作品一覧

  • モモ

    小説・文芸

    4.6
    1巻880円 (税込)
    時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。

    試し読み

    フォロー
  • 全体主義の起原1 新版――反ユダヤ主義

    ビジネス・実用

    4.5
    1~3巻4,950~5,280円 (税込)
    〈反ユダヤ主義(たんなるユダヤ人憎悪ではなく)、帝国主義(たんなる征服ではなく)、全体主義(たんなる独裁ではなく)が――次から次へと、より残酷なかたちで――示したのは、人間の尊厳が、新しい政治原理、新しい地上の法においてのみ見出されうる新しい保証を必要とするということである。その有効性は今度こそは人類全体を包括する一方で、その力は厳密に限定され、新しく定義された領域的なものに根をおろし、それによって制御されなければならない〉20世紀の中心に生じた「伝統の崩壊」、すなわち強制収容所・絶滅収容所という「地獄」という現実の出来事を、どうすれば理解することができるのか。厖大な文献を読み込み、じっくり考え、理解しようとする営為から、本書は生まれた。国家や法という伝統、さらには人間の本質まで破壊した全体主義への道筋とシステムを描いた20世紀の記念碑的大著の新版を、最新の研究成果を反映し、より正確かつ読みやすくして、ここにおくる。〈理解とは、現実に予断をくだすことなく注意深く向き合い、それに負けないことなのだ〉
  • 黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    美しい金緑色の蛇に恋した大学生アンゼルムスは非現実の世界に足を踏み入れていくが……代表的メールヘン「黄金の壺」。17世紀のパリで、天才的な職人が手がけた宝石を所有する貴族たちがつぎつぎと襲われる事件。ようやく逮捕された犯人は意外な人物だった。推理小説の嚆矢ともいえる「マドモワゼル・ド・スキュデリ」。画家で音楽家でもある鬼才ホフマンの多面的な魅力が味わえる4篇を収録。
  • くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女

    小説・文芸

    3.4
    1巻1,386円 (税込)
    クリスマス・イヴに贈られたくるみ割り人形。その導きで、マリーは不思議の国の扉を開ける……珠玉のメールヘン「くるみ割り人形とねずみの王さま」。役者ジーリオとお針子ジアチンタの恋を軸にして巻き起こる騒動。奔放な想像力が炸裂する「ブランビラ王女」。ホフマン円熟期の傑作2篇を収録。(解説・識名章喜)
  • 新版 噓、秘密、沈黙。

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,400円 (税込)
    創立65周年記念、アドリエンヌ・リッチ三部作待望の復刊! 教育、仕事、倫理――沈黙を強いられてきた女たちが自分の言葉を語るために。現代アメリカを代表する詩人/フェミニスト批評家の60-70年代論集 女とは何か。女として生きるとはどういうことか。一人の女として、母として、詩人としての自らの経験を深く堀りさげ、母性神話について、異性愛について、女の教育と仕事についてラディカルに問う。そして、男によってつくられてきた歴史や文化のなかで、女の生きかたを解放する視点を明らかにする。つねにフェミニズムの原点にたちもどりつつ、その最前線を歩んできた詩人の論考を紹介。 教えることに私が興味をひかれるのは、たまさかの天才の出現のためであるよりも、言語をもたなかった人びと、言語をもてないほどに利用され虐待されてきた人びとによる、全面的な言語の発見のためなのである。(本文より)
  • 新版 血、パン、詩。

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,080円 (税込)
    女性を無力化する一つの政治的制度としての異性愛―― 女たちは何を強いられ、何を求めてきたのか。「すべての女」の連帯は、どのように可能か。 現代アメリカを代表する詩人/フェミニスト批評家、アドリエンヌ・リッチ論集三部作、待望の復刊&完結! 女は、女であることによってのみ抑圧されるのではない。 おどろくべき高まりとひろがりをみせた70年代アメリカのフェミニズム。 しかしそのなかでなお、黒人および少数民族の女性とレズビアンたちは、人種主義と異性愛制度のもとで沈黙を強いられてきた。 アイデンティティをつきつめ、「私」と「あなた」をへだてているものと両者が共有しているものをひとつひとつ吟味しながら、新たなフェミニズムへの道を探る。シャープでしなやかな思考に貫かれた79-85年論集。 「強制的異性愛とレズビアン存在」所載。 解説、イリナ・グリゴレ(『優しい地獄』、『みえないもの』著者) 「あなた、ユダヤ人でしょう?」 十八年間の同化訓練がたちどころに反射作用をひきおこして、私は首をふり、彼女を拒み、「いいえ」と言っていた。 ほんとうは何に対して「いいえ」と言っていたのだろう? (本文より)
  • 砂男/クレスペル顧問官

    小説・文芸

    3.9
    1巻968円 (税込)
    サイコ・ホラーの元祖と呼ばれる、恐怖と戦慄に満ちた傑作「砂男」。芸術の圧倒的な力とそれゆえの悲劇を幻想的に綴った「クレスペル顧問官」。魔的な美女に魅入られ、鏡像を失う男を描く「大晦日の夜の冒険」。E・A・ポー、バルザック、ボードレール、ドストエフスキーなど後世の作家に幅広い影響を与えたホフマン。怪奇と幻想、そして諧謔に満ちた作品群は、200年の時を超え、いまなお読者を魅了してやまない。

ユーザーレビュー

  • モモ
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    「時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。
    人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです」

    0
    2026年07月19日
  • モモ
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子どもの時に読み、20歳前後で読み、そして30年近くを経て3度目の再読。驚いている。まるで、今の日本の話ではないか。いや、世界の話か。
    時短という言葉がもてはやされ、効率的なこと、コスパが常に重視される世界。子どもたちは、放課後には児童館や放課後デイなどに預けられている。もちろん、物語と全く同じではないけれど、ある見方をすれば大人たちの事情で、一つの所に押し込められている、とみられないこともない。
    灰色の男たちが今もこの世界で活動を広げている。
    一時期モモが話題になった時よりも、もっと事態は深刻になっている。スマホ一つで何でもできる時間。待ち合わせも時間の無駄、手紙どころかメールやLINEです

    0
    2026年07月19日
  • モモ
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    読みにくかったけど、
    時間どろぼうが現代におけるスマホなのかなと思う。

    タイパタイパと騒がれる世の中だけど、
    人間らしい生き方ってなんだ?と思った時に
    ただ意味もないショート動画を見てだらだら
    過ごす時間よりも、
    本を読んだり、編み物をしたり、
    家族とお喋りしたり、美味しい物を味わったり
    自分の幸せの価値観の軸をしっかりと持ちたいし
    そんな幸せな時間を送るために毎日生きていたい

    モモはやや資本主義批判寄りで書かれているようだけど
    たしかに時間どろぼうに時間を奪われた人たちは
    ただ働くために生きている感じがして気味悪かった

    生活するために働くのが理想だよね。

    0
    2026年07月19日
  • モモ
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    児童文学とは思えないくらい読み応えがあった。
    風刺を感じるけど、児童文学だからか嫌味は感じない。
    50年も前に書かれたとは思えないくらい今の時代にも当てはまる。
    気付かないうちに社会が変容していっている様子も、時間に追われる生活も。
    大人にもおすすめ。

    0
    2026年07月18日
  • モモ
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと途中で止まっていたのだけど、8歳の息子が2日で読んじゃったので、負けるかと読破。
    驚くほど面白かった。
    愛すべきキャラクターたちと、ぶっ飛んだストーリーと普遍的なテーマ。
    直接どこが、とかはわからないけど、初期の村上春樹感も。
    誰もが話をしにくるモモは「風の歌を聴け」の「僕」みたいだし、亀のカシオペイアは「羊男」だし、灰色の男たちは「やみくろ」だし。

    ひとまず灰色の男たちにめっちゃ時間泥棒されて操られてる気がするので、たまに読み返そうと思った。

    0
    2026年07月16日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET