砂の城~鬼貫警部事件簿~

砂の城~鬼貫警部事件簿~

660円 (税込)

3pt

3.3

早朝の鳥取砂丘に突き出た“足”。マネキンかと思われたその足は女性のものだった。被害者は高校の女性教師、一緒にいたはずの男は失踪していた。容疑者として浮かんだのは、かつて被害者と交際していた画家。しかし、その男には鉄壁のアリバイが。捜査は行き詰まり、名刑事・鬼貫に依頼がきた。容疑者と鬼貫の熱き攻防。真犯人は誰か。鬼貫警部シリーズの名作。

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砂の城~鬼貫警部事件簿~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年03月21日

    未読だった鬼貫警部もの。

    正統派時刻表ミステリの傑作。犯人がかなり周到な人物で、アリバイを二重三重に用意しているので、刑事との攻防が楽しい。崩せそうで崩せないいくつものアリバイがもどかしい。くくー。やっぱり鮎川哲也の時刻表ミステリはうまい。もう「鮮やか」の一言です。

    また寝台列車が頻繁に出てくる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月13日

    鳥取砂丘で見つかった女の他殺死体。容疑者探しは二転三転するものの、ひとりの画家が浮上する。その画家は、京都で起きた別の殺人事件にも関わっている可能性があることが判明するが、2つの事件のどちらにも鉄壁のアリバイがあった。鳥取県警の刑事、京都府警の刑事が警視庁の刑事と連携して、アリバイを崩すための地道な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月07日

    正統派のアリバイトリック。時刻表がばんばん出てくるが、苦手な人でも楽しめる。

    手掛かりゼロの状態から、容疑者を絞り込むまでのプロセスが第一段階。ある偽作をめぐり、関係者宅を奔走する刑事たち。ただ話を聞くのではなくて、事件の本質に迫ろうとする姿勢にわくわくする。

    第二段階はアリバイ崩し。意外な展開...続きを読む

    0

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