無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
久米宏氏、推薦!
いま地方発のドキュメンタリー番組が熱い。
中でも、沖縄の基地問題、教科書問題、ネット上でのバッシングなどのテーマに正面から取り組み、維新旋風吹き荒れる大阪の地で孤軍奮闘しているテレビドキュメンタリストの存在が注目を集めている。
本書は、毎日放送の制作番組『なぜペンをとるのか』『沖縄 さまよう木霊』『教育と愛国』『バッシング』などの問題作の取材舞台裏を明かし、ヘイトやデマが飛び交う日本社会に警鐘を鳴らしつつ、深刻な危機に陥っている報道の在り方を問う。
企画編集協力はノンフィクションライターの木村元彦。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
毎日放送ドキュメンタリー担当ディレクターの斉加尚代さんの著書。
ジャーナリストとしての使命感を持ち、記者の背後にいる市民や国民を常に意識し、権力をむき出しにせず抑制的に使うことが政治家に求められる基本的資質だと言う信念で、数々の国民的課題を掘り下げ発信している。
沖縄基地問題、教科書検定問題など、大部分の人には直接的に日常生活には絡んでいない問題だと思われるかも知れないが、沖縄の人たちにとっては、僅か0.6%の国土に7割の米軍基地が集中しており、負担を軽減するとしたら、別の場所に移転するか、日本として防衛のありかたを論じなければならない。
教科書問題は、将来を担う子どもの教育の問題であり、戦前にあった、誤った皇国教育、全体思想に繋がる恐れもあり、きちんとおさえておく必要があるでしょう。
それにしても、政治家とそれに迎合する官僚の劣化と、それに呼応するようにネット上に蔓延るヘイトとフェイク。
うんざりさせられるが、正しい判断が出来るように、情報の吟味と認知が必要だと感じた。
Posted by ブクログ
普段読むのが遅い私でも一気に読み通してしまうほど、とても大事な事が沢山書かれている本でした。著者斉加さんの仕事に対する誠実な姿勢に、思わず涙。しかし自らが身を置く企業の中で、その姿勢を貫くことが難しいという現実。その苦しみを全身で受け止め、それでもやらなければと最前線で矢面に立って伝える仕事をしておられるのに、その背後で安穏としている私は、どのくらいその危機を理解しているだろうか?斉加さんの焦り、もう間に合わないのかという想いが、この本を沢山の人が読み行動することによって少しでも報われますように。何が記者を殺すのか、それは多くの無関心な人々だと思います。
Posted by ブクログ
本来ならば筆者・斉加尚代が携わるドキュメンタリーを見るべきなのだが、彼女が作品を制作する過程や裏側について語る本文にて提示される問題点について私たちも思索する機会となる。時の政権が教育現場に躊躇なく足を踏み入れるおぞましさは子供の将来や尊厳を軽視するに値する。この情勢に無関心でいると、取り返しがつかない社会へと転換するのは遠い将来ではない。宗教右派の草の根運動はすでに進行している。あの団体は世界平和や家庭秩序にこだわりジェンダーフリーの否定や憲法改正を掲げる。逆行する価値観に抗わず世界から孤立すれば何が起こるか?そう、戦争が現実となる。私はとことん抗議する。綺麗な日本語じゃないけどね。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
試し読み