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幕末きっての軍人であり、「廃藩置県」などの政治的難事業をやり遂げた稀有の政治家であり、一流の学識者でもあった西郷南洲。晩年こそ国賊として追われ、不遇の最期を遂げたが、「西郷こそ真のヒーロー」と今なお多くの人から慕われ続けている。本書は、維新後、かつての仇敵・元庄内藩士たちが、西郷の温かい人柄や教えに触れ、感激してまとめた43篇の遺訓集を、今日まで伝わる西郷のエピソードや談話などを交えながら、現代風の読み物に再編集したもの。「敬天愛人」「幾たびか辛酸をへて志はじめて堅し」「入るを量りて出るを制する」などの名言も、西郷から直接語りかけられているような気分で読めるはずだ。明治維新という激動期、“新しい日本の国づくり”のために、51年の人生のすべてを捧げた西郷の言葉から、ビジネスや組織運営のヒント、あるいは人生の苦悩を乗り越えるアドバイスを得る人も多いだろう。ビジネスマンの座右の書にしたい一冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年01月13日
西郷隆盛が大事にしていた考え、信念などがまとめられており、人間がおさめるべき「道」についてしるした本。肝に銘じておべきことだらけでした。何度も読み返したい良書。
以下、印象に残った内容、引用。
・人間は、どうしても自分の好き嫌いで物事を判断しがちだが、組織を率いるものは私心を持ってはならない。「相...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月03日
-まず自らの責任において「おのれのビジョンと決意」が用意されてなければならぬ。
-上に立つ者の心得
1.おのれを慎んで品行を正しくすること。
誰のいらぬところにあっても、神仏に対して恥ずかしくないよう節度を守る事です。
2.贅沢を戒めて倹約に努めること。
上に立つ者の仕事とは、「万民...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
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▼ 100文字感想 ▼
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まず庄内藩士が編纂したという事実に驚いた。小さい頃
から恥ずかしいことはするな、お天道...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月11日
・「意・必・固・我」を消し去る。意:私利私欲、必:私利私欲を満たすなら何でもやってやろう。固:意にこだわり、意に閉じこもる心。我:自分の意の他は何も見まい、とする心。
・人を相手にせず、天を相手にせよ。
・独りを慎む。誰にも見られていない所にいても、つつしみの気持ちを忘れず行動する、という心がけ。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月02日
西郷隆盛の述べる人の進むべき「正しき道」に関する教え。リーダーとして政治や事業を行うべき立場の人間、そのような立場を目指す人間、それだけでなく人として生きる者すべてが持つべき日々の心構えが述べられています。幕府側として戊辰戦争に敗れた庄内藩士達が、明治政府から離れて下野した後の西郷隆盛に合って教えら...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月19日
西郷隆盛の談話集「西郷南洲翁遺訓」を現代口語訳にしたもの。JALを立て直した稲盛和夫さんが、西郷さんを敬愛していたので、その流れで本書を手に取ったが、すばらしかった。
<印象的な言葉>
(仕事の理想)
・どんな小さなことでも誠心誠意、目の前の仕事に取り組むこと。策謀を用いてはならない。策謀を用いれ...続きを読む
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