大島かおりのレビュー一覧

  • モモ

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    ネタバレ

    ずっと気になっていたが、読めていなかった『モモ』。
    ざっくりとした内容はNHK「100分で名著」を見て知っていた。
    現在、ドイツ語学習者向け『モモ』を使ってドイツ語を勉強しており、この機会に読んでみようと思い選んだ。

    序盤の100ページほどを読んだ時点で、「これって本当に児童書!?」と思った。
    そして『モモ』が発表されたのは1973年だと知り、さらに驚いた。
    ミヒャエル・エンデを予言者のように感じてしまうほど、現代を生きる私に刺さるものがあった。
    文章やストーリーは子ども向けに書かれているが、これはぜひ大人に読んでもらいたい作品だ。

    時間泥棒である「灰色の男たち」は、人々から時間を奪ってい

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    2026年02月01日
  • モモ

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    子どもの頃に愛蔵版に憧れていましたが当時購入できず、そのまま読むタイミングを失い大人になってから読みました。とても深い内容で早く読まなかったことを後悔しましたが、今の私が読んだからこそより深く理解出来た部分もあると思うので、今読めて良かったのかもしれません。
    最近話題の絵本版がありそちらは5歳の我が子と読みましたが、あちらは物語の序盤の方のみなので、いつか我が子にも全編を読んで欲しいなぁと思いつつ、押し付けにならないよう善処したいと思います。

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    2026年02月01日
  • モモ

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    とても好き。
    最初から最後まで、単語一つ取っても素晴らしい。

    灰色の男が「これでいいんだ」と最期に言った理由、人間由来のものであると思ったら分かるような気がする。

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    2026年01月31日
  • モモ

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    面白かった。子供の頃に読んだことがなかったので、読んでみた。
    小さい頃に読みたかったなあ。
    小さい頃に読み継がれる理由が分かった。

    一気に読んでしまった。
    最初は、1話完結かと思って読んでたが、実はつながってて、時間泥棒の話が出てきてから面白くなってきた。
    時間に囚われてるのは私だなぁ、、

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    2026年01月25日
  • モモ

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    内容 並外れた聞き上手のモモ。たくさんの友達と仲良く暮らしていたが、一方で、時間泥棒に時間をかすめ取られてゆく世間の人たち。そんなみんなを救うため、モモは立ち上がる。
    感想 中年になっての再読。主人公のモモがほとんどしゃべらないことに、感銘を受ける。人との温かい交わりを「無駄な時間」として放棄する大人たちの姿もそうだが、「子どもの家」に集められ、既成の遊びを「将来のため」と称して遊ばされせられる子どもたちの描写に、戦慄が走る。「時間の花」という概念を、忘れずに持ちつづけたいと思う。子どもにもわかる言葉で書かれているし、子どもなりに受け止めるとは思うが、本来は大人のための寓話。

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    2026年01月23日
  • モモ

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    梟書茶房という池袋にあるカフェで、生まれて初めてタイトルやあらすじを伏せた本を購入した本。本の紹介が数行程度書いてあり、確か誕生日の番号に振られたものだった気がする。購入記録を振り返るとゆうに6年前、、よくもまぁここまであたためたなと。笑

    十数年勤めた会社にほとほと嫌気が差してしまい、退職を決意し長め休暇をとっている現在ですが、このタイミングで読む気になったのもご縁を感じる。ベッポのように、自分の中のこだわりを大事に仕事をしていたのだけど、会社の方針や求められるスピードに自分がついていけなくなってしまった。自分を嫌いになっていく感覚、まさに灰色に景色が見えるかんじ。

    幼い頃、死んだ顔をして

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    2026年01月18日
  • モモ

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    1年に一度の自分への贈り物は、時間にまつわるものが多い。
    一昨年は、どうしても行きたい場所があり、ひとりの時間を。
    去年は義母が入院中だったので家族でゆっくり過ごす時間を。
    そして今年は、「時間」についての物語である本書を選んだ。

    時間はいのち。
    そう思って時間を大切にしてきたつもりだった。
    それなのに『モモ』を読んで、私は本当の意味での豊かな時間の使い方ができていなかったのではないか、と考えさせられた。

    町に現れた灰色の男たちは、人々に効率と節約を教え込み、時間を貯めることこそが豊かさだと信じさせる。人々は忙しくなり、会話や遊び、無駄に見える時間を切り捨てていく。その結果、心は次第に痩せ

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    2026年01月17日
  • モモ

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    時間どろぼうの灰色の男たちに立ち向かうモモ。
    時間をつかさどるマイスター・ホラに時間の意味を教えてもらったモモ。
    時間について考えるきっかけとなる一冊です。

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    2026年01月15日
  • モモ

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    田舎生まれ田舎育ちの親戚が東京に遊びに来て、平日の電車に乗った時の感想。
    「みんな無表情で楽しくなさそう。電車が動いてる時はスマホ見て、止まったらドアに向かって一斉に吸い込まれていって、みんな同じ動きをしている。ロボットみたいだし、何かに操られてるみたいに見えた。」
    モモを読んだ後ならはっきりわかる。
    彼が見たものは灰色の男たちだったんだな。

    究極に生産性や効率だけを考えて動くと、倫理観や感情が失われてしまう。
    灰色の男に完全に支配されないというのは現実問題難しいが、少しでも立ち止まれるように。
    "無駄な時間"とされるものも、ただ時間として存在している、もともと正当なもの

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    2026年01月13日
  • モモ

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    豊かな時間の大切さを学んだ
    現代ではモモ達と同じ暮らしは困難と思うが、自分のココロにゆとりを持つ時間を持つことはできる
    まずは日々、自分時間を確保し読書や内省したい

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    2026年01月12日
  • モモ

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    名刺代わりの一冊を選ぶならこれを選びます。自分の中でバイブルのように大切な一冊。小学生の頃に読んでからも何十回と読み返しては忘れたくないものを思い出しています。きっとあなたもモモに救われるはず!

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    2026年01月08日
  • モモ

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    時間に追われ余裕がなくなって、家族や友達、恋人との時間を大切にできなくなるのは、誰にでも一度は心あたりがあるはず…自分のこれからの人生、時間をどう使っていくか考えさせられる 人間らしく生きることを可能にし、生きることの本当の意味を忘れないでいきたい

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    2026年01月05日
  • モモ

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    久しぶりに手に取った。
    この世の中にいるのは灰色の陰気な男たちではなく、ピンク色のキラキラした妖精だ。私たちを刺激で誘い、楽しませ、時間を覇権者の私欲と変える。
    モモはマイスターに会って時間を解放することができたが、私たちは誰に会えば時間を取り返してくれるんだろうか。

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    2026年01月05日
  • モモ

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    この作品が半世紀以上も前に書かれていたとは、驚きです。まさしく現代の社会を映し出しているようです。

    完全無欠のビビガールはさながら数年前のロボット人形だし、カシオペイアというかめはまさに現在のAIロボットです。

    この作品がひときわよいと感じた点は、モモのことば(セリフ)がいかにも子どもらしいことです。
    多くの児童書が、言語化のお手本のように主人公のことばをすばらしく表現している点は、すてきな主人公にあこがれをもつ一方、こんなふうに豊かに表現できる子どもばかりじゃないと多少違和感を感じていました。

    モモは信念を持ち勇気をふるいたたせて、奪われた心を取り戻しに行きます。孤独な少女がひとりで行

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    2026年01月05日
  • モモ

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    ”時間とは、生きるということ、
    そのものなのです。
    そして人のいのちは
    心を住みかとしているのです。“

    タイパ 時短 効率
    ってそんなことばかり 気にしている
    人間になると 時間泥棒の餌食になりそうですね

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    2026年01月04日
  • モモ

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    時間をテーマに、女の子が「無関心」と戦うお話。敵はまるで現代の人々のようで、そんな人生、時間の使い方、ダメだろ!と叱られている感覚になる。これが半世紀も前に作られたということが驚き。さすが名作

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    2026年01月02日
  • モモ

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    ドイツ人作家ミヒャエル・エンデの児童文学を手にとる。人にとって普遍的なテーマである『時間』を扱った作品。このような素敵な作品に小さい時に触れることができた読書好きの方々を羨ましく感じた。

    第一部の「モモとその友だち」ではファンタジー世界へ導き、夢を大きく膨らませるための助走がしっかりとれる内容で、登場人物の性格や子どもの純粋さをとても上手く表現している。

     そして人の話を聞くことで周りを幸せにするモモの特殊な力を哲学的な言い回しで記す。

    一一 友だちみんながうちに帰ってしまった晩、モモはひとりで長いあいだ、古い劇場の大きな石のすりばちのなかにすわっていることがあります。頭のうえは星をちり

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    2026年01月01日
  • 砂男/クレスペル顧問官

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    表題の二作に加えて『大晦日の夜の冒険』が収録されています。全てに共通するのは、魅力的な女性に男性が夢中になり、その結果……という構造です。しかし説教くささは無く、文体も古めかしすぎず読みやすいと感じました。巻末に解説と著者の年譜も載っていて、著者が影響を受けた作品や親交のあった作家なども知ることができます。

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    2025年02月12日
  • モモ

    n

    購入済み

    何回か読んでいます

    自身が小学生時代に初めて読み、こどもにも読み聞かせしております。
    今回読書感想文を書くにあたり手元に本がなく図書館でも貸出中だったため、初めて電子書籍で読ませて頂きました。電子書籍には苦手意識がありましたが、嵩張らず、文字も見やすく、途中から読み始めるのも手軽に出来、電子書籍の良さを感じました。また繰り返し読みたいと思います。

    #タメになる #共感する

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    2024年08月16日
  • 砂男/クレスペル顧問官

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    『砂男』を再読。
    近代文学におけるジャンル小説の先駆けでありながら、まごうことなき傑作怪奇小説。
    好きな小説10個挙げろって言われたら絶対挙げる。
    恐怖の積み上げ方が上品。
    ナターナエルと作者ホフマンの距離感が絶妙。
    主観的な物語を描きながらも、客観的にロマン派を脱構築する。
    ホフマンにとっての至上への希求は、狂気への道筋。
    ヒッチコックの『めまい』は絶対これを元にしてる。

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    2023年09月19日