Posted by ブクログ
2011年04月09日
[ 内容 ]
「怪文書」-それは、力を持たぬビジネスマンが、トップを撃ち落とすための唯一無二の手段。
しかし、“殺傷能力”があまりにも強すぎるため、ときに会社ごと滅ぼしてしまうなど、思わぬ結果を招くこともある。
本書は、「イトマン事件」、「クレスベール証券事件」など、この一〇年に起きた経済事件を中心...続きを読むに、元「週刊文春」記者が、怪文書爆弾が炸裂した現場を歩いた記録である。
[ 目次 ]
1章 怪文書とは何か
2章 堕ちた首領-そごう怪文書
3章 闇に消えた三〇〇〇億円-イトマン怪文書
4章 政界と怪文書
5章 政治家とヤクザをつなぐタニマチ-東京佐川怪文書
6章 経団連会長の夢破れ-「防衛庁巨額水増し請求」怪文書
7章 バブルの波に乗り遅れ-拓銀怪文書
8章 元大蔵キャリアの錬金術-ヤクルト怪文書
9章 怪文書とブラックジャーナリズム
10章 切れぬ腐れ縁-クボタ怪文書
一兆円を操った“IQ84”-東洋信金事件怪文書
なぜ社員ばかりが厚遇されるのか-第一火災怪文書
「臭いものにはフタ」体質-T海上火災怪文書
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