大島かおりのレビュー一覧

  • 砂男/クレスペル顧問官

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    すごい面白かった。ホフマンはドイツ人の法律家だから、難しい言葉が並んだ長々とした小説なのかと思っていたら、とんでもない。
    怪奇で、幻想的で、狂気的で、少しの哀しみがある小説。
    小さい頃読んだ不思議で恐ろしい御伽の世界に迷い込んだよう。

    3遍の小説で、1番好きなのはクレスペル顧問官。
    気が狂っているようだけど実は中の芯がしっかりした人で、好きになるキャラ。
    〝ふつう自分に奇矯なところがあっても、人に気づかれないように包み隠しておきますがね。その覆いを引き剥がされてしまっている人がいる。”
    まさにそんな感じのキャラ。

    砂男は怖い。ぞくっとする。若い青年(お金持ちで許嫁もいて、幸せそのものにみえ

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    2022年01月12日
  • モモ

    購入済み

    良かった

    時間に追われた現代人の皆さんに、ぜひおすすめです。

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    2021年12月25日
  • モモ

    モモがんばれ

    童話ではありますが 、いろいろ考えさせられました。作者はドイツ人だということで、同じヨーロッパでもスラブ系からは出て来ない話だと感じます。疲れていっぱいいっぱいになったときに、思い出して心の余裕を取り戻したいと思います。

    #タメになる #深い #感動する

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    2021年04月24日
  • 砂男/クレスペル顧問官

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    何度読んでも素晴らしい。長いと言われても私は言いたい!200年前ホフマンが怖さのあまり妻の手を握りながら書いたと言われるこの小説がどれだけ後世に影響を与えたか。美しいほどの不気味さはこれまで幾度と映像化されたが表現しきれなかった。畳み掛ける不条理は狂気なのか現実なのか。夜更かしする子供のところにやって来て目玉をえぐり取る砂男の話を聞いた幼少のナターナエルは夜になると父の書斎に来る砂男の足音に怯えていた。ある夜書斎を覗き見して砂男に襲われ父に助けられる。砂男の正体は弁護士のコッペリウスだった。父は惨殺されコッペリウスは姿を消し行方不明となる。十数年後、結婚し大学に通うナターナエルの前に再び砂男は

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    2022年03月21日
  • モモ

    購入済み

    良質なファンタジー。

    児童文学とはいうものの、内容も深いですし、大人が読んでも充分楽しめる作品だと思います。
    とても良かったです。

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    2020年05月08日
  • モモ

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    タイパについてかなり考えさせられた本

    急いで効率を重視して生きている間は
    本当の時間ではない
    自分の時間を生きていないと生きていると言えない

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    2026年05月09日
  • モモ

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    働き始めてから、一年が過ぎるのがとても早く感じていた。時間泥棒に時間盗まれてたのかもしれない。
    毎日7:30に家を出て、夜10時に帰ってきてたから、平日に自分の時間を持つことはできず、土日は寝たり休んで回復していた。
    常に忙しくて、時間を切り売りして何とか収入を得ていた。
    もっと人間らしく生きたいと思ってたから、モモみたいに人と話をしたり聞いたりして時間を過ごせるのは人生を豊かにするとわかった。何でも効率化、時間を短くできた分、もっと働くっていう資本主義的考えは、人生を灰色にしてしまうと再認識した。

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    2026年05月08日
  • モモ

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    この本が50年も前に書かれた小説と知って驚きしかない。今の時代も更に未来でも長く読まれ続ける小説だろう。
    タイパを重視する現代の人々こそ『モモ』を読むべきであると感じた。私たちは気付かぬうちに時間どろぼうに私たちの時間を奪われているのかもしれない……
    私もモモのところに行かなければいけないのだろう。

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    2026年05月07日
  • モモ

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    時間や効率に囚われた現代人必読のドイツ児童文学の名作。
    テクノロジーの転換期に読まれることが増えるような気がする。
    まさしく、生成AI技術が日進月歩どころではないスピードで日々進化し続ける今日此頃にこそ読まれるべき作品。

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    2026年05月05日
  • モモ

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    ネタバレ

    子供の頃に読んだはずだが、内容を殆ど覚えておらず。改めて読んでみて、これは大人こそが読んで理解出来る物語なのでは…と感じた。何十年も前の作品なのに、描かれている人間の生活が、まさに現代のそれで、怖くなった。時間がない、タイパ、コスパ、効率重視… 。今の社会は時間泥棒に時間を盗まれている…。スマホから離れて、何もしない時間、あえてゆっくり丁寧に物事に取り組む、友達や家族ともっと話す、そういう事をもっと大事にしたいと思う。

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    2026年05月05日
  • モモ

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    色々と考えるきっかけになりました。

    僕たち、生き急ぎ過ぎているのかもしれませんね。だからこそ、本を読む事の大切さを感じました。

    今は、YouTubeも倍速でみたり、ショート動画を流し見する様な時代。家事をしながら、運転しながら、オーディオブックを聞く時代。

    時短、時短。忙しい、忙しい。そんな日々を僕たちは送っています。

    本は、読み出したら他に何も出来ない。とても不便な趣味です。
    小説なら、一冊読むのにも時間がかかります。
    いわゆる「遅い」ですね。でも、だからこそ、今の僕たちには必要なのかもしれません。

    余裕を持った生活は、もしかしたら人生を豊かにしてくれるかもしれない。

    少し、長い

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    2026年04月30日
  • モモ

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    名著とは聞いていたが手に取ることがなかった一冊。知人が「子どもが小学生の間に読んで欲しい」と言ったことをきっかけに読むことに。コスパタイパ、似たような街並み‥本当の豊かさとは何か?ラストは鮮やかなアニメーションを見ているかのよう。いろいろな作品にも影響を与えているのだろう。

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    2026年04月25日
  • モモ

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    誰もが知っているような小説だけど、今まで読んだことがなかった。
    50年以上読み続けられているだけあり、ストーリーも表現も風刺も完璧だと思った。そして古さをほとんど感じさせない。
    やはり時の洗礼を受けてなお残っているものには価値がある。

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    2026年04月24日
  • モモ

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    子どもの時に読んで以来だったかな。言わずと知れた、エンデの「モモ」。そっか、こういう話だったのか。
    これが今から50年以上前の1973年に出版されたお話だなんて信じられないくらい、今の世界の姿と重ね合わせて読むことができるお話だった。そうか、人間はどの時代でも、やはり時間に追われて生きてきたのか…。

    今はデジタル化が進んで、すごいスピードで世界は動いているけど、人間がそのスピードについていこうとすると、やっぱり色んなものが失われているのかもしれない。灰色の男たちは、現代のテレビやスマホの存在に大喜びしながら、人間から時間を奪っているのかも。タイパっていく言葉も、彼らが知らないうちに浸透させた

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    2026年04月23日
  • モモ

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    ネタバレ

    名作枠、「時間」を主軸に人間としての在り方を問うてくる
    50年以上も前に、「急かされる社会」を描いていて、便利な機械の登場以前から、今みたいな悩みや懸念があったんだなと。予見できていたんだなと。

    当時の受け止められ方が気になりますね

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    2026年04月17日
  • モモ

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    対象が小学5・6年生とのことで、普段読む大人向け(?)の作品と比較すると情景描写の不足や、ご都合主義な展開は否めないが、それでも普遍的なテーマや、核心を突くような登場人物たちのセリフにはっとさせられる場面があった。

    モモの持つ力が「人の話をよく聞く」という点だけ、というのが秀逸で、昨今失われつつある見習うべき点かもしれない。
    また、敵対組織である灰色の男たち(men in grey)が、日本語訳で「灰」色と表現されているのは実態を捉えていて、「灰」にならないためにはどう生きるべきかという問題提起を、無意識に読者に投げかけているものと推察する。

    本作品が書かれたのは1973年頃とのことで、作

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    2026年04月11日
  • モモ

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    借りた本
    ファンタジーに挑戦
    ひらがなが多く、最初は読むのが大変だったけど、話が進むにつれて世界観に入ることができてスラスラ読めた
    効率性を求めて時間を節約するあまり、大切な人とふれあい想い合う時間を自ら排除してしまうという、現代社会を風刺している作品で面白かった
    カシオペイアかわいい

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    2026年04月06日
  • 黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ

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    津村記久子さんの「やりなおし世界文学」の中で1番気になってた作品をやっと読んだ。黄金の壺はドタバタロマコメ。日常の中に入り込んだ魔術に人間が翻弄される感じは巨匠とマルガリータにも似た面白さ。2作めは推理小説的な面白さでこちらも完成度高い。

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    2023年06月27日
  • 黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ

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    黄金の壺は、完全にファンタジー。こういう昔の小説って小難しいやらな問答というか語りというかで私生活がメインな気もするけど、でもはるか昔は聖書とかファンタジーだしな、珍しいってほどでもないかもだけど、ちょっと意外だー。
    なもんだから、表現が仰々しいとかを除けば今風に読めるんではないか。
    スキュデリさんの方も、いちいち表現が鬱陶しいというか、しょっちゅう感極まって大変だー、なんだけど、展開は面白いし、なにより結末への持っていき方もなかなか。人治主義がうまくまわることを示しているのか、にしても今どきの小説ではなかなか見られないぞな。
    最後の方の小品はちと難易度高めかな。

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    2022年10月12日
  • 全体主義の起原3 新版――全体主義

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    国家は権威・忠誠を与える根源的な場(共同体)であり、個人はその外部においては無意味である。ジョヴァンニ・ジェンティーレGentile(1875-1944)

    全体主義。階級社会が崩壊して、根無し草の大衆が生まれた。量が多く、政治的に無関心・中立、階級意識を持たない、組織化されておらずバラバラ。公的な領域で他者と連帯して活動をしないで、孤立している。全体主義はこれら大衆を上手く動員した。全体主義は自由な行為の空間を限りなく減らして孤立している大衆をさらに孤立させ、それっぽい観念・イデオロギーを強制させる。大衆は自分で考える力を無くしてしまう。全体主義体制は大衆によって支えられている。▼全体主義の

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    2021年07月04日