モモ

モモ

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。

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モモ のユーザーレビュー

「けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。」

「時間がない」「忙しい」、口癖になっていませんか?
時短や効率にばかり気をとられ、大切なことをついつい忘れてしまう。本作は、そんな現代人に警鐘を鳴らしています。

児童書なのでとても読みやすくわかりやすいのですが、テーマ・内容共に深い作品となっており、子どもだけでなく、むしろ大人の方におすすめしたい一冊です。

すこし奇妙な格好をした、やせっぽち。
でもどこか不思議な魅力をもつ少女、モモ。
モモと一緒に時間を巡る冒険に出かけてみませんか?

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時間をケチケチすることは、本当は別の何かを削ることになる

    時短とは。怒りっぽくなる、自分自身を忘れる、無気力になる。
    左官屋のニコラは金のために欠陥工事を行う
    夢見るジジはウソつきジロラモになる
    ベッポーは信念、生き方を否定し裏切る
    子どもたちから楽しいこと、夢中になることを失う

    効率化の先には何があるのか。AI普及で技術に差はなくなり、人間関係が再度重視されるといいます。時間効率を求めAI利用は悪いことでは無いが心を削ってないか、確かめたいと思いました。

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    名作として題名だけは知っていたが、人々が良いとため息混じりに言うので、ファンタジーが苦手なら無理じゃないかと言う声も聞きつつ、チャレンジ。

    とっても良いおはなし!
    序盤、大丈夫かこれ〜?と思いながら読み、海賊船になったところで、あかん、無理か、と挫折しそうになった。
    ところがところが、はなしはどんどん盛り上がり、これはどうなる?だってページあと、これしかない、と思うが、それまでゆっくりと進んできた、おとぎ話らしいファンタジー古典とは思えぬ怒涛のスピードで決着したのでおもしろい。
    読んでる途中で、これは本当に大昔の作品?たった今の現代の話ではないかと、夢中になった。
    海賊になりきれなかった私は、すっかり泥棒に預金していたのだと、気づく。
    読み終わってわかることがたくさんあり、この子はどこから来た誰なのだ、と気になっていたが、それはもういいのだと、読み始めたわたしに言ってやりたくなった。
    はてしない物語は映画から入ったが、モモはその前にできた物語、こっちの方がすきだなあ。本当によくできている。はてしない物語も、読むべきなのだろう。
    モモは映画化したらどうなる?と考えながら読んでいたけど、なんだか、字を読んで想像する、本が一番いいのではないか、と感じる物語だった。
    わたしもため息まじりに、「…いいよ」と人に勧めるしかないわ。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    時間について考えさせられたし、大人が読むべき本だと思った。1970年代から何も変わってないのでは?と思うくらい今の時代にも響く本。どのように過ごすべきかも考えさせられた。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    「時間」に対する考え方が、揺さぶられる一冊。
    「時間」と「聞く」ことにはどのような関係があるのか、考えさせられる。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら大人になった今でもこれまで一度も読んだことがなく、人からオススメされて読みました。元々ファンタジーが好きなのでどんなファンタジーものなんだろう、とワクワクしながら読み始めました。が、良い意味で裏切られました笑 タイパタイパと言われているこの時代にこそ読むべき本です。とても50年前に出版された内容とは思えないくらい刺さるものがあります。さくしゃのみじかいあとがき、の中に出てきた人にはヒヤッとしますね汗

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    時間が生まれる場所の描写、夢を見ているようだった。ハガレンの真実の扉?を初めて見た童心の気持ち思い出した。文章の中に音楽の手触りもあって、死んだら音楽の1音になるのも素直に受け止められた。
    第1章がなかなか読み進められなくて2ヶ月くらい経ったけど、2章に入ったら3日くらいで読めた。
    ジジ、ベッポ、マイスターホラ、カシオペイア、ニノ、思い出に残る登場人物たちに出会えたな〜。
    時は金なりの風刺ディストピアの構築がすばらしいし、それ以上に、時を刻むことの奇跡や煌めきを詩的に味わえた体験がデカかった。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    星をつけようもないくらい大好きで特別な一冊を読み直し。小学校に入る前から家にハードカバーがあって、早く読みたいとずっと思ってたことをよく覚えてる。
    ネガティブケイパビリティという言葉を考えるとき、いつも心にモモがいる気がする。

    0
    2026年09月10日

    Posted by ブクログ

    ついに読めた
    読み始めたら
    先が気になり
    止まらなくなった

    ほんとに50年前の作品なのかな
    きっといつの時代読んでも
    灰色の男たちはいるんだろう

    時間やお金
    スマホやAI


    大人が楽できると信じて疑わず
    作り上げてきたものが
    大人自身からも
    豊かさや心のゆとりを
    奪ってきたのかもしれない

    そして一番の被害者は
    いつの時代も子供だと感じた


    私もいつからだろう
    貯金をしても安心感はふえないどころか
    資産運用だと煽られ不安感が毎日募る生活に
    笑えなくなってきて
    これまでの自分の歩みを否定するようになっていた

    そんなときモモを読んだ

    今目の前がどんな景色だろうと
    ここまでは歩んできたんだ
    そのことを認めてあげようと思えた

    オソイホド ハヤイ

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    小学生以来に読んでみた。当時はただ灰色の男が「怖い」としか感じなかったが、時を経て読むと感じ方が全然変わってくる。
    現代を50年前に先読んでいたのかと思うと凄まじい。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    児童文学といえども社会人でも突き刺さるメッセージが大変。多い時間を1つのテーマとして描いてはいますが、想像力を豊かに、そして自分の人生をしっかり生きるというメッセージが込められてると感じました。特に時間の使い方をホラーストーリーと共に描いてはいますが、実際社会でも時間の使い方を誤った方向で考えてる時が私自身も多いのではないかと感じています。いわゆるアクティブな時間とアンアクティブな時間をしっかり使い分け、自分を豊かにする。時間の使い方は改めて考えなければいけない。ファンタジーの部分が多いかもしれないが、これはこれで色々な普段使わない。脳の部分を活性化させるので、たまにはいいかもしれない。

    0
    2026年09月06日

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