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神田川歩美と真野秀雄は、つき合い始めた頃にときどきケンカした。真野の論理と、神田川の感性は、ぶつかり合いながらも共生の道を探っていくが……(表題作)。男と女、宇宙、音楽と文学、伊勢物語……それぞれの登場人物がオーバーラップして展開していく十四編。意欲に満ちた、著者初の書下ろし小説集。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
論理と感性は相反しない。 だって、論理は世界に意味をもたせて、感性は世界を彩色するものだから。言語化難しいけど、なんだか好きな音楽見つけたときとにてる心地よいそわそわ感。 「終わらない後書き」で、そうそう!だから私は山崎ナオコーラが好きなんだー!ってなった。好き。涼しくてリアルで軽やか。
あるある。 わたしはとても感性寄りな人間なので、こうゆうシチュエーションあるある。 論理的思考と、感性的思考の違いからくるコミュニケーションの齟齬を、ほっこりユーモラスに描くナオコーラさん、さすが。
表紙買い。でも大当たり。山崎ナオコーラさんの作品はこれが初めて。 どこかゆるく繋がっている短編集。特に表題作とその続きの「アパートにさわれない」が好き。ピタッとはまっていたはずのものが微妙にずれていく様子がほんとうに悲くて。
ナオコーラ作品を散々読み尽くしてきて、これは傑作だと思う。何人もの友だちにプレゼントしたくなっちゃうような、そういう作品。
男の子と話してるとこういうのある となんとなく感じる瞬間はあっても うまく取り出せていなかったことがずらずら。 ナオコーラ、神。
年を重ねて味覚とか感性とか変わるけれど、 好きなものが変わらないってなんか嬉しい。 2011年の積読本です。苦笑 当時は495円(税別)でした。 ------------------------- 若き文豪が放つ、 入魂の小説集 「こんな作品は、もう書けない」 恋と別れ。文学と音楽。光と風。ブエ...続きを読むノスアイレスと秋葉原。 人は繋がり、世界はどこまでも広がっていく。 ------------------------- 14編がつまっていますが、 読み終わったあとに抱いた感想は、 「一貫してむちゃくちゃ。 でもナオコーラさんの言葉選び、 感覚がやはり好きだ。」でした。 表題作に登場する、 神田川歩美と真野秀雄は他の作中にも登場します。 自分たちがそれぞれに生きてきた時間を感じて、 改めて距離を認識する場面は印象的でした。 積読から10年以上も時を経て、 私もだいぶ年を取り、 アラフォーに差し掛かっているのに 仕事の昼休みに1編を読んで元気になったことに、 驚くとともに嬉しくありました。 10年前の自分と通じ合ったような。 なんですかね、生きてきたなというか。 そんな気持ちにさせてくれた一冊でした。 積読も寝かせる分だけ良いこともあるのかもです。笑
面白かった! 短編集なんだけど、少しずつ繋がってるってのもあってすごく読みやすかった。 登場人物も話も全体的に少し奇妙な感じなんだけど、そんなおかしな話の中で共感できる事や、なるほどなーっと思える事が多くて飽きずに楽しんで最後までゴールって感じ。 誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない事を、とい...続きを読むう作者のテーマが詰まったような小説だなと思う。 音楽と小説の話が特に好き。
これは面白い。 普段ミステリーを主として読むがこういったよくわからないジャンルを読むと新鮮に感じる。 著者も言っているがふざけてるけど一生懸命書いているってことが犇々と伝わる。 クスッと笑ってしまう場面もあれば比喩の使い方に驚かされた場面もある。 これは一見本を読まない人でも読みやすいと思うかもしれ...続きを読むないが実際には本が好きな人ならでは気づく部分が多い。特に表題作の「茶色の殻」がなぜその表現として現れているのかって場面。とても印象に残っている
一話一話くるくると変わって、時々交差して、目線が人になったり、人ではないもっと別なものに変わったり、時間が凝縮されていたり、何気ない会話がゆるく続いたり、万華鏡みたいな話。 真剣な話をする時に半笑いになってしまう神田川と、 水飲み依存症の小説家矢野マユミズ(後にマユミミズ)、 この2人がとにかくキ...続きを読むュート。 ほかに出てくる人たちもみんな癖があって、可愛らしくて憎めない。 面白かった!
読み終わってもどこにも辿りつけなくて、頭の中に余白だけが広がる。そんな表現の世界が心地よかったです。 それと、あとがきが好きです。
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論理と感性は相反しない
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