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地面師たちの戦争 帯広強奪戦線
『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作 地面師vs中国系半グレ!激しい騙し合いの末、消えた4000万円は誰の手に? 陸上自衛隊・特殊作戦群に所属していた橘。現在は地面師グループの一員として、北海道の土地を利用して大金を騙し取っている。 今回もいつものように海外企業から金を奪うことに成功した橘は、仲間との合流地点に向かう。 しかし、そこで仲間の一人が無残な姿で殺害されていた。 さらにその仲間が預かっていたはずの金はどこにもないうえ、なぜか謎の中国人たちに追われることになり……。 北海道で激しく繰り広げられる、至極のガンアクションエンターテインメント! -
邪悪催眠師
ネット上で予告された、奇妙な連続怪死事件。 生死を操る“催眠師”の正体とは――。 本国でシリーズ累計120万部を突破した『死亡通知書 暗黒者』の前日譚。 中国発、警察小説! 龍州市で怪事件が発生した。 ある男はゾンビのように人の顔を食いちぎり、またある男はハトのようにビルから飛び立ち死亡。 まもなく“生死を操れる”という催眠師による犯行予告がネット上で発見され、数日後に開かれる催眠師大会への参加が判明する。 刑事の羅飛は、大会主催者で催眠療法の第一人者といわれる凌明鼎に協力を仰ぎ、捜査を進めるが、その先には恐るべき陥穽が待ち受けていた――。 -
邪悪な少女たち
〔アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞〕その夏、絆で結ばれた11歳の少女二人は、4歳の少女を“殺した”――裕福な家で育った名門校の生徒アナベルと、貧困家庭に育ち読み書きできないジェイド。二人が偶然友人になり、偶然近隣の少女と遊んだ時に悲劇が起き、二人は別々の矯正施設へ送られた。そして25年後の夏、リゾート地の遊園地で少女が殺された。そのことが、会うはずのない二人を結びつけていく……。 -
邪悪なる大蛇
『その女アレックス』の巨匠、最後のミステリー 意地悪に、ブラックに、酷薄に、 最・悪・の・事・態が加速する! 『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』『死のドレスを花婿に』…… ミステリーランキングを制覇し、フランス最大の文学賞ゴンクール賞も獲得。 鬼才ルメートル、最後のミステリー。 夫を亡くして独りで暮らすマティルド、63歳。殺し屋。戦争中は冷血の闘士として知られ、戦後は凄腕の殺し屋として仕事を請けてきた。だが彼女には認知症が少しずつ忍び寄りつつあった。それに気づいたのは、彼女に殺しを依頼している戦中からの同志アンリ。マティルドの殺しが必要以上に過激になっていたのだ。一方マティルドの中では、かつて抱いていたアンリへの恋心が甦り、暴走は加速してゆく! 最悪の事態が雪ダルマ式にふくれあがる! マティルドを愛していたアンリは、そして事件を追う真面目な刑事ヴァシリエフは、彼女を止められるのか? アタマからラストまで、ひたすら加速する「最悪と意地悪のスパイラル」。その果てに待つラストのサプライズは、笑ってしまいそうに衝撃的で電撃的で残酷で、まるで私たちの運命のようなのだ。 「多くの読者は気に入った登場人物がひどい目に遭うことに抵抗を感じる。だが現実の人生はどうだろうか。恋人が突然心筋梗塞で命を落としたり、友人が脳卒中で倒れたり、近親者が交通事故に遭ったりと、理不尽なことが次々起こる。なぜ小説家は現実の人生よりも手加減しなければならないのだろうか?」――ピエール・ルメートル -
蛇淫の殺意
ひどい宿酔で午後3時過ぎに目覚めたとき、探偵の秋津慎平は自分がラブホテルの一室にいることに気づいた。隣には全裸の見知らぬ女が。女と淫蕩な時間を過ごした後、依頼人が待つ日比谷のシティホテルに赴いた。今回の依頼人は女優の伊吹杏子。盗まれた前衛美術家の作品を元の美術館に戻してほしいという仕事だった。たいして難しいことではないと思ったが、美術品を戻した後すぐに男たちに襲われてしまう。しかも伊吹杏子の家出した娘の捜索まで依頼されたことで、大きな謎に立ち向かうことになる。息詰まるサスペンスとエロス。上質のハードボイルド、ハードサスペンス長編! -
じゃがいも下巻
東京の下町・向島のコロッケ屋の家族を中心に、彼らを取り巻く人々が織りなす、おかしさとペーソス溢れる人情ドラマ。三沢家は善吉・たみ子夫婦と長男・雄一、長女・ひろ子の4人家族。近くの浅草には善吉の父が一人で暮らしている。善吉は個人タクシーの運転手をしており、妻のたみ子は小さなコロッケ屋を営んでいて、店はそれなりに繁盛していた。そんな中、長女・ひろ子の恋愛騒動や、たみ子が離婚して婚家に残してきた実の娘・春子をめぐる結婚問題など、三沢家は毎日がてんやわんやの大騒ぎである。出演は森光子、佐野浅夫、三浦友和、吉沢京子、志村喬、大坂志郎、ハナ肇、大山のぶ代、井上順、沢田亜矢子、池部良、横内正ほか。演出・山内和郎、大村哲夫。番組は昭和48(1973)年からNET(現テレビ朝日)系で放送。向田邦子の単独執筆。全29回。下巻には第15~29回を掲載。 -
じゃがいも上巻
東京の下町・向島のコロッケ屋の家族を中心に、彼らを取り巻く人々が織り成す、おかしさとペーソス溢れる人情ドラマ。三沢家は善吉・たみ子夫婦と長男・雄一、長女・ひろ子の4人家族。妻のたみ子が切り盛りするコロッケ屋は小さいながらも結構繁盛している。そんなある日、かつてたみ子が離婚し婚家に残してきた実の娘・春子から23年ぶりに電話がかかってきた。出演は森光子、佐野浅夫、三浦友和、吉沢京子、志村喬、大坂志郎、ハナ肇、大山のぶ代、井上順、沢田亜矢子、池部良、横内正ほか。演出・山内和郎、大村哲夫。昭和48(1973)年NET(現テレビ朝日)系で放送。向田邦子の単独執筆。全29回。上巻には第1~14話を収録。 -
じゃがいもびいき 美食の国のふだんの味、三つ星の味
食卓を支える定番の味、名シェフならでは一皿、 クラシックな調理法、多彩な品種と歴史の話―― 〈目次より〉 窓辺の植木鉢でとれたじゃがいもの味/ラグビー・ボールのようにふっくら、しゃれたポム・スフレ/イタリアで出会った素敵なポテト・サラダ/伝説的なじゃがいものピューレ/ポール・ボキューズの名物料理、じゃがいもが鱗(うろこ)のほうぼう/じゃがいもの花とパルマンティエとルイ十六世/海藻のゴエモンを肥料に高級じゃがいもは海辺に育つ/とろけるチーズと山のじゃがいも/ケンブリッジ大学のフィッシュ・アンド・チップス/トリュッフと南仏のじゃがいものピューレ/ニョッキといも団子 ほか -
じゃが太郎兵衛無惨帖
日光と上野にある輪王寺を守る宮様に仕え、快剣・南蛮刀法を自在に操るじゃが太郎兵衛は、義経の後胤説もある、神出鬼没の動きをする剣客。泰平の御世を喰い物にする水野出羽守忠成とその一味を相手に、胸のすく大活躍をする! テンポのいい文体で描く連作短篇集。 -
邪眼
暴力の化身のような怪物的な父、伊三夫とともに裏の養豚業を営む青年、琢也。獣の血にまみれて生きる彼らは、あるとき裕福な母娘を浚い、監禁し始める。毎日のように伊三夫に犯され弱っていく母親。一方琢也は幼い娘の滴とささやかな交流をしていた。琢也は慢性的な歯痛を抱えていたが、滴と交流していると痛みが弱まることに気付く。母親が死に、滴に手を出そうとする伊三夫。琢也は滴を守ろうとするが、あえなく殴り殺される。命を失った琢也は、浄土の世界にて彷徨し、再び現世に舞い戻る。滴と婚礼を挙げようとする伊三夫だったが、襲撃者との相打ちにより命を失う。琢也は唯一の肉親の死に涙を流した後、死体を解体し、豚の餌とする。琢也の浄土往還以降は、現実離れした異常な出来事が続く。 滴の母親の復活、母親の2回目の死、琢也と伊三夫の融合、豚との交接など、ソドムの市のごとき地獄が極まった時、大雨による土石流がすべてを飲み込んだ。泥の中から唯一はい出たのは、琢也と、一匹の子豚。泥を洗い流す雨の中、一人と一匹はゆっくりと歩き出す。 人間という生き物の真の姿に迫ったストーリー。 -
若冲、源内、応挙の噺
闘牛好きの落語家・川柳渡世人が巧みな話術であなたを誘います。 真打になって十年目、スペインの闘牛を愛してやまない落語家・川柳十西人(かわやなぎとせにん)の新作落語が時系列で語られる時代小説。 作品の舞台は宝暦5年(1755年)6月の京都(江戸時代)、動植物の姿を躍動的かつ繊細に描く伊藤若冲、地質学者、医者でもあり欄画家としても知られている平賀源内、中国の眼鏡絵に影響を受けた丸山応挙が登場し十日間に渡り江戸時代に一風景が語られていく。 川柳が高座に上がる時、舞台には出囃子のフラメンコ三味線がなり響く。観客はカポーテ(闘牛士が身にまとうケープ)を羽織った川柳に興味をそそられ、高座の最後、テレビドラマの主題歌が歌われる中、翌日の続きを期待する。 読み終わったあと落語を見に行きたくなる斬新で新鮮な作品だ。 -
寂聴 源氏物語
読みやすく美しい瀬戸内寂聴の現代語訳で甦る、史上最高の恋愛小説。350万部のベストセラー、寂聴訳「源氏物語」が一冊で読める!全五十四帖から再編集した入門書にして決定版。解説(高木和子)、あらすじ、主要人物紹介、主要人物系図付き。 私が源氏物語の現代語訳を手がけたのは、日本が世界に誇る最高の文化遺産であるこの千年前の傑作小説を、すべての人々に読んでもらい、日本人として生れた心の誇りを取りもどしてほしいと願ったからであった。光源氏という絶世のハンサムで、あらゆる才能を生れながらに恵まれた主人公が、次々起すラブアフェアは、二十一世紀の現代でも決して旧(ふる)くはない。どれほど文明が進んでも、人間の心というものは、千年前も今も、根本に於てはほとんど変らないし、人を愛する喜びと悩みもまた、千年をへだてても一向に変っていないからである。 ――瀬戸内寂聴 -
邪神金融道
社員の誰ひとり顔を知らない謎の社長が経営するCDW金融。そこで働く「おれ」がラリエー浮上協会に融資した5000億の回収を命じられ、神々の争いに巻き込まれていく。 ホラー作家菊地秀行の書き下ろし長編クトゥルー小説。「CDW金融」の初出は1999年に出版された「異形コレクション・GOD」。 -
蛇神 ジュナ
……綬那山の山頂近くに、大蛇ヶ池いう大きな池があって、その先に浄土ヶ島いう聖地があってなぁ。その森の奥深くに丹波一族が奉じてはるジュナ院いうお社があるんやて。そこには不老不死の“ジュナ”いう神さまがいはるて言い伝えられてる。そやけど、祭で“ジュナ”の託宣をいただくはずやった“蛇子”いう役目の里の若者が……ジュナ院に上がったきり、行方を断ってしもうたんや……。 京都・山科の山麓に祀られる不老不死の神“ジュナ”。人喰い鬼と恐れられ封印された神と、愛を渇望した魂が出会った至福の世界とは? 本格耽美サスペンス。「電子版あとがき」を追加収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
邪神たちの2・26
大日本帝国陸軍将校、海江田清一は、九頭竜川上流の故郷で父の遺品を発見する。 そこには船乗りだった父の、インスマスの町で体験した怪異が綴られた遺書と、 ハワードという友人からの手紙が隠されていた。 そして、1936年2月26日、陸軍の青年将校らは1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて決起する。 しかしその真の目的は、邪神の魔の手から日本を救うことであった。 -
邪神帝国
最も残虐な人間と、最も邪悪な神々が手を組み、史上最悪の軍隊が誕生した。とどまるところを知らぬ悪鬼の所業は世界を震えあがらせる。激動の時代、急激な勢力拡大を果たしたナチスドイツ。しかしその背後には、知られざる闇の力が存在していた。その禁断の力にふれたものはみな奇怪な運命に翻弄されてゆく……。 史実と虚構をたくみに織りまぜ、異形のものどもの存在を描き出した戦慄の魔術的連作集。邪悪なる七篇を収録。※この電子版では、内容の原点回帰を目指して、ハヤカワ文庫版を底本としています。 *〝伍長〟の自画像 *ヨス=トラゴンの仮面 *狂気大陸 *1889年4月20日 *夜の子の宴 *ギガントマキア1945 *怒りの日 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。 -
邪神の呼び声
ある霊媒師に、これを見せた。霊媒師は、この像の前に立っただけでトランス状態に陥り、奇声を発して硬直した。その奇声は何かの言葉らしいのだが、この地球上の現世人類の物とはとても思えなかった。奇声は、テープに録音されている。それがどんな台詞、いや音だったかを、今ここに記しておこう。(「邪神の呼び声」より) 鬼才・友成純一による電子オリジナル短編集。〈クトゥルー神話〉をテーマにした「邪神の呼び声」「地の底の哄笑」など、計6本を収録。巻末には「電子版あとがき」を収録。 *邪神の呼び声 *地の底の哄笑 *缶詰めの悪夢 *壁の中の幻人 *幽霊屋敷 *ハイヒール ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
Just Because!
2017年10月より放送のオリジナル青春アニメ『Just Because!』の原作小説。高校生活、残り3ヶ月。告げられない想い、受験や就職、将来への不安……消化するだけだった日々に淡い輝きが差す。 高校三年の冬。残りわずかとなった高校生活。このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。突然、彼が帰ってくるまでは。中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。季節外れの転校生との再会は、「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、小さなスタートの合図を響かせた――。2017年10~12月に放映となるテレビアニメの原作小説。湘南を舞台にした青春群像劇を、アニメのシリーズ構成・脚本を手掛けた鴨志田一が執筆。 ※本書は「ダ・ヴィンチ」2017年10月号~12月号の連載に、書き下ろしを加えたものです。 -
ジャズ・エチカ
至急、魂を解放せよ! 音楽は人間の喜怒哀楽とは切っても切れない関係にある。楽しい時、哀しい時、人は気持ちを歌に託す。ジャズももちろんそうである。ジャズは特に黒人から発生したもので、死によって奴隷の苦しみから逃れていく自由への讃歌が「黒人霊歌」にこめられている。つまり、魂の解放だ。ジャズがニューオリンズで誕生してから多くのミュージシャンが「魂の解放」の音楽を時代ごとにつくりあげてきたのだ。本書では「魂の解放」「魂の叫び」をテーマに、人生をジャズに捧げたミュージシャンたちをモデルにした12篇の短編推理小説「ジャズメガネの事件簿」を掲載。ジャズ史に隠されたエピソードと謎をジャズ探偵、成瀬涼子が解き明かす。そして、モデルのミュージシャンたちに捧げられたエッセイが各小説ごとに付随されている。それらのテーマはまさにスピノザの名著「エチカ」に通じるものがある。本書で取り上げたミュージシャンは、C・パーカー、O・コールマン、E・ドルフィー、T・モンク、M・デイヴィス、C・テイラー、A・アイラー、守安祥太郎、C・ヘイデン、K・ジャレットなど(順不同) -
ジャッカルの日【上下 合本版】
黒幕は秘密軍事組織、プロの殺し屋が狙う〈大統領暗計画〉。フランス、秘密軍事組織が企てたドゴール大統領暗殺――。依頼を受けたのは、一流の腕を持つ外国人殺し屋、暗号名“ジャッカル”。国内全土で頻発する強盗事件を捜査するなか浮かび上がってきた暗殺計画に、政府には激震が走った。殺し屋の正体を突き止め、計画を阻止すべく、極秘捜査が始まる。国家最大の難題に挑むのは、国内一の刑事、クロード・ルベル。国際謀略小説の巨匠フォーサイスのデビュー作にして最高傑作。 ※本作品は『ジャッカルの日』シリーズ全2巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。 -
ジャック ゴーストマンの自叙伝【文春e-Books】
世界のミステリー界を騒がせた『ゴーストマン 時限紙幣』。 「このミステリーがすごい!」第3位、イギリス推理作家協会スティール・ダガー賞、マルタの鷹協会ファルコン賞ほか日英米でさまざまなミステリー賞を受賞した驚異のデビュー作で登場した犯罪のプロ、ゴーストマン――その誕生を描くアナザーストーリーを無料配信。 犯罪の痕跡を消し、犯罪者を逃がし、自らも消える――それが私の仕事だ。 人は私を「ゴーストマン」と呼ぶ。『時限紙幣』でクールな活躍をみせたゴーストマンこと「ジャック」はいかにして生まれたのか? 本名、素顔、経歴、すべてを消したアンチヒーローの物語は、ある夜、麻薬中毒で重態となった女が病院に運びこまれたところからはじまったのだ…… シャープな文体で贈るノワールの逸品。 -
ジャック・ザ・リッパー
ジャックは女を殺すたびに一瞬、この生命の神秘に思いを巡らせ、めくるめくような興奮を覚える 19世紀末のロンドンで起こった売春婦5人の連続殺人。その手口の残虐さで、現代に語り継がれる『切り裂きジャック』事件を、著者現地取材により緻密に再現した猟奇のセミ・ドキュメント・ノベル。幽界版ロンドン・ガイドを同時収録。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
じゃないほうの歌いかた
こんな奇跡があるのなら、人生にNOは言えない 落合南長崎の独立系カラオケ店「BIG NECO」では、今日もドラマが巻き起こる。 「カラオケの再現映像に出ていそうな女」と過去2回言われたことのある池田。 音が鳴らないトランぺッター・加賀と、その恋敵・サナ。 反抗期の娘と暮らす、元俳優の佐藤待男。 74歳にしてカラオケでアルバイトをする謎の老人・石崎さんと、 石崎さんを心配する指導役アルバイター・小野。 「E.YAZAWA」のステッカーを集め続ける、売れない作家・染井暖。 うだつのあがらない凡人たちが起こす、ちょっとした人生の奇跡ときらめき。 -
ジャパン・ディグニティ
22歳の美也子は津軽塗職人の父と、デイトレーダーをしているオネエの弟との三人暮らし。母は、貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出て行った。 美也子はスーパーのレジ係の傍ら、家業である津軽塗を手伝っていたが、元来の内向的な性格と極度の人見知りに加え、クレーマーに苛まれてとうとうスーパーを辞める。しばらくの間、充実した無職ライフを謳歌していたが、やがて、津軽塗の世界に本格的に入ることを決めた。五十回ほども塗りと研ぎを繰り返す津軽塗。一人でこつこつと行う手仕事は美也子の性に合っていて、その毎日に張りを与え始める。 父のもとで下積みをしながら、美也子は少しずつ腕を上げていき、弟の勧めで、オランダで開催される工芸品展に打って出ることに。 -
ジャパン・トリップ
オーストラリアのローランド・ベイ・グラマー・スクールに通うショーンは、祖母の反対を押し切って日本の姉妹校への「ジャパン・トリップ」に参加する。ショーンのステイ先は和菓子職人の家だったが、そこにはショーンにとって未知の経験がたくさん待っていた! ステイ先のオトウサン・オカアサンも優しくて充実した日々を送るショーンだが、実は日本に来たのにはひとつ、大きな目的があって……? 一方、引率として八年ぶりに故郷・日本へ帰ってきた山中光太朗は様子のおかしい女子生徒ハイリーのことが気になっていた。同じ言語でも伝わらない想いを、違う言語でどう伝えればいいの? 期待の新鋭が描く、コミュニケーションを巡る大冒険! -
邪魔 上下合本版
平穏な日々が、暗転する――その幸福は、本物ですか? 奥田英朗、初期の傑作にして大藪春彦賞受賞作! ほんの小さなきっかけから追い詰められてゆく人たち。 どうして自分が、こんな目に。 ドアホンを手に取ると「警察です」という 男の低い声が恭子の耳に飛び込んだ。 心臓が早鐘を打つ。ドアホンを置く手が小さく震えた。 怖がることなんか何もない。 うちは貧乏でも金持ちでもない平凡な家庭なのだ。 何も起こるわけがないじゃないか。 (本文より) 妻を事故で亡くして以来、不眠に悩まされている刑事、九野。スーパーのレジ係として働きながら子育て中の主婦、恭子。華やかではないが平穏な二人の日常が、ある事件を機に交錯し始める――。小さなほころびがいつの間にか取り返しのつかない事態へと発展する、人生のもろさ、人の危うさを描いた著者初期の傑作! 奥田英朗は、新人の頃から凄い! -
邪魔者
15か国で翻訳。大傑作サイコ・スリラー! 「わたしがここへ来たのは、なくした自分の欠片を、ここに置き去りにした自分の欠片を見つけるためだ。 それが見つかるのはここしかないと、わたしはずっと知っていた。」 デビュー作にして見事なページターナー! 2017年刊行直後、すぐに15か国で翻訳が決定! 読む者を釘付けにする、大傑作サイコ・スリラー!! (あらすじ) 3歳のとき、わたしは両親に捨てられた。 理由もわからず叔母の家に預けられ、肩身の狭い思いをしながら育った。 9歳のとき、6歳上の姉・エルと再会した。 直後、叔母はすぐに引っ越すとわたしに言った。エルに居場所を知られないようにするためだった。 だが、姉はすぐにわたしを見つけた。 午前2時。突然鳴り出した電話にイヤな予感がした。 エルからの電話だった。 6年のあいだ避け続け、23回も番号を変え、引っ越しまでしたのに、エルはまた易々とわたしを見つけた。 エルは、母親が死んだことをわたしに告げた。 29年ぶりに帰ったスコットランドの生家は、広々とした敷地をそなえた大邸宅だった。 だが、再会した父親がわたしに放ったのは「おまえは来るべきじゃなかった」という一言だった‥‥。 -
ジャレッド・エドワーズの殺害依頼
1968年9月、湖水地方にある町ブルー・ヒルの森において、40年以上も前に失踪したジャレッド・エドワーズの遺体が発見される。国内でも有数の資産家であるエドワーズ家でいったい何があったのか。醜聞と陰謀の気配に世間はざわつく。そんな中、一度も会ったことのない伯父の死に興味を抱いたマライアは、亡き父の古馴染みであるオーエンを巻き込み、謎めいた死の真相を探るべく、ブルー・ヒルへ向かう。それは、時を遡ること1923年。エドワーズ家の御曹司・ジャレッドと新米ページ・ボーイの出会いがすべての始まりだった――。果たして、ジャレッドの死に隠されていた真実とは? すべての真実が明かされた時、それぞれの胸に去来する想いとは――?
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