【感想・ネタバレ】モモのレビュー

あらすじ

時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。

...続きを読む

「けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。」

「時間がない」「忙しい」、口癖になっていませんか?
時短や効率にばかり気をとられ、大切なことをついつい忘れてしまう。本作は、そんな現代人に警鐘を鳴らしています。

児童書なのでとても読みやすくわかりやすいのですが、テーマ・内容共に深い作品となっており、子どもだけでなく、むしろ大人の方におすすめしたい一冊です。

すこし奇妙な格好をした、やせっぽち。
でもどこか不思議な魅力をもつ少女、モモ。
モモと一緒に時間を巡る冒険に出かけてみませんか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私が読書(というより、物語)にハマったきっかけの1冊。
家にあったこの本を小学校低学年のとき、初めて読んだときは、マイスターホラとのなぞなぞのシーンがすごく好きで、何度も何度も繰り返し読んでいました。
児童、学生を経て社会人とどんどん成長し、時間的余裕がなくなり、求められること、やるべきことは増えていく。
社会の外部環境もスマホが普及したり、SNSが発展したり、コスパやタイパが重視されるようになる。
そんな変化とともに、この本を読んで感じることも変わっていって、かなり前に書かれた本であるにも関わらず、今の時代のために書かれたのではないかとすら感じる。10年語にはもっと価値が高まっているのでは? 
忙しくても、大変でも、こころに人の話をきちんと聞いたり、丁寧にしたいことを失わないような余裕を持っていたい。
間違いなく、自分の考え方を形成する数パーセントは『モモ』が教えてくれました。
『はてしない物語』もですが、エンデの作品は大人になっても、大人になったからこそ大切にしたいことで溢れていて大好きです。

0
2026年05月08日

Posted by ブクログ

親になって初めて本書の存在を知り、手に取って読んでみた。
是非とも子供が大きな負担なく読めるような歳になった時に読んでもらいたい一冊になった。

時間とは何か。心のゆとりとは何か。
タイパ・コスパを優先したことでIT・AIが瞬く間に成長した。何もかもが効率優先主義の世界になり、数十年前の人間が一生かけて得た知識を数年・数ヶ月。へたすれば数日で得られるような世界になっている。

確かに生活の質は向上しているが、精神。心の質はどうだろうか。
家族を養うために働き、休みは家族で出かける。何不自由ないが、良くも悪くも仕事の効率が上がっているので昔の人が何日もかかって成し遂げていた仕事を数時間で終わらせるくらいの労働力・労働量を求められているのではないかと思う。つまり昔の労働者と比べて今の労働者の方が負担が大きいのでキツくて辛いのでは?
学生の頃のように友人と毎日遊んでたりしてたときがふと懐かしく感じる時もある。
今もたまに誘われるが、仕事や家族でスケジュールが埋まっているので8割断る生活。
これが悪い生活だとは言わないが、いい生活だとも言えないのかなと少し不安になる時もある。

脱線したが、時間とは無駄に捨てることもできれば命を豊かに生きるための道具にすることもできる。
その人次第。子供達には時間の使い方を学んで豊かな人生を生きて欲しい。

0
2026年04月27日

Posted by ブクログ

言葉や時間や仕事についてこの本を読んで沢山考えました。

時間は心と繋がっていて、心は皆ゆっくりとしている。そんな心の音楽(声)が聞こえている人は今この現代でどのぐらい居るのでしょうか。


今忙しいと感じている人に読んで欲しい。

この物語は「オワリ」ましたが、未来の話でもあるようです。

0
2026年04月24日

Posted by ブクログ

世界観も言葉選びも可愛くて大好きな本。刊行50年の記事を見かけて引っ張り出して読みました。ちょっと汚れた文庫本だけどその分愛着のある一冊。

0
2026年04月22日

Posted by ブクログ

大人になるにつれて意識しないと忘れてしまう時間の使い方や大切さや尊さ。モモを読めたことが今後の人生にとってどれだけプラスか。もし我が子が生まれたら早めに読んで欲しい1冊。社会人になった今、読んだことがない人にはぜひオススメしたい1冊。

0
2026年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今まで読んできた中で1番大好きな本です。
登場人物、物語の流れ、雰囲気が自分に刺さりすぎる本で、昔から読んでいます。

私的な話ではありますが、小学校4年の頃から双子の片方の兄妹と英語に興味あって勉強するために英語版のモモを買ったりして、2冊の本(モモと星の王子さま)を交換っこしながら英語を学んでいました。アニメや実写映画も沢山見返しました。

現代社会と重なる部分があり、きっと今の世の中にぴったりな本なのではないかと思います。作者の短いあとがきにはかなり衝撃受けましたね。
読んでる時に脳内でアクションのイメージが再生できるくらい飲み込まれる本です。ほんとにずっとワクワクしながら読めて読んでも読んでも飽きません。
特に俺は登場人物の中でカメのカシオペアが大好きで、最後のモモとの別れの時は毎回ショックを受けながら読み返しています笑

自分に一番影響のあった本で、世界で1番好きです。
時間への向き合い方を考えさせられる本です。正直児童向けというか、全ての人間が読むべきです。

0
2026年04月21日

Posted by ブクログ

50年記念カバー発売で初めてモモ読んだ。この時を待っていたんだな、私は。
児童書だけど大人が読んでも充分楽しいし、「時間」について今でも考えさせられる深い話です。
楽しい事もゆっくり過ごすことも忘れてしまうと時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。日々を楽しみ仲間や友達と語り合ったりすると時間はゆったり流れていく。
子供の頃は1日が長かった。大人になると1年が一瞬に感じる。そういう事だよ!そいう事に気が付かせてくれる大事な本だ。
表紙も挿絵もエンデ作との事。素敵~~~

0
2026年04月14日

Posted by ブクログ

 2026年3月、本書が邦訳刊行されて50周年を迎えた。主人公のモモは、不思議な力を持つ少女。人の話をじっくり聞くことで心を癒すことができる。物語の序盤では、コミュケーションで大切な、傾聴、うなずき、共感の大切さを再確認できる。やがて、時間泥棒と呼ばれる「灰色の男たち」によって人々の時間が搾取さ、人々が心のゆとりや豊かさを失っていく中で、時間の管理者やカメと共に立ち上がり、奪われた時間を取り戻すための冒険が小気味いい。タイムマネジメントが要求され、生産性向上の名のもとに、効率性が求められ、心身共に疲労困憊の現代社会にあって、50年以上前の物語が現代に問いかけるのは何か。1日の労働時間の短縮による、余暇活動、家族や友人と過ごす時間の大切さ。あらためて、自分の生活の時間軸をふり返り、ワークライフバランスの重視することの重要性を再確認した。

0
2026年04月14日

Posted by ブクログ

大好きな児童書
何度となく読み返し、その度に感想が変わる一冊
今回オーディオブックで初めて聞いてみたら
読んで想像していた世界観とは違う情景が頭の中に浮かんで
ああー誰かに読み聞かせしてもらう感覚はこういうものだったか!と、びっくりした。

子供の頃に帰れたような感覚と同時に、あの頃の自分をメタ的に見ている感覚。
不思議な物語に浸るには、耳で聴くのはいいかもしれない。
私なら、どんなふうに声に出して読むだろう?
(声に出して読んだことはまだない)

0
2026年04月09日

Posted by ブクログ

自分が小学生の頃40ページくらいで挫折したのだが、この歳になって読んで、とても感動した。時間に対して考えさせられる名著。全く古く感じさせない。自分の生き方は果たして…と振り返させる。

0
2026年04月05日

Posted by ブクログ

「時間の節約?でも、だれのために?」
このフレーズを見た時にハッとした。そういえば何のためなんだろう、と。生活や人生を豊かにするはずの節約に追われ苦しめられていたんじゃないかと。気づいたら私も時間貯蓄家になっていたようだ。

AIも発達してより時間短縮が選ばれる時代になったけど、時間をかけて考えたり作ったりする楽しみを忘れないでいたいなと思った。物事の本質はそこじゃないものね。

時間という概念を深く考え、ドキドキハラハラする展開もありつつとても楽しく読めた。
一番好きなシーンは亀のカシオペイアが、
「サキノコトハ、ワカリマス。アトノコトハ、カンガエマセン!」
と言ったところ。最高!

0
2026年04月05日

n

購入済み

何回か読んでいます

自身が小学生時代に初めて読み、こどもにも読み聞かせしております。
今回読書感想文を書くにあたり手元に本がなく図書館でも貸出中だったため、初めて電子書籍で読ませて頂きました。電子書籍には苦手意識がありましたが、嵩張らず、文字も見やすく、途中から読み始めるのも手軽に出来、電子書籍の良さを感じました。また繰り返し読みたいと思います。

#タメになる #共感する

0
2024年08月16日

ネタバレ 購入済み

時間どろぼうを倒せ!

「時間どろぼう」なる怪人の秘密結社と浮浪児モモの戦い。70年代ドイツの児童文学として、なかなかの傑作だと思う。
モモは直接戦うすべを持たないが、超常的な能力を持つ存在が手を貸すことにより逆転への道が開ける。
時間の人生哲学を優しくレクチャーしてくれる内容。

#深い

0
2022年09月29日

購入済み

良かった

時間に追われた現代人の皆さんに、ぜひおすすめです。

0
2021年12月25日

モモがんばれ

童話ではありますが 、いろいろ考えさせられました。作者はドイツ人だということで、同じヨーロッパでもスラブ系からは出て来ない話だと感じます。疲れていっぱいいっぱいになったときに、思い出して心の余裕を取り戻したいと思います。

#感動する #深い #タメになる

0
2021年04月24日

購入済み

良質なファンタジー。

児童文学とはいうものの、内容も深いですし、大人が読んでも充分楽しめる作品だと思います。
とても良かったです。

0
2020年05月08日

Posted by ブクログ

タイパについてかなり考えさせられた本

急いで効率を重視して生きている間は
本当の時間ではない
自分の時間を生きていないと生きていると言えない

0
2026年05月09日

Posted by ブクログ

働き始めてから、一年が過ぎるのがとても早く感じていた。時間泥棒に時間盗まれてたのかもしれない。
毎日7:30に家を出て、夜10時に帰ってきてたから、平日に自分の時間を持つことはできず、土日は寝たり休んで回復していた。
常に忙しくて、時間を切り売りして何とか収入を得ていた。
もっと人間らしく生きたいと思ってたから、モモみたいに人と話をしたり聞いたりして時間を過ごせるのは人生を豊かにするとわかった。何でも効率化、時間を短くできた分、もっと働くっていう資本主義的考えは、人生を灰色にしてしまうと再認識した。

0
2026年05月08日

Posted by ブクログ

この本が50年も前に書かれた小説と知って驚きしかない。今の時代も更に未来でも長く読まれ続ける小説だろう。
タイパを重視する現代の人々こそ『モモ』を読むべきであると感じた。私たちは気付かぬうちに時間どろぼうに私たちの時間を奪われているのかもしれない……
私もモモのところに行かなければいけないのだろう。

0
2026年05月07日

Posted by ブクログ

時間や効率に囚われた現代人必読のドイツ児童文学の名作。
テクノロジーの転換期に読まれることが増えるような気がする。
まさしく、生成AI技術が日進月歩どころではないスピードで日々進化し続ける今日此頃にこそ読まれるべき作品。

0
2026年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供の頃に読んだはずだが、内容を殆ど覚えておらず。改めて読んでみて、これは大人こそが読んで理解出来る物語なのでは…と感じた。何十年も前の作品なのに、描かれている人間の生活が、まさに現代のそれで、怖くなった。時間がない、タイパ、コスパ、効率重視… 。今の社会は時間泥棒に時間を盗まれている…。スマホから離れて、何もしない時間、あえてゆっくり丁寧に物事に取り組む、友達や家族ともっと話す、そういう事をもっと大事にしたいと思う。

0
2026年05月05日

Posted by ブクログ

色々と考えるきっかけになりました。

僕たち、生き急ぎ過ぎているのかもしれませんね。だからこそ、本を読む事の大切さを感じました。

今は、YouTubeも倍速でみたり、ショート動画を流し見する様な時代。家事をしながら、運転しながら、オーディオブックを聞く時代。

時短、時短。忙しい、忙しい。そんな日々を僕たちは送っています。

本は、読み出したら他に何も出来ない。とても不便な趣味です。
小説なら、一冊読むのにも時間がかかります。
いわゆる「遅い」ですね。でも、だからこそ、今の僕たちには必要なのかもしれません。

余裕を持った生活は、もしかしたら人生を豊かにしてくれるかもしれない。

少し、長いお話ですが「モモ」は、そんな大切な何かを思い出させてくれました。

0
2026年04月30日

Posted by ブクログ

名著とは聞いていたが手に取ることがなかった一冊。知人が「子どもが小学生の間に読んで欲しい」と言ったことをきっかけに読むことに。コスパタイパ、似たような街並み‥本当の豊かさとは何か?ラストは鮮やかなアニメーションを見ているかのよう。いろいろな作品にも影響を与えているのだろう。

0
2026年04月25日

Posted by ブクログ

誰もが知っているような小説だけど、今まで読んだことがなかった。
50年以上読み続けられているだけあり、ストーリーも表現も風刺も完璧だと思った。そして古さをほとんど感じさせない。
やはり時の洗礼を受けてなお残っているものには価値がある。

0
2026年04月24日

Posted by ブクログ

子どもの時に読んで以来だったかな。言わずと知れた、エンデの「モモ」。そっか、こういう話だったのか。
これが今から50年以上前の1973年に出版されたお話だなんて信じられないくらい、今の世界の姿と重ね合わせて読むことができるお話だった。そうか、人間はどの時代でも、やはり時間に追われて生きてきたのか…。

今はデジタル化が進んで、すごいスピードで世界は動いているけど、人間がそのスピードについていこうとすると、やっぱり色んなものが失われているのかもしれない。灰色の男たちは、現代のテレビやスマホの存在に大喜びしながら、人間から時間を奪っているのかも。タイパっていく言葉も、彼らが知らないうちに浸透させたのかも。
何てことを思いながら、それでもその中で奪われずに生きていくためには、どうやって自分の時間を自分で使うかをちゃんと意識しないといけないなぁ。

ファンタジーとしても素敵でした。

0
2026年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

名作枠、「時間」を主軸に人間としての在り方を問うてくる
50年以上も前に、「急かされる社会」を描いていて、便利な機械の登場以前から、今みたいな悩みや懸念があったんだなと。予見できていたんだなと。

当時の受け止められ方が気になりますね

0
2026年04月17日

Posted by ブクログ

対象が小学5・6年生とのことで、普段読む大人向け(?)の作品と比較すると情景描写の不足や、ご都合主義な展開は否めないが、それでも普遍的なテーマや、核心を突くような登場人物たちのセリフにはっとさせられる場面があった。

モモの持つ力が「人の話をよく聞く」という点だけ、というのが秀逸で、昨今失われつつある見習うべき点かもしれない。
また、敵対組織である灰色の男たち(men in grey)が、日本語訳で「灰」色と表現されているのは実態を捉えていて、「灰」にならないためにはどう生きるべきかという問題提起を、無意識に読者に投げかけているものと推察する。

本作品が書かれたのは1973年頃とのことで、作者は社会の変化、特に資本主義で何よりも効率が優先される社会の到来に、人間らしさが失われることへの警鐘を鳴らしたものと理解されている。それは酒場がファストフード店に変わってしまったシーンでも象徴的であった。
そこから半世紀が過ぎた現代ではAIの台頭やタイムパフォーマンス重視の風潮で、本作品の持つテーマはより意義深いものになっていると感じる。
もしかしたら、さらに半世紀後にも、社会の姿形や生活スタイルは変われど、人間が根底に持つ「人間らしくいたい」という欲求と、それが脅かされ得る近い未来という対立構造は変わらず、将来においても人々の支持を得ているのではないかと思う。

そういえば、最後にすべてが解決して元に戻ったとき、あのファストフード店も元の酒場に戻ってしまったのだろうか。完全に戻ってしまうことを寂しく思うのはファストフード店側の時代に生きる我々にとってのエゴかもしれないが、ファストフード側の世界にも悪くない部分はあるのだと信じたい。

今後、時間というものに思いを巡らせるとき、あの時間の国の殿堂の中で咲き乱れる時間の花、およびその上を優美かつ荘厳に揺れ動く時計の振り子のイメージが、時間の持つ儚さと価値を自分に想起させてくれるのかもしれない。

0
2026年04月11日

Posted by ブクログ

借りた本
ファンタジーに挑戦
ひらがなが多く、最初は読むのが大変だったけど、話が進むにつれて世界観に入ることができてスラスラ読めた
効率性を求めて時間を節約するあまり、大切な人とふれあい想い合う時間を自ら排除してしまうという、現代社会を風刺している作品で面白かった
カシオペイアかわいい

0
2026年04月06日

Posted by ブクログ

時間を金銭にリソース変換する資本主義社会を諷刺している。真面目というか説教臭さが前面に出過ぎていて物語としての面白さにやや欠けている印象。

0
2026年04月05日

Posted by ブクログ

モモは、養老孟司さんが以前何かの書籍で紹介していたことをきっかけに読んだ。

素晴らしい作品だった。生きることとは、という核心に触れ、深く刺さる内容である。小学校高学年向けの児童文学ということもあり、全体的に平易で読みやすい表現が多い。しかしその一方で、物語の厚みや本質の深さは、むしろ大人にこそ向けられているように感じた。自分が小学生だった頃、この意味をどこまで掴み取れただろうかと考えさせられる。

時間を盗まれた大人たちは、客観的に見れば余裕を失い、「何のために生きているのか」と思わされる存在になっている。本作は、効率的に動くことが必ずしも正義ではないと教えてくれる。

現代では、AIの発達や情報コンテンツの過多によって、「いかに効率的に仕事をするか」が重視されがちである。しかし、あらゆることに効率を求め続けると、心は次第に摩耗していく。生きる意味を見失い、たとえお金を稼げたとしても、喜びを感じられない状態に陥ってしまうのではないか。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、辛い時間は長く感じられるように、時間の感じ方はその人自身に委ねられている。だからこそ、時間をどう使うかによって、自分の幸福度は大きく左右されるのだと思う。その感覚の主導権だけは、誰にも渡したくないと今なら思う。
しかしながら、自分もまた、灰色の男たちに時間を盗まれているのかもしれない。
気づけば日々、目の前のスマートフォンばかりを見て過ごしている。こんなにも味気ない大人になってしまったのか、と少し怖くなった。

0
2026年04月05日

Posted by ブクログ

大変面白くなる要素の数々を使い切れなかった印象。
タイトルがモモである必要性がそこまでないというか、もっとモモの能力を駆使した動き方があったように思う箇所が多くあった。

0
2026年05月09日

Posted by ブクログ

子どもが読むには長くて難しい、
大人が読むにはひらがなが多くて読みづらく
少しまわりくどい。
率直な感想。読み返すとまた違うのかも。

内容は良かった。400ページにも
膨らませる必要があったのかは分からないけど。

50年も前の作品とは思えないというか、
昔も今も世の中が抱える課題は変わらないんだなという感想。

私は今育休中で、この機会にどうせなら
自分の人生についてとことん考えたいと思い
時間を見つけては色々な本を読んでいる。

毎日会社と家の往復をして
家事はままならず、休日には泥のように眠り、
何のために働くのかもよく分からないまま
時にはストレス発散と称して本当に必要か分からないものを敢えて衝動的に買ってみたりし、
常に時間に追われていたここ数年間。

対して、"自分の意思で"子どもと過ごす
貴重な時間を選択し、毎日育児に奮闘しながらも
幸せを噛み締め、日々に感謝し、
今まで時間がなくて行き届いていなかった掃除や
家の整理などを少しずつ進め生活を整え
新しい料理にも楽しんで挑戦している今。
心に余裕があると、周りに優しくなれるし、
些細なことにでも心から感謝できる。

本当はずっとこういう生活がしたかったんだ、
これが自分の思う理想だと気付いた。

生きるとは、豊かさとは。
人の目や世間体がとにかく気になり
本当の自分の気持ちを押し殺しながら
この世の中で生きていくために
必死に頑張っていた自分の"毒"が
少しずつ抜けてきて、まさにこういうことを
考えていた自分にとって
良いタイミングで読めたなと思う。

0
2026年04月28日

Posted by ブクログ

時間とは何か、を考えるきっかけをくれる児童書。
うーん。
よく本を読む児童なら、読むと思うけど、なかなかの長編…名作なのだろうけど、子供には安易にオススメできないなぁ…
かといって、大人になってから読むと少し物足りないかも?個人的には、海外の本はやっぱりなんか今ひとつ心に響くのにあと一歩という感じになってしまう…原文で読めたら一番いいんだろうなぁ…

子どものうちに、この本を読めたなら、人生はとても豊かになりそう。

0
2026年04月27日

Posted by ブクログ

昔も今も変わらないところがあるのだと感じた。
時間とお金を言い換えても通じる話だと思った。
大切な人と過ごす時間や、自分のためのゆっくりする時間を大事にしたいと思った。

0
2026年04月16日

Posted by ブクログ

タイパ時代になって、この物語が読者に与える印象はより濃くなったのではないだろうか。

私が子どものときに読んでいたら(子どものときは読み聞かせてもらうばかりだったけど)ただただ楽しい本!って感じで夢中だっただろうな。

私は今の子どもたちに灰色に見えてないといいな。

0
2026年04月09日

「児童書」ランキング