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Posted by ブクログ
大石圭的「ミザリー」
作家のファンだといって近づいてきた美貌の女性は、作家を監禁して自分のために小説をかくように強要する。
そーいや、男が女性を監禁する話があったよね、大石圭。
その「飼育する男」との大きな差は、監禁するものの生活に対する姿勢なのだろう。
「飼育する男」は、衣食住、特に食に対して真摯だ。が、「地下牢の女王」は食べることに全く無頓着というか、無造作なのだ。
食は、イコール生き方だと思う。
結局のところ「地下牢の女王」は他人はもちろん、自分自身も、何もかもを愛せない、否定し続けて崩壊していく。
もっとも、「飼育する男」は自己愛を極めすぎて壊れているのだけど。
対極ある二人が、同じ手法(完全に同じとはいえないけど)にいきつくのが人間っぽいのかもしれない。
にしても、随分エグかったです。
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