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テレビ番組の人気レポーター・羽鳥亜里沙は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする〈未来科学研究所〉を取材するために、つくば市に向かうことになった。撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ亜里沙は、見てはいけないものを見てしまうのだが……。どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化! (解説 香山二三郎)
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Posted by ブクログ
こういう子役いそう、と思えたので物語に入りやすかった。 未来の様子もなかなか面白く、なんとなく予想していた通りの展開もあり、読み切った感のある小説でした。
IQの高い人たちの話なので、私にとっては繰り出される会話や話題がなかなか難しかった。 また未来の話なんだけど出版されて日が経っていることで、本の中の未来がもう過ぎ去っている現在となってしまい、リアリティさが失われて入り込めない部分はあった。 けれど、終盤にかけて一気に魅きつけられた。 乾くるみさん...続きを読むの作品はおもしろい。
今回は非常に時間をかけて読みました。 話が途中からガラッと変わったので「えっ」と思ったら、そういう事だったのか!と後半一気読みでした。 驚きました。 騙されました。 流石、乾さんだと感心しきりです。 「イニシエーション•ラブ」とは、また違った意味でのドンデン返しでした。面白い!
どういうことだ?と考えさせられ、単純に面白かった。 でも読むのにかなり時間がかかった。科学的なことが、文系の自分でも理解できそうに書かれてて、がんばって読み込んでしまったからかな。 科学的なとこはなんとなくで流し読みでもよかったかな。
「乾くるみ」の近未来SF作品『スリープ』を読みました。 『カラット探偵事務所の事件簿2』、『塔の断章』に続き「乾くるみ」作品です。 -----story------------- テレビ番組の人気リポーター「羽鳥亜里沙」は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取...続きを読む材するために、つくば市に向かうことになった。 撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ「亜里沙」は、見てはいけないものを見てしまうのだが。 どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化。 ----------------------- SF作品ですが、ミステリ要素の強い作品でした… いやぁー、本作も見事に騙されました、、、 というか、30年後の世界に同一人物が二人現れ、パラレルワードモノか? と思わせておいて、実は… という展開が愉しめました。 ■一章 科学のちから ■二章 未来科学研究所 ■三章 冥府の王 ■四章 覚醒 ■五章 逃避行 ■六章 追跡 ■七章 異変 ■八章 蝉の命 ■九章 胡蝶の夢 ■十章 アリサは眠る ■解説 香山二三郎 物語は2036年から始まります… 30年前のテレビドラマ「科学のちから」に出演していた天才美少女"ひらめきの天使"こと「羽鳥亜里沙」が紹介され、舞台は30年前の2006年に遡ります、、、 「科学のちから」には、のちのノーベル物理学賞受賞者「戸松鋭二」を始め、数人の中学生レポーターが出演しており、その中でも「亜里沙」は際立った存在だった… しかし、彼女は番組終了の2ヶ月前に降板し、その後、TV界から姿を消していた。 2006年2月、「亜里沙」は「科学のちから」の取材でつくばにある未来科学研究所を訪れる… そこでは、特に有人宇宙船による恒星間飛行を可能とするための技術開発や研究が進められており、冷凍睡眠もそのひとつで、彼女はその試作機TSC-7を目の当たりにするが、ひょんなことから研究にまつわる秘密を知ってしまう、、、 その現場を見ていた所長の「八田」は、冷凍保存前の身体のデータを解析するMFT高解像度スキャナーの試し撮りをさせてほしいと彼女に依頼… 彼女も被写体の第一号になることを承知し、装置に付随した寝台に横たわる。 だが、一瞬ののちに目覚めると、そこは2036年の世界だった… 「亜里沙」に付き添っていたのは、かつての仲間「戸松鋭二」で、彼は彼女が何故そこで目覚めることになったのか経緯を説明する、、、 それによると彼女は「八田所長」の罠にはまって冷凍保存される羽目になったが、その後冷眠に関する法整備の影響で患者の解凍は禁じられてしまった… それを承知で解凍し、罪に問われることになった「戸松」と「亜里沙」は逃亡生活を始める。 「亜里沙」は冷凍状態で寝ていたことから、感覚的には一瞬で30年を飛び越した感覚… まさにタイムスリップしたような状態だった、、、 そこは、濡れた身体や衣類を一瞬にして乾かす仕組みがあったり、紙幣の肖像画が変わっていたり、ゴムマスクによる精巧な仮面が愛用されていたりと、生活面で随所に変化があり、社会的にも大統領制や道州制が採用されたり、首都機能が北海道に移転されていたり、新関東大震災が発生したり、自衛隊が軍隊になっていたりと、大きな変化を遂げていた… 「戸松」と同じく「科学のちから」の出演メンバだった「鷲尾まりん」が陸軍情報本部国家公安部の一員としてふたりの追跡に加わり、新しい事実が判明していきます。 そして、冷眠していたはずの「亜里沙」のもうひとつの人生が示され… これはパラレルワールドか!?と、思わせておいて、最後にサプライズが待っていました、、、 そもそも『スリープ』って、タイトルがミスリードを誘う仕掛けになっているもんなぁ。 行き過ぎた科学を利用して人間が生命を操ることによる悲劇… 人類が自らの手で作り出した初めての人類の哀しい結末… 切ない物語でしたね。
さすが乾くるみ!14歳の子がコールドスリープにさせられて、30年後に蘇って逃走劇を繰り広げて居たのかと思うと、アリサは二人?実は人間が求めてはいけない悪魔の技術クローンだったのだ!ストーリー展開が面白く一気に読んでしまった。
SF色の濃い作品。 まさかの夢オチ?と思ったが、さすがにそうではない。 意外な結末だが、なんだか今一つ。辛めの判定。
同じ著者の別の本を読んだことがあるが、そちらは恋愛ものだったので、これもそんな感じかと思ったが、科学的な内容も含まれていて意外でした。 著者の経歴を調べたら、理系の大学を卒業されているんですね。納得です。なかなか面白かった。
『死という絶対的な恐怖は、人は死んだらそこで終わりだという直観に基づいている。世の中の宗教がいくら死後の世界や輪廻転生をといたところでか、それがまやかしにしか過ぎないということは、誰しもが心の奥底で気づいている。 自分が死んだ後に世界はない。時間さえもない。永遠の無が続くだけなのだ。その絶対的な死...続きを読むというものを前にして、人は無力だった。』 クライオニクスを題材にしたSFなんだけど、乾くるみならではの仕掛け付き。最後まで気付けなかったくやしさは、良く出来ていると思うが、《自然主義・生命の樹協会》についてはもう少し深掘って欲しかった。
いやー、そうきたか! イニシエーションラブの衝撃 セカンドラブの随所に隠された驚き 程ではなかったけれど面白かった。 しかし、これぞ究極の愛!・・・になるのかな?
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