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Posted by ブクログ
これも前作を読んですぐ読み始めた。これが一番面白かったかもしれない。自動車警邏隊のときのクロハの短編集。クロハの心の動きや戸惑いが伝わってくる。今回が一番、クロハを身近に感じられたかも。スギさんとの関係もいいなあ。あとやっぱり、クロハって何だろう、洞察力に長けてるのかな。推理力というか、ただの偶然にしては出来すぎてるところもあるけど。表題作の「衛星を使い、私に」は最後まで読んだときの、ああなるほどだからそういうタイトルなのかって納得いった感じ、好きです。今回もちょっと、まわりくどくて分からないところ、伏線が深すぎて分からないところがあったけど、全体的にどのお話も引き込まれたし、統一感があって良かった。またどこかで、クロハに会えたらいいな。
Posted by ブクログ
『プラ・バロック』『エコイック・メモリ』に続くクロハ・シリーズ第三弾。本作は自動車警邏隊時代のクロハの活躍を描いた連作短編集である。
前の二作ではクロハを含めた登場人物がカタカナ表記で描かれ、無機質でモノクロなイメージの中でストーリーが展開した。本作の二つ目の短編『二つからなる銃弾』で初めてクロハの名前が黒葉佑であることが明かされ、以降は無機質から有機質に、モノクロからカラーへとこれまでの物語のイメージが一新された。
一つひとつの短編は独立しているようで、実は全ての短編で大きな物語を形成している。表題は非常に変わっているのだが、表題作の『衛星を使い、私に』を読むと、なるほどと納得する。
クロハの事件に対するひた向きさ、推理力の冴えが光る連作短編、なかなか面白い。
Posted by ブクログ
本作『衛星を使い、私に』の概要と感想になります。
『プラ・バロック』で一気にクロハの世界観に引き込まれた私ですが、前作『エコイック・メモリ』で挫折しそうになりつつも本作『衛星を使い、私に』で次回作への読書欲を取り戻しました。
本作は6編からなる連作短編集ですが、いずれもクロハが機動捜査隊に入隊する以前の話であり、自動車警邏隊のスギが上司であった時期を描いています。
警察官であったクロハの父と同僚であったスギは、クロハの正義感の強さと父親と似た刑事の勘の鋭さに期待と不安を抱えながら、クロハの上司でありつつ父親代わりとしても事件に同行する日々は、なんとも言い難い気持ちだなと同調します。
次回作の『アルゴリズム・キル』では、どのような気持ちにさせられるのか楽しみです♪
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