プラ・バロック

プラ・バロック

715円 (税込)

3pt

雨の降りしきる港湾地区。埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから、十四人の男女の凍死体が発見された! 睡眠薬を飲んだ上での集団自殺と判明するが、それは始まりに過ぎなかった――。機捜所属の女性刑事クロハは、想像を絶する悪意が巣喰う、事件の深部へと迫っていく。斬新な着想と圧倒的な構成力! 全選考委員の絶賛を浴びた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

プラ・バロック のユーザーレビュー

一言で言うと、「奇麗」な作品です。
作中で「奇麗」という言葉が何度か出てきますが、まさしく「奇麗」な作品でした。

女性刑事クロハの過ごす殺伐とした現実。そして、儚い雰囲気の美しい仮想空間。
冷凍コンテナから見つかった凍死体の真相を追うクロハの日常をメインとして、現実と仮想空間、2つの世界が交互に描かれます。
殺人現場の描写など、心が痛くなる場面もあります。そして、暗い雨の描写が示すように、終始どうしようもない閉塞感が感じられます。
しかし、ラストは一概に暗いわけではなく、どことなく前向きにさせてくれます。そして、奇麗だったな……という印象を残してくれます。
ちなみに、伏線も「奇麗」に回収されますので、ご安心を。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私の読書歴で最も没頭した作品かも知れない。

    本作『プラ・バロック』のあらすじと感想になります。

    機動捜査隊に所属する女性警察官のクロハは、ある刺殺事件に駆り出された途中で、所轄の奇妙な事件を捜査せよと班長に言い渡される。
    それは港に隣接する冷凍保存型のコンテナの1つで異臭がするという通報で、現場

    0
    2023年08月23日

    Posted by ブクログ

    ー コンクリートの地表に、また新しい要素が加えられていた。水たまりのテクスチャ。薄く透明な膜が地面を装飾している。

    そこに雨点が当たり、波紋を広げては消し、広げては消しを繰り返していた。アゲハは空を覆う雨雲を仰いだ。雲を突き抜けて聳える塔の姿。近代的にも宗教的にも見える、刺々しい形。アゲハがいつも

    0
    2020年06月02日

    Posted by ブクログ

    セカンドライフみたいなポリゴン製電脳空間に殺人犯と女刑事が出会っていた、なんて、懐かしい感じの設定。

    0
    2018年12月28日

    Posted by ブクログ

    怖い本だった。
    冷凍コンテナに眠る多数の遺体。自殺か他殺か。
    機動捜査隊のクロハが挑むサスペンス。

    クロハの精神は大丈夫なのだろうか。普通であればとても耐えられない。

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    前半はスンナリとは読めず、名前がカタカナ表記もあって中々読み進めなかった。只後半は前半よりは読み進められました。最後は少々拍子抜け。

    0
    2023年12月13日

    Posted by ブクログ

    う〜ん( ・ั﹏・ั)

    もったいない気がしてしまった

    って言うのは、すごく読みづらかったんよね
    意図した読みづらさだとは思うんだけど

    日本人の名前をカタカナ表記するところとか、ハードボイルド風(あくまで風)なぶつ切りの文章とか、頑なに神奈川県って言わないところとか

    いやもう神奈川県でええやん

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作

    埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから14人の凍死体が発見されたことから始まります。女性刑事のクロハが主人公で話が進んでいきます。ちょっと気になったのが、いつも話の中の天気は雨模様で、登場人物の名前は片仮名で書かれていることです。これがこの作品の雰囲気をより作って

    0
    2021年09月26日

    Posted by ブクログ

    集団冷凍自殺が立て続けに起こる。その一方で首を切り裂いた連続殺人事件も起こっていた。小説の世界なので、これが関係ないわけがないのだが、ある共通点にあとで気付くことになる。機動捜査隊の女性隊員クロハは集団自殺の捜査に当たるが、捜査主任のカガといきなりぶつかることになって仕舞う。クロハが訪れるインターネ

    0
    2020年10月02日

    Posted by ブクログ

    イルマシリーズを先に読み終えた後だったため、イルマとクロハの違いに戸惑った。しかし、読み進めるに従いストーリーに引き込まれた。突然、登場した仮想空間のことが理解出来ず、狼狽えはしたが。

    0
    2020年05月17日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    ずっと雨の降っている、薄暗い世界観が好きです。
    アゲハが訪れる仮想空間も素敵で、これ現実に欲しいです。かっこいい。。
    クロハが対峙する事件は陰惨で悪意がとてもあり、捜査班でも軋轢があったりとキツイところもありましたが、クロハが揺れながらも守るものの為には強くてそこも好きでした。

    0
    2020年03月14日

プラ・バロック の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

プラ・バロック の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

結城充考 のこれもおすすめ

プラ・バロック に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す