高見順の一覧

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作品一覧

2015/10/09更新

ユーザーレビュー

  • 敗戦日記
    山田風太郎の戦中日記を読んだときは、その旺盛な食い意地に笑ってしまった。
    何しろ若かったから、食べることだけが楽しみだというその文章に、実に説得力があったのだ。

    けれどこの日記を書いたとき、高見順は39歳。
    それなりの大人なのである。
    鎌倉に住みながら、仕事のためにしょっちゅう東京に出てきては、戦...続きを読む
  • 敗戦日記
    作家高見順が昭和20年1月1日から12月31日まで書き綴った日記。鎌倉坂井市、小説家と東京を往復する日々が綴られる。
    銃後の生活の実態が垣間見られたり、空襲の焼け跡の悲惨さ。本土決戦への覚悟。一方で愛国精神を声高に叫ぶ者への冷ややかな目。真実を発表しない軍部や報道への怒り。敗戦後の日本人のみすぼら...続きを読む
  • 敗戦日記
    『書け、病のごとく書け、業のごとくに書け、痴のごとくに書け。』

    文筆家の高見順は学生の頃から日記をつけていた。
    その膨大な日記から、終戦の年である昭和二十年の一年間の日記を「敗戦日記」として出版したもの。
    高見順自身が潔癖症に近い性質を持っているようで、思考の方向は決して明るくはないのですが、当時...続きを読む
  • 如何なる星の下に
    著書は読んでいなかったけど、ご病気が重篤で『死の淵より』などの作品が話題になっていた記憶がある。有名な鎌倉文庫や駒場の近代日本文学館などの文学活動をなさっていた印象も強い。

    謹厳な堅苦しいような作家、初期のこの作品はぎやかだった戦前の浅草を描いた、通俗小説のようで意外な気がしたが、作品が書かれた...続きを読む
  • 敗戦日記
    作家の高見順が執拗に書き続けた日記のうち、1945年1月から12月までの一年間を編纂した日記集。

    居住地のある鎌倉での空襲警報に怯えながら、銀座や浅草など、空襲で焼けた都市部の様子や、そこでの生活の模様が余すことなく描かれ、敗戦直前・直後の東京がどのような状況下を把握する上で1級のドキュメント。
    ...続きを読む