大島かおりの作品一覧
「大島かおり」の「モモ」「黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大島かおり」の「モモ」「黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
内容 並外れた聞き上手のモモ。たくさんの友達と仲良く暮らしていたが、一方で、時間泥棒に時間をかすめ取られてゆく世間の人たち。そんなみんなを救うため、モモは立ち上がる。
感想 中年になっての再読。主人公のモモがほとんどしゃべらないことに、感銘を受ける。人との温かい交わりを「無駄な時間」として放棄する大人たちの姿もそうだが、「子どもの家」に集められ、既成の遊びを「将来のため」と称して遊ばされせられる子どもたちの描写に、戦慄が走る。「時間の花」という概念を、忘れずに持ちつづけたいと思う。子どもにもわかる言葉で書かれているし、子どもなりに受け止めるとは思うが、本来は大人のための寓話。
Posted by ブクログ
梟書茶房という池袋にあるカフェで、生まれて初めてタイトルやあらすじを伏せた本を購入した本。本の紹介が数行程度書いてあり、確か誕生日の番号に振られたものだった気がする。購入記録を振り返るとゆうに6年前、、よくもまぁここまであたためたなと。笑
十数年勤めた会社にほとほと嫌気が差してしまい、退職を決意し長め休暇をとっている現在ですが、このタイミングで読む気になったのもご縁を感じる。ベッポのように、自分の中のこだわりを大事に仕事をしていたのだけど、会社の方針や求められるスピードに自分がついていけなくなってしまった。自分を嫌いになっていく感覚、まさに灰色に景色が見えるかんじ。
幼い頃、死んだ顔をして
Posted by ブクログ
1年に一度の自分への贈り物は、時間にまつわるものが多い。
一昨年は、どうしても行きたい場所があり、ひとりの時間を。
去年は義母が入院中だったので家族でゆっくり過ごす時間を。
そして今年は、「時間」についての物語である本書を選んだ。
時間はいのち。
そう思って時間を大切にしてきたつもりだった。
それなのに『モモ』を読んで、私は本当の意味での豊かな時間の使い方ができていなかったのではないか、と考えさせられた。
町に現れた灰色の男たちは、人々に効率と節約を教え込み、時間を貯めることこそが豊かさだと信じさせる。人々は忙しくなり、会話や遊び、無駄に見える時間を切り捨てていく。その結果、心は次第に痩せ