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Posted by ブクログ
好き勝手に読み始めた代償または対価
明治時代
亡くなった女優 伊澤蘭奢
彼女の愛人や恋人、息子の四人が顔を合わせる場面から始まり
各章で各々が蘭奢との接点を振り返る。
ちょうど三谷幸喜さんの映画(謎の女とその恋人たちが振り返る話)が公開してた頃、亡くなった女優の謎(自殺か他殺か)、一人の女性をめぐり関わった人によって印象が様々に変わるような話を勝手に期待して手に取る。
他の作品名の中に「眩」があり、ドラマ版を見ようとしてたので何かの縁だと購入した。
関係性によって見え方が変わりはしたのだけど、途中本人目線のパートもあったので
途中からは気にせずにいた。
サスペンス要素は無いとわかり読むのを少し止め、あとがきを読んだり出てくる人たちについて調べる時間を取る。
皆さん有名な方々だったと知らず、そこから読み方が変わる。ちょっと調べただけでは出てこない部分をつなげて想像して埋めてくれていることに気づく
何より最近出た本だと分かっていても「当時の表現」が隅々まで出てくるため、(当時がどうだったかまではわからないものの)明治の空気を感じながら歴史の隙間を覗いているような読書だった。
蘭奢が人妻だった頃からの恋人・徳川夢声
冒頭の今では態度がでかい毒を持った人柄だけど学生時代に蘭奢の色気に翻弄されている姿の対比がなんか良かった。
途中までフィクションとして読んでたからか調べれば何かしら過去の出来事が見られるのは不思議な感じ。
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