小説の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
-結婚について考える男性の思考が不穏な方向に。。。リリィの歌を背景に結婚について考える。 彼女が結婚を切り出したら受けようと覚悟を決めていた男性に、彼女は言います。「今年は私たちの結婚の年ね」。彼の思惑を飛び越えて、結婚が規定事実になってしまったフリーランスの彼は、結婚生活の維持のために就職を決めます。その帰路に喫茶店でふと聴いたのが、リリィの「私は泣いています」でした。その歌の歌詞を聴いている内に、彼は今の境遇が歌の主人公の女性のようだったらと考え始めます。リリィの歌を背景に、結婚するとはどういうことなのか、自分は結婚する相手をどう考えているのかと思考が進む、結婚についての物語。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
-
3.7
-
3.3
-
4.5「薄明の窓辺に置かれた言葉のジュエリー。エミリーの詩は読むたびに新しく誕生する。」――谷川俊太郎(帯のことば) 英文の構造が変則的で、それゆえ訳すことが難しいといわれるエミリー・ディキンスンの1775編の詩のなかから、73編を選んで、7つのジャンルに分けて構成した。ディキンスンを愛してやまない詩人で翻訳家の内藤里永子氏が、「ディキンスンの詩に親しみをもってもらえるように」との願いを込めた渾身の訳。内藤氏は『まぶしい庭へ』(ディキンスンの詩にターシャ・テューダーがイラストをつけた絵本)を訳し、好評を博した。7つのジャンル分けは以下のとおり。 1、わたしは名前がない。あなたはだれ? (日々の暮らしを宇宙のものとともに) 2、ほんとうに目が見えなくなってしまう前に (心の目で見て、心の耳で聴く) 3、魂には逃亡を企てる時がある (舞い踊る衝動、噴火を秘めたエネルギー) 4、自分自身を信じるの! 神秘を信じるの! (詩人の姿のあらわれ) 5、朝がドアを叩いた、別れのとき。どちらももう強くはなかった (いのちの真紅の多量のしたたり) 6、あのような方も死ぬ、ということが わたしの死を穏やかにする (死の眠りと別れ) 7、「希望」は背中に翼をつけている (癒しのことば)
-
-“謎”を追う緊迫した物語 力を背景とした一方的な現状変更の試みやテロ、暴力的過激主義の拡大、未知の感染症など、これまでにない不安の時代が続いている。人間の命をめぐるその情況に、この物語は新しい鮮やかなカタルシス、新しい生き方を暗示する。 「アラスカ育ちの若い女性咲音。山中でひとり暮らす老婆『灰猫』の謎。何年かに一度、出現する森の中の湖。青山さんが、こんなにみずみずしい感性を持ち続けていたことに驚く。コロナ時代の『復活』の書、清冽な水の音が聞こえるような小説だ」 ――『月刊Hanada』編集長・花田紀凱 文庫化に伴い”後日譚”を新たに書き下ろし!
-
-
-
3.3
-
4.8明日への希望をリリカルに描く! 国際アンデルセン賞受賞作家ジャクリーン・ウッドソンの代表作であり、自伝的作品。 ―――言葉が意味を集め、 それが思いとなって、 頭の外に出て行き、文章になる。――― 「言葉をつかまえたい」と願う作者が、本当に求めていたものはなんだったのか……。 自分の誕生から子ども時代の思い出、文字やことばに興味をもったきっかけ、作家への夢、様々な人間模様などを、イメージに富む散文詩でリリカルに描く。人間として生きる権利とは何かを少女の目を通して語られる。
-
-いろんなところで掲載してきた散文詩に、数点の新作と書下ろしエッセイ2編を加え、一冊の本としてまとめました。 悲しい気持ち、愛しい気持ち、淋しい気持ち、小さな決意。 すぐそこにある日常をことばにしています。 収録散文詩タイトル抜粋 ・雨のにおいのするベランダで ・すぐには言えないこと ・その程度にはじゅうぶん大人 ・覚えている ・そこにあるなにか ・ほんとはポケットに ・なぜだろうとてつもなく虚しいのだ ・またひとりぼっち ・たくさんの時間 ・お元気ですか ・我が道をゆく 収録エッセイ ・消化できない気持ち ・華麗なる変身 ・失うと得る 【散文詩41編・エッセイ3編】約文字19,000字
-
-直木賞受賞作『流』の続編「I love you Debby」ほか、珠玉の作品6編を収録。 人生はままならない。諦めの連続だ。 悲しくて。悔しくて。寂しくて。 一瞬成功したかにみえても 待ち受けている落とし穴は底なし。 【目次】 I love you Debby ドン・ロドリゴと首なしお化け モップと洗剤 わたしはわたしで 遡上 REASON TO BELIEVE 初出一覧 【著者】 東山彰良 1968年台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡県に移住。 2003年第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』で、作家デビュー。 09年『路傍』で第11回大藪春彦賞、15年『流』で第153回直木賞、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。 17年から18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞する。『越境』『どの口が愛を語るんだ』『怪物』など著書多数。
-
-「論文というより、エッセーに近く、エッセー小説風の描写スタイルで、それまで暖めてきたテーマが一気に噴出した、といった強い情熱がひしひしと伝わってくる作品ではあるけれども、そこは熟達した小説家らしく、具象的で、実際的であり、ふんだんに散りばめられた辛辣なジョークに思わず笑いも誘われる。従来の男性優位思考に対する、手厳しい皮肉と嘲笑と諷刺をからめた論詰が、とぼけた表現の随所に潜んでいるので、聞き手の若い女性たちはさぞ胸のすく思いをし、会場に笑いの渦を巻き起こしたに違いない」(エッセイスト高沢英子氏のことば)…講演をもとにしたウルフの女性論。
-
-大学の学生寮に住む真弓。友人のお見舞いのために寮の中へ忍び込みたいという、他大学の男子学生の願いに、偽善的な大人たちへの反発もあって……。衝撃的なラスト、親に反発して抵抗する女子大生の心理と行動を描いた、長編小説。
-
-ユニークな自我に生きる女流作家の宇女子と、美しく聰明な姪の千晶を中心に、2人が同時に愛する若い原子物理学者の香取耕二、千晶の婚約者である医師の宇津木努、江戸趣味に生きる洒脱な美術評論家・市島克衛、繊細な心情を持つ理論物理学者・小坂部、千晶の父の病院長・弥曾次、母の類子、宇女子ファンの芸者・小千代など、さまざまな恋の姿と、綾なす人間群像が描かれる。この作品は、著者の男性観・恋愛観のすべてを注ぎ、個性的なリアリティを持った円熟の筆に、恋の虚飾と真実を、見事に凝縮し、彩りゆたかに描きつくしている。豊麗な大河の魅力を思わせる傑作長編。
-
3.0
-
4.0
-
3.0尊厳死。 それは、自らの意思によって延命措置を受けずに、人間としての尊厳を保ちながら最期を迎えること。 実際に現代日本でも法制化の動きがあるが、孕む問題の大きさゆえに、法案の是非をめぐり、さまざまな議論が戦わされている。 そんな「尊厳死」を題材にした本作では、近しい者の死に直面する人々──OL、少年、医師、カウンセラーたち──の思い悩みながら生きる姿が、ときに切なく、ときに凄惨に描かれていく。
-
-100万部読まれてほしい、史上最高のデブ小説! 九段理江さん(小説家) この一年で読んだ小説の中で、一番好きかもしれない。 ラランド・ニシダさん(お笑い芸人) あなたは人に「デブ」と言えますか? 欺瞞の薄皮をぴりりと剥ぎとる、 笑いと皮肉てんこ盛りの、傑作中編小説集! 三國造船で働く安井は、職場の人たちを「サンゾウ」と一括りにし、直視せぬようやり過ごしてきた。労働組合からの要請を受け、改めて個々のサンゾウを観察し始めるが・・・・・・。 ――「世紀の善人」 小学校を卒業した望は、友人とディズニーランドに行く計画を立てたが、自分の顔が嫌いで乗り気になれない。「奇跡の一枚」を目にしたことで、自意識が変わり・・・・・・。 ――「小人二十面相」 タナマル水産の広報部員として働くアヤノは、自他ともに認める「デブ」である。担当する食べ歩き企画で、その食べっぷりと自虐ネタが「おもしろい」と話題になり・・・・・・。 ――「わたしを庇わないで」 【著者略歴】 石田夏穂(いしだ・かほ) 1991年埼玉県生まれ、現在東京都在住。東京工業大学工学部卒。2020年に「その周囲、五十八センチ」で大阪女性文芸賞受賞。2021年に「我が友、スミス」が、第45回すばる文学賞佳作、第166回芥川賞候補作となる。2022 年「ケチる貴方」が第44回野間文芸新人賞候補に。2023年「我が手の太陽」が第169回芥川賞候補、第45回野間文芸新人賞候補となる。他の著作に『黄金比の縁』『冷ややかな悪魔』『緑十字のエース』『ノーメイク鑑定士』等。
-
-
-
4.0危険すぎる彼女。その秘密とは? 恐怖とエロスの饗宴!! 官能界のトップランナーが描く、堕ちる女の物語 売れなくなったモデル 「愚かな女」が見た夢―― 著者渾身の最高傑作!! 化粧品会社イメージガール、雑誌専属モデル、テレビCM出演。モデルの清奈にとって、それがキャリアのピークだった。ある日、清奈を抱いた男が死んだ。大手芸能プロダクション常務取締役。その後も、地元の後輩、キャバクラの送迎ドライバーと、負の連鎖が止まらない。なぜ彼女を抱くと死んでいくのか? 恐怖とエロスが交錯する、超官能サスペンス! 【目次】 第一章 殺意 第二章 報復 第三章 流浪 第四章 炎上
-
4.5現役女子高生作家が紡ぐ、鮮やかな人間賛歌。 ★遠くへ行きたい 田中花実は、中学2年生になった。前作『太陽はひとりぼっち』からのバディ、佐知子とは相変わらず仲良し。ある日、二人は少女と出会う。よかれと思って少女のために行動した二人だが、思わぬところから、深い社会問題に踏み込んでしまう結果に。笑いあり、涙あり、生きることへの肯定感を滲ませる「るりかワールド」はより広がり、深みを増す。 ★私を月に連れてって デビュー作『さよなら、田中さん』、前作『太陽はひとりぼっち』でも、常に名脇役として登場する2階の住人・賢人が主役の物語。相変わらずむさ苦しく、世捨て人となっている賢人がある日突然恋に落ちる。そのお相手とは……?そして、その恋が、彼の生活、人格すべてを変えていく。賢人が見つけた鮮烈な「恋」の行方は……? ★夜を越えて 今作の『遠くへ行きたい』を受けて誕生した作品。授業の一環、職場体験で出会った「ぶーさん」。彼女は、花実のお母さん・真千子の昔を知る人物だった。実の娘の花実にすら一切を語らない、真千子の壮絶な過去の一端が紐解かれる。そこで描かれる真千子の少女時代。そして、その時代から続く熱い想い、絆に心が震える一編。
-
-
-
-
-
3.3幼少の頃から、自分だけに見える幻覚「蛞蝓女」に悩み続けてきた女子大学生・芽衣。 ある日、「蛞蝓女」がネット上で都市伝説化していることを知る。芽衣の通う大学で、不気味な怪物の目撃情報が多発していたのだ。 怪我人までもが発生し、芽衣はついに彼氏の恭一と共に、「蛞蝓女」の呪いが生まれた故郷・沢母児町へ向かうことを決意する。 一方で、怪奇現象の研究者であり、芽衣の中学時代の先輩である雪丸千璃もまた、この呪いの正体を追い、沢母児を訪れていた。 沢母児に伝わる超能力者・沾水ネンの伝承、「メノテメ様」の祟りの噂、どこか不気味な村の人々。3人は、奇妙な町の秘密を探っていくが…… 呪いを「殺す」方法は存在するのか? すべての謎が解き明かされるとき、物語は想像を絶する結末へと動き出す。 日本ホラー小説大賞出身の鬼才による、異形蠢く戦慄の復讐譚!
-
-
-
-恋愛依存体質でホストに入れあげている京香と、親の言いなりで現役医学部生の大介は幼馴染。ある日大介にお見合い話が持ち上がり、ダサ男な見た目の彼を改造しようと奮起する京香だが!? 表題作の『私を見下さないで』ほか、パフェ専門店の美人店長に一目惚れし、下心ありきでアルバイトを続けている大学生の浜松は、単発バイトの指導を頼まれる。店に現れたのは、彫りの深い顔に色気のある声を持つ優秀なアルバイターで・・・!?(『パフェとガチ恋』)剣道部の可児先輩に惹かれ入部したミル子だが、先輩はケガで半年休学することに。休学後、留年して同学年になった先輩は、なぜか古めかしい言葉でしか話さなくなっていた。彼は本当に先輩なのか疑うミル子は・・・?(『僕の目を見て』)など、コバルト短編小説新人賞・集英社ノベル大賞受賞の著者が様々な恋と愛の形を鮮やかに描く6編の短編集。
-
-ファッション・ジャーナリストの片岡夕子は、上司との不倫を精算させるために、日本の業界新聞『ファッション・ニュース』のニューヨーク通信員として、ニューヨークへ旅立った。 1986年のニューヨークは、ドラッグ、エイズ、ロック、ゲイカルチャー、ニューヨーク・ファッション、ディスコ、ナイトクラブ、ダンス・ミュージック、グラフティ・アートなどなど、夕子にとって、すべてが刺激的で、目のくらむような毎日だった。 そんな中、夕子の人生を変える新人ファッション・デザイナー、マイケル・スミスと出会う。 ジャーナリストとして、そして女として夕子はマイケル・スミスにどんどん魅かれていくが、マイケルは夕子には理解できない秘密があった。 80年代の煌めくファッション界を舞台にした華麗で、切ないラブストリー。 そしてこの恋の結末は、夕子に大きな衝撃を与えるが、また一筋の希望の光も残していく。 著者、伊藤操は実際に80年代からニューヨーク・ファッションを取材したライター。ファッションショーのシーンや、メトロポリタン美術館のパーティシーンなどドキュメンタリータッチで描かれた本作品は、読む人を喧噪の80年代のニューヨークへ誘う・・・。
-
3.7
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 柿本人麻呂論・歌論を中心に、万葉文学、そして日本文学の源流の謎解明への、長年にわたる研究の成果がここに結実。全八巻に補巻二巻を加えた充実の著作集。 序説 人麻呂歌集研究史 人麻呂歌集の謎/人麻呂歌集はいつできたか/研究史上の昭和三年/第一章 人麻呂歌集略体歌の表記法 漢語の和訓と和訓書きの歌/訓読漢字による歌の表記/和訓漢語と和風義訓熟字/和風義訓熟字「出月」をめぐって/助辞の文字化/助辞の補読/第二章 助辞の文字化と補読 助詞の文字化と一首の文脈/アリ系統の助動詞の文字化と補読/接続助詞の文字化と補読/係助詞「は」の文字化と補読/助詞「を」の文字化と補読 ※本書は平成14年9月におうふうより刊行された『渡瀬昌忠著作集 第一巻 人麻呂歌集略体歌論上』が底本です。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脳トレ感覚でスラスラ解ける将棋MOOKシリーズに 竜王・渡辺明が登場!! 「初心者でも必ず知っておきたい手筋」をテーマに、 三択で選ぶ簡単な局面の次の一手問題、 三択で選ぶ難しい局面の次の一手問題、 ヒントのみで解く次の一手問題をそれぞれ27問と 渡辺竜王の実戦から採った次の一手問題を収録しています。 自分に有利な局面をつくり出す将棋の急所、 攻めと受けの基本的な手筋がマスターできます。 さらに、竜王戦十連覇を目指す渡辺竜王の 強さの秘密に迫るインタビューと 竜王についての豆知識81本もあります。 もちろんバトルロイヤル風間氏のイラスト・4コマ漫画も収録。 問題を解くだけでなく読んで楽しい誌面です。
-
-「いいから黙ってろ」「ちゃんと見とけ」・・・その男の剣幕に、産科医師となって5年目の神岡好乃は圧倒された。医師不足で存亡の危機に立つ市民病院に助っ人として現われた男――フリー医師・犬童道也は、好乃の目の前で母子ともに危険な早期剥離(はくり)の分娩を無事成し遂げたのだ。好乃はその技量に感嘆するが、同時に医療事故すれすれの無謀なやり方に反感を覚えた。時には現代医療の常識から逸脱しても、自らの方法を貫いて恥じぬ犬童。はたして、この男は何者なのか!? 崩壊に瀕する周産期医療の現場に立つ医師たちの苦闘と成長を、現役医師にして熟達の作者が見事に描いた迫真のサスペンス、待望の電子化!
-
-わたろかな もどろかな ふゆがせなかを ちょっとおした はるはおずおず わたったよ あたまにちょっぴり ゆきのせて (「わたろかな もどろかな」より)
-
3.2一九九九年、沖縄。花城泉は、気が合わぬ姉と妹に挟まれ窮屈さを感じていた。ある日、祖母の漣オバァが三姉妹に告げる。誰かが海神の墓を守れ──と。三人は即座に拒否したが、二十年後、図らずも彼女たちは失われた「海神の秘宝」を追うことに。 汀・泉・澪――一騎当千の花城三姉妹が、沖縄、東京、九州、山口、台湾を縦横無尽に疾駆する! 三人の凄まじいまでの欲望と日米中の思惑が錯綜する、空前絶後の冒険小説。 読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、週刊文春、週刊新潮、サンデー毎日、週刊朝日、小説現代、ミステリマガジン、SFマガジン、STORY BOX、ダ・ヴィンチ、CREA、ニュータイプ、沖縄タイムス、琉球新報ほか……各紙誌絶賛。山田風太郎賞受賞作家渾身の超大作が待望の文庫化。 カバーイラスト:mocha 【目次】 第一章 失われた秘宝 第二章 三姉妹の夢 第三章 相続人の行方 第四章 古墳は囁く 第五章 銅鏡と貝輪 第六章 暗躍する男 第七章 純白の平和と黒いアイドル 第八章 海神島の正体 第九章 見捨てられた疎開船 第十章 海底の決闘 第十一章 禁断の島へ 第十二章 太古からのメッセージ 解説 爆走するパワフルな冒険小説~「宝探し」の物語~ 阿津川辰海
-
3.3
-
3.6「便利屋と呼んでください」その男の特徴はとくには…ない。ロボットのような得体のしれない新キャラクター・便利屋。まるで死神のようであり、悪役なのか助っ人なのか得体が知れない。 議員の息子が誘拐され、身代金要求が犯人から来た。金を工面しようと事務所の金庫へ向かった秘書が暴漢に襲われ、現金を奪われる。ところが、その金はなんと、偽札だったと警察に知らされる。八方ふさがりになり、便利屋に依頼をする……。一方、捜査一課の刑事の巨漢の男・都築は、街に発生する事件を追ううちに、一人の人間に行きつく――便利屋だ。背徳の街・槻津市では、今日も政治家や葬儀屋、学校、旅行会社と次々と悪事を働いている。暴力で相手を屈服させるのではなく、悪事を捻り出す知力(悪知恵)で騙し合っている。 『極上の罠をあなたに』(単行本)に、書下ろし4編を加えた文庫版新装版では、都築は探偵事務所の所長に。ついに便利屋の正体が明かされる! 電子書籍特典として、本書の発売にあわせて書き下ろされた「インタールード 刑事の恋」を収録。
-
1.0
-
-========== お父さんを殺った奴、 探してください ========== 洒脱な会話、息もつかせぬ展開。 藤田流ハードボイルドの真骨頂! 【あらすじ】 父が窃盗の片棒を担ごうとしている。 止めてほしい……。 依頼を受けた私立探偵の影乃は犯行予定の日、 谷内義光の家に向かった。 短時間監禁し犯行への参加を未然に防ぐつもりだ。 しかし、そこにあったのは谷内の惨殺死体だった。 窃盗団はなぜ、土地開発で財を成した 蔵主グループ代表の金庫を狙ったのか。 調査を進めるうち、 グループ乗っ取りを目論む 大物フィクサーの計謀が 明るみに出る!
-
-
-
-
-
-【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。「茶粥の記」亭主に先立たれた妻と姑。亡夫は食通で通っていたが、ご馳走はほとんど食べたことがなかった。郷里への途中寄った温泉宿でこれからの姑との暮らしを思いやる。「凍雲」一度は結婚したものの親の反対で引き裂かれた夫婦。しかしお腹には赤ん坊が。何とか親を説得しようとする二人だが……。「反逆」夫に死別したお松は貧困で食うや食わずの生活だった。それを助けたのは教会の神父。しかしそれは単に利用されただけであった。しかしお松は娘の病気が神の奇跡で治ることを信じて……。「罠を跳び越える女」槙子は銀行の事務員。しかしある活動をしていた。それが上司にバレて勤めをエサに説得されるが……。たくましくしたたかに生きていく女性を描いた作品。文壇デビュー作。短編四本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
-
-短篇連作「美しいかけらの物語」シリーズは、ファンタジックストーリー、ラブストーリー中心の、短い小さなお話ばかりです。読んでくださった方の心に、何かしら小さな美しいかけらを届けることができたなら、と著者の北森みおさんが数年来、書き続けています。このお話たちにイラストレータの恩田好子さんが、「大人の女性が、終わっていない思春期を宝箱の中にちょびっと保存しているような感じかしら? 美しいお話のかけらのそれぞれに、違う光り方をする絵のかけらもくっついているような本にしたい」とステキな挿絵を描いてくださいました。 第一集『ワニと薬指』には、表題作以外に「美しい人差し指」「中指コンプレックス」「小指をかまれた女」「熱いからだを持ってはいけない」「パラソル」「黄色いジャンパー」「月曜日のランナー」「シーツの番号」「三月一日」「雪の日、ふきこは言った」「青いツバサ」「僕は切符を切る」を収録。
-
4.0
-
3.0
-
2.5仙台圏の高齢者向け月刊フリーペーパーで16年。地元シニアから毎月一八〇通あまりの熱い投稿が今も集まり続ける『みやぎシルバーネット』の大人気連載「シルバー川柳」。孫、物忘れ、家族、病院通い、茶飲み友達、そして恋心…。クスっと笑って時にしみじみ。シルバーの日々の暮らしの断片を、素朴に詠んだ傑作選。
-
-「この店では雨の日に話が途切れたら怖い話をするというルールがあるんです」バーのマスターから切り出された問いかけに、客で訪れた男が語り始めたのは、少女と笑い狼の神社を探して歩いたことだった。「おじちゃん、笑い狼知らない?」笑い狼とは大犬神社の狛犬ならぬ、狛狼の瞳に年に一度だけ夕日が差し込み、笑ったように見えることを言う。それを見た者の願いを叶うのだそうだ。「おかしいの……あるはずなのに……」少女の記憶を辿ってさ迷っても、なかなか神社には辿りつかない。どうやら少女の記憶の街はどれも30年前で止まっていたのだ。男はそこで初めて、少女が30年前に亡くなった自分の妹ではないかと感じるようになる。ようやく辿りついた神社は、ビルの影になり、もう夕日は差さなくなっていた。笑い狼は笑うのか? 少女の願いは叶うのか? 生きている者と死んでいる者が交錯するバーで、雨の夜に、不思議な話が始まる。
-
-
-
-目 次 第一章 神楽 神も笑い人も笑う 第二章 言の葉 言霊の幸はふ国 第三章 物語 異界からの来訪者 第四章 仮名 日本語の成立 第五章 国風 日本人の美意識 第六章 今様 「日本第一の大天狗」の秘密 第七章 誑惑 だましだまされる 第八章 戯画 宗教画として見る 第九章 凡俗 「達人」と「くらき人」 第十章 御伽噺 浦島説話の変遷 第十一章 禅画 瓢箪ナマズの禅問答 第十二章 同朋衆 笑いを生む社交の場 第十三章 頓智 風狂と栄衒の大喧嘩 第十四章 狂言 救済劇として観る 第十五章 俳諧 連歌から生まれる笑いの文藝 第十六章 寓話 動物に仮託した人間の性(さが) 第十七章 笑話 笑いで教化する 第十八章 浮世 虚の笑いと実の笑い 第十九章 軽口 落語家の三人の祖 第二十章 気質 「気質(かたぎ)」と「気質(きしつ) 第二十一章 遊里 誰もが知りたい「手練手管」 第二十二章 非常 中国笑話の流行 第二十三章 川柳 笑いのシステム化 第二十四章 遊戯 パロディとしての狂詩・狂歌 第二十五章 諷刺 自嘲の笑いが諷するもの 第二十六章 俳画 画俳両道の人 第二十七章 論争 尊大のおや玉vs浮浪士(のらもの) 第二十八章 半可通 色男、金あり、力なし 第二十九章 化物 虚を虚として楽しむ 第三十章 捷才 笑いのない笑い 第三十一章 滑稽 卑俗コンビの人気 第三十二章 漫画 「笑門来福」の教え 第三十三章 日本の笑い
-
3.5お笑い芸人のミナミは、ここ数年ですっかり人気も落ち、今はホテトルの運転手をして暮らしていた。年末のある日、以前、ホテトルで窃盗の嫌疑をかけられ、ミナミに助けられた京子が、お金を返しに来た。ちょうどその頃、お笑い学校の同級生だった友人から仕事の依頼が来ていた。稚内の老人ホームの年越しイベントで漫才をやらないかというのだ。断るつもりだったミナミだが、京子が正月に帰るところがないと聞き、最後の舞台をみせようと、京子を北海道へ誘う。自殺未遂をしたばかりの元相方・サカイ、そしてミナミの父・ハツオも同乗し、4人を乗せた車は27日朝、大阪を出発する。それぞれの思いを乗せ、北海道・稚内をめざして、爆走する車。名古屋~東京~仙台と、行く手に待ち受けるさまざまな事件を乗り越え、果たして、大晦日、忘れられた漫才師は、最後の舞台に立つことが出来るのか。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
-
-人生の機微を、ほんのり暖かい灯で照らすショートショート集 奇妙な旅行会社、消えたコーヒー店、喧嘩する親子、真夏のツクツクボウシ、落とした小銭入れ、頑張るお父さん、空飛ぶ豚、金魚鉢のカメ、ろうそくのあるサッカー場……。 叙情的なことばに包まれた、ほんのり光る日常の欠片たち。いつもの生活に疲れてしまったあなたの心に、「微笑み」と「癒し」と、そして少しばかり心がざわつく「余韻」をお届け。 アナウンサーとして多くの人生にかかわった著者が送る、不思議で味わい深い、日常が愛おしくなる珠玉の39編。 【目次】 小さな星/記念の一枚/パン屋さんの上は/月夜の子猫/世間に揉まれて/ゴリラのご飯/7.七という数/長閑な休日/青い小銭入れ/大人げない大人/身体にムチ打って/お盆の日に/カラス/奥座敷/空席/奇妙な出来事/夏に見るもの/黄色い帽子の男の子/ツツジの花/どうぞの一言/豚に翼があったなら/ろうそくのそばには/金魚鉢/パープルフィンガー/男の友情/シェフの味/居眠りパパ/ホリデー/未来のご褒美/西暦2525年/クリスマスの願い事/年末のハプニング/雪夜の来客/おばあさんのパフォーマンス/運命の逆転/未来の世界/小さな宝物/白い犬 【著者紹介】 本名 小野浩慈(おの・こうじ) 元フジテレビ、ニッポン放送アナウンサー 主にサッカー、野球、競馬のスポーツ実況を担当 現在、フリーアナウンサー 趣味で書いていたショートショートを出版 好きな作家 内田百閒