

    ちょっと作ってみようかな、と気が向

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    生きるって、食べていくことなんだなぁと改めて思った。
    食べるまでにはいろんな過程や思いがあって、それは苦行だったり癒しだったり、懺悔だったり赦しだったり、後悔だったり希望だったり、いろんな味を覚えて、それが身になって、それで生きている。
    味わい尽くさねば。

    0
    2024年12月17日

キッチン・セラピー の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    264ページ
  • 電子版発売日
    2023年07月11日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
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