作品一覧 2021/11/12更新 日本の先史時代 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす 試し読み フォロー 弥生時代の歴史 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 藤尾慎一郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 弥生時代の歴史 藤尾慎一郎 炭素14年代測定の精度が向上し、結果、弥生時代の始まりが500年早まるということになったとのこと。 しかしながら、従来の弥生情報の中で学説を唱えてこられた方々にはなかなか受け入れられない現実もあるとのこと。 筆者は、500年早まったということを受け入れ、縄文から、弥生、古墳時代へ変遷していく日本の古...続きを読む代史をじっくりと事実を積み上げ、また、異説もきちんと紹介しながら、現時点の結論を導いている。 従来から日本列島に住んでいた、「在来民」、在来民が水田稲作とも接するという「園耕民」という概念など、縄文文化と弥生文化の交流を日本列島に住まい当時の人々の社会のあり方が感じられ、とっても面白く読めました。 これで、ますます縄文・弥生に興味が深まるでしょう(笑)。 Posted by ブクログ 弥生時代の歴史 藤尾慎一郎 紀元前10世紀にさかのぼる稲作文化の伝来と弥生時代の成立を最新の科学技術の成果をもとに読み直す。川の中流に集落を作っていた縄文文化の在来人と下流に集落を作った稲作文化の渡来人。その交流と時間をかけた東への伝播。村の成立。寒冷化と国の成立。銅鐸、銅矛の伝来と鉄の伝来。鉄を手に入れるために海を渡る弥生人...続きを読む。威信材の九州偏重から西日本全般への波及。広域文化圏の成立と倭国大乱。卑弥呼の擁立と前方後円墳の成立。 Posted by ブクログ 日本の先史時代 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす 藤尾慎一郎 イイクニ作ろうがイイハコになったと言われて久しいが、歴史も年々updateされている。 歴史の教科書の最初の部分に関してはどうなんだろうと思い、この本を読み始めた。 読み終えての所感を一言で表すと「考古学の入門書」と感じた。 歴史と言ってもAge/Era/Periodと様々であるとか、時代の変わり...続きを読む目はどうであるといった議論からはじまる。 また、日本各地の先史時代を見ていく、という観点も面白い。個人的には福岡平野の話が多かったので、非常に身近に感じた。 Posted by ブクログ 日本の先史時代 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす 藤尾慎一郎 ヤマト政権以前の縄文・弥生・古墳時代及びそれぞれの境にある移行期について、これまでの研究や筆者の考えをまとめた本。興味深いが読み解くのが一苦労だった。 Posted by ブクログ 日本の先史時代 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす 藤尾慎一郎 日本列島を北、中、南に分け、それぞれが生活条件に合わせて文化を発展させていったという構図は、一律な時代考証を解体し、新しい日本像を見せて面白い。 Posted by ブクログ 藤尾慎一郎のレビューをもっと見る