一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

902円 (税込)

4pt

料理に失敗なんて、ない――レストランで食べるものと家で食べるものとを区別し、家庭では簡素なものを食べればよい、という「一汁一菜」のスタイルを築いた料理研究家・土井善晴。フランス料理、日本料理の頂点で修業を積んだ後、父と同じ家庭料理研究の道を歩む人生、テレビでおなじみの笑顔にこめられた「人を幸せにする」料理への思い、ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』に至るまでの道のりを綴る。

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一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。仕事への向き合い方から、地に足をつけて生活することについてまで。ごはんを味わうことだけでなく、目の前の現実をどう捉え、咀嚼し、自分のものにしていけるかということが軽快な語り口で綴られている。背筋が伸びて、心が軽くなって、お腹が空いてくる。生きてることを実感できる1冊。

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    土井さんがご自身の半生を振り返りつつ、なぜ「一汁一菜でよい」と提案するに至ったのかを記述されている。

    私は食べることに目がなく、外で美味しいご飯を食べることを楽しみに生きている人間である。
    そんな人間こそ、この土井先生のおっしゃる提案には耳を傾けるべきだと思う。
    そうすれば、より良い食生活を堪能す

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    先日読んで素晴らしかった「一汁一菜で良いという提案」の後に書かれた、そこに至るまでの料理家・土井善晴さんの経験や哲学をつづった本。本書も同様に良かった。
    有名な料理家の土井勝さんの息子で、子どものころから料理を志すのが当然と考えて育った。フランス料理を学ぶためにスイスやフランスへ修行に行き、帰国し日

    0
    2024年02月09日

    Posted by ブクログ

    料理を通じて世界の事、地球の事、世の中の事、家族の事、自分の事を色々と考える事が出来る本です。味噌汁に色々な具をいれてみたいと思います。

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

     料理研究家の著者の生い立ち、料理との向き合い、フランスでの料理修業、日本の「味吉兆」で学んだこと、家庭料理への向き合い方など、料理研究家土井善晴氏のエッセイ。
     一言で料理と言っても、民族、生活環境などにより、食材も違えば、調理方法や盛り付け、食器、調理道具も違う。調理する側と食す側の両面から、多

    0
    2022年11月03日

    Posted by ブクログ

    土井先生の優しさが沁みる。料理に失敗なんて、ない。私の作る料理にも失敗なんてない。だから今日もごはんを作る。味噌汁には何を入れてもいい。背中を押してもらいました。ズッキーニ入れたら変かな?とか気にしません。入れました。おいしかった。コーンもいい。何を入れてもおいしい。お味噌汁すごい。
    土井先生の修行

    0
    2022年08月02日

    Posted by ブクログ

    「おかずのクッキング」などでお馴染の土井善晴の自伝。「自伝なんてものではない」とまえがきに書かれるが、これは自伝以外の何ものでもない。生まれからフランス修行時代、味吉兆での修行時代、おいしいもの研究所時代を経て、「家庭料理は民藝に通ず」「料理をするとは、自分で幸せになれること」「自然のうつろいに気が

    0
    2022年07月24日

    Posted by ブクログ

    僕は料理をすることが嫌いではないけれど、この本を読んでいて改めて自分勝手流でいいから「一汁一菜」をしてみたいと思えました。

    ご飯を炊いて、味噌汁を作る。

    これだけでいい。これさえあればいい。

    そんな家庭生活、食生活をしたいと思いました。

    0
    2022年07月17日

    Posted by ブクログ

    頭の中で土井先生の声が聞こえてきそうな語り口で綴られる一汁一菜までの軌跡。

    フランス料理から日本料理、家庭料理になど多くの道を通じてきた中での一汁一菜なんだということに繋がった。土井先生の中でどんな「気づき」があったのかが知れる。

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    父と同じく料理研究家の道に進んだ筆者、フランス、味吉兆での料理修行から父の作った料理教室の手伝いを通じて家庭料理の大切さに気づくまでを回想する。

    民藝と同様、家庭料理の重要性に気づくまでの過程、厳しい修行を経たからこそ回り道をして得た一汁一菜の思想。

    筆者の人生に、父親の暖かい見守りの視点が感じ

    0
    2023年03月20日

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