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Posted by ブクログ 2020年10月08日
機動捜査隊に入る前、女性警察官のクロハの自動車警邏隊での活動を淡々と描くように見せて、最後の裁判の公判に向けて非常な熱を持って盛り上げていく。これはクロハ自身が内に持つ熱なのだ。死んだ父親への不信感や周りからの圧力などに翻弄されても、自分を曲げずに突き進んでいくクロハの不器用な生き方は光を放つ。警察...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月30日
クロハシリーズの原点。
6つの短編というか事件というか?短編集のような感じですが、つながっている部分もあり。
『プラ・バロック』以前のクロハということで、少しイメージが変わった気がします。
別の人物から見たクロハが描かれているのも楽しめました。
パーキングエリアで発見される人の指先。
薬物取引に...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月18日
クロハシリーズ3冊目も面白かったです。
短編集、と思いきや、「雨が降る頃」「衛星を使い、私に」「Sは瞼をとじた」「計算による報酬」は繋がった事件でした。
書名にもなってる表題作のタイトル美しい。でも衛星を使い私に…伝えた人は錘をつけられて海の底。。
「プラ・バロック」より前のクロハなので、今よりもま...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月09日
これも前作を読んですぐ読み始めた。これが一番面白かったかもしれない。自動車警邏隊のときのクロハの短編集。クロハの心の動きや戸惑いが伝わってくる。今回が一番、クロハを身近に感じられたかも。スギさんとの関係もいいなあ。あとやっぱり、クロハって何だろう、洞察力に長けてるのかな。推理力というか、ただの偶然に...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月30日
クロハシリーズの短篇集。
ということをずっと知らなくて読み逃していたのを、ふとしたきっかけで知ることになり歓喜しながら読んだ。短編も巧みに書く作家さんですね。どれも良かったけど他者から見たクロハが書かれた作が良かったなあ。そして表題作。最後の最後でタイトルの意味が分かり、視界がひらけたような鮮やかな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月07日
本作『衛星を使い、私に』の概要と感想になります。
『プラ・バロック』で一気にクロハの世界観に引き込まれた私ですが、前作『エコイック・メモリ』で挫折しそうになりつつも本作『衛星を使い、私に』で次回作への読書欲を取り戻しました。
本作は6編からなる連作短編集ですが、いずれもクロハが機動捜査隊に入隊す...続きを読む
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