スマホを落としただけなのに 連続殺人鬼の誕生
映画化も大ヒット！累計100万部突破の人気シリーズ最新刊
ある朝目覚めると、首を吊った母親を発見した佐藤翔太。身寄りのない小学生の翔太は養護施設に送られ、そこでヨシハルという少年に出会う。そして、彼が翔太と距離を縮めて殺人を促したことで、翔太はとある殺人に加担することになり……。スマホを駆使した詐欺や暴行、殺人を繰り返してきた「怪物」の正体とは。黒髪の女性ばかりを凄惨な方法で殺害した連続殺人鬼が生まれるまでの物語。
（著者情報）
志駕 晃（しが・あきら）
1963年生まれ。明治大学商学部卒業。第15回『このミステリーがすごい！』大賞・隠し玉として、『スマホを落としただけなのに』で2017年にデビュー。他の著書に『ちょっと一杯のはずだったのに』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』（以上、宝島社文庫）、『そしてあなたも騙される』（幻冬舎）などがある。
スマホを落としただけなのに 連続殺人鬼の誕生 のユーザーレビュー
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年11月02日
「スマホを落としただけなのに」のエピソードゼロとしての位置づけの本でしょうか。
殺人鬼誕生までのストーリ
母親の自殺から始まり、自分を守るための多重人格
少年院時代、Mとの遭遇
本編の主人公が大学に通ったり就職活動したり
人としての活動があることにホッとする一方で、息をするように殺人を犯すのは、や...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月24日
今までのシリーズを１度も読んだことがないのですが、友達が貸してくれたので、シリーズ最新作をいきなり読んでみました。
ありがちな殺人鬼といえばそうなのですが、ミステリー好きとしては、さくさく殺されていく人々が、どうやって殺したのかが知りたかった気もする。
でも、殺人鬼誕生の話だから、そこには重点は置...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月27日
『スマホを落としただけなのに』シリーズ第四弾となる本作は連続殺人鬼を生み出した原点となるエピソード・ゼロ。
「俺」と「僕」を小刻みに、交互に描きながら物語は展開していく。
冒頭から衝撃的。
母親の自殺を目撃した小学生の翔太は養護施設へ送られ、そこで少年・ヨシハルと出会う。
虫殺しから始まった殺意...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月22日
優しくされること、信じること、愛する、愛されることを知らなかったふたり。
僕が暴力から逃げるために俺が生まれる。
母親が好きでも嫌いでも求めるものは同じ、綺麗な黒髪。
「俺」の存在でまた辛い目に遭うが、途中からうまく付き合うように。
「俺」は主人格の存在を疎ましく、消えてほしいと思う。
「僕」は...続きを読む
スマホを落としただけなのに 連続殺人鬼の誕生 の詳細情報
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