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円を掘りに来る街。それがイェンタウンだ。日本人はこの呼び名を嫌い、自分たちの街をそう呼ぶ移民たちを逆にイェンタウンと呼んだ。ヒョウとリンとフニクラは墓荒らしで小金を稼ぎ、グリコは売春で生計を立て、身寄りのないアゲハを引き取った。ある日、客のひとりがアゲハを襲い、隣人のアーロウが客を殺してしまう。すると腹の中からテープが飛び出し、代議士のウラ帳簿が見つかる。飽和状態のイェンタウンで、欲望と希望が渦巻いていった。
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匿名
とても面白かった
とても面白かったです。映画は20年以上前に放映されていて見ていないのですが、先に小説を読もうと思いました。退廃的な世界観が良かったです。
Posted by ブクログ
映画から入ってます。チャラが好きで。 てかむしろ本あるの知らなかった。 高校の図書室にあってびっくりしたー 映画で話は知ってたから読みやすかったけど、 映画より理解できたかも。 個人的には映画の方がチャラの歌ちょいちょい入るし好きだけど!!
香港から帰ってきた日その足で伊勢崎町の映画館に見に行った。 岩井俊二ワールドにはまった。 三上博もかっこいい!
読んだ後、スカッとする! サラっと読めて1時間で終了。 リンがいいなぁ。ヒョウの飄々(駄洒落では無いw)とした感じもいい。 グリコとアゲハは姉妹みたい。 墓荒らしもライブハウスも売春宿も全てを受け入れるイェンタウンの雑然さが凄い。
社会的弱者たちの夢と欲望の街、イェンタウン。 そしてそこで気ままに不自由に、だけど強く優しく生きるイェンタウンたち。 混沌とした舞台設定の中で繰り広げられる、イェンタウンの仲間たちの生活と絆。憧憬と挫折。そして冒険活劇の物語である。 身の周りで起こる出来事の陰惨とも言える展開と結末にも関わらず、彼...続きを読むらは勇気を失わない。前に進むことをやめない。すべてをありのままに受け入れる。その強さたるやまさに雑草。 この本には雑草の息吹があります。岩井俊二の才能はやはりものすごい。映画はもうよく覚えてないのだけれど、もう一度映画が見たくなりました。 そして、アゲハは今翔び立つ。
フィクションだけれども、"現実"を上手く切り取っている作品だと感じました。 あっという間に読み終ってしまい、むしろスッキリするくらいですが、何故か作中の出来事がどれも印象に残っています。なんだろな~ 最初は内容がよく分からなかったものの、何度か読むうちに凄く気に入りました! 映...続きを読む画、気になるなぁ(´・ω・)探してみようかなぁ(´・ω・)
2008.2 中学生の頃に観た映画。 十年近く過ぎた今も変わらず、好きなモノがいっぱいに詰まった作品だった。
2008年からの積読です。 当時好きだった人が、岩井俊二監督を好きで、 その影響を受けて買ったと思われます。 裏面のあらすじを読んで、なかなか手が出ずここまで積読に。苦笑 ラブレター、四月物語、花とアリスとかは好きでした。 移民たちは日本をイェンタウンと呼ぶ。 円を堀に行くから。 日本人たちはそれ...続きを読むを嫌い、移民たちを円盗(イェンタウン)と呼ぶ。 荒廃した町で、 墓を荒らし、身体を売り生きている。 ヒョウ、リン、フニクラ、そしてグリコ。 そこに身寄りのないアゲハが加わる。 自分たちで判断し、 自分たちがすべてでしかない。 やられたらやり返すし、 力のないものは逃げるしかない。 わかりやすくて潔いけれど、 とても過酷な世界。 人間に上も下もないはずなのに、 金と価値が取引される。 1996年刊行の作品ですが、 今でも通じてしまう部分が沢山あって、 変わらない部分に苦しくなりました。 本作自体は、色々事件が起こって、 理不尽と暴力もあるし、 その余韻は消えないんですが、 読後は青春群像劇のようになぜかさわやかでした。
みんなに守られて生きるアゲハ やっぱりイェンタウンの皆と暮らすことを選んだグリコ 現実に存在しそうな世界だった。 はやくDVD借りたい! グリコの歌声を聞きたい
リズムがあって読みやすかった。 岩井ワールドの架空の街は、どこか ドライで楽しげ。 登場人物も、移民である生真面目な悲壮感は感じさせず、なんだかあっけらかんとしたユーモアを抱えて、生きている気がして、それが救いであり魅力的でもあった。
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