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星乙女の天秤【完全版】
「子供ができた。離婚してほしい」 夫に浮気され、結婚記念日をバーで独りで過ごしていた林原梓。 酔っ払いに絡まれて困っていたところ、「待たせたね」と助けてくれた人――。背が高くガタイも良く、あきらかに高そうなスーツを着ている……どうみても極道の人? という男性。 戸惑いつつも、男性から差し出された手を握り、抜け出した。 彼が「桐木敬也」と自己紹介しながら差し出した名刺には弁護士事務所の名前と代表弁護士という肩書。 些細なきっかけで出会った桐木とともに、夫とその不倫相手に離婚調停と慰謝料請求を申し立て勝訴。もう会うこともないと焦れている二人を見て、弁護士事務所メンバーのアシストもあり晴れて付き合うことに。 ****「私は、その……セックスがあまり好きではないのですが……」 私から指を絡めた。先生の手は温かい。きゅっと手を繋ぐ。 「先生には触れて欲しい」 あ、と言う間もなく唇を塞がれた。お酒の味がした。 「恥ずかしそうにしてるのが可愛い」 ****御曹司で若くして弁護士事務所の代表かつ弁護士としても活躍している桐木は、梓への想いを拗らせて、甘くじれったい。 『星乙女の天秤【完全版】1』には「第一章」~「第三章」までを収録。 -
炎炎ノ消防隊キャラクターブック ファイアー・フォース・ファイル
『炎炎ノ消防隊』初のキャラクターブックがついに登場! 初出しネタを含む総勢70人以上のキャラクターの情報を網羅した永久保存版。ファン必読の大久保篤先生インタビューや初公開となる第1話初期ネーム49Pなど企画満載! なんとあの「特殊消防隊ヌードカレンダーイラスト」もフルカラーで収録しているぞ!! 『炎炎ノ消防隊』初のキャラクターブックがついに登場! 初出しネタを含む総勢70人以上のキャラクターの情報を網羅した永久保存版。ファン必読の大久保篤先生インタビューや初公開となる第1話初期ネーム49Pなど企画満載! なんとあの「特殊消防隊ヌードカレンダーイラスト」もフルカラーで収録しているぞ!! -
始祖鳥記
全日本人必読!数多の書評家が唸った稀代の歴史巨編 空前の災厄続きに、人心が絶望に打ちひしがれた暗黒の天明期、大空を飛ぶことに己のすべてを賭けた男がいた。その“鳥人”幸吉の生きざまに人々は奮い立ち、腐りきった公儀の悪政に敢然と立ち向かった――。 構想十三年、執筆二年。伝説の著者が心血を注いで書き上げ、発表当時には、朝日・読売・毎日・共同通信・週刊文春ほか、40にも上る媒体で大絶賛された傑作中の傑作が、遂に電子版で登場! 「本書の素晴らしさには感服しました。 このような本に出会えて幸せです。」 直木賞作家・山本一力 -
徳川家康と武田勝頼
2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証者による徹底解説! 家康の生涯における最強の宿敵・武田勝頼。ふたりの熾烈な対決は、実に9年にも及んだ。その間の幾多の合戦や陰謀、家族・家臣たちとの軋轢から起きた事件には、最新研究によって知られざる側面が次々と明らかになってきた。長篠合戦の勝敗を分けた「意外な要因」とは? 家康の正室・築山殿と嫡男・信康の「死の真相」とは? 勝頼を滅亡に追い込んだ家康の「深慮遠謀な戦略」とは? 本書では武田氏研究の第一人者が、家康と戦国最強軍団との死闘の真実に迫る! -
ラストエンペラーの私生活
二歳九ヵ月で第一二代清朝皇帝の座に就いた溥儀は、幼少期から女官に性行為を教え込まれ、一〇代半ばで宦官との同性愛に目覚めた。六歳で退位を迫られたのち、一八歳の時にはクーデターで紫禁城を追われる。日本租界などを放浪し、二八歳で再び満洲国皇帝の座に就く。終戦後はソ連軍に逮捕され、東京裁判に検察側証人として出廷。トリかごに入ったらトリになれ、イヌ小屋に入ったらイヌになれ――中国の諺のまま、数奇な運命に身を委ねながら、自らの欲に忠実に生きた「幻の王国」の廃帝は、周囲を不幸の渦に巻き込み、六一歳で病没する。迫真の人物ノンフィクション。 -
未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038
20世紀末からの20年、ビジネスの覇者は製造業からITへと移った。これから20年はさらなる変化を迎える。そのときビジネスパーソンに求められるのは、イノベーション(技術革新)を起こす力ではない。むしろ既存の技術を応用し、新たな業界へ攻める力と、未来への戦略を立てるための業界横断的な情報収集力、そして先見の明だ。本書は、広範なデータに基づき、〈コンビニ〉〈エネルギー〉〈インフラ〉〈宇宙〉〈アフリカ〉など注目の20業界の未来を予測。変化の特徴、業界の現状、今後稼げる商品を具体的に提案する。20年分のビジネスアイデアを網羅した、時代の本質を見極める一冊。 -
頂きはどこにある?
本書は『チーズはどこへ消えた?』同様、寓話風の物語が核になっています。原題は“Peaks and Valleys”。すなわち「山と谷」。 「人生は山あり谷あり」という言葉がありますが、そんな単純なたとえ話ではありません。ここで語られるのは、仕事と人生における「山」と「谷」を自分の思いどおりにあやつる、スキルに満ちた考え方です。どうすれば「谷」から抜け出せるのか、いかにして「山」にとどまることができるのか…… その秘訣を説いた本書は、まさに驚きと感動の読書体験をお約束します。「頂き」を見失っているビジネスマンに新たな世界を開く叡智を贈る、話題作です。 -
ビジネスに効く400冊!必読本 大全
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はビジネスパーソンが、今こそ読んでおきたい「必読本」についてまとめたものです。 本は小さな紙片の束ですが、その中には多種多様なことが収められている。本をのぞき込めば、誰かの人生や心をなぞり、さらには自分の心と向き合うことができる。自分に足りないのが「経験」なら、本ほど強い味方はありません。 本書は全6パートから成ります。 まずは、ビジネスに必須の15テーマについて、各界の目利きが「課題図書」を紹介します。単なる本のリストではありません。どの順に、何を読み取ればいいのか。読み方と一緒にお届けします。 続いて、14人の凄腕社長が「仕事と成長のための必読書」を紹介します。さらに、ヒットCMメーカー、銀座一流店のママ、怪物カー開発者など各界の第一線で成果を上げるプロフェッショナル達の読書の流儀も、ぜひご一読を。本の主人公たちからは、様々なリーダーシップの形を学びましょう。 ビジネスマンのための「マンガ」もたっぷりと。その奥深さを堪能してください。 本との出合い方、読み解き方、つき合い方も達人たちに学びます。あなたの幹を太くするために、ぜひ楽しみながらお読みください。 -
劇画・長谷川 伸シリーズ 関の弥太ッぺ
小林まことの新境地!! 「100%楽しんで描きました」え~い、めんどくせえ!! 年3両の食いぶちで、むこう10年あずかってくれ!! てまえ、常陸の国、関本という処の生まれで関の弥太郎。またの名を関の弥太ッぺと申します。大衆文学の父と呼ばれる巨匠・長谷川伸の、義理と人情味に溢れた名作が、小林まことの手によって蘇る!! 主役を演じるのは『柔道部物語』の三五十五。脇を固めるのは、小林まことワールドの豪華キャストたち。痛快娯楽時代劇、いよいよここに開幕でござんす!! 【巻末特別付録】長谷川伸×小林まこと スペシャル対談収録!! -
フンティーとレポンちゃん
子犬のフンティーと人形のレポンちゃんは丘の上にいっしょに住んでいます。ふたりは、まだ小さいので世の中のことをあまり知りません。 だから、ふたりは、いつも、なにかにこまっているのでした。 -
闇の流れ 矢野絢也メモ
公明党の元国会議員3人が著者の自宅から無理矢理持ち出した約100冊の手帳。そこには、著者が公明党の書記長・委員長時代、創価学会に起きたスキャンダル、それらを裏で処理した記録が、数多く記されていた。なぜ創価学会・公明党は、著者に評論家としての活動をやめるよう強要するのか? 「強奪」された手帳の記録の重要部分を、ついに文庫化。※本書は1994年文藝春秋から刊行されたものを加筆・修正したものです。 -
壊れた尾翼 日航ジャンボ機墜落の真実
尾翼を失ったJAL123便に何が起きたのか。完全に制御不能だったのか。航空事故研究の第一人者が、飛行力学をやさしく解説しながら御巣鷹山(おすたかやま)墜落事故の謎を解く。独自の解析やボーイングへの独占取材など、他の追随を許さない分析力で真相に鋭く迫る。※本作品は、1987年8月に刊行された『壊れた尾翼』に文庫版補章を加筆したものです。 -
家康の養女 満天姫の戦い
「おなごはいくさの役には立たぬかもしれぬ。 だが、もっと大きな働きで陰の役割を担うこともできるのじゃ」(徳川家康) 関ケ原後、いまだ不穏な動きを見せる奥州。 家康の画策で津軽藩主・信枚に嫁いだ満天姫。 慣れない最果ての地での正室としての暮らし。 前夫である福島家の息子の存在。 襲い来る飢饉。 信枚への想い―― そして大切な人たちの死。 すべては江戸と津軽のために。 これは――女の関ヶ原! 「争うよりも、相手の真心を引き出し、いかようにして味方につけていくか。そこに思いをいたさねばならぬ。相手ではない。自らの生き方にかかわることじゃ」(満天姫) 波乱に満ちた家康の養女の生涯! 巻末には、直木賞候補でいま大注目の作家・永井紗耶子氏による特別解説を掲載! -
大人でも答えられない! 宇宙のしつもん
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ふと、夜空を見上げていると、次々に疑問が浮かんできます。宇宙は、私たちが知らないことだらけの超ミステリアスな世界。宇宙が大好きでよく知っている人も、よく分からないけれどこれから知っていきたい人も、本書で宇宙の魅力に触れて、とりこになってください。 素朴な疑問、大人になった今でも意外に答えられない質問……これらの答えを、子どもと一緒に考え、探りながら最新の知識を学んでいきましょう! -
君の眠っている力を引き出す35の言葉
涙あり、笑いあり、感動あり! くじけそうになったとき、自信をなくしたとき、もうひと踏ん張りするとき、トップアスリートたちは小出監督のどんな言葉に背中を押され、前に踏み出したのか……。スポーツに励む人たちはもちろん、リーダー的な立場の人、「やる気が出ない」「どうせできない」と自信をなくしている学生、ビジネスパーソン、子を持つ親御さんにも読んでほしい本です! -
こまったら、〈数学的〉に考えよう。
「仕事が終わらない……」「議論がいつまでたっても平行線……」――仕事でなんらかの問題にぶつかったとき、あなたならどうしますか? 数学的に考えるとは、「数字を論理的に扱い、客観的な視点で考えること」です。学生時代、計算と公式の暗記という退屈な思い出ばかりだった数学は、学び方を少し変えるだけであなたの仕事、そして人生を切り拓く強力な「武器」に様変わりするのです。 本書では、元サラリーマンの数学講師として企業の研修や大学の講義など、学生から社会人まで約3000人を指導してきた著者が、社会人に役立つ「数学的思考」について、算数、そして中学数学を題材にしながら図を交えて分かりやすく解説しています。 -
世界政治
トランプやプーチンはなぜ出現したのか 民主主義はどうなるのか―― 世界の今がわかる 新しい政治学入門 世界の政治が、日本人から遠い存在になってしまっている。それは、国際政治学では説明しきれないテーマや出来事が数多くあるからでもあろう。そこで第一線の政治学者の知を結集し、比較政治学のツールで世界各国の政治を見ていくのが、新シリーズ『世界政治』。第1巻では、近年世界を席巻している「民主主義の後退」と「権威主義化」の二つの現象を考察。世界各国のケースを紹介しつつ、最新の政治的現象の分析から構造的な問題の俯瞰までをカバーする、全く新しい政治学入門。 === 【目次】 序章 世界政治をどうみるか(岩崎正洋) 第1章 世界政治における民主主義の問題(杉浦功一) 1 世界政治における民主主義の危機? 2 民主主義の後退 3 民主主義の防衛へ向けて 第2章 アメリカの民主主義の現在(梅川葉菜) 1 現代アメリカの民主主義――枠組みと問題関心 2 包摂と排除の政治 3 代表制の歪みと過大代表された政党による統治 4 現代アメリカと民主主義の脆弱性 第3章 個人化するロシアの権威主義体制(溝口修平) 1 新たな独裁者の時代 2 プーチンによる権力掌握 3 エリートの統制 4 第二次プーチン政権における個人化の進展 5 ウクライナ侵攻とロシアの行方 第4章 タイの民主主義に未来はないのか――革新派政党の挑戦(外山文子) 1 「民主主義の後退」の先駆け――クーデタ13回のタイ 2 既得権益ネットワークの形成と拡大――民主主義vs「ディープ・ステイト」 3 民主主義のラストホープ?――タイ革新派政党の誕生 4 あくまで議場で戦う――革新派政党の戦略転換と苦悩 第5章 カンボジア「民主化」後の世襲独裁――人民党支配の半世紀(山田裕史) 1 「民主化」という逆説――カンボジアからの視座 2 人民党支配の起源と構造 3 独裁強化と王朝化の進展――選挙操作から世襲へ 4 越境する権威主義――日本という最前線と民主化支援への教訓 第6章 インドネシアにおける民主主義の後退(増原綾子) 1 民主主義の定着から後退へ 2 民主的な制度構築と民主政治の実践――第一フェーズから第二フェーズまで 3 民主化進展の裏で構造化する問題 4 民主主義後退の時代――第三フェーズ 5 なぜインドネシアで民主主義は後退しているのか 第7章 エクアドル民主制のゆくえ――後退からの脱却(宮地隆廣) 1 ラテンアメリカにおける民主制の後退 2 エクアドルにおける民主制の後退 3 民主制の後退からの脱却 4 民主制の後退に対する捉え方 第8章 南アフリカの民主主義の現在地(牧野久美子) 1 南アフリカの民主化と一党優位 2 優位政党としてのANC 3 ANC一党優位の衰退と終焉 4 ポスト一党優位時代の南アフリカの民主主義 第9章 アラビア半島の権威主義国家――石油・君主制・移民(松尾昌樹) 1 権威主義国の優等生 2 君主制 3 石油――レンティア国家とは何か 4 移民エスノクラシー――移民を権威主義統治に活用する 第10章 国際的な民主化支援とその激変(市原麻衣子) 1 激変する民主化支援 2 米国による民主化支援の大幅な弱体化 3 他国による民主化支援への期待と現状 4 変化が及ぼす影響 5 今後の展望 コラム1 独裁体制の変貌(東島雅昌) コラム2 韓国の民主化と権威主義の遺産(安周永) コラム3 中国政治と民主化論(小嶋華津子) コラム4 ベネズエラの政治危機(宮地隆廣) コラム5 競争的権威主義の欺瞞を突くモザンビークのZ世代(網中昭世) コラム6 国連と民主化(杉浦功一) 【各章・コラム執筆者】 杉浦功一 文教大学国際学部教授。 梅川葉菜 駒澤大学法学部教授。 溝口修平 法政大学法学部教授。 外山文子 筑波大学人文社会系准教授。 山田裕史 新潟国際情報大学国際学部教授。 増原綾子 亜細亜大学国際関係学部教授。 宮地隆廣 東京大学大学院総合文化研究科教授。 牧野久美子 日本貿易振興機構アジア経済研究所主任調査研究員。 松尾昌樹 宇都宮大学国際学部教授。 市原麻衣子 一橋大学大学院法学研究科教授。 東島雅昌 東京大学社会科学研究所教授。 安周永 龍谷大学政策学部教授。 小嶋華津子 慶應義塾大学法学部教授。 網中昭世 アジア経済研究所地域研究センター・アフリカ・ラテンアメリカ研究グループ長。 === -
イリノイ遠景近景
名翻訳者による、 どこを読んでも面白いエッセイの傑作。 近所のドーナツ屋で野球帽の男たちの話を盗み聞きする、 女性ホームレスの緊急シェルターで夜勤をする、 ナヴァホ族保留地で働く中国人女性の話を聞く、 ベルリンでゴミ捨て中のヴァルガス・リョサに遭遇する…… アメリカ・イリノイ州でトウモロコシ畑に囲まれた家に住み、 翻訳や聞書をしてきた著者が、人と会い、話を聞き、考える。 人々の「住処」をめぐるエッセイの傑作。 解説 岸本佐知子 藤本さんの「聞く人」としての本領はここでもいかんなく発揮され、 この本はたくさんの人々の声でがやがやと息づいている。 ――岸本佐知子(本書解説より) -
まんが人物伝
うつけ(ばか者)とよばれた少年・信長は、わくにはまらない革新的な考えの持ち主だった。桶狭間の戦いや長篠の戦いなど、新しい戦法で混乱の戦国時代にめきめきと頭角を現していく。はたして信長は天下統一することはできるのか…!? ■『織田信長』監修 山本博文先生のポイント紹介 尾張(愛知県)・美濃(岐阜県)を支配下に入れた織田信長は、足利義昭を奉じて京都に上り、周囲の戦国大名を打ち破り、義昭も追放してほぼ天下を手中にします。その生涯は戦いの連続で、今回の人物伝では、駿河の今川義元を討った桶狭間の戦い、鉄砲を有効に使って武田勝頼を撃退した長篠の戦いなど、信長の多くの戦いを、確かな史料で再現しています。なぜ信長が強かったのかを考えながら読んでください。 ■目次 第1章 大うつけとよばれた男 第2章 「天下布武」のはじまり 第3章 信長包囲網 第4章 宿敵・武田との戦い 第5章 本能寺の変 -
陸戦隊と暁部隊 ヒロシマの秘史を追う
1945年夏、広島県呉の山中で地雷を抱えて戦車に突き進む訓練に従う若者たち。海軍の「陸戦隊」として「本土決戦」に備えていたところ、原爆投下直後の広島へ救援に向かえと命じられる。一方、水上特攻艇マルレの要員を含む陸軍の船舶部隊「暁部隊」も同じく焦土の広島へ。しかし、彼らが被爆した証を立てるまでには長い年月が必要だった――。陸戦隊の元水兵を父に持つ著者。20年にわたって関係者たちの証言に耳を傾け、文献、手紙、ラジオ音源などを読み解いて、あの夏の名もなき兵たちを追う。 -
ひげの殿下日記
皇族の肉声と感情。寬仁親王殿下の生きた証。 「本書には、自分に正直に、皇族として、ひとりの人間として、66年の生涯を生き抜かれた寬仁親王のありのままの思いが詰まっている」。寬仁親王殿下の第一女子でいらっしゃる彬子女王殿下がそう書かれるように、本書で描き出されているのはひげの殿下として愛された寬仁親王殿下のありのままの姿。社会福祉のことはもちろん、友人、宮家職員、娘たちの成長日記、スキーとスポーツ、そしてガンとの闘病のことがまるで日記のように綴られている。現代皇族は何を考え、どのように暮らし、そして生きられたのか? 日頃触れられることが少ない、現代皇族の生の声を伝える資料として貴重な一冊。待望の文庫化。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ひげの殿下日記 ~The Diary of the Bearded Prince~』 の文庫版となります。 -
読み手に届く 文章技術
読み手の理解を想定し、「認識の共有」を作り出す。これが、しっかり伝わる文章を書く王道です。自分の考えを適切な表現と組み立てで相手に届ける一生モノの技術を具体例とともに紹介します。 【目次】第1章 差分――書き手と読み手の知識の差/第2章 構成――整理の行き届いた文章構成/第3章 視点――共感できる視点の設定/第4章 根拠――主張を支える根拠の選定/第5章 定義――前提となるキーワードの定義/第6章 引用――信頼できる典拠の引用/第7章 推薦――AIを用いた適切な推敲/第8章 設計――初対面の相手のための情報設計/第9章 配慮――読み手の印象への配慮/第10章 総合――文章が生まれる過程 -
野球の記録で話したい(新潮新書)
なぜ金田正一は空前絶後の通算400勝を達成できたのか。王貞治の本塁打ではない「異次元の記録」とは。日米の実力格差を「数値化」するとどれくらいになるのか――。通算記録、シーズン記録だけでなく、守備記録から二軍の記録、果ては「出身学校別」「名前別」ベストナインまで、ありとあらゆるデータを駆使して野球を遊び尽くす。大人気ブログ「野球の記録で話したい」運営者によるマニア垂涎の一冊。 -
ガチャコン電車血風録 地方ローカル鉄道再生の物語
全国各地で地方ローカル鉄道が存続の危機に瀕している.利用者の減少,施設の老朽化…,地域の人々に必要不可欠な「生活の足」を守るにはどうすればよいのか? 鉄道会社と自治体,そして地域住民が協力してさまざまな課題と向き合い,存続の道を模索した近江鉄道の事例を丹念にたどり,地域ローカル鉄道の未来を考える. -
光と影
ウィリアム子爵邸宅の召使い「エドナ」は、子爵の娘「アナ」の身代わりに戦争で英雄となった平民出身の貴族「イーライ」と突如結婚させられることに。 身代わりだとわかれば殺される…そんな恐怖を抱きつつイーライのもとに向かったエドナだったが、早々に嘘がバレてしまう事態に! ”私はできれば生き残りたい”そう言って『妻』だけでなく『夜の慰みもの』になるというイーライとの取引を受け入れるエドナ。 そんなどこか堂々とした彼女の姿に、イーライは興味を持ち始めるのだった。しかし、そんなエドナには誰にも言えない秘密があって――。 -
暴力とポピュリズムのアメリカ史 ミリシアがもたらす分断
二〇二一年初の米国連邦議会襲撃事件.憲法修正第二条を盾に武装した人民(ミリシア)と対峙する連邦キャピトル警察・州軍(ミリシア)が繰り広げる異様な光景が意味するものは何か.人民主権理念に基づいた国づくりを支え,時に反乱の母体となったミリシアから見た,暴力文化とポピュリズムをめぐる異色のアメリカ通史. -
嘘だらけの日本古代史
シリーズ累計45万部突破! ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作は、 日本の神話から平安時代までの嘘を暴く! -
国境を越えたスクラム ラグビー日本代表になった外国人選手たち
「何があっても日本以外の国の代表になるわけにはいかないと思った」。かつてリーチマイケルはそう語った。ラグビーは、代表選手の国籍を問わない。居住年数など一定の条件を満たせば、国籍と異なる国の代表としてプレーできる。多様なルーツを持つ選手たちは、なぜ「日本代表」となることを選んだのか。 最初期の留学生として来日したノフォムリ・タウモエフォラウやラトゥ志南利、ニールソン武蓮傳。外国人初の代表キャプテンとなったアンドリュー・マコーミック。日本の生活・文化に魅せられたというトンプソンルーク。成績優秀ゆえに留学生に選ばれ、ラグビーに関してはほぼ素人で来日したホラニ龍コリニアシ。韓国代表を断って日本代表を目指した金喆元。日本代表が憧れだったという具智元。そして、日本の高校・大学で受けた恩をラグビーで返したいと言ったリーチマイケル……。さまざまな選手がさまざまな背景を背負って、日本代表チームに集ってきた。 異文化の地で道を拓いた外国人選手たち、そして彼らを受け入れたチームメイトと関係者の奮闘があってこそ、今の日本代表がある。その歴史は、多様な人々との共生をさぐる日本社会とも重なってみえる。それぞれのライフヒストリーと、秘められた熱い思いをたどる -
それからの四十七士
実に怪しからぬ元禄の御代。命運を握るは死をも厭わぬ男の中の漢たち。“火の子”と恐れられた新井白石と、“眠牛”と謗られた大石内蔵助。大人気シリーズ「取次屋栄三」著者の真骨頂!――六代将軍の有力候補である徳川綱豊は、吉良家との刃傷沙汰に対する赤穂藩への厳罰に関心を示した。そして、筆頭家老の大石内蔵助に魅かれる。元禄の御世に憤慨する侍講の新井白石とともに、仁の心を持つ武士を求めていたのである。二人は紀伊國屋文左衛門らを巻き込み浅野家再興に尽力する。しかし、運命は綱吉と柳沢吉保の陰謀から、討ち入りへと転がり落ち……。 -
ロボット創造学入門
地雷探知除去ロボットをつくるとき,アフガニスタンの現場でつい地雷原に入りこんでしまった! そんな危険な体験をしながら,つくりあげた実用ロボットはどんなものになったか? さまざまな用途のヘビ型や四足歩行ロボットを開発してきた著者が,それぞれどのようにつくったかを解説し,ロボットの形や心の未来も語る. -
バレエの世界史 美を追求する舞踊の600年
バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、今なお進化を続けるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へ――六百年の歴史を通観する。 -
未来倫理
私たちの行動はいま生きている世代に限らず、遠い未来にまで影響を与えることがある。 テクノロジーの発達によってもたらされた行為と結果の大きな時間差は、私たちの社会に倫理的な課題を次々投げかける。 気候変動、放射性廃棄物の処理、生殖細胞へのゲノム編集……。 現在世代は未来世代に対して倫理的な責任があるのならば、この責任をどのように考え、どのように実践したらよいのか。 倫理学の各理論を手掛かりに、専門家任せにせず私たちが自らの考えを形作るための一冊。 -
ゲノムの子 世界と日本の生殖最前線
いま、私たちが語るべき“希望”とは――。 30年以上にわたり「命」を見つめてきた産婦人科医が問う、真の多様性。 2020年のノーベル化学賞受賞により改めて注目された「ゲノム編集」。 とくに、医療面における治療技術の開発は現実的かつ切実な願いであることは間違いありません。 しかし、ゲノムについて臨床現場から発信されている一般書はほとんどなく、なかでも生殖医療とゲノム編集のかかわりについては議論が避けられがちというのが実情です。 本書では、生殖医療の最前線に携わる産婦人科医であり生殖内分泌学者の著者が、今、私たちに問われている「ゲノム」の意味を思索。 これまでの研究やデータを紐解くとともに、自ら世界中の専門家にインタビューし、その対話をヒントにゲノム編集と私たちの未来をどう理解すべきか、エッセイ調の筆致でわかりやすく解説します。 「子どもを持つ意味」「家族とは」「生命倫理について」など、みなさんに他人事としてではなく考え、議論することを呼びかける一冊です。 【目次】 1 ゲノム編集の深淵 2 子どもを持つこと、持たないこと 3 卵子、精子をもらうこと 4 遺伝情報を伝えること、変えること、組み合わせること 5 生殖あるいはセックスとは 6 命の選別 7 「生命倫理」という弁解、あるいは虚構・幻想 8 約束のかたち 9 総括 -
芸能界誕生(新潮新書)
「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか――。占領期のジャズブームに熱狂して音楽を始めた若者たちは、伝説のステージ「日劇ウエスタン・カーニバル」へ。成功と挫折を経て、彼らは裏方に転身、それぞれがプロダクションを立ち上げ、芸能界を新しく作り変える。その歴史は、戦後日本の〝青春〟そのものだった。スター誕生の物語、テレビ局やレコード会社との攻防戦など、壮絶な舞台裏を明かすノンフィクション。 -
いまを生きるカント倫理学
この現代社会、いったい何が善くて何が悪いのか? カントだったらこう考える――。 さまざまなテクノロジーの発達も手伝い、善悪の基準がますます曖昧となっている現代社会。 ビジネス、道徳教育、生殖・医療、環境問題、AI、差別問題……。 現代社会で巻き起こるあらゆる倫理的な問題について、私たちはどう判断すればよいのか。 その答えは「カント」にある。 哲学・倫理学における重要な古典としてつねに参照され続ける一方、難解と評されることの多いカントだが、本場ドイツでカント倫理学の博士号を取得した著者が、限界までやさしくかみ砕いて解説。 その上で、現代を生きる私たちが「使える」実践的な倫理として提示する一冊。 -
一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)
料理に失敗なんて、ない――レストランで食べるものと家で食べるものとを区別し、家庭では簡素なものを食べればよい、という「一汁一菜」のスタイルを築いた料理研究家・土井善晴。フランス料理、日本料理の頂点で修業を積んだ後、父と同じ家庭料理研究の道を歩む人生、テレビでおなじみの笑顔にこめられた「人を幸せにする」料理への思い、ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』に至るまでの道のりを綴る。 -
何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から
久米宏氏、推薦! いま地方発のドキュメンタリー番組が熱い。 中でも、沖縄の基地問題、教科書問題、ネット上でのバッシングなどのテーマに正面から取り組み、維新旋風吹き荒れる大阪の地で孤軍奮闘しているテレビドキュメンタリストの存在が注目を集めている。 本書は、毎日放送の制作番組『なぜペンをとるのか』『沖縄 さまよう木霊』『教育と愛国』『バッシング』などの問題作の取材舞台裏を明かし、ヘイトやデマが飛び交う日本社会に警鐘を鳴らしつつ、深刻な危機に陥っている報道の在り方を問う。 企画編集協力はノンフィクションライターの木村元彦。
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