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Posted by ブクログ
こういうマンガが読みたかった!怪談文芸の祖・田中貢太郎の傑作を、偉才・近藤ようこが鮮烈に視覚化。日本の幻想文学が恍惚の衣をまとった。
高等文官を志す若者・三島譲が山の手で住む先輩の家で「海岸で出会った女の話」をした帰り道に巻き起こる不可思議、あとがきで近藤が語るよう、「昭和のエログロナンセンスを先取りするような、奇妙で可笑しく、しかもわけがわからない恐ろしい話」だ。
闇夜の中に幻灯機が映しだしたかのような怪しさを、近藤の丁寧でしとやかな時間のながれ、淡麗な筆づかいが見事に現出させている。いかがわしく執拗に迫る女たちの異様さ、主人公の所在の不安定さは、原作(青空文庫でも読める)の恐怖をは -
ネタバレ 購入済み
謎
死んだはずの男が帰ってきたと思ったら,その正体は老犬だった。
遺された人を元気づけるため?
はたまた,男の生活に憧れていたの?
不思議でちょっと面白い,中国のお話。