浅見雅男の一覧

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作品一覧

2021/08/03更新

ユーザーレビュー

  • 皇族誕生
    作者は近代の皇族・華族に関する著作を多く手がけ、本書は同名の単行本の文庫化。
    国家の藩屏としての皇族達がどのように拡充され、また特に旧日本軍においてどのように優遇されてきたかが如実に表されており、勉強になる本です。
    制度を作る側にあった伊藤博文ほかの元老たちの苦悩、あるいは高松宮殿下が軍隊にあって自...続きを読む
  • 公爵家の娘 岩倉靖子とある時代
    岩倉具視の曾孫が「赤化華族」として検挙、釈放後自殺・・・
    以前から気になっていた、戦前の昭和を騒がせた事件。

    以前おもしろく読んだ、林えりこ『日本女子大桂華寮』について
    批判的な部分もあり、襟を正して読む。

    「皇族の藩屛たる華族」の制度が消えた令和の御代、
    皇族の結婚に世間は大騒ぎ・・・
    隔世の...続きを読む
  • 皇室一五〇年史
    明治以降の皇室通史かと思ったのだけれど、少々違った。でも、
    これはこれで面白い。

    明治以降の皇室について「皇室典範と宮家」「皇族という人々」
    「皇室と結婚」「皇室と外国」「皇室と財産」の5章に分けて解説
    している。

    小泉政権下で女性天皇・女性宮家に関する議論が行われたが、
    秋篠宮悠仁...続きを読む
  • 不思議な宮さま 東久邇宮稔彦王の昭和史
    日本の首相がコロコロと変わっていた頃、情報バラエティ番組で「戦後
    の短命内閣」に必ず出て来たのか敗戦直後の東久邇宮内閣である。

    日本の憲政史上唯一の皇族総理大臣であり、「一億総懺悔」を唱えた
    人くらいの認識しかなかった。現在と違って戦前は宮家や皇族が多く
    て覚えきれないのだもの。

    最初...続きを読む
  • 皇室一五〇年史
    新書で「150年史」などというタイトルは大風呂敷を広げ過ぎであろう。内容は皇室典範、皇族の変遷、結婚、外交、財産などカテゴリー別にエピソードを集めた内容である。興味深かったのは、なぜ皇室とベルギー王室が仲が良いのかという下り。ナチスに屈服し、戦争責任を問われる立場だった父の譲位を受けたボードワン1世...続きを読む

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