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ダメ親父のバッタもの商売が原因で尼崎を追われ、茨城県は下妻に引っ越してきたロリータ少女・竜ケ崎桃子は、絶滅寸前のヤンキー少女・白百合イチゴと出会い、ふたりは無二の親友となった(ここまで前作。ただし、親友について桃子は認めていない)。桃子は、大好きなブランドBABY,THE SHINE BRIGHTでモデルをやるようになっていたイチゴと、連れだって代官山へ行くようになっていたが、ある日いつものように高速バスに乗ると殺人事件に巻き込まれ、足止めを食らってしまう。殺されたのは歌舞伎町のヤクザの幹部。アリバイがないのと疑惑たっぷりの見た目で、イチゴに容疑がかけられる。桃子探偵は真犯人探しを始めるが……。
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人生で1度だけ思い切ったことをしたからには――。現代女性の奥底に潜む毒を描く、刺激的で挑戦的な桐野文学の方向性を示す短篇集。 不倫相手と夏休み、キューバに旅立った女性教師を待ち受けていたのは非難の嵐だった。 表題作の他、女同士の旅で始まった生々しい性体験告白大会、若い女の登場に翻弄されるホームレスの男達、など七つの短篇を収録。 「直木賞受賞後に発表された七つの短編を収める本書は、桐野さんの新旧二つの作品世界に架けられた吊り橋のようなものといえようか」 (本書解説より) 解説・杉本章子 ※この電子書籍は2005年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。姉のコンスタンスといっしょに、他の家族が皆殺しにされたこの屋敷で、ずっと暮らしている……。惨劇の起きた資産家一族の生き残り。村人から忌み嫌われ、外界との交流も最低限に止める彼女たちは、独自のルールを定めて静かな生活を送っていた。しかし従兄チャールズの来訪をきっかけに、美しく病んだ箱庭世界は大きな変化をむかえる。“魔女”と称された異色作家が、超自然的要素を排し、無垢な少女の視点から人間心理に潜む悪意が引き起こす恐怖を描く代表作。/解説=桜庭一樹
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1000年に一度の特別な聖女として選ばれたファティマは、貴族の幼なじみに裏切られて、聖女としての立場を奪われ、家族もろとも無惨に殺された──はずだった。冥府の金狼神に見初められて、再び蘇ったファティマ。しかしそれは仮初の命。完全に蘇るための条件は……処女を捧げること──!?理不尽に不幸に沈められた少女が、愛する人ともに幸せになっていく物語が、待望のコミカライズ化!!
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「彼氏が殺した」 「継父が怪しい」 「炎上狙いの自作自演」 ある日、忽然と姿を消した女子大学生。 SNSで増幅する疑惑が狂気に変わる―― 全豪1位ノンストップミステリー! これまで読んだなかで最高のスリラーのひとつ。 「人は我が子のためにどこまでやれるのか」を容赦なく描き、深く考えさせられる。――ドン・ウィンズロウ(作家) NYタイムズ紙のThe Best Thriller Novels of 2024! 休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。別れ話になり先に帰宅したと言うが、挙動不審なうえ、その後ニーナの姿を見た者はいない。謎が深まるなか、一方の親は記者会見で捜索を訴え、他方は息子を守るべく大金でPR会社を雇って対抗する。サイモンが殺した、自作自演だ、親が怪しい……憶測と誹謗中傷の嵐の先に暴かれたのは恐るべき真実で――。
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その日、彼女は空から降ってきた――1万ドルで彼女を“運ぶ”ディノ&ジョニィ デリバリーワークス。その逃走劇には世界を揺るがす大きな陰謀が――!?
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競馬はどのようにして生まれたか? 「ダービーという名はコイン投げで決めた」伝説の真相は? 芸術品・サラブレッドはどのように創られたか? 競馬の輝かしい伝統を築き、ルールを成立させ、世界に広めたのは『イギリス貴族のジェントルマン精神』にほかならない。『貴族』が主体者で『庶民』は傍観者――競馬の楽しみ方に見られるこの構図は市民革命、産業革命などイギリス社会の本質に通じている、と著者はいう。競馬成立までの秘話を堪能できるとともに、競馬からみたイギリスの意外な素顔を発見できる一冊。
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「混沌の世紀」が到来する――クローン・グローバリズム・フリーター……科学技術・経済・個人のあらゆるレベルで混乱が起きている中で迎える二十一世紀は、不安定な末法の世になる。そう予見する著者は、そこではもはや職業も家族も国家も、生きるうえでの拠り所にならないと説く。その時、人は何を頼りに生きればよいか。金融崇拝・日本経済のグローバル化が起こり、悪が噴出し、末法思想に覆われた中世。そこでは「その日暮らし」が人々の生き方であった。「現世は不安定きわまりない世界」とし、中世の人々の救いとなった親鸞の他力思想こそ、現代の「混沌の時代」を生きていく智慧を与えるのではないか。浄土真宗の寺院に生まれながら、西欧の歴史・哲学を極めた著者は、やがて啓蒙主義、近代進歩史観への懐疑を抱く。最終的にブルクハルト、ヴェーバー、そして親鸞の思想に辿りついた著者の深い哲学と思想を通して混迷の世紀を生き切る人生観を提示。
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人口が横ばいだった18世紀初頭から19世紀前半の日本。この間、人々の生活は着実に向上していった。生活の向上は環境破壊を招くことが多いが、当時の人々はそれを許さず、限られた資源を有効に使い回す「循環型社会」を築き上げたのである。モノが壊れたら修繕して使い、使わなくなったものはリサイクル。そのための専門業者が町を行き来するといった、環境にやさしい社会システムが、そこにあった。経済と人口が臨界点を迎えつつある今こそ、レンタル、リース、リサイクルという発想を持った当時の社会システムと人々の暮らしを見直すべきではないか。200年前の社会に、今、必要とされている「持続可能な開発」のヒントが隠されているのである。歴史人口学の専門家が、文明史、そして人口変動の波動の中で「江戸」を捉え、少子化と環境保全の切っても切れない関係を解き明かし、これら問題の解決策を模索する。「環境先進国・江戸」に学ぶ21世紀型生活。
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とにかく、フラれまくった! 新聞記者である著者が忙しい合間を縫って、重ねたお見合いは、なんと100回以上! しかし、20敗を超えたあたりから突然、世界が開ける。自分を飾ることなく、相手のことも冷静に見える(しかし、その後79敗……)そう! お見合いや恋愛では、フラれ続けることではじめて得られるものがあるのだ!お見合いの最大の利点は、結婚を真剣に希望する異性との「豊富な出会い」。それだけ相性の良い相手に出会える可能性が高くなる。合コン、友人の紹介、社内恋愛ではこうはいかない結婚を望むなら、見栄を捨て、「99回」の失敗を重ねた男の教訓に学び、新たな出会いを求めてはいかがだろうか?本書では、「フタマタお見合いをせよ」「書類選考で断るな」「遠距離お見合いをせよ」「宴会の幹事でデート術を磨け」など独自のノウハウを伝授する。
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振り込め詐欺から各種の悪徳商法まで、だましの手口はますます巧妙を極め、進化しています。なぜ人は簡単にだまされてしまうのでしょうか。手口を追いかけるだけでは、ダメです。その裏ではたらく心理のトリックにまで迫らないと……。豊富な実例を取りあげながら、だます側とだまされる側の実際のやりとりを再現しつつ、さまざまな「だましの構造」に通ずる「心の法則」をやさしく説いていきます。●後悔回避 何気なくとった自分の行動を正当化する ●保有効果 自分のモノになると、2倍高い評価をする ●返報性 他人の好意にはお返ししなくてはいけないと思う ●ハロー効果 1つ、2つの特徴で、全体を見誤る ●希少性 「今しかない」「二度とないチャンス」と思わせる だましを仕掛けられたとっさのときにも役立つ「対処法」と、だましに心理的に強くなるための「総合対策法」も併せて丁寧に解説します。
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金属バットで両親を撲殺、女性8人を強姦して殺害、妻をチェーンソーでバラバラに切断、教え子をソープに沈めたのち殺害......。高度経済成長やバブル景気に浮かれた昭和後期に起きた、25の凄惨な事件。著者が長年蒐集してきた警察の内部資料を基に、犯行と捜査の内幕を詳らかにする。華やかな時代の陰ではおぞましい鬼畜が跋扈していた――。
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著者初の自伝的小説! 『永遠の0』『海賊とよばれた男』を凌ぐ 怪物的傑作、とうとう文庫化! 一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。 ――百田尚樹 ●あらすじ 戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。 不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。 しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。 チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが――。 激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。
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平成5(1993)年10月20日、朝日新聞社役員応接室で野村秋介は2丁拳銃の銃弾3発で心臓を貫き自決した。何故か? 人生を決定した特攻隊員との8歳の出会いから、偉大な父の影響、青春時代、幅広い交遊、口先でなく肉体で行動する思想、河野一郎大臣邸焼き打ちほか数々の事件の真相まで、最も近しい作家が書き尽くした民族派巨星の劇的人生!
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ヤクザの抗争でホステスが死亡。暴走した一組員の犯行だったが警察は暴対法成立前夜の当時、世論喚起すべく親分の刑事責任を問いアリバイのある川口和秀を逮捕、共謀共同正犯に仕立てた。最初は子分の罪を負う覚悟だった川口も警察の陰謀と冤罪計画を知り無実を訴える。以来、22年間の獄中生活を経てなお再審請求する川口の国家との闘い――。 (『冤罪キャッツアイ事件』改題)
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「命と正面から向き合うことでどんな悪党でも更生する可能性がある。これは、実際に死刑囚と向き合ってきた私の確信でもある」。獄中で『無知の涙』を著した永山則夫。彼が被告人だった頃に言葉を交わした元刑務官が、刑場の公開や裁判員裁判で関心が高まる今、永山の死刑執行に隠された残虐な事実を曝し、改めて死刑制度の是非を問う、衝撃の書。
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背後からの冷たい視線、異常な言動をとる隣人、そして殺人事件――。 駆け出しの作家・尾見は周囲に巻き起こるさまざまな怪現象に悩まされていた。 誰かが自分に悪意を持ち、おぞましい呪詛に巻き込んでいる。なぜ僕が狙われているのか? 身に覚えのない悪意に怯える尾見の前に現れたのは、人の心を侵食するショクを「握り固める」能力―アクシキの使い手・阿久根直樹とアクシキされたショクを食う美少女の美空。 人外の力を駆使する二人のアクシキ屋とともに、尾見はショクをばら撒き続けている首謀者を追い始めるが!? ミステリアスホラー長編!
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新進の鬼才がはなつ、ノスタルジック・パニックホラー! <あらすじ> 恋人と仕事を同時に失い、消沈する青年・永島英(ながしま ひで)。かつていじめられたトラウマから、彼は他者に向き合うことができなくなっていた。そんな永島の元に、廃校寸前の母校で小学校の同窓会を開催するという招待状が舞い込む。過去に向き合うため、永島は出席を決意するが、級友との旧交を温める間もなく、異変が起きた。校舎は突然不可解な闇に閉ざされ、窓も扉も開かない牢獄に変貌。そして何者かの校内放送によって、集められたクラスメート達は互いに殺しあいを命じられてしまう…! これは凄絶ないじめの果てに廃人へと追い込まれた「山路君」の復讐なのか。それとも級友たちの誰かが企てた狂気のゲームなのか。隣の親友は、ほんとうに仲間か。仮面の巨漢・「十五年前のぼく」は何者なのか―!? 閉ざされた校舎から脱出するため、永島たちの絶望的な脱出行が始まる。
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高遠志信、兄さん大好き25歳。ひとつ屋根の下には“神様”な兄の将生と“悪魔”な甥っ子和臣。和臣は、志信の兄への純粋で崇高な家族愛を邪推しては、兄がいない所でヒドイことばかりしてくる困ったちゃん。 挙句の果てにあんなコトやこんなコトまで…! “家族”だからこそ伝わらないそれぞれの想いの行方は――? こじらせツンデレ甥×天然天使な叔父+愛情豊かな父兼兄、それぞれの愛の三つ巴。
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つまんない喧嘩して付き合ってる奴が出て行った。帰って来ないし、部屋はきたねーし、家賃一人じゃ払えない。終わりを認めたくない気持ちが積もって、部屋から出られない。 そんな八方ふさがりな状態の伊智(いち)のぽっかりあいた隙間に、いつの間にか入ってきた爽やかイケメン間男の槝伊(かしい)。あいつがしてくれなかったことをいろいろしてくる間男の存在に困惑する伊智。 頭も部屋も全部ぐちゃぐちゃで、ぐちゃぐちゃすぎてなにも…。乱されたペースとカラダ、落ち着く先は――? 【収録作品】 汚部屋住人の顛末/箱の中のあおぞら/ほうたいのうみで、/汚部屋住人の顛末の顛末
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現代米国ミステリの最高峰にして、故・児玉清さんのもっとも愛した作家、J・ディーヴァー。本作は彼の代表作「リンカーン・ライム」シリーズの、『ボーン・コレクター』に続く第2弾。FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ……。ダンサーとライムの知力をつくした闘いが、今始まる。
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中国で発生した謎の疫病──それが発端だった。急死したのちに凶暴化して甦る患者たち。中央アジア、ブラジル、南ア……疫病は急速に拡がり、ついにアウトブレイクする。アメリカ、ロシア、日本……世界を覆いつくす死者の軍勢に、人類はいかに立ち向かうのか。未曾有のスケールのパニック・スペクタクル。大作映画化。
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栄さんは俺のお願いをきいてくれない。他の男と寝るし、俺を殴ったりもする。でも知ってる。それは俺を愛してるからなんだって。愛してるからイジワルするんだよね?ヤンキーと優等生、底抜けに明るいバカと美形の高校生、ストーカーな社会人、性的嗜好に悩む男子高校生…。さまざまな彼らの苦悩をぎゅっと濃縮して、表題作『優しくしないで泣いちゃうから』に描き下ろしも加え、8篇でお届けする読切短編集。
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同級生の家に居候する家出少年・穏。家に泊めてもらう代償は、暴力まがいの性行為。ある日、穏はバイト仲間の千に連れられたプラネタリウムで、幼いころ一度会ったきりの義理の兄・栄と再会する。穏が同居人から暴力を受けていると聞いた栄は、自分と一緒に暮らさないかと提案する。栄との穏やかな生活に心地良さをおぼえる穏だったが、栄の心にある癒しきれない闇にはまだ気がつけずにいた。
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ワイドショーも小説もぶっ飛ぶほど、リアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる、殺人、DV、詐欺、強姦事件……。突っ込みどころ満載の被告の弁明や、なんとも噛み合わない被告と弁護士、傍聴席に鈴なりの女子高生にハッスルする裁判官、有名漫画家の男気ある証人ぶり、ヒトゴトじゃないと思う切実な事件。「こいつ、絶対やってるよ!」なんて心の中で叫びつつ、楽しく通った傑作裁判傍聴記。自筆のイラスト満載(法廷内は写真撮影不可のため)。
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東村アキコ氏絶賛「不倫の漫画を描くのに、とても参考になりました」 女が本当に怖くなる11の物語。 理由あって、都会から実家に戻った「私」は、年老いた母とペットのマルチーズと暮らしている。 時どき立ち寄るペットショップの女主人・中山圭子は、犬や猫をあやしながら、さり気なく飼い主から話を聞き出すのが得意。 圭子のもたらす情報が、「私」のどす黒い過去を甦えらせる――。 表題作ほか、婚期をのがした娘の子宮切除手術の前夜、娘の傍らで眠る父の悲哀と甘やかな妄想を描く「初夜」。 バーで独り飲む女にバーテンダーが語った奇妙な体験「眠れる美女」。 可愛かった妹の人生が低迷してゆくのを見守る兄の心理「いもうと」。 初めての不倫にふみだす妻のためらい「春の海へ」。 故郷の町に戻ってきた三人の女たちに渦巻くねたみと憎しみ「帰郷」など、10篇の恋愛官能小説集。 解説・東村アキコ *本書は2005年6月に文藝春秋より刊行された文春文庫『初夜』を改題し、解説を加えた新装版です。収録している短篇は同じです。
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背中に魂を刻んだ男たちのトリッキーでドラマチックな愛の形、オムニバス。牡丹の男・潟木清次…人生を踏み外しヤクザになった潟木が見つけた愛する恋人は実は…!? ラナンキュラスの男・武藤大輔…愛した女が遺したひとり息子、お目付役となった武藤は…。狂い鮫の男・埜上猛志…屑な人生を地でいくヤクザ楚上は今日も欲望のまま。そこへ現れた上玉は…。そして、刺青の男たちを終焉に導く謎の男“久保田みつる”。裏社会で生きる男たちそれぞれの「幸せ」を描いた物語。商業誌未発表作「刺青の男」番外編ショートを収録した電子特別版。
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『このミス』1位『頬に哀しみを刻め』著者、最新作! 被害者の携帯電話に残されていた、残忍な殺人の画像―― 悪夢のような連続殺人事件に、黒人保安官が挑む。 MWA賞長編部門ノミネート! 「コスビーの最高傑作を更新した」デニス・ルヘイン 「死体の山、ノンストップのアクション、最高の警察もの」スティーヴン・キング 「止まらない勢い、手に汗握る陰謀、犯罪小説のグランドスラムだ」マイクル・コナリー 「現代の犯罪小説の中で最も記憶に残る主人公の一人」ワシントン・ポスト ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。人種対立の残る町に衝撃が走るなか、元FBI捜査官の黒人保安官タイタスは捜査を開始する。容疑者は銃を捨てるよう説得するタイタスに奇妙な言葉を残していたのだ。「先生の携帯を見て」と。被害者の携帯電話を探ると、そこには彼と“狼”のマスクを被った男たちによる残忍な殺人が記録されていた――。 ■著者既刊 『黒き荒野の果て』 『頬に悲しみを刻め』
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バーで働く青年ニコラス。彼の身の周りで不可解なことが起こり始める。 夜道で感じる誰かの気配、無言電話、不気味な宅配便…。 そしてついには、自宅で何者かに襲われてしまう。 犯人は一体誰なのか――。 3つのルートから、あなたが選ぶ結末は…? 歪んだ愛と執着が織りなす、マルチエンディングの物語。 大人気同人作品「THE WISH WE SHARE」の一部をオリジナルルートに変更したコミックス描き下ろし32ページを収録! ※この作品はFILL-IN様より配信されている『THE WISH WE SHARE』1~6巻途中までをまとめて、新たに描き下ろしとしてオリジナルルート等を加えた単行本版となります。重複購入にご注意ください。
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全てを失い奈落に落ちた男は魂喰いの竜となり、復讐を誓う!! 「強い剣士になる」 思いとは裏腹に無能の烙印を押され、幻想一刀流、御剣家を追放されたソラは 5年の時を経て、遠く離れたイシュカの街でも再起を果たせず、惨めな日々を送る。 そんな中、かつて自分を見捨てた仲間たちに陥れられ魔物の餌食に───
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異星人の「空間」へ立ち向かう一人の少女と猫……。コズミック・スリラー開幕 10年前、異星人の侵略によって生まれた場所「空間」には、どんな願いも叶う「願望器」と呼ばれる宇宙人の遺物があるという。かつて「空間」で失踪した姉を探す少女、赤代蒼もまた「空間」に侵入していた。そんな中、会話ができる謎の黒猫と出会い……。
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正義感溢れる新米警察官の佐藤。子供たちの列に突っ込もうとする暴走車の前に立ちふさがった彼だが、目が覚めると13年前の高校時代へタイムリープしていた。しかも、その日は親友が自ら命を絶ってしまうという出来事があった日。祈りも届かず、無情にも親友の死が告げられてしまう。かつては哀しみから葬儀へと赴かなかったが、今回は親友のもとへ手を合わせに向かった佐藤。そこで、親友が“いじめ”に遭っていたという事実を知ることに。「俺が13年前に来た意味は何なのか…」ともに時を越えてきた一丁の拳銃を握りしめ、佐藤の心にとある感情が芽生えはじめる…!!
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文芸編集者2年目の瀬名あさひは、憧れの作家・御崎禅の担当となる。互いに映画好きという点で意気投合するものの、彼は実は吸血鬼であり、人外の存在が起こした事件について警察に協力していて…!?
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華やかなる一族の大正オメガバース!! 名家の見えない「檻(おり)」の中でΩ令嬢は淫らに咲き乱れる!! 時は大正。財閥界屈指の名家・天花寺家に生まれた紗代は、母の浮気の結果で生まれたβの子として冷遇されていた。だがある時、紗代が後天性のΩであることが発覚する。正式な娘として認められた紗代。分家の従弟・瑛司に秘かに思いを寄せ、発情期の夢の中で密通することで自分を慰めていた紗代だが、今度は家の発展のため眞田家の次男・彰剛との政略結婚を命じられることになり…!? 電子単行本用に描きおろした「単行本限定おまけまんが」「単行本限定あとがきまんが」も収録!! ※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」または短編よみきり配信をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
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イヴェッタ・シェイク・スピア伯爵令嬢は、卒業式後のパーティで婚約者であるウィリアム王子から突然婚約破棄を突き付けられた。自分の代わりに愛らしい男爵令嬢が殿下の結婚相手となるらしい。先代国王から命じられているはずの神殿へのお役目はどうするのだろうか。あぁ、なるほど。王族の婚約者の立場だけ奪われて、神殿に一生奉公し続けろということか。「よし、言われた通りに、出ていこう」これは、その日のうちに荷物をまとめて国境を越えたイヴェッタの冒険物語!!
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中華店とんこつの一員でいるため奇怪な努力を続けるわたし。 ナゾの読後感に唖然・鳥肌ッ!! へんてこ小説の金字塔! ***** 常識ってなんやったっけ?と、おかしな展開になっていく。面白不気味。 ――3時のヒロイン・福田麻貴 1/11放送「王様のブランチ」(TBS系毎週土曜日 あさ9時30分より生放送) 根拠の薄い不安定な強さが周囲を引きずりこみ、世界を歪ませる―― そんな危うい実体を「ほらほら」と容赦なく描きだす今村夏子、無敵。 ――平松洋子(解説より) ***** 大将とぼっちゃんが営む町中華とんこつ。「いらっしゃいませ」もろくに言えない従業員のわたしは、接客対応マニュアル「とんこつQ&A」を自作し居場所を見つけたはずだった。あの女が新たに雇われるまでは――。表題作をはじめ、予想しえない展開に鳥肌が止まらない、ほのぼのと不穏が奇妙に交わる全4編! 「とんこつQ&A」 大将とぼっちゃんが切り盛りする中華料理店とんこつで働き始めた「わたし」。「いらっしゃいませ」を言えるようになり、居場所を見つけたはずだった。あの女が新たに雇われるまでは―― 「嘘の道」 姉の同級生には、とんでもない嘘つき少年がいた。父いわく、そういう奴はそのうち消えていなくなってしまうらしいが…… 「良夫婦」 いつもお腹を空かせている近所の少年・タム。彼の心を開くため、友加里は物で釣ることを考える。 「冷たい大根の煮物」 お金を借りて返さないことで有名な芝山さん。ずるずる仲良くなってしまった「わたし」は……
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魔族に故郷や家族を蹂躙されたアレクサンドル。 彼はその復讐を果たすべく〝勇者〟となり、仲間と共に魔王軍に対し捨て身の作戦を決行するも、圧倒的な力を誇る魔王に為す術もなく敗北。 志半ばで力尽き、殺されてしまう。 だが、死んでしまったはずの彼は目を覚ます―― あろうことか己を殺した〝魔王〟の息子〝第七魔王子ジルバギアス〟として。 「あぁ……ぁああっ……奇跡だ。 俺の運命はまだ終わってなどいなかった!!」 あまりに数奇な運命を、最大の好機とするべくジルバギアスは正体を伏せ、魔族の王子として悪逆非道にも手を染め、力を磨いていく。 すべては魔王に復讐する為に――。 これは偽りの魔王子による、国崩しの物語。
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この世には善とも悪とも呼べない、理解不能な神がいる。 毎年身体の一部が村に降ってくる神、不老不死の夢を見せる神、あらゆる事象の辻褄合わせをさせる神、一切の記録がなくただ信仰だけが残る神――。 理解もできず根本的な対処もできない、だが確かに日本各地で起こり、人々の平穏を脅かす現象は「領怪神犯」と呼ばれている。 公的機関として密かに存在する「領怪神犯特別調査課」に所属する片岸は、部下である女性調査員の宮木と、各地から報告される「領怪神犯」の調査と対処に当たっている。 奇怪で危険な様々な神による超常現象、時にはそれらの神を崇める危険な人間たちとも対峙しながら、片岸は調査を進めていく中で失踪した妻の痕跡を見つけ出そうとする。 だがそれは、「領怪神犯」のある恐ろしい真実に触れることにもつながっていき――?
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貴族の父と娼婦の母を持つエドワードは若き実業家で、富と名声を得てしても孤独のなかで生きていた。 週末にはパーティーを開き、その一方で人を愛することに焦がれていた。 ある日、仕事先で赴いた隣町で日本人観光客のアサノミツルという二十五歳の地味な男と出会う。礼儀正しい日本人のミツルに興味を持ったエドワードは、彼をパーティーに誘う口実で邸に招待する。頑なに打ち解けようとしないミツルを、味見としてパーティー前夜に抱こうと計画した。 それ以来、ミツルへの恋心を抱き始めたエドワードは徐々に暴走していく。ついにはミツルを神と崇めるように彼の肉と血を欲してしまう。 半年後の夏、ミツルが邸から逃げだしてしまう。エドワードは己の重すぎる愛情でミツルを追い込んでしまった恐怖と自責の念に襲われた。数ヶ月後の冬、ついにミツルを探し出し、彼をさらいに行こうと教会に向かった。 美形×平凡、邸の主人×日本人の観光客のアダルトストーリー。 ※本作は佐治尚実の個人誌作品の電子書籍版となります。
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