佐野洋の一覧

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作品一覧

2022/03/18更新

ユーザーレビュー

  • 完全犯罪研究
    佐野洋という推理作家を読まんとする人がどれだけあるか。鮎川よりは格段に少ないだろうが、しっかりしたプロットで練りに練られた完全犯罪掌編6作は小粒ながらもぴりりと辛い。犯人当てという本格推理とはちょっとちがうけれども2転3転するストーリーテリングの巧みを味わうのにもってこいの1冊。
  • 検察審査会の午後
    とにかく引き込まれる、とにかく上手い、とにかく面白い!勉強にもなるし、考えさせられる。そして後味がいい。
  • 尾行~短編一年に一つ×25(上)~
    はじめに 佐野洋

    不運な旅館
    宝石 1959年6月

    金属音病事件
    宝石 1960年10月

    尾行
    別冊小説新潮 1961年4月

    冷えた茶
    別冊小説新潮 1962年1月

    贈られた女
    日本 1963年5月

    崩れる
    日本 1964年10月

    賭け
    オール讀物 1965年6月

    重い街
    小説現代 ...続きを読む
  • 蝉の誤解
    佐野洋の連作ミステリ短篇集『蝉の誤解』を読みました。
    佐野洋の作品は、『ミステリー傑作選・特別編〈5〉自選ショート・ミステリー』に収録されていた『若いオバアチャマ』以来なので、約1年振りですね。

    -----story-------------
    息子に届いた絵葉書には、怪獣のように大きな蝉の抜け殻が...続きを読む
  • 推理日記 VI
    相変わらず厳しい論調で各作家を3枚にも4枚にも下ろしてしまう。失われる日本語を平成の世に正しく伝える最後の長老かのような微に入り細を穿つ、その選文眼は今回も健在だ。
    やはりこういうのは非常に勉強になるし、編集者や校正の方々にとっても身が締まる思いがしているのではないだろうか。

    しかしこれだけ色んな...続きを読む

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