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「考えることは大事」と言われるが、「考える方法」は誰も教えてくれない。ひとり頭の中だけでモヤモヤしていてもダメ。人と自由に問い、語り合うことで、考えは広く深くなる。その積み重ねが、息苦しい世間の常識、思い込みや不安・恐怖から、あなたを解放する――対話を通して哲学的思考を体験する試みとしていま注目の「哲学対話」。その実践から分かった、難しい知識の羅列ではない、考えることそのものとしての哲学とは?生きているかぎり、いつでも誰にでも必要な、まったく新しい哲学の誕生。
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Posted by ブクログ
自由に発言、自由に質問することの難しさ どう見られるかバイアスかかる 問うことの重要さ、なるほどの内容でした
自分の人生、ベルトコンベアーに乗って、進んできたように思う。 自分の足で歩いて行きたい。 今日一日、よかったなぁと思って布団に入りたい。 そんな自分の手がかりになる。 哲学対話に参加する。 やってみたい。 山田ズーニーさんの本も読みます。
電子会議でもやりたい
自由な対話による哲学思考、今の世に必要なことです、電子会議でも是非活用したいです。
哲学対話を主宰するにあたって、これは読んでおかねばな、と思って読みはじめた。 著者の言葉の扱い方に「誠実さ」のようなものを感じ…、それだけで感動した。 特に現在の教育システムへの批判的な話は深く頷きながら読んだ。 哲学対話の基本的なルールや効用については、オンライン哲学対話を何回か体験していたので...続きを読む、既に知っている話が多かった。 哲学対話を主宰するにあたり、最後の章はとても参考になり、この読書体験を活かして、よい哲学対話が出来たらいいなと思うが、初めから成功させようなんて思い上がりだ、とも思うし、そう書いてあったような気もするし、身を引き締めよう。
「哲学」とは、「考える」ということを通して、誰もが自分の生きる現実をほんの少しでも変え、自由と責任を取り戻していきるための小さな挑戦である。 まさしく、その通りだとも言える。 本書は哲学対話の説明を中心としながらも、 哲学とは何か?対話とは何か? どうしてそれらが大切なのかということを簡潔に、だが...続きを読むとても力強く書かれている。 学校関係者で哲学対話をしてみたいと思う方には、 この一冊が理念的背景、スキル、考え方の入り口として オススメできる。
考える事について、どのように(how to)するかがテーマの本。 本書においては、その手段として哲学対話をツールとして挙げている。 普段している挨拶・信号を交換する会話ではなく、考える為・事象を突き詰めていく為の対話、との事。 プラトンの対話や、孔子の問答の系譜に属するのかもしれない。
シュタイナーの『自由の哲学』から思考という概念がキーになるような気がしていて,マルクス・ガブリエルの『考えるという感覚/思考の意味』に手を伸ばしているので,同系列の内容を期待していたが,哲学対話(いわゆる哲学カフェ)の話で予想と全然違った。 それでも考えることと自由について,自由と責任など哲学対話...続きを読むの異議から学ぶところは大きい。 問う・考える・語る・聞くの関係は,哲学という営みにとって本質的なものだろう。特に語ると聞くは,専門的な哲学研究では落としがちだが,コミュニケーション論として有益。 おわりにで語られる著者のドライかつプラグマティックな姿勢には好意を覚える。以下引用。 「私は学校教育を否定してはいない。「考えること」を教えてない,もしくは「考えないこと」を教えていると言っているだけだ。そもそも学校というのは,考えることを教える場所ではないので,私の言っていることは学校の否定にはなっていない。たんなる事実確認である。」,「学校とは,いい学校であろうとなかろうと,そういうところなのだ。」 「実際には,何を言ってもいい,何を考えてもいい自由がないのは,残念ながら日本だけではない。それは,多かれ少なかれ,おそらく世界中の国に当てはまる。どの国にも,こういう人がいい,こういう人が優れている,という規範があり,そこから外れるように思われる発言はできない。望むか否かにかかわらず,許容されていることを話すように強いられ,仕向けられる。」 「私自身は,日本の社会を大きく変えたいとは思っていないし,変えられるとも思っていない。どんな時代であれ,社会を一から立て直そうと夢見るのはバカげている。たとえ少しであっても,何かを変えられるのなら,できることをすればいい。何もしないであきらめるのは,たんなる怠慢である。あるいは,自分たちの問題を日本の問題,日本人の問題に広げ,全体が変わらなければ意味がないかのような議論をして,それができないから何もせずに,ただ批判したり嘆いてみせたりするのは,たんなる無責任である。哲学は夢を追いかけるユートピア思想ではないし,社会全体を変えようとする革命思想でもない。それは「考える」ということを通して,誰もが自分の生きる現実をほんの少しでも変え,自由と責任を取り戻して生きるための小さな挑戦である。そこで必要なのは,高邁な理想よりも徹底的なリアリズムなのだ。」
哲学対話と聞くと、難しそうなイメージだが、誰でも(子どもどころか、赤ちゃんでも!)参加でき、設定のしかたを間違えなければ、例えばクラスの苛めをなくすことに繋がるなど、予期せぬ効果をもたらしたりするらしい。 本書は哲学対話を企画したりファシリテーターを務めたりする人向けだと思うが、そのルールは、哲学...続きを読む対話以外の意見交換や部下とのコミュニケーションを深めたいときにも参考になると思う。 ○哲学対話のルール ①何を言ってもいい。 ②人の言うことに対して否定的な態度をとらない。 ③発言せず、ただ聞いているだけでもいい。 ④お互いに問いかけるようにする。 ⑤知識ではなく、自分の経験にそくして話す。 ⑥話がまとまらなくたもいい。 ⑦意見が変わってもいい。 ⑧分からなくなってもいい。 ちなみに、哲学対話が向いているのは、 •特に結論を出さずに、いろんな意見や情報を共有したい時 •とりあえず問題やテーマに関心を持ってほしい時 •相互理解を深め、人間関係の土台を作りたい時 •いろんな人(年齢、性別、職業、立場等が違う人たち)と話す時 とのこと。んー、やはり、哲学的なことは時間に余裕がある人しかできないかも!?
梶谷真司さんの対話には多く学ぶ所がある。 最近哲学対話なるもの、それに関連する事柄が盛んに取り上げられている。会社等のだけにとどまらず、子ども、高齢者の教育福祉にまで広がっている。 以前、あーだこーださんの講義を聴いたことがあるが梶谷真司さんの意、系統を受け継いで推し進められているのではないかな...続きを読むと思ったりもした。 また、個人的にも哲学に関する内容はとてもおもしろかった。対話に関しては人と話すのが嫌いだからなぁ、、
良い本と思います。 哲学対話について、その意義と普段の生活で得られない効用を示しています。また、実際のファシリテーションについて具体的な提案もあるため、やってみたい人の役にも立つ内容と思いました。 目の前の人と対話する能力は簡単に見えて意外とできないと理解しています。属性で決めつけたり、わかった気...続きを読むになったり、自分の得意なことに籠ってしまったり。 相手の話を聞いて、相手にわかりやすく話す、それだけのことがいかに難しいかは意外と無視されている事実なのかなと思います。答えが結果的に得られるかも大事な目的かもしれませんが、自分の思った通りにならない展開も、自分の自由な発言をすることも、なかなか得難い体験になるのではと両面からの価値を感じました。同じ場を過ごすことの大切さについても同様に共感するものです。
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