スマイリーと仲間たち

スマイリーと仲間たち

1,540円 (税込)

7pt

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将軍と呼ばれる老亡命者がロンドンで殺された。将軍は英国情報部の工作員だった。醜聞を恐れる情報部は、彼の工作指揮官だったスマイリーをふたたび引退生活から呼び戻し、後始末を依頼する。将軍は死の直前に、ある重要なことをスマイリーに伝えようとしていた。彼の足どりをたどるスマイリーは、やがて事件の背後に潜むカーラの驚くべき秘密を知る!英ソ情報部の両雄が、ついに積年の対決に決着をつける!

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スマイリーと仲間たち のユーザーレビュー

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    購入済み

    nao
    2018年07月17日

    面白かったです。
    スマイリーが褒めてある箇所にくるたびニヤニヤしてしまいました。
    ギラム、今回は出ないのねと思っていたらいい所で出てきました。スマイリーにギラムが付いてないなんて有り得ないですもんね

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    Posted by ブクログ 2013年06月19日

    ジョージ・スマイリーは、元英国情報部の現地指揮官。冷戦時には有能なスパイとして情報部を指揮していたが、世界情勢は緊張緩和(デタント)へと舵を切り、顔ぶれを一新したホワイト・ホールは情報戦も英米協調をうたい、かつてのような英国独自のスパイ網の必要性を認めなくなった。自前で情報をさぐるよりアメリカのいと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月14日

    過去に一度会ったきりの仇敵カーラとの決着ついに!英国とソ連の情報部を背負い、暗躍し、追い詰めあった二人が互いの目に見るものは…
    ここから先は激しくネタバレですね。でもきっと、わかったようでわかっていないんです。もうちょっと年を重ねたら、また読もうと思います。

    後半からじわじわ情報を固めカーラに迫っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    老練スパイ、スマイリー最後の事件?なのかしら。
    この作品はもっと早く出会いたかった。決して派手ではないけど、じっくり効いてくる。
    スマイリーくらいの歳になったらまた読み返したい。きっと印象が違うと思う。その前にギラムの歳で読み返すのもいいかも知れない。

    0

    Posted by ブクログ 2016年11月30日

    スマイリー三部作完結編で、旧ソ連の宿敵〝カーラ〟との最終的決着までを描く。重厚な筆致は更に磨きが掛けられており、ル・カレ独自の世界がゆっくりと始動する。前作の漠然とした分かりにくさは消え、より引き締まった構成ではあるが、集中力を欠くと挫折しかねない。タイトル通り、物語はスマイリーに主軸を置いている。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月10日

    老いの風景が描かれている。
    私が一番に感じたのはそれだった。
    聡明な”酒飲みおばあさん”の描写はせつない。
    一対の裏表と評された彼らの国家を背負った戦いも一区切り。
    まぁ、国家間の戦いが消滅したわけではなくて、個人の争いがってことで。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年05月20日

    ああ読み終わってしもた。

    あまりに時間をかけすぎて読むものだから
    肝心のストーリーを誤認してしまう始末。
    あっぶなーい

    後半数十ページが本当に濃ゆい。
    登場人物達の息づかいまで
    聞こえてくるような臨場感。

    スパイ小説というより スマイリー・サーガ。
    堅苦しいだけでなく 時に『ここで?』てな
    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年03月07日

    スマイリー三部作完結。
    これが一番文章が読みやすかった気がする。
    スマイリーがひとりで動く場面が多く、視点が安定してたのも読みやすかった要因かもしれないけど。

    ちゃんとカーラとの決着はついたものの、手放しで喜べるような終わり方ではく、哀愁が漂う終わり方なのが作者らしくて良い。

    ティンカー〜…から...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年12月26日

    スマイリー三部作の終わり!
    やっと大物カーラの秘密を見つけて直接対決。
    今回ばかりはスマイリーが重い腰を上げて動き回ります。
    読んでるこっちは「やっとカーラをギャフンと言わせるぞ!」と思っても、そうはいかないのがこのシリーズの素敵なところ。
    はっきり勝敗がついたはずなのに、ラストは何とも言えない。
    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年09月14日

    再読。数年のことだけど間をおいたことで感想が
    変わるのは、作品の深みのおかげでしょうね。
    今回は、奥さんのアンに何だか同情。スマイリーのような
    徹底した思索とそれを誠実に作業として実現する能力は、
    尊敬に値するけれど、一緒に暮らすのは大変そう!
    (以下、三部作を順に読まない人にはネタバレかな)
    だか...続きを読む

    0

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