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自死という生き方 覚悟して逝った哲学者
著者は立命館大学の哲学講師。2006年4月、自死を遂げるが、そこには一冊分の完成原稿が残されていた。自殺の意味と理由、方法、哲学的背景、そして決行日に向けての心理分析と行動録……淡々と描かれる「積極的な死の受容」の記録がここに。 ※2008年に刊行された本書は、「人生観を試される衝撃の書」として話題になりました。 65歳の春。晴朗で健全で、そして平常心で決行されたひとつの自死。 「人生の果実は充分味わった。」そう感じた著者の遺稿『新葉隠 死の積極的受容と消極的受容』に、評論家・浅羽通明氏による解説と御子息による巻末文を加え、『自死という生き方 覚悟して逝った哲学者』と改題して出版したものです。 電子書籍化した本書を読むことで、様々に変容する世の中を生きる我々もまた「老いと死」に向き合えるかも知れません。 -
自称分析官ヴィルヘルムの迷推理
ふんわり可憐なその容姿に似合わず、日常のどんなものにでも首を突っ込んで、分析しなければ気が済まないちょっぴり残念な女子大生、葵子。 バイト先で、ふと訪れた喫茶店で、大学の研究室で──葵子は今日もどこからか、日常に隠れた分析の種を見つけてくる。 くすりと笑う彼女の唇から転がり出す、冗談めかした分析。それは、つまらない日常の色をがらりと変える。くだらなくって可笑しくて、けれどちょっぴり温かい、日常の謎の真相とは……。 軽妙に二転三転する論理が楽しい、おもちゃ箱みたいな日常分析ミステリ登場! -
じじせん
「楽しくなければ川柳じゃない」をモットーに、視覚でも楽しめる川柳を目指す著者が古稀を記念に上梓した第一句集。 イラストは全て著者の作。「胸底に沈み込んだ澱を折折の言葉で言語化したい」と「あとがき」で語るように、川柳というツールを用いて痛烈な社会風刺が繰り広げられる。自虐ともとれる「老い」を軸にした健康、家族、経済、人間関係を詠んだ索引群が痛快で読みごたえがある。 貌だけは妻そっくりの介護ロボ 友達だってばAIが寄ってくる 十五時の柩くすぐるモカの風 老いの恋入れ歯揺らしてカタカタと 試着室のたうちまわるニュールック AIに三才五客渫われる まだいける地獄はこんなものじゃない おもしろい奴だいろいろ汁が出る アイドルの一筆せんのごつい文字 有事まで鈍感力を研ぎ澄ます -
自叙伝 キャスリン・ジェインウェイ
デルタ宇宙域から7年をかけて地球へ奇跡の帰還を果したヴォイジャー艦長、キャスリン・ジェインウェイ初の自叙伝! 誰よりも遙かな宇宙を旅した 宇宙艦隊艦長の記録 妹との確執、初恋、愛する父の死、 結婚か退役か――最新鋭艦ヴォイジャー艦長就任、そして遥か75,000光年の彼方へ…… 想像を絶する彼方からへ如何にして地球へと帰還を果したのか―― 〈U.S.S ヴォイジャー〉の艦長として、遥か75,000光年の彼方のデルタ宇宙域から地球へと帰還を果したキャスリン・ジェインウェイ。 惑星連邦でもその名を知らぬ偉大なる女性の人生が、いま初めて自らの手であきらかにされる。 『自叙伝 キャスリン・ジェインウェイ』は、艦隊史上でももっとも困難ともいえる事象に立ち向かった艦長が、宇宙艦隊で築いてきたキャリアを振り返る。 艦隊士官の父と作家である母のもとに生まれたキャスリンは、幼き日から宇宙へと夢を馳せていた。父親似のキャスリンと対照的に母親似の妹との子供時代の確執。愛する父親の突然の訃報。若き日にそりの合わない艦長から受けた屈辱と如何にしてそれを克服したか。プロポーズとと共に訪れた最新鋭艦への艦長就任――伝説的なデルタ宇宙域の旅。故郷から離れ、人跡未踏の宇宙の果てを旅し、未知の世界、未知の種族との出会いを重ねた偉大なる女性の真実がここにある。 宇宙艦隊とマキ双方のクルーをひとつにまとめ、銀河に散らばる様々な種族との同盟を結び、敵意に満ちた最果ての宇宙域にて、宇宙艦隊最大の脅威・ボーグを〈U.S.S.ヴォイジャー〉ただ一隻で打ち破った真相が今、明かされる。セブン・オブ・ナイン、腹心の友トゥヴォック、新参者ニーリックス、副官チャコティら、主要クルーへのジェインウェイの胸の裡が今明かされる。 「コースをセット、故郷へ」 ──キャスリン・ジェインウェイ -
自叙伝 ジェームズ・T・カーク
「伝説の男」の真実―― 宇宙艦隊史上において「伝説」の船長であるジェームズ・T・カークの自叙伝! 誕生にはじまり、タルサス四号星で過ごした少年時代、 宇宙艦隊アカデミー時代、異例の昇進、 そして〈エンタープライズ〉指揮官としての輝かしい経歴―― 〈U.S.S エンタープライズ〉の船長として、5年間の深宇宙探査を敢行。以後、幾たびもの地球と宇宙の危機に立ち向かったジェームズ・T・カーク。 惑星連邦でその名を知らない者のいない「伝説の男」が自らの人生を語った、初の自叙伝! 『自叙伝 ジェームズ・T・カーク』は、不世出の宇宙艦隊船長の人生 (2233–2293)を、提督みずからのことばで綴ったものである。 誕生にはじまり、タルサス四号星で過ごした少年時代、宇宙艦隊アカデミー時代、異例の昇進、そして〈エンタープライズ〉指揮官としての輝かしい経歴―― 本書は、カーク提督がNCC-1701-Bの就航式で行方不明となる以前にメモリー・アルファの歴史家でもあるデイヴィッド・A・グッドマンと共に取り組んでいたものである。 斬新な切り口でカーク提督の内面に迫り、彼の信念、勇気、そして宇宙に息づくあらゆる生命──どんな形態だろうと──に対する献身に、深い洞察を与える。 また、個人的な通信や航海日誌、その他の抜粋によって、カーク提督の個人史に一層の深みをもたらしている。 カーク提督と共に数々の冒険を経験し、良き仲間であり親友であったレナード・H・マッコイ医学博士が〈序文〉を、スポックが〈あとがき〉を寄せている。 「われわれにとって一番危険なのは、 未知なるものにいわれのない恐怖を抱くことだ。 未知なんてあり得ない──一時的に見えず、一時的に理解できないだけだ」 ──ジェームズ・T・カーク 著者について ジェームズ・タイベリアス・カーク James Tiberius Kirk 2233年3月22日 - 2293年。地球・アメリカのアイオワ州リバーサイド出身の地球人。 U.S.S.エンタープライズの船長として、5年間の深宇宙探査を敢行。以後、幾たびもの地球と宇宙の危機に立ち向かう。 惑星連邦のなかで知らない人がいない、「伝説の男」である。 2293年、キトマー会議の一件を最後に、老朽化し艦隊の現用艦登録をはずれるエンタープライズAの退役を期に自身も航宙艦の艦長(船長)職をしりぞく。 退役したエンタープライズAから、その艦名と船籍番号を引き継いだ最新鋭の新型エンタープライズ、NCC-1701-B(通称エンタープライズB)の就航式・処女航海に招待され同乗するが間もなく艦がネクサスに遭遇。 ネクサスによる危機から同艦を救った際に爆発に巻き込まれて行方不明に。 その時点で死亡したものと判断され公式に記録された。 デイヴィッド・A・グッドマン David A. Goodman メモリー・アルファの歴史家でもある。著作に『自叙伝 ジャン=リュック・ピカード』『自叙伝 ミスター・スポック』(未邦訳)がある。 作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。 -
自叙伝 ジャン=リュック・ピカード
宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏による初の自叙伝! 今初めて、 ここに綴る。 家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、 エンタープライズ艦長就任、そしてボーグによる同化、 宇宙で遭遇した数々の思い出を―― 〈U.S.S エンタープライズ〉元艦長・ジャン=リュック・ピカードの波乱の人生が語られる、初の自叙伝! ワイン農家に生まれ、宇宙にあこがれた少年は、いかにして“宇宙艦隊で最も偉大な艦長”として名を残したのか。 宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏の人生が、自身の言葉によってついに語られる。 著者の波瀾万丈の人生とキャリアは、読む者の心を強く突き動かす。 家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、カーデシア軍による監禁と拷問、そしてボーグによる同化、宇宙で遭遇した数々の出来事が、ジャン=リュック・ピカードの物語を真に忘れがたいものにしている。 ピカードは、ご存知のように探検家、外交官、なかでも〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D及びE〉艦長時代の功績により、銀河史にその名を永遠に刻んでいる。 本書では、幼少時代に宇宙に夢を馳せるようになったきっかけ、兄ロベール及び父親との長きに渡る確執、そして宇宙アカデミーへの入学に至る経緯が明らかにされている。 そして、〈U.S.S.リライアント〉での勤務から艦長として率いた初の船〈U.S.S.スターゲイザー〉での様々な冒険、惑星連邦宇宙艦隊の旗艦であるギャラクシー級戦艦〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D〉艦長就任とその数々の任務についても触れている。 また幼少期やアカデミー卒業時など、彼の人生における決定的瞬間を切り抜いている貴重な写真も収録。 「法が絶対である限り、正義は存在しえない。 人生そのものでさえ例外でできている」 ――ジャン=リュック・ピカード 難破し、命の尽きた“老嬢”を振り返る。山ほどの思い出の源泉。ロートン、マザーラと彼の子どもたち……艦長に就任し、ウォーカーとジャックが船に乗り組み……ビバリー……。 感傷に浸っているひまはない。やるべきことがある。日誌を開いた。その時だった、日付に気づいたのは。 クイン艦長が「メイク・イット・ソー」というのを初めて聞いたときのことを思い出した。二三五五年七月十三日。 わたしの五十歳の誕生日。そして、すべてを失った日だ。 ――第七章 再び宇宙へ――五十歳の誕生日、老嬢との別れ(本文より) 著者について [著者プロフィール] ジャン=リュック・ピカード Jean-Luc Picard 2305年生まれ。地球・フランス出身の地球人。惑星連邦の宇宙艦隊大佐。 [編者プロフィール] デイヴィッド・A・グッドマン David A. Goodman メモリー・アルファの歴史家でもある。ジャン=リュック・ピカードの引退後、自叙伝の編集を依頼され、彼とともに本書を書きあげた。 作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。 -
自叙伝パトリック・スチュワート
舞台の名優にして、「スター・トレック」のピカード艦長、「X-MEN」のプロフェッサーXことチャールズ・エクゼビアで知られるサー・パトリック・スチチュワート初の自叙伝! 舞台・映画・テレビ──様々なフィールドで愛される俳優、そして生きた伝説、サー・パトリック・スチュワートが自らの人生を綴る。 〈ニューヨーク・タイムズ〉〈USAトゥデイ〉でベストセラーリスト入り 数多くの舞台で称賛され、『スタートレック』や『X-MEN』シリーズでの伝説的な映像作品まで、サー・パトリック・スチュワートは、舞台とスクリーンでの印象的な演技力で、世界中の観客の心を捕らえ、複数の世代にわたって人々を魅了してきました。本書は、サー・パトリック・スチュワートの驚くべき人生を描いたもの。彼の謙虚な起源から始まり、ハリウッドの頂点と世界的な称賛へと至るまでの物語は、著者自身と同様に躍動的であり感動的なものです。 ★著名な俳優からの賛辞の数々 「サー・パトリックはディケンズを地で行くような幼少期を過ごし、家庭内暴力と貧困にあえぎながらもチャンスと人々の善意に恵まれ、世界中から賞賛と愛を集める俳優へと成長した。演技と同様、彼は深い洞察と真実と情熱をもって文をつづる。またしても、スチュワートの快挙だ!」 ─サー・イアン・マッケラン 「サー・パトリックには長所がたくさんある。素晴らしい俳優にして見栄えもよく、すこぶる愉快で広い懐の持ち主。優しくて……情にあつく繊細で……。けれど本書を読めばわかるように、彼の人となりの最大の長所は、頭のてっぺんからつま先まで、どうしようもなく彼自身であることだ」 ─ウーピー・ゴールドバーグ 「読んでいるあいだ、驚異の念に打たれどおしだった。精妙なさじ加減のストーリーテラーとして、鋭い観察者としての著者の才能はもとより、それ以外の才能─知性、感性、機知、閃き、自己分析と胆力のすべてを惜しげなく、これほど長きにわたって鮮やかにわれわれに分け与えてくれたことに対して。読み終えたときはパトリックの才能、そして彼という贈りものに深い感謝の念を覚えた」 ─マイケル・シェイボン 「なんとも輝かしい回想録をサー・パトリック・スチュワートはものしてくれた。筆致はエレガントで美しく、ダイヤモンドのように澄みきって的確だ。彼の追憶する人生は優しさ、洞察、誠実さと熱意に満ちている。偉大な俳優としてわれわれを喜ばすのにこれほど多忙でなければ、偉大な作家になっていたに違いない。そして、本書でそうなった」 ─ジョナサン・エイミス -
自叙伝 ミスター・スポック
惑星連邦の伝説的人物、その人生―― 宇宙艦隊きっての傑出した士官にして、最も高名なる惑星連邦市民ミスター・スポックが、これまでの人生を振り返る。 マイケル・バーナムとともにバルカンで送った少年時代、論議を呼んだ宇宙艦隊アカデミー入学、カークとパイク両船長に仕えた〈エンタープライズ〉時代、そして外交活動および大使として果たした役目を、ロミュラスでの隠密行動をもふくめ、つまびらかに考察していく。 バルカン、さらには〈エンタープライズ〉の日々が、細部にわたりみずみずしく呼び覚まされる。 スポック一流の語り口により、サレク、マイケル・バーナム、クリストファー・パイク、カーク、マッコイら、彼の人生に最も深く関わった面々との関係に、いまはじめて光が当てられる。 巻末には、ジャン=リュック・ピカードがスポックの功績を称える文を収録。 「長寿と繁栄を」 ──バルカンのスポック -
侍女の物語 グラフィックノベル版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【カラー/固定型】カラー・大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/ギレアデ共和国の侍女オブフレッドは、司令官の子を産むための存在だ。監視の目に怯える彼女だが、ある日、交流が禁じられている司令官の部屋に招かれる。ノーベル文学賞受賞が期待される作家による名作を、気鋭のイラストレーターがグラフィック・ノベル化。 -
自宅怪談
「もう逃げられない!」 自宅に巻き起こった怪異だけを蒐集した究極の超怖い話集。 最も逃げ場のない「自宅での怪談」だけを蒐集。 玄関、廊下、台所、リビング、トイレ、風呂場、洗面所、書斎、子ども部屋、寝室、ベランダ、物置、押し入れ、天井裏、隣室の壁……日常、安息の場、そのすべてが怪異に染まる…… 【目次】 玄関 深夜二時四十五分の来訪者/手招き/出られない リビング 友の挨拶/格安の除霊/例の番組 キッチン 理想の家族/冷蔵庫のにおい 洗面所 代償の鏡/洗濯機の怪─奇談三景─ トイレ 父の名残り/ぺたぺた/トイレの青子さん 風呂場 うなじ/カーテンの向こう側/ひとりかくれんぼ 子ども部屋 あなたは何もわかっていない/七つまでは神のうち 仏間 仏壇荒らし/寝ずの番 庭 嫌いな犬/タスケテ ベランダ/ロフト 飛び降り事故/可哀想な子ども 押入れ/階段 隙間引き/トントンさん 寝室 こっちをみて/枕返し -
時代小説アンソロジー てさばき
江戸の世を生きるおんな職人の矜持を 人気作家六人が鮮やかに描く 傑作時代小説アンソロジー第二弾 亡くなった人を美しく送り出す化粧師・おちえ。 祖母のもとで生まれ出る命を見守る産婆見習い・美登里。 病気の父に代わり、依頼主の望む香を作る練り香職人・おみつ。 確かな腕で早縫いの技術を駆使する仕立職人・おしま。 先妻が後妻の家を襲う「うわなり打ち」の仲裁人・お勝。 非業の死を遂げた父の仇を討とうとする髪結い・千加。 時代小説の名手六人が女性職人の凛々しさを巧みな筆致で活写する。 【文庫オリジナル】 〈収録作品〉 艶化粧 梶よう子 月満つる 坂井希久子 残り香 篠 綾子 針の歩み、糸の流れ 山口恵以子 うわなり合戦 蝉谷めぐ実 万年橋の仇討ち 藤原緋沙子 -
時代で読み解く一八世紀フランス文学:旧体制下の読書熱、サロン、哲学者たちの闘い
時代を知ると、文学がもっと面白くなる!魅惑の18世紀フランス文学の世界 18世紀は理性に導かれる啓蒙の世紀であり、かつ19世紀のロマン主義の源流ともなる感傷と感情の発露の世紀でもある。このような世紀の精神は、17世紀末から18世紀初頭の宗教的、政治的、経済的危機を起源とする。フランス革命、マリー=アントワネット、ロココ文化、啓蒙思想……「暴力」と「優雅繊細」、そして「思想」を連結する18世紀フランス文学とはどのようなものなのか。高まる読書熱の中声高に叫ばれた小説有害論、サロンとカフェが文学の発展において果たした役割、厳しい統制の中で作品を発表した哲学者たちの闘いなど、文学をとりまくさまざまな要素をわかりやすく解説。時代を知り、読書をもっと楽しむための教養書。 コロナ禍にオンラインで行われた大阪大学外国語学部の授業の講義原稿をもとに再構成した臨場感あふれる語り口で時代とともにテクストを読み解き、読者を魅惑の世界へいざなう。取り上げるテクストの一部のフランス語原文を文法解説とともに読めるweb付録つき。 -
「実家の相続」がまとまらない!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 老舗和菓子屋の店主だった父が亡くなった。店の土地の評価額は9200万円。しかし、相続人である3人の子どもたちは、それぞれ事情を抱えていて…。店を残すのか、ならば誰が継ぐのか。いっそ閉店して土地を売り、3人で財産を分けるのか。子どもたちが出した答えとは――。ある家族の物語を通して「お金よりも大切なこと」が見えてくる。相続の流れや手続きとモメない秘訣がわかる相続小説。 -
実験地区13
二〇三一年、日本──生活保護制度が廃止され、働けない人間は政府管轄の「実験地区」に送られる社会。実験地区とは、隔離区域内に特別な環境や制度をつくり、その中で人間がどの程度適応できるかを探る場所。「自給自足経済地区」「サイバーコミュニティ地区」などもあるが、「無治療疫病地区」や「戦争地区」といった極めて非人道的な実験を目的とする地区もあった。 突然の事故で両親を亡くした久世明人は、高校二年の若さで第十三実験地区に入ることに。そこは、最低限の公共サービスと生活費は支給されるものの、地区内に警察ほか公的機関が存在しない、文字通り「無法地区」だった。それを証明するように、久世の入所初日から、人が死ぬ。ただ、地区内には「自治会」があり、月会費さえ払えば、最低限の安全を保証してくれるという。すぐに入会を決め、しばらく平穏な日々を送っていた久世だったが、ある事件をきっかけに自治会の中心人物の一人と面談。それから運命が大きく変わる。久世の面談相手は、かつて日本中を震撼させた究極の殺人鬼。桁外れの洞察力と観察眼を持ち、言葉だけで人を殺す、通称サトリ──不生美水流だった。そんな不生から才能を見出された久世は、自治会の戦闘員ともいうべき「ハンター」として起用される。ハンターの仕事は主に無法地区で暴れる殺人鬼を狩ること。だが、その背後では「ビーベック」なる悪逆無道の謎の組織が暗躍していた。日を追うごとに激化していく自治会とビーベックの殺し合い。壮絶な戦いの末、久世が目にする真実とは……? 無法地区で繰り広げられるハンターと殺人鬼の血みどろの狂宴……鬼才・狂気太郎が満を持して放つ限界マッドホラー!(電子書籍初版の上・下巻をまとめた改訂版) -
実際に介護した人は葬式では泣かない
2025年には、人口のボリュームゾーンである団塊の世代が全員後期高齢者となり、高齢者の5人に1人が認知症になると言われているにもかかわらず、2026年には介護職員が約26万人不足するとの推計結果を厚生労働省が公表した。では、彼らの面倒は一体誰が見るのか? 記憶のメモリーが1分も保たず、感情のコントロールが利かなくなり、理解力や判断力も低下。足腰は弱り、自立生活が困難になっている高齢者の面倒を10年20年とみつづけなければならない家族の心身および経済的負担を考えたら、子ども世代、孫世代までも巻き込み家族全員が共倒れになりかねない。前作『寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だ』では、やっとの思いで介護施設に入所させたはいいが、想定外の事件が次々に勃発し、著者はストレスによる顔面神経痛や耳鳴りに悩まされる毎日。両親と子どものいない叔母夫婦の、4人まとめての介護はその後どうなったのか。前作同様きれいごと一切なし、介護の実態を赤裸々に綴る。いま、まさに介護に苦労している人々の心の叫びを代弁し、「早くお迎えが来て下さい」と祈ってしまうのはあなただけじゃない、あなたは悪くない、と介護者の気持ちを軽くしてくれるエッセイ。「大介護時代」必読の1冊。 -
実説 城谷怪談 撰集
1.「嗤う」 四十年輩の男性が、20年ほど前、大学卒業後、社会人1年目の盆に里帰りした時の体験。地元の友人と深酒をして実家まで歩いて帰る道すがら、地元唯一の小さな商店街に差しかかった時の事。なつかしい気持ちに誘われてフラフラとシャッター街になってる商店街を歩いているうちに、幼い頃聞かされた都市伝説を思いだす。ところが、実はその都市伝説はきっかけになった凄惨な事件があった事を知る事になるのだが・・・。 2.「電話ボックス」 雪降りしきる12月の札幌。当時中学生だったY君は、初恋の相手と毎夜のようにこっそりと電話をしあっていた。ある夜、Y君は母親に長電話を咎められ、自宅の電話を禁じられてしまう。仕方なく、家の前にある電話ボックスを使う事にしたのだが・・・。そこで彼を待ち受けていたのは背すじも凍る不可思議な体験だった。そして、謎に包まれていた怪体験はその数年後に思いもよらない形で真相を顕す事になったのだが・・・。 3.「壁のシミ」 7、8年前のこと。当時18歳だったミホちゃんは、上京して小さなワンルームで一人暮らしを始めた。昼は正社員、夜は大学の夜学に通うハードな毎日を過ごしていた頃、ある時期から自分の部屋の壁におかしなシミを発見する。やがて何かに突き動かされるように毎日そのシミを監察するようになるのだが、しばらくして、遂にそのシミが原因と思われる異変が彼女を襲う。霊感の強い友達によれば、7、8年前のある出来事が、実はまだ終わっていなかったという。 4.「玄関」 およそ10年程前、一人の若者が舞台俳優を目指して劇団に入団してきた。屈託なく華のある男ではあったが、ある夏の夜、彼が住まう一人暮らしのアパートに帰って来た時、立て続けに奇妙な体験に巻きこまれてしまう。初めての怪奇現象は、結局解決をみる事なく数日が経つ。そして、更なる恐怖が彼らを飲み込む事になる。果たして何が起きてどうなってしまったのか。 -
実践! すぐに詠める俳句入門
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめてでも必ず詠める! まずは一句詠むところから。「難しい、わからない」を「面白い! 楽しい! 」に変える俳句入門決定版。特別付録として夏井いつき先生との対談も収録。 【主な予定内容】 第一章 石先生の白熱俳句教室 俳句ってなに? 第二章 基本の季語を知ろう 第三章 写真を見て俳句を詠んでみよう 第四章 作った句を見直してみよう 第五章 鎌倉吟行顛末記 第六章 夏井いつき先生対談 第七章 句会に行こう 第八章 もっとある! 俳句の楽しみ -
実存と人生[新装版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カフカ、没後100年 カフカの世界、それは名状しがたい不安の告白であり、日常生活における〈ある闘い〉の記録である。深い実存の寓意は、あらゆる解釈を受け入れると同時に鋭く拒否する。それは一面では、難解さを表わすものかもしれないが、汲めどもつきぬ豊かさ、魅惑の証でもある。 本書はブロート版全集の『田舎の婚礼準備』と『日記』の巻から、アフォリズムのすべてと、比喩、そして生活表明に関する文章を訳者によるオリジナル編集でおくる。カフカのテクストは、長いものにせよ短いものにせよそれぞれが独自の振幅と強度を有すると同時に、それらすべてに「カフカ的」としか言いようのない何かが通底している。本書に収められた小さなことばの群れもまた、そうした「カフカ的」なものの結晶である。生きることと書くこととが相即不離のカフカにとって、本書はいわば、「彼自身によるカフカ」であり、その箴言と比喩の迷宮へとわたしたちをいざなう。 一六 籠が鳥をさがしに出かけた 二二 おまえはやらなければならない宿題そのものなのだ。あたりにはどこにも生徒はいない。(本文より) -
【電子復刻版】実存の西部――ノーマン・メイラー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後アメリカ文学の旗手メイラーが、「実存の西部」という新しい精神的荒野に道を拓くため、独り、巨大な「現在」に挑戦しつづける軌跡を追求する。 待望の電子復刻版。 -
実録怪談 最恐事故物件
☆事故物件をめぐる噂は本当なのか!? ・告知されない“訳あり物件”が世の中には出回っている… ・殺人事件があった部屋に知らずに住んでいた… ・その部屋に住むと呪われる… そんな現場をスペシャリストたちが徹底取材、検証する! ○映画にもなったブームは大阪D町マンションから始まった! ○証拠写真付き、実録・松原タニシの軌跡。 ○自殺物件を掲載したらSNSで殺害予告された「事故物件サイト: 大島てる」。 ○また死が連鎖する、現存する最恐事故物件ワースト3もリーク。 ○事故物件隠し!業界の黒いテクニックも暴露! ○ついに事故物件住民と孤独死の悲惨な部屋も現場写真付きで突撃潜入ルポ! さらに体験者がいる事故物件実話怪談も26話収録した…闇を暴くと底無しの暗黒が出現する! 【執筆陣】 北野誠/大島てる/村田らむ/住倉カオス 加藤一/黒木あるじ/川奈まり子/営業のK/芳春/青葉入鹿/雨森れに/天堂朱雀/大谷雪菜/あんのくるみ/影絵草子/雪鳴月彦/高倉樹/中野前後/アスカ/雨水秀水/大道寺アウンザヤ/月の砂漠/丸太町小川/望月環/森内ゆい/安田鏡児 -
実録都市伝説~社怪ノ奇録
チョコレート工場のタンクに落ちた女性――巨大な刃に刻まれて足の先しか見つからない (「あなたの死因はあまりにも」収録) 鈴木呂亜、衝撃の都市伝説シリーズ第3弾! 不思議で奇怪な事件を求めて渡り歩く蒐集家・鈴木呂亜のシリーズ第3弾!「車が故障するのは、エンパイア・ステート・ビルの異常な電波が原因!?」「空を埋め尽くす蠅の群れは政府がつくった生物兵器?」「1933年の絵画にスマホが描かれている!」など米国各地の奇譚を選り抜いた〈アメリカ横断怪奇ツアー〉、煙突にはまったまま下から火が…、チョコレートタンクに落ちて巨大な刃に…など身の毛もよだつ死に様をまとめた〈あなたの死因はあまりにも〉、ロンドン大にある呪いの絵画、香港中文大の幽霊譚など世界の大学に伝わる噂〈その大学はあまりにも〉ほか収録。想像を超える不思議が世界中に広がっていることを貴方は知る。 著者について 自称「奇妙な噂の愛好者」。某都市でサラリーマンとして働くかたわら、国内外の都市伝説や奇妙な事件を集め、自らもひそかに取材に勤しんでいる。 黒木あるじ氏の推薦により抜擢。ちなみに鈴木呂亜という名前は、日本で一番ありきたりな苗字の「鈴木」と、都市伝説を意味する「ロア」を組み合わせたペンネームで、本名や生年月日、年齢などのプロフィールは一切が非公表になっている。 -
実録都市伝説~世怪ノ奇録
2017年に発見された小惑星「オウムアムア」はハーバード大学教授が「人工的に作った小型宇宙船の可能性が高い」と発表!(『宇宙の夢は』収録。) 呂亜、驚愕の実話シリーズ第2弾! 世界にはなんと珍奇な話が転がっているものか――都市伝説の蒐集をライフワークとする奇妙な男・鈴木呂亜による恐怖実話再び!その場所からは石ひと欠片も持ち出してはならない、その禁忌を破ると「持ち出し厳禁」、天から落ちてきたかたまり、それはゼリーのようなもので…「降って来るもの」、運命に翻弄されたかのような人々の最期「あまりにも皮肉な死」、人類最後の夢なのか、それとも悪夢か「宇宙の夢は」など32編を収録。大いに怖れ慄き噂せよ! 著者について 〇監修者 黒木あるじ(くろき・あるじ) 『怪談実話 震』で単著デビュー。「無惨百物語」シリーズ、『黒木魔奇録』『怪談売買録 拝み猫』『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話 終』など。共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」等シリーズなど。小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的だ。 〇著者 鈴木呂亜(すずき・ろあ) 自称「奇妙な噂の愛好者」。某都市でサラリーマンとして働くかたわら、国内外の都市伝説や奇妙な事件を集め、自らもひそかに取材に勤しんでいる。 黒木あるじ氏の推薦により抜擢。ちなみに鈴木呂亜という名前は、日本で一番ありきたりな苗字の「鈴木」と、都市伝説を意味する「ロア」を組み合わせたペンネームで、本名や生年月日、年齢などのプロフィールは一切が非公表になっている。 -
実録・私の夫はクズ旦那 本当にあったゾッとする話
◎3000万PVを獲得したヤバすぎる夫婦の実話◎ ウェブマガジン「mi-mollet」で累計3000万PVに達し大バズリ中で、人気漫画「さよなら私のクズ旦那」(Kiss)の原案ともなった大人気連載が待望の電書化! これってほんとに実話? 目を、耳を疑うノンフィクション作品です。 ◎2歳の娘のトイレトレーニング中に「ぼくもおトイレできるよ」と主張する夫 ◎都心のタワマン在住なのに生活費を全然くれない夫 ◎重度障害児がいるのに、外で浮気をくり返す夫 ◎「少子化を食い止める」と主張し、婚外子を作りまくる夫 ◎夜の寝室で、妻の財布から1000円抜く夫 ◎年下妻を家庭と病院で働かせたおす開業医の夫 そんなクズ旦那、本当にいるのか?????と思いますよね? あり得ない! と思われそうですが、すべて実話。 しかも、これは掲載エピソードのごく一部です。 でも、ひどいクズ旦那から逃れて前向きに歩み始める女性たちの物語は爽快! 腹は立つけど、最後にはじーんときたりします。 徹底した取材をもとに、女性たちの「生きなおし」と「クズ旦那からの勝利」を描いた渾身のノンフィクションです! -
実話異聞 狐火怪談
「引きずり込まれそうになるんです。あれを見ると…」 踊り場の窓からだけ見える光。 その時、誰かが死ぬ――。 「夜、光る」より 青白き妖炎が異界へと誘う恐怖譚! 信号待ちの車にぶつかってきた老婆の叫び「どっちだ?」の意味とは…「道の先に」 公演初日を前に舞台に供える酒。翌朝、黒い濁りが…「演劇の神様」 鬼怒川の河川敷に打ち上がった鯉の口から言葉が…「栃木の怪 其ノ参 忠告」 階段の踊り場の窓から見える光。そこにはある法則が…「夜、光る」 シャンプー中、客の頭の中に指が沈むことがあるという美容師。一体何が…「しずむ」 保育園の子供たちの口に上る存在しない子の名前。その正体とは…「園児は見た」 結婚に縁遠い女性。実家の雛人形を出してみると驚愕の事実が…「私のお雛様」 亡くなった同級生の家に線香をあげに行った帰り道に体験した奇跡…「君の名を」 ほか、体験者の想いごと受け取って綴る全36話収録! -
実話異聞 貰い火怪談
男性が早世する一族。 穢れた場所と呼ばれる「離れ」の墓に何が… (「離れ墓」より) 怪という事象の背景、体験者の生の感情を そっと掬い上げた戦慄の実話恐怖譚! 公募実話怪談大会からデビューした新鋭、初のオール実話怪談集。夏休み明け、真っ黒な肌で登校した兄弟。それは日焼けのせいではなく…「墓場で遊んじゃいけません」、デザイン事務所にある絵が飾られてから社員が次々と体調不良に。共通するのはジャングルの悪夢…「ふさわしくない絵」、入院中の息子の同級生を度々見かける女性。生霊だと気づいた彼女は…「二十歳のキミへ」、保育園に通う息子にできた新しい友達。だがその姿は見えず…「保育園にて」、男性が早世する呪われた家系。家の女達だけが参る穢れた場所とは…「離れ墓」他、生者と死者の想いを丁寧に掬い取った怪の記録、全32話! -
実話怪奇録 北の闇から
北海道の空恐ろしい話、胸に沁みいる心霊譚! 【札幌市】幻の血が溢れる薄野の裏路地 【旭川市】事故現場に囚われた少年霊 【恵庭市】絶対に祓えない霊が居座る最恐物件 【小樽市】写真に写りこむ黒い仏壇の凶兆 【函館市】飲み物に猫の歯が混入する怪 …など北海道各地で報告された怪現象&恐怖体験35! 北海道在住の著者が全道から聞き集めた北の大地の怖い話、不思議な話。 体験者の実在する生々しい怪談の数々は、まるで雪のように時に空恐ろしく、時に優しく胸に沁みる。 ・奇怪な現場写真も掲載する恵庭市の家は、屋根裏に強力な霊が棲みつく。霊と交わした共同生活の取引とは…「恵庭の家の話」 ・旭川市の路上でガードレールに凭れて座る少年霊。事故死した現場から動けない彼を視てしまった男は…「訓え」 ・夢に現れる夕張郡の田舎道と古屋。小学生の自分と友達は床下の甕を覗き恐ろしい出来事を体験する…「記憶」 ――他、web連載に書き下ろし18篇を追加した滋味深い北海道の実話怪談集! -
実話怪事記 怨み禍
「黒く燃えて顔もわからない人間が…」 上司の背後に覗く、昏い怨みの焔―― 「黒炎」より 怪談会社員・真白圭が日常に蟠る恐怖を引き摺り出す! 恐怖が臓腑に刻まれる真白圭の実話怪事記シリーズ最新作! ・山スキーで遭難中に視たのは雪女?それとも…「雲長」 ・都内一等地に出没する恐ろしい女の正体…「リメンバー」 ・モンゴルの草原で人を食らう怪物と邂逅した体験談…「蒼狼の国」 ・眼前で起きた流血事故、さらに目を疑う光景が…「さきおくりびと」 ・独りでに動く乳母車からおぞましい怪異が覗く…「ベビーカー」 ・深夜に来るはずのない電車を待つと不気味な光景が…「時刻表」 ・男女間の縺れの果てに生まれた禍々しい異形…「黒炎」など収録。 業火の如き怨みの炎は決して消えない――。戦慄が蠢く実話怪談! -
実話怪事記 狂い首
「えっ?高木って死んだのか?」 同級生が次々と自殺していく…それは40年前のある出来事に由来しているらしい。――「晒し野」収録。 さらなる恐怖を求めて終わりのない取材を敢行した実話怪談集! 日々の取材の中で得た奇妙で不思議な話を丁寧に綴る真白圭の最新作。スタジオに現れる不審な男が妙な問いかけをしてくる。答えられずにいたら…「インストラクター」、砂地で見つけたウミガメの死骸に、黒魔術オタクの友人が妙なことをやり始めると…「魔法陣」、野原に電柱がたくさん立っている! その光景を見て声を弾ませた友人。でもその場にいたもう一人の彼に見えていたのは棒に刺さった生首の数々――〈首〉に翻弄される彼らのその後とは「晒し野」など46話収録。 著者について 真白圭(ましろ・けい) 1971年新潟県生まれ。東京理科大学大学院修了。第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談蒐集を始める。単著に『生贄怪談』『暗黒百物語 骸』『実話怪事記 腐れ魂』『実話怪事記 穢れ家』、共著に『怪談実話競作集 怨呪』『怪談四十九夜 鎮魂』がある。 -
実話怪事記 穢れ家
汚れた血が呪いの飛沫をまき散らす! 祟りが血脈を滅ぼしていく実話怪談! 大人気、実話怪事記シリーズ第2弾! 子供の頃によく見かけた奇声をあげる変な男性。大人になり再び見かけたがどうも様子がおかしい…「ホウおじさん」、事故が多発する交差点でうっすら見える老人、それが自分に向かって手招きするのだが…「手招き」、仕事も順調で家庭も円満――そんな成功者の彼が話す、逃れられない忌まわしい家の秘密「忖度」など46編を収録。いつもの通り道、ふと気づけば見知らぬ家々――ふと開いたドアに吸い寄せられて、黒い闇の中へようこそ。 著者について 真白圭(ましろ・けい) 1971年新潟県生まれ。東京理科大学大学院修了。第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談収集を始める。単著に『生贄怪談』『暗黒百物語 骸』『実話怪事記 腐れ魂』、共著に『怪談実話競作集 怨呪』『怪談四十九夜 鎮魂』がある。 -
実話怪事記 憑き髪
何処までも追い縋る髪の長いおんな…(「ひとふさ」収録) 逃れられない恐怖を実話怪談の鬼才・真白圭が魂を削り描く! 緻密な取材で集めた不可思議な恐怖を、丹念に描き尽くす真白圭の実話怪事記シリーズ最新作! 旅先で廃墟を訪れてから体調を崩して……自分だけに降りかかる無慈悲な怪異「幽体離脱」、 パーティー会場となった台湾の屋敷で遭遇する怪奇現象の数々「迷い家」、 アパート中に響く居るはずのない犬の声。同居人の陰惨な過去に意外な原因が…「犬鳴き」、 毎夜現れるこの世ならざる髪の長いおんな。逃れるためにお祓いへ向かうが…「ひとふさ」など43編を収録。 憑いたものがどこまでも追ってくる! 絡みつく恐怖はあなたにも――。 著者について 1971年新潟県生まれ。 東京理科大学大学院修了。 第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談蒐集を始める。 単著に『生贄怪談』『暗黒百物語 骸』『実話怪事記 腐れ魂』『実話怪事記 穢れ家』『実話怪事記 狂い首』、共著に「怪談四十九夜」シリーズ、『怪談実話競作集 怨呪』などがある。 -
実話怪談 犬鳴村
◆禁忌の里「犬鳴村」は実在するのか――? 日本を代表する最凶の心霊スポット・旧犬鳴トンネル。 その先には、日本国憲法すら通じぬ謎の集落「犬鳴村」が存在する……。 映画『犬鳴村』で一躍話題となったこの都市伝説は、果たして本当に伝説にすぎないのであろうか? これまで数多の怪奇スポット、恐怖の現場をその足で取材してきたルポルタージュ怪談の雄・吉田悠軌が村伝説を徹底検証、土地の歴史を紐解きながら、噂の真相と恐怖の裏側に迫る。 また、藪の中から突如現れた謎の言語を話す男との遭遇譚など新旧犬鳴トンネル、犬鳴峠、犬鳴ダム周辺で実際に目撃された怪奇現象、恐怖体験を記した実話怪談二十五篇も収録。 禁忌に触れる恐怖が背筋を駆けのぼる、実話怪談版・犬鳴村! “その村”があるのはこの世とは限らない―― ◆収録内容 第1部 犬鳴村伝説とはなにか 吉田悠軌 「この先、日本国憲法つうじません」 犬鳴村伝説の広まり 杉沢村、樹海村について 新旧「犬鳴」訪問者インタビュー ・かつての「犬鳴」の姿とは―― 1970年~2000年(「朱い塚」管理人・塚本) ・現在の「犬鳴」の様子とは――2000年代(濱幸成) ☆犬鳴村特別座談会 (久田将義、住倉カオス、吉田悠軌) 第2部 犬鳴村実話怪談 「この電話番号は」 吉田悠軌 「公衆電話」 村上ロック 「〇三〇五」川奈まり子 *再録 「一緒に来てほしい」 日高屋四郎 「亥の子石」梨 「奇妙なライダー」鬼志 仁 「福岡トンネル」緒音百 「噂」 緒音 百 「そこにいたもの」おがぴー 「まっくろ」高倉 樹 「犬鳴の住人」月の砂漠 「嫌な音」月の砂漠 「先客」 月の砂漠 「地図アプリ」 菊池菊千代 「祟られ」坂本光陽 「犬鳴トンネルの写真」 坂本光陽 「水」ムーンハイツ 「何が見える?」 天堂朱雀 「先が見たい」 天堂朱雀 「「目的地」の女」キンブルヤスオ 「トンネルにて」アスカ 「遠吠え」アスカ 「ラジオチャンネル」 雨水秀水 「新犬鳴トンネル」 戸神重明 *再録 「隧道事故」神沼三平太 -
実話怪談 牛首村
北陸最凶の地と、日本の村の恐怖に迫る――! 北陸に最凶とうたわれる二つの心霊スポットがある。 富山県魚津市の山中に取り残された坪野鉱泉の廃ホテル。 そして、石川県と富山県の県境にある曰く付きの隧道、 通称「牛首トンネル」がそれである。 坪野鉱泉では、肝試しに訪れた少女二人が失踪する事件が起き、 24年の時を経て遺体が海から発見されたものの、 いまだ多くの謎が残されている。 映画「牛首村」の舞台ともなったこれらの地の闇を徹底検証、 坪野鉱泉ホテルの探索ルポのほか、 日本各地に残された不気味な廃村を写真付きで紹介する。 また、坪野鉱泉や隧道で実際に起きた怪奇事件、 口減らしや神隠し、双子や牛に纏わる恐怖の村怪談も収録。 北陸最大のミステリーに迫る、実話怪談版・牛首村! ◆収録内容 ●坪野鉱泉怪談紀行(吉田悠軌/著) ●坪野鉱泉ホテル 探索ルポ(栗原亨/著) ●廃村の歩き方(栗原亨/著) ・廃村・峰(東京都) ・十七つの家(茨城県) ・柏崎トルコ文化村(新潟県) ・松尾鉱山 緑が丘住宅群(岩手県) ・永谷集落(福井県) ●牛首実話怪談 「禍地」しのはら史絵 「牛首トンネル」営業のK 「トンネルの果て」久田樹生 「何もない場所。」音隣宗二 「光の集団」影絵草子 「子返しの女」青葉入鹿 「下見」青葉入鹿 「水音と鳴弦」しのはら史絵 「はしらげの立つ村」丸太町小川 「てれんこしょって」丸太町小川 「双児」久田樹生 「ホテル廃墟」神沼三平太 「山の中で」久田樹生 -
実話怪談 怨環
「禍いは、とても美しい姿をしているの。 だから魅入られてはいけない」 人魚を見たという女性。 井戸の底を揺蕩うそれは、恐ろしき凶兆だった… 「人魚」より 静かに心揺さぶる、聞き書き実話怪談。 子供の頃に見た忘れられない街の景色。だが、再び訪れるとそこは墓場で…「景色」 酒蔵が神社に奉納する酒を選ぶ秘儀。酒樽に耳をつけると歌が聞こえてきて…「歌声」 行き止まりの道の先が見えてしまう少年。行って確かめてみたい衝動にかられるが…「行先」 水音を流しながら見えない何かに質問して録音する交霊実験。すると奇妙な声が…「名前」 喧嘩した兄弟。やがて兄はある夢を見始め、弟は不眠に。奇妙な符合の真相は…「監視」 突然家にやってきた従兄。黒子の位置に違和感が…「偽者」 椿柄の着物に異様な執着を持つ女性。祖父の遺品整理でその理由が…「振袖」 幼い頃に人魚を見たという女性。以後恐ろしいことが…「人魚」 錫杖を持った不吉な僧侶の影。父も祖父も僧侶の祟りによって死んだというのだが…「怨環」 ほか、魂に深く食い込む珠玉の35話収録! -
実話怪談 怖気草
死ぬ。消える。終わる。 3択しかない恐怖。シンプルに恐ろしい「超」ヘビー級怪談! 屋根裏に掛けられた襖の絵の掛け軸。集落に伝わるそれにはある役割が…「掛け軸」、屋上にある社に生贄を捧げているという噂のビル。オーナーは何を隠しているのか…?「蛇塚」、山で偶然見つけた石碑、その写真を撮った男はやがて…「Kヶ岳の写真」他、ヘビー級のガチ怖25話を収録。風にざわざわと鳴く草葉のように、厭な予感が聞こえてくる。姿は見えないが、それはもう皮膚の上を這っている。やがて手足に絡みついた怖気は、絶望的な重さとなって貴方を闇の底へと引きずり込む。どこまでも深く、深く。圧倒的な負の重力――この怪はとてつもなく重い。 著者について 神奈川県出身、O型。大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にて単著デビュー。主な作品に〈憂怪〉四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。 -
実話怪談 怪奇島
主家の正妻にいびり殺された美貌の奴隷、イマジョ。 遺族は彼女の墓に竹を逆さに刺し、呪詛の念を唱えた。 「呪え。祟れ。仇をとれ……」 やがて娘は甦り、すべてを根絶やしにしていく…… その名を口にしただけで祟られる! 最恐の怨霊「イマジョ」他、奄美・琉球のマジムンを大特集。 余所者にはわからない掟や禁忌の場所が存在する日本の中の異界、島 全国28島の本当にあった怖い話を大紹介! 踏み入れてはらなぬ禁域――村より怖い島怪談! 【粟島】近海に浮かぶ恐怖のいかだ 【伊豆大島】人格を変えてしまう宿 【三宅島】雄山に浮かぶ赤い火の玉 【神津島】二十五日様の禁忌 【父島】海岸を彷徨う幽霊の足 【硫黄島】消える水筒の水 【答志島】不気味な数え歌の真相 【犬島】六つ目の化け猫の怪 【情島】奇怪な七不思議伝説 【向島】煮干しを仏壇に供える理由 【高島】すすり泣くお伊勢岩 【志々島】ご神木の祟り 【奄美大島】口にしてはならぬ名前 【久高島】悪夢を呼ぶ流木 【宮古島】来訪神パーントゥの呪い 【与那国島】口減らしの崖の祟り 【壱岐島】荷物に紛れ込む傷人形 【屋久島】森に現れる光るシカ 他、タブーを覗き見る全28島の恐怖譚!
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