モモ

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時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。

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モモ のユーザーレビュー

「けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。」

「時間がない」「忙しい」、口癖になっていませんか?
時短や効率にばかり気をとられ、大切なことをついつい忘れてしまう。本作は、そんな現代人に警鐘を鳴らしています。

児童書なのでとても読みやすくわかりやすいのですが、テーマ・内容共に深い作品となっており、子どもだけでなく、むしろ大人の方におすすめしたい一冊です。

すこし奇妙な格好をした、やせっぽち。
でもどこか不思議な魅力をもつ少女、モモ。
モモと一緒に時間を巡る冒険に出かけてみませんか?

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    灰色の男たちは、この時代の人間たち(つまり私たち)の気がする。
    いつの時代も、以前に比べたら「灰色の男」指数は上がるのだとは思う。しかし、最近の「灰色の男」化はスピードが速すぎる。

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ

    「自分らしく、人間らしく、心豊かに生きる」といった行為や思いに付随する「時間」、この「時間」が段々と消失し「自分らしく、人間らしく、心豊かに生きていない」人々が増えているといった現代社会への皮肉を児童文学に込めた一作品。児童文学こそ万人に伝わる表現で、万人が読後に考えをもてるような素晴らしさがある作

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    対象年齢が小学校5、6年生以上とある児童書だけれど、大人が読んでて大きく問われる本だし、働いて働いて働いて働いて働く方に向かうかもしれない今だからこそ、時間と自分の在り方を見つめ直すために示唆の多い本。豊かさについて考えさせられた

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    時間に追われたことのある私にとっては、おもしろくも怖い話だった。たくさんお金があって忙しくても、幸せとは限らない。作中には『致死的退屈症』とあったが、うつ病のようなものかなと思った。

    大人になってから読んだ方がわかるというか、おもしろい。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    私も灰色のやつに支配されてしまった親みたいになっていないかな?
    学校の準備できてるの?習い事の準備できてるの?勉強終わった?早くご飯食べなさい!
    ずっとせかせかしてるかも…
    灰色のやつに時間を奪われているのかな。
    取り戻せるかな…
    この現代で。
    大切な人を失わないように。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    たとえば、みんながひらめくこと、そのひらめきはすぐに忘れてしまうと思う。
    そのひらめきを一つ一つ丁寧に文章にした本。
    だから、痒いところに手が届くと言うか、この表現がしたかったんだって、表現豊かになれる
    子供心がまだ自分に残っていると再確認する。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    わたしたちは現代社会を生きていく上で遭遇する「時間泥棒」とどう対峙していくべきなのか。

    現代はいたるところに灰色の男たちがいて、隙あらば私たちの時間を狙っている。一寸先は致死的退屈症である…と、資本主義への恨みつらみを述べた後に「とかくに人の世は住みにくい。」などと結ぶニヒルな感想が浮かんだがこれ

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    時間は平等。
    なのに大人は時間が無いと言う。
    子供目線で今で言う学校や習い事が皮肉混じりで書かれている気がして、とても面白かった。
    時間は有限であり、Time is moneyを第1優先にした先に、家族の時間や人と人との繋がりを失ってしまうこともある。
    大切なものの為に今どう動くべきか1度立ち止まっ

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    35歳にして初めて読み、衝撃を受けてしまった。面白すぎる。
    この世界観どうやって思いついたんだろ。

    文体は読み聞かせしてもらってるような不思議な感覚
    それでいて内容はハッとさせられるようなもので心に深く刺さる部分が多かった。

    自分は大人側になってしまっているのだろうかと怖くなった。
    この本の発行

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    当時まだ私が小学生の頃、分厚い単行本をこの本を初めて手に取った。初めは「こんなの読み切れるわけない」と思ったが、気づけば夢中になり、あっという間に読み終えていた。

    内容も当時の私が何を感じたかもすっかり忘れてしまったが、友人の勧めでまた読んでみようと思った。

    物語の大きなテーマは「時間の使い方」

    0
    2025年11月10日

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