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Posted by ブクログ 2023年11月10日
高遠耕平を軸に多くの人が絡む物語だが、登場人物間の関係が複雑で把握に苦労した.牛島美砂子、鎌田浩之、北村千津子など重要なキャラクターを発揮して話の展開を複雑にしているが、どの人物も嫌味がなく言ってみれば素直な性格の人ばかりで、読んだ後にそのことに気が付いて驚いた.納骨堂での出来事は何かを象徴している...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月01日
白石作品は女性目線で描かれた話が好きなのでヨシ!と思いながら読み始めた。
最初は美砂子と鎌田とのラブストーリーかと思っていたらそんな安易な話ではなかった。
次々と判明する真実、複雑に絡まった人間関係に唖然となりながら、最後まで読んでほーっと息を吐いた。
美砂子に絡む男性達、直志が一番ダメ、鎌田も結局...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月25日
最愛の父に愛人がいた…。
見知らぬ男からもたらされたのは、娘が最も知りたくなかった事実。
しかし亡き父の妄執は、35歳の主婦・美砂子の結婚生活にまで影を落としていく。
一見ありがちなテーマですが、驚いたのはあまりにも女性の気持ちが細部にまでわかっている事。
女性以上に女性を理解している...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月19日
親と子、生と死、人の縁。なんつーか最初はただの妊活不倫恋愛物と思って読み始めたけど、後半どえらい重いことになってて、それはそれで面白かった。何ぼ何でもな登場人物たちの絡まり合いだったけど、まあそこは物語。女性視点の心理描写や男性批判が秀逸で、最近女性のものの見方を(あくまでも本からではあるが)学ぶこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月13日
2015/3/13登場人物が多くて途中、誰がどういう関係なのかを整理することが必要だった。子供を生むことをテーマにしていて、父の浮気相手との関係、夫との関係、夫の浮気相手の息子(と名乗る)人との関係が興味深い。子供を生まないほうが幸せって言うの、うーんどうなんだろう。少しわかるけど、なんとなく信じた...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月21日
白石一文さん、かっけぇ。
白石さんらしい。
久しぶりの著者の作品。
大好きなんだけど、ヘビーだって分かってるから。
覚悟して読まないとって思ってずっと読む気になれなかったのが、今日はなんだかその気になって読んでみた。
ら、なんだか今の自分に言われてるような考えさせられるような言葉が出てきてしまう。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月23日
今年早々に祥伝社から『ほかならぬ人へ』の文庫版が出た時には、その巻末に収録された「解説」のかなりイッちゃってるっぷりが局地的な話題になった。新潮社の編集部員が祥伝社の文庫の巻末で、肝心の小説の話はそこそこに、作家との思い出を過剰な熱量と垂れ流しの自意識とむしろオナニズム一歩手前の自己陶酔に乗せて語り...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月25日
愛護センターという名の処分施設 癇癪持ち 剥奪 排卵日 猟犬ミニチュアダックスのハリー 荒唐無稽な 浅草界隈の雑踏 杉並区久我山 不憫 贔屓 カヌー 鎌田浩之 東西線門前仲町 福生 急逝 一筆認めて 湯島 清澄 東条紘子 牛寺周一郎 人間の容姿の嗜好 相好を崩して 川越 次元大介 大腿骨 一瞥 京葉...続きを読む
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