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[現代語抄訳]言志四録
日本という国に「志」高きサムライがいた時代から、指導者のバイブルとして読み継がれてきた、至高の書をわかりやすく現代語新訳。また編訳者により、さらにわかりやすい解説もつけている。本書には、真のリーダーを目指す人、大いなる志を立て、自分の運命を切り開き、世のため人のために尽くさんとする人への、人生の指針が刻み込まれている。著者・佐藤一斎は、江戸末期より明治維新の時期に活躍した志士たちに多大なる思想的影響を与えた人物であり、佐久間象山、中村正直、山田方谷、さらには西郷隆盛など、日本を動かした、名だたる英傑が感化された人物である。特に西郷においては、自身が島流しにあった不遇のときに本書にちりばめられた名言を座右の銘として、その中から101条を抜書きし、つねに諳んじた。自らの心の危機、さらには大きな壁にぶつかっている人には、その一言一言が、深く胸にしみ、明日への指針となることだろう。 -
人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか
人間関係は対話を通じて展開していく。相手の心を動かし、行動を変化させるには、どういう対話の仕方が効果的なのか? どんなに心を砕いても相手に通じないときはどうすればいいのか? 本書では、共感的作用と弁証法的作用という対話がもつ二つの基本的な働きを軸に、ロジャーズ、コフートからリネハンまで、解決志向アプローチなど奇跡とも言える変化を引き起こす、選りすぐりの対話的アプローチ七種を豊富な具体例で解説する待望の対話入門の書である。「うつ」のサラリーマンを職場に復帰させるのも、自傷行為を繰り返してきた女性が安定を取り戻していくのも、十年以上引きこもっていた若者が就職して働き出すのも、その変化を媒介するのは対話である。対話は驚くべき可能性をもつ。 -
越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文
あの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめ、数々の文芸作品の名翻訳家として知られる越前敏弥さん。 前著『日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)で、全国6万人の英語自慢の鼻を見事にへし折った彼から、新たな挑戦状が到着しました! 「誤読・誤訳に陥りがちな英文・文法」に続いて、本書では「より自然で、かつ正確な訳文を当てるスキル」を読者に問います。 たとえば、こんな問題。 Q 下の訳文は、日本語としてどこがおかしいでしょうか。 「逃亡中の犯人はジェフリーズという男らしい。彼を殺してやりたい。」 答えがわからないという方。 では、あなたがこのシチュエーションにいたとしたら、殺してやりたいほど憎い相手に対して、「彼」という言葉を使うでしょうか? この例が示すように、翻訳とは「原著者が仮に日本語を知っていたら、そう書くに違いないような日本語にすること」なのです。 本書では、適切な訳文をつくるトレーニング問題を30題収録し、それぞれにページを惜しまずに丁寧な解説をつけました。 本書は、まさに、翻訳学校やカルチャーセンターで1,000人に及ぶ翻訳学習者と接してきた著者だからこそ書ける内容であり、 すべての英語学習者が知っておくべき日本語訳の学習法や、英文を深く読みとるための秘訣を惜しみなく公開するものです。 -
なぜうつ病の人が増えたのか
■内容紹介厚生労働省の調べによれば、1999年から2005年までのたった6年間で、うつ病患者は2倍以上に激増。ついに日本は、うつ病患者100万人突破の時代を迎えた。本書は、現役精神科医がその増加の原因を客観的データで読み解いた、他に類を見ない「現代うつ病論」の決定版。■著者紹介冨高辰一郎(とみたか しんいちろう)1963年大分県生まれ。九州大学医学部卒。内科研修後、東京女子医大病院精神科にて精神科研修。日本学術振興会在外特別研究員としてカリフォルニア大学サンフランシスコ校にて薬理研究。精神科病院勤務、東京女子医科大学精神科講師を経て、現在パナソニック健康保険組合東京健康管理センターメンタルヘルス科部長。専門は、産業精神医学、精神薬理、性格学、医療情報。 -
溺れながら生きる 依存とケアのあいだで
ケアからこぼれ落ちる女性たち 著者の臨床心理士としてのキャリアのスタート地点であり、アルコール依存症の男性患者たちを時代の病として活写した『依存症』(文春新書)から四半世紀。令和のいま、依存症の主役は女性たちになった。 若年化するオーバードーズ、自傷、摂食障害、女性のアルコール依存、ホス狂い、DV・ストーカー被害、そして推し活……。 かつて家族のケアを受けられた男性患者と異なり、守られるべき家族から放擲され、社会的経験もステイタスもない。ケアを求めてもケアを奪われ、アディクション(依存症)によって溺れながら生き延びる彼女たちの姿を、下り坂日本の写し鏡として描く。 【目次】 PART1 古くて新しい依存症 第1章 「セックス依存症」の女性は実在するのか? 第2章 なぜ娘は苦しむのか? ACブームを振り返る 第3章 摂食障害というありふれた依存症 第4章 依存症は意志が弱い人がなるのか? PART2 依存症、トラウマ、ケア 第5章 コロナ禍に加速したOD 第6章 いま伝えたい、PTSDのこと 第7章 セルフケアブームを、依存症から考える PART3 依存症からアディクションへ 第8章 アディクションの主役は女性になった 第9章 推し活とアディクション -
ヒロシマ、ナガサキ 隠された真実
戦後80年、あらためてファクトを問う オバマ大統領が広島に歴史的な訪問をしてから10年。2024年には日本被団協がノーベル平和賞を受賞。ヒロシマ、ナガサキの悲劇については、すでに定説が確定したと思われてきた。ところが、実際はそうではないという。 たとえば、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」とよく言われる。たしかに広島は第五師団の根拠地であり、日清戦争では大本営が置かれるなど、日本有数の軍都であった。だからといって、アメリカは広島を原爆投下地として選んだわけではない。そのことは、アメリカの公式資料にはっきりと書かれている。アメリカはできたばかりのこの新兵器(広島に落とされたウラン型の原爆は、長崎に落とされたプルトニウム型を違って、爆発実験すらしていない)がどのような効果を発揮するのか、きわめて慎重に観察しようとした。責任者のグローブス将軍が言うところの「実戦実験」であったのだ。そのための条件とは、軍都であることなどではなく、【1】これまで空襲されていない無傷の都市であること、【2】平野部であること、【3】人口密集地であること、【4】効果の測定が容易であること、【5】3マイルの外にも市街地が広がっていること――などであった。これらの条件にかなう最良の候補地(AA)は、京都と広島であった。軍都とはかけ離れた京都が最後まで候補地であったことからも、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」わけではないことがわかる。 こうしたファクトの間違いについて、オバマ米大統領の広島訪問の仕掛け人の一人であった筆者が、あらためてチェックしたのが本書である。 たとえば、多くの人が「あの日、小倉がたまたま曇りだったから原爆は長崎に落とされた」と思っているが、はたしてそうか。 実際、当日の小倉の天気は晴れだった。では、なぜアメリカ軍は小倉への投下を断念したのか。米軍の機密公電記録には「some haze and heavy smoke」が原因であると記されている。「もやと濃い煙」――これは、小倉にあった官営八幡製鉄所の工員たちがコールタールを燃やしてはった煙幕が主なる原因であったことを示している。つまり、曇りという自然現象ではなく、煙幕という人間の行為が、小倉を災厄から救い、代わりに長崎に悲劇をもたらしたのである。 このように、長く信じられてきた16の間違った理解、埋もれてきた事実、隠された真実、ユニークな都市伝説、不正確な言い伝えや誤解、曖昧なままにされている伝聞情報、タブーとされてきた領域、独り歩きする「推計値」などをファクトの視点から検証した、ヒロシマ、ナガサキ理解の決定版! -
ペンギンの世界
氷点下60度、猛烈なブリザードのなか115日も絶食し、抱卵・包雛する。ひとたび海に出ればエサを追いかけ564mまで潜水し、甲殻類・魚類・イカの消費量は年間2000万トン超! 世界最大のペンギン飼育国・日本で50年以上も研究を重ねた著者が、その驚異的な能力や生態を多彩な図版とデータから教示する。「かわいい」だけじゃ、もの足りない。もっと深く広く知りたい人のための、懇切丁寧な「ペンギン学」の決定版! 目次 プロローグ ペンギン大国日本 第1章 どこでどんな生活をしているのか 南極ペンギン/バード岬/世界最悪の子育て/叫ぶ50度/レイン・フォーレストの妖精/穴掘りペンギン 第2章 生活のリズムと体のしくみ 生活史/寿命/死因/保温・熱交換システム/大食と絶食/ダイビング・ギヤ 第3章 海でのくらし イルカ泳ぎ/移動潜水・探索潜水・捕食潜水/深い潜水・ふつうの潜水/食事時間/ハイテクでペンギンを追いかける 第4章 なぜ飛ばなくなったのか 祖先は空を飛んでいた?/なぜ飛ぶことをやめたのか/古代ペンギンの生活 第5章 ペンギン、人に会う 北のペンギン、南のペンギン/最初に会った人々/「のろまな歩く食料」から「愛すべき生きもの」へ/南極のペンギンは増えている?/がんばる動物園・水族館 エピローグ 助け、見守る人々 もっと詳しく知りたい人のために あとがき 学術文庫版あとがき「ペンギンは警告する」 *本書の原本は2001年7月に、岩波新書より刊行されました。文庫化にあたりデータや数値の更新と写真の差し替えを行い、文庫版あとがきを加えました。 -
こころがふわりと軽くなる 宇宙の旅
今夜、星めぐりをしませんか。 癒やしの星空解説員が案内する 銀河に浮かぶ無重力の特等席 コスモプラネタリウム渋谷でチーフ解説員を務める永田美絵が、あなたを宇宙旅行にご案内します。 行先は太陽系から銀河、そして宇宙の果てまで―― 自分自身を俯瞰するきっかけになって、心が安らぐ一冊。 「時代と共に、私たちが知る宇宙の姿は大きく広がっていったのです。 その姿がおぼろげに見えはじめた今も、宇宙はわからないことだらけ。 でも未知の世界に踏み出すことは、わくわくもしませんか? あなたをそんな好奇心があふれる世界へお連れしたいと思います。 さあ、出かけましょう。 きっと漆黒の闇の向こうに、美しい世界が広がっているはずですから。」 ――本文より 【目次】 第1章 宇宙の入口 第2章 太陽系 第3章 天の川銀河 第4章 宇宙の果て -
AIに恋しちゃダメですか?――AIと生きるための倫理と哲学
◆未来を考えるために今一番必要な哲学!◆ ・ AIとおしゃべりするのは人間関係から逃げているだけ? ・ AIに酷いこと言うのは何がいけないの? ・ AIにも「権利」があるの? ・ AIを大切にしなくちゃいけないの? 明らかに人間ではないが、人間と見分けがつかない応答を返してくるAI。そんなAIは単なる道具として扱っていいのか、絆を結ぶ存在として尊重するべきなのか――本書ではAIと人間が共存する未来をよく生きるためのヒントを、カントをはじめとする哲学者たちの思索から探ります。 これは今日もAIに話しかけている、あなたのための一冊です。 ■こんな方におすすめ ・AIがより人間らしく進化する可能性に期待と不安を持っている人 ・AIとのやり取りに心地良さを感じる反面、これでいいのかなあと違和感もある人 ■目次 第1章 AIがくれる安心、AIが生む不安 ・AI技術の現状 ・AIを恋人にする人たち ・AIに依存してしまうリスク ・AIパートナーは支えにも、危うさにもなる――期待とためらいのあいだで 第2章 AIとの愛は「本物」なのか? ・愛や友情で結ばれた関係とは何なのか? ・シミュレーション? 欺瞞? 「AIへの愛」批判 ・その愛は本当にニセモノなのか? 「AIへの愛」擁護 ・AIとの関係は「よい」か「悪い」かで片付くのか? ・AIは人間と同じではないからこそ、その関係の価値をバランスよく考える ・コラム1 それは誰との関係なのか――デジタル複製技術の可能性 第3章 AIへの罪悪感 ・AIに対するふとした配慮の場面――どこが倫理の問題なのか ・人への暴力は悪い! AIへの暴力は悪い? ・AIのためではなく、私たち自身のために ・それでも残る疑問――本当に人への態度につながるのか? 第4章 AIを大切に思うのはまちがっているのか? ・AIへの配慮は、誰のためのものか ・AIとの関係を大事にする人の感情をケアすること ・AIへの愛を守る――カミル・ママクの提案 ・AIとの関係性を尊重するのは義務である――カント再び ・重要な留保――その関係は健全なのか ・AIとの関係をどう受け止めるか――誰のためのAI倫理? 第5章 AIに権利を与える!? ・AIに権利はない、当たり前に思えるけど? ・AIの権利は幻想か――AI、ロボット、あるいは人格 ・権利を認めるとはそもそも何なのか――AIの権利を考えるために ・AIの権利は関係的に付与されうる――ガンケルの挑戦 ・AIの権利をまじめに認めるべきではない――慎重派の議論 ・AIの権利も無視できないかもしれない――企業の動向 ・AIの権利は、AIではなく私たちの問題である ・コラム2 AIが意識をもたないと断言できない――揺れ動くAI意識論 「AIに恋しちゃダメですか?」 ■著者プロフィール 清水颯:1998年北海道生まれ。北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)特任助教。哲学・倫理学を専門とし、カント倫理学やAI倫理、特に人間と技術の関係を研究している。最近は、人と人、さらには人間以外の存在(AI、動物、環境など)との関係のなかで立ち現れる倫理に注目する「関係論的転回」に関心を寄せ、欧米圏の研究者たちとの共同研究や国際的な対話に力を入れている。著書に『生物とAIのあいだで哲学する──「不器用で中途半端な人間」を理解するために』(高木駿氏との共著、青弓社、2026年)。 -
言語学に消えそうなことばを守れるのか
いま、記録しなければ 調査・分析で何が分かるのか? ことばとは何か? フィールドから考えた言語の本質。 ことばが滅びたりうまれたりするとはどういうことか、ことばには大小あるとは? パキスタンの山奥でゼロから現地調査してきた著者が案内する言語学の世界。 あらゆる言語は言語学的に見れば等しい価値を持っている。等しい能力をそなえていて、等しく大切なものだ。それなのになぜ、社会的には不平等で扱いが異なるのか。現代社会のあり方や思想にも関係する言語の本質に迫る。 === 【目次(抜粋)】 第一章 ことばと言語学 ・私たちが使っている日本語はひとつのことば? ・英語はグローバルな言語だから偉い? ・独自の書きことばを持ってないことがある!? ・言語学をやれば何カ国語も話せるようになる? ・フィールドへ出ていく言語学もある 第二章 社会の中のことば ・世界共通語を作れば便利なのか? ・ことばは文化を色濃く反映している ・話す人がいなくなるとことばは滅びる ・ことばが滅びる時/ことばが生まれる時 === -
ヤマケイ新書 日本のクマを追う 激動の自然環境を生きる、ヒグマとツキノワグマ
クマが人間を襲うという事件が連日のようにTV、新聞をにぎわせ、センセショーナルな内容のクマ関連書籍が書店の棚に溢れる。 激動する自然環境のなかを生きるクマたちの真の姿はどんなものなのか? 本書では10年以上、ヒグマ、ツキノワグマを追い求めている動物カメラマンの著者が、そのレンズ越しに捉えた現代のリアルなクマ事情をつぶさに伝え、さらにヒトと彼らの共存方法を探る。 オールカラー288ページ、掲載写真多数。著者渾身のフィールドレポート。 解説=山﨑晃司(東京農業大学名誉教授) ■内容 まえがき 序章 知床が教えてくれたこと 羅臼岳登山道のヒグマ人身事故/クマに惹かれる理由 第1章 知床。ヒグマとの出会い 第2章 雪山。山に登るヒグマ 第3章 日光。ツキノワグマとの出会い 第4章 飛騨。訪れたチャンス 第5章 日本のクマを知る旅 第6章 変化するクマとの関係 第7章 日本のクマを撮る あとがき 解説 山﨑晃司 -
コメと日本人
コメはなぜそんなに特別なのか 人気植物学者が解き明かす 奇跡の植物イネとコメの秘密 コムギやトウモロコシと並んで世界三大穀物の一つに数えられるイネ。世界にはたくさんの植物があるのに、なぜ日本人の祖先は数ある植物の中からイネを選び、コメは日本人にとって特別な食べ物になったのか。植物としては奇妙な特徴をもつイネやコメが、田んぼという日本の原風景を作り、経済作物にもなった。植物学を足掛かりに人間文化との深い結びつきをひも解く。 解説 小泉武夫 【目次】 第一章 米って何だ? 第二章 イネという植物 第三章 田んぼというシステム 第四章 米で読み解く日本の歴史 第五章 米と日本人 解説:イネを愛する至高の一冊 小泉武夫 -
「がんばれない」 心で何が起きているか
無理そうなのに、あきらめられない。 「がんばれ」が重くのしかかる。 なぜか、手を抜いてしまう。 それ全部、心のクセのせい! 「もうがんばれない」は心の正常な反応です。 「あきらめられない」は思考の仕組みがそうさせます。 「努力は報われる」というけれど、簡単にはいかない。 心理学で「がんばる」の考え方を一新しよう。 【これも心のクセのせい】 ・ふとした瞬間に「もう無理」と投げ出したくなる ・失敗した人に「自業自得」と思ってしまう ・努力にわかりやすい見返りを求める ・「本気じゃなかった」と言い訳しがち ・報われるまでは、絶対やめない ・努力が恥ずかしいことにみえる ・チャレンジせずに簡単なほうに流れる ・「まだできたのに」と未練を口にしがち === 【目次】 第一章 努力ってなんだ? 第二章 「がんばれば報われる」は本当か?――努力と結果をつなぐ“見えないルール” 第三章 「がんばる」を制御する心のメカニズム 第四章 「あきらめない」というリスク――過剰な粘りが奪うもの 第五章 別の道を見つける力 第六章 「やり抜く力」を“更新”する === -
最新 ワインの科学 芳醇な香りと味わいはどのように生まれるのか
いまや日本でもワインが日常的に飲まれるようになりました。世界中からワインは輸入され、ビオワイン、オレンジワインなども楽しまれています。国産ワインの味や品質も向上し、さまざまなワインがつくられています。 本書では、ワインの歴史から始まり、ワインの味わいがどのように生まれるのか、ワイン用ブドウ品種の特徴、最新の醸造技術、健康にあたえる効果など、ワインについての知識を総合的に解説しています。 第1章 ワインと人類の出会い物語 第2章 ブドウとワインの科学 第3章 発酵と腐敗が織りなす微生物の世界 第4章 ブドウ品種の科学 第5章 ブドウがワインになるまで-醸造- 第6章 ワインは健康にいいって本当ですか? 第7章 環境と共に歩むワイン造り最前線 -
政治とは何か
日本の政権党の「裏金」問題を始めとするさまざまな腐敗と不正。トランプ前大統領など世界中での「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭・・・近年の世界の政治状況は、「政治」という営みについての従来の常識を揺るがしかねない事象に満ち満ちています。逆に言えば、そういう時代であるからこそ、「正しい」政治のあり方について今一度あらためて、その根本から考えてみる必要があるのではないでしょうか。 そこで本書では、西洋の政治学の基礎を作ったとされるアリストテレスに始まって、様々な思想家達の議論の跡をたどり、そもそも「政治」とはどのような営みとされてきたのかを再度確認することを通して、政治の本質を明らかにしてゆきます。そしてその上で、現代においてどうすれば「正しい」政治、「よりよい」政治は実現可能となるのか、その条件を探ります。 アリストテレスは「人間とは政治的動物である」と言いました。つまり人間にとって「政治」とは、その存在の根本をなす重要な営みの1つだということです。「政治」を抜きにして人間存在はありえない。本書はそのような人間の根本の営みとしての「政治」について知る恰好の1冊であるとともに、平易な政治思想史の教科書としても最適です。 -
バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学
わかり合えない他者を、敵にしないために。 分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書! -
英語の山をのぼる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【独学で難関英語資格を制覇!】TOEIC 990点、英検1級、国連英検特A級、IELTS 7.5、そして世界最高峰のケンブリッジ英検C2 Proficiency。数々の難関英語資格を独学で制覇した著者による、10年間の軌跡と超実践的学習メソッド! 大学時代、人間関係のつまずきから引きこもりを経験した著者。暗闇の中で出会った心理カウンセラーの「英語をやってみたら?」という一言をきっかけに、TOEIC405点から英語学習をスタート。孤独や挫折、スコアの停滞期を乗り越え、自分の足で一歩ずつ「英語の山」を登り続け、確かな英語力を身につけながら、自らの世界を広げていった軌跡を等身大で綴ります。 本書は体験記にとどまらず、英語力アップを目指す学習者のガイドでもあります。TOEIC800点・990点の壁を破る「復習サイクル」と「弱点分析」、英検1級の英作文・面接を攻略する「型」のインストール 、IELTSやケンブリッジ英検に通じる「世界基準の対話力・読解力」の養い方など、各資格の「山」を登るための具体的なアプローチを惜しみなく公開しています。 「英語で人生を変えたい」「どうしても越えられないスコアの壁がある」……そんなあなたの背中を押し、共に伴走してくれる熱い一冊です。さあ、一緒に「英語の山」をのぼってみませんか? ※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
世界の英語 5大陸に広がる多様なEnglishes
英語はイギリスやアメリカ、カナダといった母語圏だけでなく、アジア、アフリカ、カリブなど世界各地で公用語となっている。その形は一様ではなく、発音や綴り、語彙、文法が地域ごとに異なる。本書では、世界各地で使用されているさまざまな英語や、その多様性の背景にある歴史について詳細に描く。さらに、グローバル化する世界の中で共通語(リンガ・フランカ)として話されている英語のあるべき今後の姿も記す。 【目次】 まえがき 第1章 複数形の英語――世界に広がる多様な英語変種 第2章 ブリテン諸島――英語の形成と浸透 Ⅰイングランド Ⅱウェールズ Ⅲスコットランド Ⅳアイルランド 第3章 北米――新大陸での定着と拡大 Ⅰアメリカ合衆国 Ⅱカナダ 第4章 オセアニア――南半球へと広がるフロンティア Ⅰオーストラリア Ⅱニュージーランド 第5章 アジア――多文化を結ぶ第二言語 Ⅰ南アジア Ⅱ東南アジア 第6章 カリブ海地域とアフリカ――クレオールと共通語のダイナミズム Ⅰカリブ海地域 Ⅱアフリカ 第7章 世界の英語の繋がり――変種を超えた共通性 Ⅰ綴りと発音 Ⅱ語彙 Ⅲ文法 終章 英語の未来――分裂か収斂か? Ⅰリンガ・フランカとしての英語 ⅡEnglishesかEnglishか? Ⅲどのような英語を学習・教育すべきか? あとがき 文献案内/図版出典/世界英語対照年表/用語解説 人名・作品名・事項索引/語句索引 -
45歳 仕事をやめてコロンビア大で見つけた 英語の新しい勉強法
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 45歳で教師をやめ、米国コロンビア大学教育大学院へ挑戦を果たした著者が実践する英語勉強法を大公開! 留学への挑戦や、米国での出会い・挫折などの経験、そして認知科学・第二言語習得論などの理論に基づいて考えられた、「誰にでも成果が出る英語勉強法」を学ぶことができます。 <こんな人におすすめ> ・色々な英語勉強法を試したが、最後まで続いたことがない ・英語を勉強したいけど、できる限りお金をかけずに効率的に始めたい ・海外で留学や駐在などに挑戦したい <SNSでも大反響!本書で学べる英語勉強法の例> ・Backward Designを使った達成計画(第1章|1-1) ・「ディクテーション×シャドーイング」で診察と治療(第3章|3-2) ・「TED×英語日記」スピーキング上達法(第3章|3-9) ・「国内で英語漬け環境」を実現する8つのメニュー(第4章|4-1) ・1日10分「Micro Learning」のススメ(第5章|5-1) <本書の構成> 第1章|マインドセット編 第2章|英語基礎固め編 第3章|英語4技能編 第4章|英語上級編 第5章|習慣化スキル編 試験中心の勉強から「使える英語」への効果的なシフトはもちろん、英語学習がうまくいかない・継続できないような心理的な課題に対する具体的な対処法も提示した、新しい英語勉強法を知ることができる一冊です。 ※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
感動する問題シリーズ
「どこから解けばよいのかわからない!」「難しく見える!」けれど、 解けるとすっきり爽快!気持ちよさに感動する図形問題を集めました。 数学が大好きな方から得意ではない方まで楽しめるつくりになっています。 ●POINT1 問題を解くために必要な知識のまとめがあるから、算数・数学を勉強中の人/学びなおし中の人も解ける! ●POINT2 問題ごとにヒントを用意しているから、数学が得意ではなくても楽しめる! ●POINT3 解説はできるだけ図を多く、文章を短くしているから、自分で解けない場合も、解説を読んで「こうやって解けばいいのか!」と気持ちよさを実感できる! 図形問題をもっと得意にしたい!と思っている中高生はもちろん、 謎解きやクイズが好きな方、数学に再挑戦したい大人まで多くの方が楽しめる内容になっています。 <掲載内容> 1章 分けて加えて頭やわらか問題 2章 変形が美しすぎる問題 3章 やみつきになる角度の問題 4章 特殊だけど解けたらスッキリな問題 そのほか、「図形問題テクニックまとめ」「おすすめテスト前勉強法」など -
倫理的野心を持て あなたの才能を浪費せず、変化を起こすための10章
あなたはブルシットジョブを続けるべきか? 世界46カ国ベストセラー『Humankind 希望の歴史』著者、待望の最新作 ――現代において最も浪費されているもの、それは才能である。 ”未来を信じる知性”ルトガー・ブレグマンによる、21世紀の”自己啓発書” (本文はじめにより) 2001年、「世界一美しい脳」が見つかった。神経学者たちは目を疑った。 ”脳内ポジティブ領域の波動が、測定不可能に強い”――その脳の持ち主は 26歳で社会を捨て、30年間も瞑想したチベットの高僧だった。 言い換えると30年間、彼は自分の幸せのため”だけ” に生きてきた。 ――あなたはその人生をどう思うか? 恵まれた才能をどう使うべきか? 【社会をよくするための、倫理的野心を持とう】 ・”広告クリック数を稼ぐ仕事”のため、あなたは大学を出たのか? ・高給ブルシットジョブに若者の才能が浪費させられている ・大企業GMを告発したハーバード大学の若き法学生の出現 ・成功したコンサル経営者の地位を捨て、世界を救った男の物語 ・奴隷制、女性解放――いまの恩恵は、過去の人が立ち上がったから ・公民権解放の象徴女性は、”おとなしいお針子”だったのか? ・献身的な小さな市民のグループが絶大な影響力を発揮する ・「差別に反対」と唱えるだけでよいか? 成果は掴めてるか? ・社会不正の是正には、火炎瓶ではなく、知識武装と戦略が必要だ ・「たいていの記者は怠け者で、自分で調べようとしない」 ・テクノロジーの威力――ピル、家電などが女性解放に大きく寄与 ・社会をよくするために戦う活動家は、聖人君子でなくてもよい 未来の子孫からみたとき、あなたは”よき先祖”と言えるだろうか? -
歴史漫画タイムワープ通史編
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「歴史漫画サバイバル」シリーズの増補改訂版。ふしぎな勾玉を拾ったサラとダイゴのきょうだいは、謎の少女ヒミコによって、弥生時代にタイムワープしてしまう! 日本で米作りが広まった弥生時代の日本を旅しながら、イノシシに襲われたり、大陸から渡ってきた渡来人に出会ったり、弥生人のムラ同士の戦いに巻き込まれたりするなど、冒険を繰り広げる。縄文時代や弥生時代のことがよく分かるコラムも充実。 -
否定しない言い換え事典
■累計25万部突破!『否定しない習慣』シリーズ最新作! 「否定してはいけない」 これはコミュニケーションにおいて最も基本的なことであり、 多くの人が頭の中ではわかっていることではないでしょうか。 職場におけるチームや上司・部下、 友人からパートナー、家族・子どもに対して 最もやってはいけないコミュニケーションが 相手の「言葉・行動・考え方」を頭ごなしに否定することです。 一方で、「否定しないのはわかった。じゃあ、結局何を言えばいいのか?」 と思う方もいるでしょう。 「否定しない」という考え方は頭でわかっていても、 いざ会話をしていく中で無意識にでてくるもの。 それを意識的に「否定しないようにしよう」と思っても、 なかなか言葉が見つかりません。 ■そこで本書では、あらゆるシーンでつい言ってしまう 「否定の言葉」を「否定しない言葉」に言い換える 実践的フレーズ集としてまとめました。 ・日常生活・家庭での「否定しない言い換え」 ・職場での「否定しない言い換え」 ・否定のタイプ別の言い換え ・「否定しない言い換え」の技法 ・自分自身を「否定しない言い換え」 など、つい言ってしまう一言を 言い換える方法とフレーズを紹介しています。 「否定はいけない」とわかっていてもやめられない すべての人にオススメの一冊です。 -
財布でひも解く江戸あんない:マンガで辿る江戸時代の暮らしと遊び
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もし、あなたが江戸時代の住人だったら、どんな人になって、何をやってみたいでしょう? 本書では、街遊びや食事など、現代人が「江戸でやってみたい事」を想定し、どんな事にいくらかかるのかをで紹介。 今より安い、今より高いなど、ストーリーマンガと合わせて楽しみながら学べるエンターティンメント江戸本。 江戸時代関連の挿絵やイラストを多数手掛ける著者がマンガとイラスト、文章を手がけ、江戸の文化、娯楽、生活などなど、お金の面から浮かび上がってくる意外な事実を面白おかしく紐解いていきます。 絵で見て、読んで追体験! 表舞台の歴史資料には記されない、江戸庶民の暮らしぶりが住んでいるようにわかる! -
すぐに「できません」と言う人たち
やりがいよりも安心を求め、失敗を恐れる。雑用は自分の仕事ではないと思っている。やりたい仕事しかしようとしない……。さまざまな理由で、上司から与えられた仕事を断る人が増えている。職場の心理学の第一人者が彼らの心理を分析し、「不安の強い人に『もっと自信をもって、ポジティブにいこう』などと言うと、とんでもないことになったりする」など、知っているのと知らないのでは大違いのアドバイスを行う。 【職場にこんな人、いませんか?】●興味がないと言って仕事を断る ●諦めずに何とかするという気力がない ●自分の頭で考えずに、すぐに人に頼ってくる ●自分には「できない」と言う権利があると思っている ●管理職になるのを避けようとする ●キャリアに傷がつくのを恐れ、予防線を張る ●傷つきたくなくて率直なコミュニケーションができない ●文句は第三者を介して言う ●能力の問題――たとえば、データをもとに説明することができない ●好き嫌いを仕事にもち込む ●実力不足なのに、クリエイティブな仕事しかしたがらない -
毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ
関係のよくない親の介護や看取りが不安なあなたへ。 毒親だった母を在宅で見送った医師による体験談と看取りの知識&心得がわかる本 本書は、「関係のよくない親を、どう見送るか」がテーマの本です。 40代から60代にかけて直面する、親の老いと死。 親との関係がよくても不安になる人も多いのに、関係のよくない親なら、なおさら不安や怖い気持ちになるのも当然です。 本書は、このような方々に向けて書かれました。 ・親との関係がずっと悪く、できることなら関わりたくない ・親が苦手で、なんとなく実家とは距離をとっている ・「毒親」とまでは言えないが、付き合いづらい親だ ・親がしょっちゅう人間関係やお金のトラブルを起こす ・親の価値観を、今でも押し付けてきて嫌な思いをする 著者は、京都で訪問診療・緩和ケアに携わる医師であり、真宗大谷派で得度した僧侶でもある岡山容子氏。 数多くの看取りに立ち会ってきた専門家でありながら、自身もかつて「毒親」だった実の母を、長年の葛藤の末に看取った経験をもっています。 (本文より一部抜粋) 親との関係が良好でなかった人ほど 看取りの場面では心が揺れる傾向があるかというと、 そうでもないように思います。 関係がよくなかったからこそ離れたいと思う人もいますし、 ひどい言葉を浴びせられてきたからこそ、 なんとか褒められたいと自分を消耗させてしまう人もいます。 疎遠であった場合は、そのまま疎遠のまま終わることもあるかと思います。 一般論としての「美談」や「私の看取りはこんなによかった」 という情報に引きずられてしまうと、 「自分は冷たいのでは?」と責めてしまう人もいるかもしれません。 そして「こうあるべき」という社会的イメージとのギャップに苦しむ人もいるかもしれません。 しかし人生は人それぞれです。 だから最期の時も人それぞれです。 人の死に方や関係の終わり方は一様ではありません。 詳しくは本文でお伝えしますが、私は、基本的には 「お別れはしたほうがいい」 というスタンスです。 それは子どもの立場であるあなたの気持ちを考えてのことです。 親が死んでしまったあとも、あなたの人生は続きます。 そのときに、苦しんでしまったり、大きな後悔が襲ったりすることが少ないよう、できたらお別れはしたほうがいいとおすすめしています。 ただ、そのためにあなたが親との関係で最後の最後までつらい思いをするのならば ……捨ててもいい、とも思っています。 親子の形はそれぞれ、見送り方もそれぞれです。 正解などはないのです。 そして「あなたはどうするのか」ということです。 それを、みなさんそれぞれに考えるヒントにしてもらうために、本書を書きました。 -
自他の境界線を育てる ――「私」を守るバウンダリー
◆こんな「モヤモヤ」ありませんか? ・断りたかったけどNOと言えなかった。 ・嫌だと言ったけど「あなたのため」と言われた。 ・意見が他人と違った時に自分が間違えていると感じる。 ・スマホを勝手に見られるのが嫌だけどやめてくれない。 ・好きなものを否定されると自分まで拒否されたように感じる。 これらは「境界線(バウンダリー)」で起きている問題です。日常の「モヤモヤ」や「しんどさ」から心と体を守るために、傷ついた自他の境界線を引き直そう。 【目次】はじめに──私の「生きづらさ」とバウンダリー/第1章 「バウンダリー」は「私は私」の境界線/第2章 もやもや、イライラの正体はバウンダリーの侵害かも?/第3章 こころの境界線を育む言葉と行動を知ろう/第4章 バウンダリーの侵害がひきおこす「生きづらさ」/第5章 傷ついたバウンダリーを引き直す/第6章 バウンダリーという視点で世の中を見てみよう/おわりに -
女の子のための西洋哲学入門
これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、 「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。 女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書! あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。 女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。 本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。 女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。 哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。 本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。 例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。 2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。 いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。 -
イスラームが動かした中国史 唐宋代から鄭和の大航海、現代回族まで
中国とイスラーム世界が邂逅した7世紀以降、西方や南方から来華したムスリムは、歴代中国の諸勢力が躍進する原動力となり、各地に豊かな文化を根づかせた。 彼らは、中華文明とどう向き合い、中国社会をどう変えたのか。 本書は、唐宋代の交易からモンゴル帝国の統治、鄭和の大航海、清への反乱、辛亥革命と日中戦争、現代新疆の実相までを一望。 時空を超えた1400年の軌跡を、世界史の視座のもと照らし出す。 【目次】 まえがき 序 章 中国ムスリムの概要 民族別の人口と居住地 三つの主要な集団 ①漢語を話すムスリム回族を中心に 「回族らしさ」とは何か 回族の宗教信仰 移動と定住 ②新疆のテュルク系ムスリムウイグル族を中心に ③サラール族・東郷族・保安族 第1章 外来ムスリムの往来と定住唐代から元代 1 唐とイスラーム世界の邂逅 2 沿海部における交易活動 3 中央アジアのテュルク化とイスラーム化 4 元朝と色目人 第2章 土着化の進行明代 1 社会的地位の変化 2 混血と入信 4 鄭和の大航海 第3章 苦難と変革清代 1 政策と制度 2 思想の深化 3 諸イスラーム集団の形成 4 ムスリム反乱 5 近代的覚醒と国際関係 第4章 民族意識の形成中華民国期 1 新国家への期待と現実 2 馬家軍西北地域の回民軍閥 3 ナショナリズムの喚起 4 民族と宗教 5 ウイグル・アイデンティティの芽生え 第5章 社会主義時代を生き抜く中華人民共和国期 1 宗教の破壊と再生 2 中国共産党と新疆ムスリム社会 3 国際化する新疆問題 4 政治宣伝と文化変容 終 章 中国ムスリム史が伝えるもの あとがき 参考文献 イスラームが動かした中国史 関連年表 -
「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り
外国から来たその子、本当に「発達障害」ですか? 本格的な「移民時代」を迎えた日本の、外国人支援政策の陥穽を問う! いま教育現場では、日本語がわからない外国ルーツの子どもが「発達障害」と診断され、特別支援学級に編入されるケースが増えている。 本書では、この問題のメカニズムと背景を、フィリピンから来た2人のきょうだいにかかわった保護者や教員ら計10人に対するインタビュー調査を通して探る。 外国人の子どもたちが「発達障害」とされる過程を詳細に明らかにし、現代の日本社会の実像を考察したこれまでに類のない一冊である。 ――その支援、子どもにとって幸せですか? -
巨大建築はどうつくる? 日建設計をひもとく
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 都市はスター建築家だけがつくっているわけではない。多くの建物は、ゼネコン、組織設計が建てている。日建設計は世界でも最大規模の組織設計事務所であり、東京・渋谷や大阪・梅田の再開発、東京スカイツリー、中野サンプラザなど、誰もが知る巨大プロジェクトを数多く手がけてきた。 1000人を超える建築家が所属する日建設計には巨大組織ならではの強みと弱みがある。語られることのなかった「集団で設計する組織の全貌」を気鋭の建築家・建築史家が解き明かす! -
確率は悩ましい 日常身辺の確率的諸問題
私たちの周りには確率の言葉があふれており,自然と社会の多くの問題がこの言葉で語られる.私が結婚できる確率は? ギャンブルで勝つ方法は? ツキは存在するのか?――日常に潜むさまざまな確率の問いはどれも興味深く,それと同時に悩ましい.いまだ新しく十分に理解されていない確率という概念の意味と考え方を探究する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. -
自然は脈動する
自然のエネルギーと生命の不思議について、他のどんなエコロジー関連書でも読めない発見と驚きに満ちた本です。[日本図書館協会選定図書] 本書は、オーストリアの伝説的な科学者ヴィクトル・シャウベルガー(1995~1958)が解き明かした、自然界における生命とエネルギー創造の秘密を紹介した初めての本です。 彼は、主流科学と対立しながらも、水、自然な運動(渦巻き、らせん)、温度勾配といった要素を深く研究し、破壊的ではない方法でエネルギーを利用するための内破エンジンや、持続可能な農業技術を提唱しました。 本書では、「水は地球の生命の血液」といった彼の見解や、冷たい酸化によるバージンウォーターの生成、森林破壊が気候変動に及ぼす影響、さらには音響や共鳴が生物の健康に与える影響など、多岐にわたるテーマが紹介されています。彼の研究は、現在も「ピタゴラス・ケプラー・システム」(PKS)などの組織によって継承・発展され、環境技術と代替科学の分野で国際的な関心を集めていることが示されています。 [ヴィクトルの研究業績の一部] 若き日をオーストリアの森の中で森林監視員として過ごしたヴィクトルは、ある月明かりの夜、滝をさかのぼるマスの姿に引きつけられました。 「マスはなぜ、重力に逆らって滝を昇れるのか?」 そして彼は、自然界の水は4℃の温度(特異点)を中心にらせん状の渦を巻き、脈動していること、水は「生きて」おり、川―土壌―樹木に生命エネルギー(東洋思想の「気」やプラーナ、また現代で言う「生命波動」「サトルエネルギー」と同様の力)を運ぶ、「大地の血液」であることを発見します。 この、水の生命エネルギーは「浮揚力」(反重力)をもっており、マスに滝を昇らせ、樹木の樹液を、科学的法則を超えて100メートル以上も引き上げます。 そしてまた、ルルドなど自然の湧き水がもつ不思議な「癒しの力」の源となっているのです。 ヴィクトルは、自然は水の脈動と渦巻きの力によって、たとえばサイクロンや台風のような、中心に行くほど莫大なエネルギーを発生し、しかし余分な熱も廃棄物もいっさい出さない、すばらしいクリーンエネルギー(内破エネルギー)を生み出していることを知ります。 一方、現在人間が使っているエネルギー生産の技術はと言えば、熱や廃棄物や、放射能さえもまき散らす、遠心的で、熱く、破壊的なものだとヴィクトルは批判します。 自然がみずから機能しているやり方に逆らわないこと、自然の働きに協力すること。それが、ヴィクトルの考えたエコテクノロジーでした。 彼は、生命エネルギーの活性化による水の浄化、水の生命力を損なわないダムや水路の建設、土壌の肥沃化と有機農法、また半永久的なエネルギー生産法(いわゆるフリーエネルギー技術の先駆け)など、まるでレオナルド・ダ・ヴィンチのように多方面での業績を残しました。 -
クロコダイルに魅せられて
「私が十代のころ、それまで行ったこともないオーストラリアという国で、見たこともない野生のワニの専門家になりたいと言ったとき、学校でも家庭でも本気に受け止める人はいなかった。当然である。ただの思いつきか世迷い言に聞こえただろう。それでも当の本人はそれを我が宿命と確信して、燃え上がるような思いを胸に日本を飛び出してしまった」(あとがきより)この本は、ワニについての本ではないし、ワニの研究手法を詳細に伝える本でもない。まさにクロコダイルに魅せられて、ワニの将来にすべてを捧げることを心に決めた男の、生きざまを記した本だ。そんな彼がこれまで手掛けてきたのは、ワニと人間とが安全に共存するための研究であり、野生のワニが美しい自然のなかで生きているいまの世界を未来永劫守っていくための研究である。オーストラリアの政府機関で野生ワニの保全に全力を尽くす、唯一無二のワニ研究者はいかにして誕生したのか。淡々とした筆致ながらも熱い思いがじっくりと伝わる、ワニ研究エッセイ。 -
エッシャー完全解読――なぜ不可能が可能に見えるのか
エッシャーの代表作である《物見の塔》《滝》《上昇と下降》などのだまし絵。これらの作品は、一見しただけではそこに錯視図形があるとわからないほど自然に見える。しかし、少しの間をおいて「これはありえない立体だ」と気付いた瞬間、鑑賞者に大きな驚きをもたらす。この劇的な鑑賞体験はどのようにして作られたのか。エッシャーはまず、絵のあちこちに鑑賞者を誘導するトリックを仕掛け、さらにそれらを手品師さながらに覆い隠していった。そしてトリックの存在を生涯隠し通し、決して語らなかったのだ。本書は100点を超える図版でだまし絵の制作過程を分解し、エッシャーがかつて5つの作品に仕掛けた視覚のトリックを明らかにしている。エッシャーが制作中に何に悩み、何を大切にしていたかにまで踏み込んでいく。謎解きの楽しさに満ちた1冊。 -
置き配的
コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) -
にっぽんのカモ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おなじみの種から激レア種まで 日本で会いたい約50種を一挙紹介! 日本人の心に寄り添う鳥、カモの魅力がたっぷり味わえるビジュアルガイド 冬を前に群れで渡来し、水堀や公園の池、河川や水路、湖沼、内湾や外海など国内各地の水辺をにぎやかにする冬鳥の代表といえば、ガンにカモ、ハクチョウといったカモ科の鳥たち。なかでもハクチョウ、ガンよりサイズの小さなカモ類は、ある程度の水面があれば街中の公園の池などにも飛来するので、誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。夜行性で昼は水辺や水上でやすんでいることが多いため、バードウォッチング初心者にはうってつけの観察対象でもあります。 一方で、身近にいることでかえって意識が向かないのか、冬の水辺にいる渡り鳥ということ以外よく知らないという人も少なくありません。 しかし、渡りをはじめとする生態から、食性やオスとメスで異なる形態や色彩、日本人との関わり、環境問題まで、知るほどに興味深いポイントが満載なのがこのカモ類。ひとたび覗いてみれば、“カモ”の総称でひとくくりにしていた鳥たちの世界がこれほどバリエーション豊かだったことに驚くはずです。 本書は、そんな知られざるカモ類の魅力がたっぷり味わえるビジュアルガイド。世界に広く分布するカモ科の鳥53属174種のうち、日本国内で生息もしくは観察が記録されているカモ類を一挙紹介。中特集では、特徴的な羽毛や換羽のしくみ、他の鳥にくらべて多いといわれる自然交雑とその背景などに迫ります。美麗なビジュアル、生態や形態にまつわる知識・雑学読み物を通して日本で会えるカモたちにさまざまな角度からスポットを当てる一冊です。 <もくじ> Prologue カモの「性的二型」カップル大集合!! Let's take にっぽんのカモQuiz! カモペディア カモのイメージ/分類・系統/渡り/形態(足・足指|嘴|翼鏡)/換羽/繁殖/日常(採食|逆立ち採食|水浴び|羽づくろい|頭かき|ストレッチ|背眠|片足休息) カモと日本人 カモの最新動向 Ducklings Photo Collection カモのひな・幼鳥 にっぽんの水面採食タイプ カモ図鑑 マガモ/カルガモ/オナガガモ/オシドリ/ヒドリガモ/ハシビロガモ/ツクシガモ …など21種 にっぽんの潜水採食イプ カモ図鑑 ホシハジロ/シノリガモ/クロガモ/ビロードキンクロ/ホオジロガモ/カワアイサ …など28種 Special Feature にっぽんの雑種ガモ VIDUAL ESSAY ナキアヒルとマルガモ ―にっぽんの雑種ガモと私 文・写真 小宮輝之 カモに会えるスポットガイド Column カモのオスの尾羽に注目/カモの色素異常/絶滅ガモと再飛来ガモ -
イチョウの謎を解く─ 一属一種の不思議な木
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆科学が解き明かす、イチョウの謎◆ 植物にあまり関心のない人でも知っている樹木といえば、サクラとイチョウでしょう。全国各地に約50万本の街路樹が並び、寺社のご神木としても多くの巨樹が知られています。秋には黄葉が観光の名所となり、東京・大阪・神奈川ではシンボルツリーに指定されるなど、まさに日本人に最も親しまれている木のひとつです。 しかし、その正体は意外と知られていません。イチョウには親戚がおらず、一属一種として唯一生き残っている存在です。恐竜時代から氷河期を経て仲間が絶滅するなかで、ただひとり現代に生き残った“特別な木”なのです。近年、海外ではイチョウに関する本が次々と刊行され、世界的な注目が高まっています。一方、日本の出版物には誤った記述や思い込みも少なくありません。 本書は、著者が長年の観察を通して事実を検証し、その実像に迫った一冊です。葉や幹、根の特徴、精子が水中を泳ぐという驚きの繁殖法、さらに江戸から明治にかけての研究史なども紹介。身近な一本の木を通して、自然科学の奥深さと探究の喜びを味わえるでしょう。読み終えたとき、道端のイチョウがまったく違って見えてくるはずですよ。 ■こんな方におすすめ ・イチョウという植物に興味のある方 ・植物学に関心のある方 ※イチョウを愛する方に特にオススメ。マニアも納得の1冊です。 ■目次 ●第1部 イチョウの樹木学 第1章 分類学から見たイチョウと、その研究史 ・1. 分類学的位置 ・2. 日本に於けるイチョウの植物学的研究史 第2章 イチョウの樹木学的特徴 ・1. 葉 ・2. 枝と葉 ・3. 幹と樹形 ・4. 根 ・5. イチョウの花と種子(銀杏:ギンナン) 第3章 ギンナン栽培の展開 ・1. 祖父江町のギンナン栽培 ・2. 静岡市清水農業共同組合銀杏部会 ・3. イチョウの葉の栽培 ●第2部 歴史の中のイチョウ 第1章 江戸時代に起きたヨーロッパ植物学の大発展とその日本への影響 ・1. ケンペルからシーボルトへ、そして日本へ ・2. 江戸時代に日本の科学の進歩に貢献した3人の学者 第2章 開国前夜の幕府の混乱と明治への曙光 ・1. 鳴滝塾に関わる幕末の歴史・高野長英と渡辺崋山 ・2. 江川英龍から矢田部良吉へ 第3章 創世記の東京大学 ・1. 東京大学を立ち上げた明治の指導者達 ・2. 植物学の基礎作りに努力した矢田部良吉教授 ・3. 植物学教室の第二世代の発展 松村任三教授とその周辺 ・4. 平瀬作五郎の生涯と蘇った栄誉 ■著者プロフィール 近田 文弘(こんた・ふみひろ):国立科学博物館名誉研究員、理学博士。新潟県新発田市生まれ。京都大学大学院理学研究科修士過程を経て、国立科学博物館植物研究部植物第一研究室長。専門は植物分類学。タイ国および中国長江流域と天山シルクロードの植物相調査に従事。『中国天山の植物』(トンボ出版)、『アジアの花食文化』(誠文堂新光社)、『皇居吹上御苑、東御苑の四季』(NHK出版)、『ずかん たね』、『桜の樹木学』(ともに技術評論社)などの著書がある。 -
植物哲学 自然と人のよりよい付き合い方
いとうせいこう氏絶賛! 「新しく繁茂している植物学の葉の先端や根っこを余すところなく紹介しながら、一人の園芸家がヒトと自然の関係を深く掘り進む。目から枯れ葉が何枚も落ちた。」 東畑開人氏推薦! 「とにかく植物がすごすぎる。人間は全然かなわない。園芸家はそのすごすぎる自然と取っ組み合いになりながら、『いのち』の臨床をしていた。」 「人為なき自然は人を癒さない」「人は植物に対してもっと『不真面目』でいい」――。 地球温暖化、SDGs、樹木伐採にオフィス緑化……自然と人間が対立し、自然をめぐって人々が分断される時代に、私たちは植物とどのような関係を築けるだろう。 園芸業界初の植物ケアサービス「プランツケア」を創始していま大注目の「哲学する園芸家」が、その特異な経験から紡ぎ出す、「自然とよりよく生きる」ための言葉と実践! [目次] はじめに 第1章 園芸二重スパイをめぐって 1 園芸家系に生まれて 2 園芸左翼と園芸右翼 3 園芸二重スパイ誕生秘話 第2章 超越としての植物 1 植物は人を凌駕する 2 超越的寿命 3 超越的身体 4 超越的知性 5 超越的戦略 第3章 園芸とは超越の飼い慣らしである 1 園芸を問い直す 2 飼い慣らし入門 3 プランツケアの哲学 第4章 自然は人を癒すのか 1 自然愛と自然嫌悪 2 自然と人為 3 自然の自然さについて おわりに -
絵本ずかん 大人も子どもも幸せになる名作絵本200選
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな絵本ガイドが欲しかった! 会員数100万人超え、年間利用者数2000万人を誇るWEBサイト「絵本ナビ」から 全国のパパやママの声を集めて作りました。 絵本名作200冊のあらすじ・中面ページ&生の声を一挙掲載! ●こんな方におすすめ ・小さな子どもを持つママパパ ・読み聞かせの絵本を探している人 ・ママパパになった人へプレゼントを探している人 ・絵本好きの子ども・大人 ・小さな子どもと関わる仕事をしている人 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
令和米騒動 日本農政失敗の本質
【危機を生み出した天災と人災を解明。増産余力は2、3年以内に60万~70万t】 令和日本を襲ったコメ不足。世論は政府の責任を問う声が強いが、その陰で忘れがちなのは、高温障害による二年連続の実質的な不作だ。この事実を無視して、政府の責任だけを強調することは本質を見誤る。米不足に対してスピード感のある対応がなされているが、問題解決には中長期的取り組みが不可欠だ。政策立案の経緯を熟知し、生産現場のフィールドワークを繰り返してきた専門家が、危機を客観的かつ定量的に分析し、日本の米が直面している課題と解決への道筋を正確に伝える問題提起の書。 【目次】 第1章 令和米騒動の真相――天災と人災の複合危機 第2章 増産余力はあるのか――産地の動向、歴史的経緯、国際比較 第3章 戦略的農政への問題提起――減反、直接支払、米輸出、高温対策 -
自分の機嫌は自分でとる
「媚びず、群れず、病まず、稼いで生きる」 次世代毒舌クイーンによる、人生サバイブエッセイ! YouTubeを中心に、飾らない等身大の姿や歯に衣着せぬ毒舌、 抜群のワードセンスで信者が急増中の「OL毒女ちゃん」こと、東堂かおり初著書。 「美人は3日で飽きる」と言うけどブスは初日すら来ない/元カレは養分/秘密主義の人は損をする パートナーはあくまでも人生のオプション/ハラスメントはなくすより、されない自分になる方が早い 嫌がらせを受けるって実は追い風/なぜ女性はベビーカーを引くとブスになるのか など。 彼女がこれまでの経験で培った人生哲学を、毒舌&ユーモアたっぷりで綴ります。 読めば、逆風に負けない鉄のメンタルが実装されること請け負い! 生誕の地である静岡、開花の地である名古屋で撮り下ろしたグラビアも収録。 「精神的に自立したい」「自己肯定感を上げたい」「とにかく稼ぎたい」etc. こんな悩みを持つ方にぴったりの一冊です。 ■出版社からのコメント 「なぜ炎上しないのか?」東堂かおりさんを初めて見た人は、きっとこう思うはずだ。それくらい彼女の言葉は強く、時に人の心を抉るほどするどい。しかし、炎上はおろか、彼女に共感する声は増える一方である。それはきっと、彼女の実体験から基づいたことであり、誰のものでもない彼女自身の言葉で話しているからであり、誰しも心の奥底にある毒素を代弁しているからに他ならない。皆が声を大にして主張がしづらい昨今。彼女の言葉で救われる人がいるはずだと、本書を作りました。 -
ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史
人類の歴史は、地球規模の支配を築いてきた壮大な成功の物語のようにも見える。けれども、その輝かしい成功の裏で、ホモ・サピエンスはずっと「借りものの時間」を生きてきた。その時間はすでに何千年も続いており、今や終わりが近づいている。 人類の絶滅と恐竜の絶滅は、一見すると関係がないように思えるが、実はそうではない。恐竜は、小惑星の衝突が原因でとつぜん絶滅してしまったことが近年の研究からわかっている。しかし、恐竜の歴史を紐解くと、生物(種)には「寿命のようなもの」が存在することがわかる。 人類をはじめとする哺乳類の寿命はおよそ100万年前後のようだ。発生初期の種は他の種と競合することで栄えるが、競合相手がいなくなると衰退の一途をたどる。 私たち人類ーーホモ・サピエンスーーの競合相手がいなくなったのは、およそ2万5000年前だ。気候変動、病気、人口の過密や過疎、天然資源の乱獲、経済の停滞など、どれも今発生した問題のように感じるかもしれないが、実は有史以前からわたしたち人類の運命は決まっていたのである。 今後1万年のあいだに我々ホモ・サピエンスは絶滅する運命となるだろう。なぜ人口増加が減速しているのか、なぜ今なのか、そして人類はどのように絶滅するのか。本書では、なぜそうなったのか、その理由を明らかにしていく。そして、絶滅を回避するための方法とは? 前作『超圧縮地球生物全史』で王立協会科学図書賞を受賞した著者が、明快な語り口で未来予想図を描き、わたしたち人類が絶滅を回避する方法を模索していく。 -
災害列島の正体-地学で解き明かす日本列島の起源
「列島」の正体を知り、「未来」の災害に備えよ! 日本列島は、11億年前に地球に存在していた超大陸「ロディニア」の端が起源である。地球上で大陸は集合と分裂を繰り返し、日本列島もそのたびに大陸に組み込まれたり移動したりして、ほぼ今の場所までやってきた。そして1500万年前くらいに、アジア大陸から分離して、今の形となったのはだいたい2万年ほど前だ。 東日本大震災や2024年初の能登半島地震を言うまでもなく、毎日どこかで地震が起きている。地震災害、火山噴火、水害など、日本ではどこに住んでも安全なところはない。 それは、アジア大陸からちぎれて出来た日本列島の成り立ちに由来している。 自然災害の原因は、たいてい地学で説明できるのだ。 日本列島はどのようにしてできたか。なぜ自然災害と切っても切れない関係にあるか。地学にからむ謎を解明しつつ、日本列島をベースに、地球全体を俯瞰して、地学の最新研究から相関と未来を予測。 もし富士山が爆発したら日本列島は真っ二つ裂ける・・・・・・など、ちまたで言われる災害予測について、科学的な知見から、京都大学名誉教授で地学の第一人者である鎌田浩毅先生がわかりやすく解説! 地学マニア必見の書!" -
日本の美しい地形・地層図鑑
この地形・地層はどうやってできたのか? 美しい写真と詳細なイラストで、日本列島の成り立ちを解き明かす 眺めて癒され、読んで満足の、超充実ビジュアル系ガイドブック! 地形を眺める楽しみは、その成り立ちを読み解くことにあります。 地層や岩石を観察することは、 ミステリードラマのなかで証拠を手にした刑事が犯行を突き止めていくのと同じこと。 数億、数千万年の時の流れに思いを馳せ、 本書を片手に大地の成り立ちを目撃しにかけませんか。 ――「はじめに」より 海に囲まれ、4つのプレートがひしめき合う日本列島はまさに“地形・地層の宝庫”! 見応え抜群のダイナミックな景観を、全国各地で楽しむことができます。 本書は、地形写真家・竹下光士氏の絶景写真とともに ・見方のポイント ・代表的な観察スポット ・地形、地層の成り立ち を初心者でもわかりやすい言葉で解説。 美しさのヒミツだけでなく、 地震や火山噴火、雪崩など、私たち日本人に身近な自然現象の仕組みもわかり、おもわず現地に足を延ばしたくなる一冊です。 もちろん「チバニアン」の解説ページも! ★全国の人気ジオパーク、国立公園等おすすめ撮影スポットも多数掲載!★ -
大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件: なぜ美しい羽は狙われたのか (DOJIN文庫22)
「本の雑誌が選ぶ2019年度ベスト10」第2位選出をはじめ、 各紙誌で絶賛された犯罪ルポルタージュの傑作、待望の文庫化! ***** 死んだ鳥を大量に盗む? いったいぜんたい、だれがそんなことを? 2009年6月。 ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から、約300羽の鳥の標本が消えた。 世にも美しい鳥が行きついた先は、希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった! この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は、最初は好奇心から、やがては正義感から、 事件の調査に乗り出す。 羽毛をめぐる科学史と文化史、毛針愛好家のモラルのなさと違法取引、絶滅危惧種の保護問題、 そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と、それを収集・保存する博物館の存在意義。 スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ。 ◆本書に寄せられた賛辞 博物館侵入事件、進化論の発見、絶滅の危機に瀕した鳥たち、 そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界 ――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話だ。 マーク・アダムス(『マチュピチュ探検記』著者) 一見すると地味で埋もれてしまいそうな事件を題材に、 つぎからつぎへと繰り出される洞察と驚き。 最初から最後まで魅力に満ちた一冊。 マイケル・フィンケル(『ある世捨て人の物語』著者) 犯罪そのものだけでなく、文化遺産の重要性について多くのことを教えてくれる。 エリザベス・マーシャル・トーマス(『犬たちの隠された生活』著者) 魅了される……この犯罪をめぐって著者が取り上げた何もかもがストーリーテリングの極みだ。 カーカス 科学、歴史、犯罪ドキュメンタリー好きの読者にアピールするページターナー。 パブリッシャーズ・ウィークリー ◆目次 第1部 捕われる鳥、裕福な人 1章 アルフレッド・ラッセル・ウォレスの試練 2章 ロスチャイルドの博物館 3章 羽飾りファッションの大流行 4章 自然保護運動の誕生 5章 ヴィクトリア時代の高貴なたしなみ 6章 毛針界の希望の星 第2部 トリング窃盗事件 7章 ロンドンでの日々 8章 博物館侵入計画 9章 窓破り事件 10章 突拍子もない犯罪 11章 捜査 12章 ネットオークション 13章 逮捕 14章 審理 15章 診断 16章 判決 17章 消えた仮剝製の行方は? 第3部 真相究明 18章 国際毛針制作シンポジウム 19章 自然史標本はなぜ重要か 20章 タイムマシンに出合う 21章 鳥類学者プラムのUSBドライブ 22章 エドウィンとの対面 23章 ノルウェーでの三日間 24章 ミケランジェロが消えた 25章 鳥の魔法 -
英作文の技術 “3世界・24文型”で伝える
英作文は難しい。学校ではあまり習わず、大学入試や各種試験での出題も多くはない。そのため、訳してみてもそれが正しい答えなのか、よく分からない。しかし、メールでも会話でも、相手の言っていることを理解できても、返事ができなければ困る。和文英訳も必須の能力なのだ。本書は英作文の型を「3世界・24文型」に分類、どれに当てはまるかを見抜いて英訳する方法を伝授する。自在に英語で表現する確実なメソッドとは? □ ■ □ 目次 □ ■ □ はじめに 澤井康佑 オリエンテーション 講義 第1部 名詞と動詞の世界[項の世界] 第1講 1項動詞と2項動詞 第2講 3項動詞 第3講 2つ目の項,3つ目の項の動詞内容への拡がり 講義 第2部 イコールの世界 第4講 be動詞を用いたもの 第5講 一般動詞を用いたもの 講義 第3部 「SV+文内容」の世界 第6講 6つの型 第7講 6つの型の文型,伝達相手の付加,7つ目の型 第8講 その他の型 本書を読んでできるようになった5つのこと 問題演習 あとがき 澤井康佑 あとがき マーク・ピーターセン -
世界のほうがおもしろすぎた
正体不明という生き方。 「ぼくが目指したことは、すべて編集です」 異能の編集工学者が謎に包まれたその生涯と秘策を一気に語り明かす。 ロングインタビューによる、最初で最後の「自伝」。 「若者の教祖」「知の巨人」「博覧強記」──。 あらゆるレッテルを嫌い、「生涯一編集者」であることに徹した松岡正剛。 その歩みは理科少年の時代[ころ]に抱いた自己同一性への疑問に始まっていた。 十数時間におよぶ、生前最後にして初の自伝インタビューを完全再録。 また付録として、未発表稿及び年譜を掲載。 ──────────────────────── 【本文より】 「遅ればせ」ということを、わりに早くから自覚していたんです。 あえて遅滞する、遅延するということです。 ふつう遅れるというのは、とろいこと、才能が発揮しにくいとか、 コミュニケーション能力がないということです。 でもぼくは「遅ればせ」がいいんだと思ってやってきた。 こういう感覚は若いころからありました。 おそらくぼくが編集に関心をもったことにも関係していたんだろうと思います。── ──────────────────────── 【目次】 第1章……正体不明のゴースト ■自己同一性がわからない ■科学のデーモンと精神のゴースト ■「粗より」という方法 ──断章[フラグメント]1:「きのふの空」(『擬』第一撤) 第2章……「世界」のおもしろみとメディアへの憧れ ■その奥に何が見えるか ■理科少年の目覚めと抵抗 ■「自分」の確立から遠のくということ ■新聞づくりと印刷技術に夢中になる ■革命的マルクス主義の前線で ──断章2:極上の迷宮(『概念工事』より) 第3章……アルス・コンビナトリア事始め ■「ハイスクール・ライフ」編集長になる ■稲垣足穂に翻弄される ■オブジェマガジン「遊」の誕生 ■杉浦康平からの宿題 ■すべての「可能性」を逃がさない。誤植とか、誤配とか ■超絶アルス・コンビナトリアとそのコツ ──断章3:歳視記2 第4章……すべてはアナロジーのために ■人が人を、噂が噂を連れてくる ■なぜ本に孔を空けたのか ■科学と精神と機械はまぜこぜに ■中断こそ決断、中断万歳 ──断章4:振舞の場所(『フラジャイル』より) 第5章……編集工学の胎動と脈動 ■万博とNTT民営化と『情報の歴史』 ■複雑系・割れ目・ノンリニア ■編集工学は「知」を自由にする技術 ■企業人たちとの交流 ■トークは「装置」から考える ■高気圧先生の大学奮闘記 ──断章5:頭の中で電話が鳴っている(「ハイパーリヴ」) 第6章……編集の国から生まれた学校 ■早すぎた「編集の国」構想 ■「たくさんの自分」から始まる学校 ■イメージメントとマネージメント ──断章6:埒外案内 2000年12月(一到半巡通信) 第7章……歴史の網目のなかで千夜千冊を紡ぐ ■千夜千冊は書評ではない ■千夜千冊達成と胃癌の顛末 ■他者と自己の問題を再編集する ■千夜千冊を新たなエディションにする ■本棚の文脈が読める空間 ──断章7: 編集工学的読書論(『學鐙』2024年9月) 第8章……虚に居て実を行う ■写真家たちのアート・ジャパネスク ■方法日本を奮い立たせる ■近江に思考の拠点を移してみると ──断章8:主客の遊び(『日本数寄』より) ◆松岡正剛年譜 ──────────────────────── 松岡正剛(まつおか・せいごう) 編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。生命・歴史・文化にひそむ仕組みを「編集」の観点でとらえ、方法的に用いて新たな仮説や問いを創造する「編集工学」を確立。おもな著書は『知の編集工学』『知の編集術』『花鳥風月の科学』『17歳のための世界と日本の見方』『日本流』『日本文化の核心』ほか多数。2000年よりインターネット上でブックナビゲーションサイト「千夜千冊」を連載、2018年より文庫シリーズ「千夜千冊エディション」30冊刊行。2024年8月逝去。 -
斜め論 ――空間の病理学
ケアは、どうひらかれたのか? 「生き延び」と「当事者」の時代へと至る「心」の議論の変遷を跡付ける。垂直から水平、そして斜めへ。時代を画する、著者の新たな代表作! 自己実現や乗り越えること、あるいは精神分析による自己の掘り下げを特徴とする「垂直」方向と、自助グループや居場所型デイケアなど、隣人とかかわっていくことを重視する「水平」方向。 20世紀が「垂直」の世紀だとすれば、今世紀は「水平」、そしてそこに「ちょっとした垂直性」を加えた「斜め」へと、パラダイムがシフトしていく時代と言える。本書は、ビンスワンガー、中井久夫、上野千鶴子、信田さよ子、当事者研究、ガタリ、ウリ、ラカン、ハイデガーらの議論をもとに、精神病理学とそれにかかわる人間観の変遷を跡付け、「斜め」の理論をひらいていこうとする試みである。著者は、2015年のデビュー作『人はみな妄想する』でラカン像を刷新し、國分功一郎、千葉雅也の両氏に絶賛された気鋭の精神医学者。デビューから10年、新たな代表作がここに誕生する。 -
成功をつかむ発想法 ―正しい発展・繁栄を求めて―
あなたを成功へと導く叡智(えいち)がここにある。 “心の力”で、成功をつかめ。 その成功が、世界を発展・繁栄の光で照らす。 ・自分の持っている能力を 世の中への愛のために使えるか ・「個人としての成功」と「組織型の成功」の違い ・積み重ねたものが「自信」となり、 「未来を引き寄せてくる磁力」となる ・成功の範囲を決める「人間としての信用」 ・現代を生き抜くために必須な「メディア・リテラシー」 ・悪い環境を言い訳にする 「ザリガニ型」人生から脱するには ・「どれだけの責任が取れるか」 ――それが、器の大きさ ・最後に仕事をするのは「人格力」 ・「結果の平等」ではなく、「チャンスの平等」を ・補助金まみれの「大きな政府」は、なぜだめなのか 目次 第1章 成功をつかむ発想法 ─個人と組織の両方で成功するための秘訣─ 第2章 未来を引き寄せる着想力 ─誠実な人柄が生み出すものとは─ 第3章 人の器が仕事をする ─『人格力』講義─ 第4章 日本と世界を繁栄させる秘策 ─『繁栄思考』講義─ -
世界は進化に満ちている
進化という現象は,なにも壮大で時間がかかるとは限らない.きわめて短期間で,しかも私たちのすぐそばで起こっていることもある.気鋭の進化学者が自身のエピソードやさまざまな事例を紹介しながら,軽快に,そして楽しく,進化学の世界に誘う.さあ,あなたも,進化論の魅力にどっぷり浸かってみませんか? -
帝国陸軍―デモクラシーとの相剋
陰湿、粗暴、狂信的……と語られてきた大日本帝国陸軍。 しかし実際には、建軍当初から、国際的視野を持つ開明的な将校などは多く存在していた。一九四五年の解体までの七十余年で、何が変化したのか――。 本書は、日露戦争勝利の栄光、大正デモクラシーと軍縮、激しい派閥抗争、急速な政治化の果ての破滅まで、軍と社会が影響を与え合った軌跡を描く。 陸軍という組織を通し、日本の政軍関係を照らす、もう一つの近現代史。 目次 はしがき 第1章 栄光からの転落 第2章 第一次世界大戦の衝撃 第3章 ポスト大戦型陸軍への挑戦 第4章 「大正陸軍」の隘路 第5章 「昭和陸軍」への変貌 第6章 陸軍派閥抗争 第7章 政治干渉の時代 第8章 日中戦争から対米開戦へ 終 章 歴史と誤り あとがき 主要参考文献 関連年表 -
これで毎日がラクになる! キライな人がいなくなる方法
人をキライになるのって、疲れませんか? 職場、学校、習い事の教室など、同じ空間に〈キライなひと〉がいると、 毎日イライラ、気になって仕方がないし、 自分が心の狭い人間のように思えて自己嫌悪にもつながってしまう。 「キライ」なのに四六時中考えてしまうなんて、貴重な時間のムダ。 でもその人が生活圏にいる限り、スッパリ距離を置くのは難しい……。 距離を置けたとしても、もつれた人間関係を切り捨てるという対策だけでは 根本的な解決にはならず、同じことを繰り返すだけ……。 あなたの人生のところどころにあらわれる〈キライなひと〉。 なぜ、あなたはその人を〈キライ〉になるのか。 そのメカニズムを理解し、ネガティブな感情の発生原因を解明。 いつも自分でうまくリセットできるあなたになるための、考え方のコツ。 嫌われないより嫌わないほうが何倍も簡単。 あなたの【おおらかさ】で、人間関係は変えられる! ――樺沢紫苑氏推薦! この本が、 あなたの「心の教科書」をつくるための「参考書」なれたら――。 私はこの本を投資て、あなたを癒したり、 励ましたりする存在になれることを、心から願っています。 ■目次 ・第1章 なぜ「キライ」になるの? ・第2章 思考リセット術でモヤモヤを手放す!~心が軽くなる4つのステップ~ ・第3章 キライな人がいなくなったら ・第4章 キライな気持ちをリセットするトレーニング ・第5章 感じがいい人になってみる ・第6章 あなたの未来を輝かせるためにやってほしいこと ■著者 堀もとこ 認定心理士/人間力アップコンサルタント 三重県四日市市出身。1979年生まれ。 超がつくほどのネガティブ思考を克服した経験をもとに、 心理学をベースとした「折れないメンタルの作り方」や 「言葉が変われば未来が変わる」「心のコントロール法」などを 伝える人間力アップコンサルタント。 小学生のころに見たTV番組『それいけ!ココロジー』で心理学に興味を持ち、 将来は心に関わる職につくと決意。 大学では少年犯罪を中心に研究を続けるが、メンタルに不調をきたし大学院進学を諦める。 2011年に発生した東日本大震災で多くを失ってもなお懸命に生きる人々から勇気をもらい、 どんな状況でも負けずに前を向くのに大切なのはやはり心だと確信し、 心理学の勉強を再開。 2018年には日本心理学会 認定心理士の資格を取得。 専門学校でのコミュニケーション学講師や、地元FM局でのパーソナリティ、 国際的スピーチ大会登壇者への指導を行い、 現在は「講師」「司会者」「コンサルティング」など 3つ以上のビジネスエンジンで活動中。 「自ら変わる決断をすれば人は幸せになれる」をモットーに前向きに生きようとする人に向けて、 また企業等で職場の人間関係に生かせるコミュニケーション等を広く伝えている。 著書『悪口を言われても気にしない人の考え方』(あさ出版)は海外でも翻訳出版されている。 学校保健専門誌『こころとからだの健康』(建学社)好評連載中。 -
原子爆弾〈新装改訂版〉 核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで
凄まじい破壊力はどこから生まれるのか? 終戦80年、ロングセラーの最新決定版。 核分裂の発見から原爆投下まで、わずか6年8ヵ月──。 物理学の探究はなぜ、核兵器の開発へと変質したのか? 「永遠不変」と信じられていた原子核が、実は分裂する。 しかも、莫大なエネルギーを放出しながら──。 1938年にこの事実がわかった瞬間から、おぞましい兵器の誕生は運命づけられていたのだろうか。 物質の根源を探究し、原子と原子核をめぐる謎を解き明かすため、切磋琢磨しながら奔走する日・米・欧の科学者たち。 多数のノーベル賞受賞者を含む人類の叡智はなぜ、究極の「一瞬無差別大量殺戮」兵器を生み出してしまったのか。 近代物理学の輝かしい発展と表裏をなす原爆の開発・製造過程を、予備知識なしでも理解できるよう詳しく解説する。 〈原子爆弾はなぜ、同じ国の二つの都市に投下されなければならなかったのか? 世界唯一の被爆国である日本は、たとえ明快な答えが得られなくとも、これらの疑問を永遠に問い続け、世界に訴え続ける責務を負っている。原爆投下の事実は、決して歴史上の過去の出来事として片付けるわけにはいかないからである──。(「はじめに」より)〉 -
「あの戦争」は何だったのか
日本はどこで間違えたのか? 掲げた理想はすべて誤りだったのか? 「大東亜」は日本をどう見ていたか? 戦後80年、今こそ問い直す「私たちにとっての戦争」とは。 『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編みなおす 現代人のための新・日本近現代史! 「日本の過ちばかりを糾弾することでも、日本の過去を無条件に称賛することでもない。過ちを素直に認めながら、そこに潜んでいた“正しさの可能性”を掘り起こす、言い換えれば「小さく否定し、大きく肯定する」語りを試みることである。それこそが、われわれの未来につながる歴史叙述ではないだろうか。 本書は、そのようにしてあの戦争を現在につながる大きな流れへと接続し、「われわれ」の物語を創出するための試みである。」 ――「はじめに」より 【本書の構成】 はじめに 第一章 あの戦争はいつはじまったのか――幕末までさかのぼるべき? 第二章 日本はどこで間違ったのか――原因は「米英」か「護憲」か 第三章 日本に正義はなかったのか――八紘一宇を読み替える 第四章 現在の「大東亜」は日本をどう見るのか――忘れられた「東条外交」をたどる 第五章 あの戦争はいつ「終わる」のか――小さく否定し大きく肯定する おわりに 【本書の内容】 ●日中戦争を「支那事変」と呼んだ背景 ●「ペリーこそ戦犯」と主張した石原莞爾 ●「アジア・太平洋戦争」か、それとも「大東亜戦争」か ●米英との「協調外交」は可能だったのか ●近衛文麿の「知られざる慧眼」 ●東条英機による「史上初の外遊」 ●「パレンバン奇襲作戦」の真実 ●南京大虐殺記念館の「意外な実態」 ……ほか -
産業革命:起源・歴史・現在
なぜイギリスで最初に起きたのか? 「産業革命」をめぐっては、長い論争の歴史がある。 なぜ、産業革命は、1800年ごろまでは優勢だったアジアではなく、ヨーロッパ、なかでもイギリスで最初に起こったのか。産業革命が「革命」と言われるのはなぜか。産業革命によって人びとの生活はどのように変化したのか。 その歴史的な前提条件や影響を考察することは、グローバル化のなかでの格差や貧困の拡大、奴隷制の過去や人種差別の存続、そして気候変動や環境破壊といった現代の構造的問題を問うことにもつながる。 本書は、狭義の経済史的アプローチだけではなく、グローバル・ヒストリー、環境史、科学史、社会史・文化史など多様なアプローチを通じて、産業革命の歴史を概観している。 総じて、本書では、「産業革命はなかった」とされてきた修正主義的な見解に対して、新たな観点からの産業革命の意義を擁護している。 産業革命はもっとも重要なテーマであるにもかかわらず、日本では意外と真正面から論じた本が少ない。本書は、この間の論争や研究成果をもとに産業革命を論じた最良の一冊である。『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』などで知られる世界的権威による記念碑的著作! [目次] 謝辞 第1章 過去と現在 第2章 産業革命の前提条件、一五〇〇~一七五〇年 第3章 なぜ産業革命はイギリスから始まったのか? 第4章 イギリスの変容 第5章 改革と民主主義 第6章 産業革命の世界的拡大 訳者解題 出版社による謝辞 読書案内 参照文献 図版一覧 -
とびこえる教室:フェミニズムと出会った僕が子どもたちと考えた「ふつう」
「ふつうって何だろう。」私はこれまで幾度となく、この言葉を心の中でつぶやいてきました。子どもの頃、スポーツが苦手で、女の子とおしゃべりをしたり、交換日記を書いたりするのが好きだった私。初恋の相手は男の子で、いわゆる「男子ノリ」にもなじめませんでした。そんな私に投げかけられたのは、「男の子ならふつうは~」という言葉。大人になっても、「社会人の男ならふつうは~」という声に息苦しさを感じます。 「ふつう」からこぼれ落ちる人たちの姿を見つめ、問いかけたいと思い、私は教師になりました。今では「ジェンダー」や「多様性」という言葉が広まったように見えますが、日本のジェンダーギャップは依然深刻です。学校でも、「異性愛が当たり前」「男らしさ・女らしさに従うべき」といった空気は根強く残っています。 本書では、「ふつう」とは何かを問い直しながら、子どもたちが自分らしく生きるために、教師として何ができるのかを考えていきます。 <目次> はじめに 「ふつう」アレルギーの教師 私の人生と実践 第1章 男らしさに苦しんだ子ども時代 私はこんな家で育った 受験に失敗して入った私立小学校 先生に殴られないから「女子はずるい」 突如、暴力教師に変貌した塾の先生たち 父という暴君が支配する家 星野家を支える歯車の一つとして 「俺」という一人称が使えなかった僕の初恋 男社会のノリに過剰適応した中高時代 「男らしさ」を勘違いしていた男子高校生たち ジェンダー規範にとらわれない「虫愛づる姫君」を教えてくれた毛利先生 高校卒業時には自己責任論者に 第2章 学問と出会い、世界の見え方が変わる 大学に入って 学問と出会う はじめてのカムアウト 両親へのカムアウト 父に連れていかれたトランスジェンダー外来 大学で出会ったやさしい男たち—「クズィーズ」との出会い 「クズィーズ」のみんなと築いた友情 誰もが自分を語ることで楽になれるはず コラム「赦し」でもなく、「告発」でもなく 第3章 学校で壊れた私が自分の声を取り戻すまで 出版社を退職し教員をめざした理由 「こんなことをするために教師になったのか……」 休職中に感じた自分の「弱者性」への嫌悪 本を通じて服従の構造に気づく フェミニズムとの出会いで感情を言語化しはじめる 6ヶ月かけて書いた父への手紙 コラム 男らしさって悪いもの?—竹野内豊とドゥカティと僕 第4章 私の教育実践—「生と性の授業」 私を救ってくれたフェミニズム フェミニズムに目覚めた私が最初に取り組んだ「生と性の授業」 「女子力」という言葉をきっかけにジェンダーについて学ぶ 学びのタイミングは必然性を伴いやってくる 保護者に「生と性の授業」のねらいをどう説明したか 保護者の否定的な感想で実践から逃げたくなる 私に実践を決意させた壁の落書き セクシュアリティについて子どもたちにどう教えたか 子どもたちと「ふつう」について考える 卒業式の慣習を変えた子どもたち 「聞く非当事者」から「語る主体」へ変わった子どもたち 教育とは時間を必要とする営み 「生と性の授業」が子どもたちに教えてくれたこと 自分の人生の主導権を他人に渡すな 応えたのは誰のまなざしか—子どもの声を代償にして 承認されたい男、報われない教師 3つの形のトーンポリシング 「複合型トーンポリシング」を子どもたちにした私 ケアの不在と報われなさのゆくえ とびこえるダイアローグ① 毛利いずみ×星野俊樹 第5章 「自分らしさの教育」から一歩先へ 点から線を意識した実践へ 子どもも親も苦しい クラスに「男らしい文化」が蔓延して起きたこと 私がしてしまった暴力的な指導 「受容的なスタンス」の問題点 教室で再生産される性別役割分担 保護者からの反応 教師たちのジェンダーブラインドな反応 柔らかい声をエンパワーすること 「男らしさにとらわれた」男子たちの背景 暴力は構造から立ち現れる 子どもの文化に関心を持つこと 「だいじょうぶ?」で加害的な男子の心をほぐす コラム 秩序とは何か—「自由」と「抑圧」という二項対立をこえて 第6章 私の教育実践、私の物語 セクシュアリティを明かす葛藤 私には物語がいつも必要だった コラム 「性別にとらわれない」と「あえて性別にこだわる」の間で 第7章 語りが祈りになるとき ある男子中学生とのやりとり 語りを当事者に押しつけないために 傷つきと特権のはざまで、語り続けること 語れなかったことを語るために とびこえるダイアローグ② 前川直哉×星野俊樹 おわりに 母の刺繍、父の写真 謝辞 参考文献リスト -
コミック版 逆説の日本史
人気ベストセラー作品、待望のコミック化! 井沢元彦氏のライフワーク『逆説の日本史』は大ヒットしたロングセラー作品。本企画は、著者扮する「いざわ歴史研究所」所長と女子大生の<逆説>コンビが歴史の分岐点を訪れ、学校では教えてくれない重要ポイントを解説する「大人の学習漫画」。井沢氏が新たに書き下ろした脚本を、気鋭の漫画家・千葉きよかず氏がコミック化しました。 待望の第1弾「戦国三英傑編」は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が長い戦乱で構造崩壊を起こしていた日本を立て直し、天下統一を実現するまでの「戦国史の極意」を読み解きます。 ●[信長]戦国大名の中で唯一天下人を目指していた/比叡山焼き討ちは信教の自由の確立と経済社会の構築のため/天皇や寺社の権威を超越する自己神格化と安土城築城 ●[秀吉]大悪人のイメージを変えた情報操作と人たらし/六本指のコンプレックス/「豊臣」という新姓下賜に秘められた公家の意図/天皇を一地方政権の長に貶める明国占領計画と秀吉帝国 ●[家康]関ヶ原の戦いは天下分け目ではない/天下を確定させた毛利輝元のバカ殿ぶり/家康を謀略の達人に変えた痛恨事ほか 新たな逆説史観が満載、書き下ろし「逆説コラム」も必読! ※フィックス型122MB(校正データ時の数値) 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラー版です。 -
日本の家と町並み詳説絵巻
縄文から近現代まで 1冊でわかる日本の家と町並みの歴史 こんな方に特におすすめ! ・日本の住まいの歴史を手軽に知りたい方 ・日本の歴史を題材にした映画やアニメをもっと楽しみたい方 ・創作の背景資料が欲しいけど何から手を付けていいか分からない方 日本の建築史は、用語の複雑さや現存する建物の少なさから、 初心者にはイメージし辛いジャンルのひとつです。 基礎知識がないと建物の違いを見分けるのも難しく、 学びたくてもハードルの高さを感じている人も多いのではないでしょうか。 しかし一方で、映画、ドラマ、アニメなどの時代ものコンテンツや、観光地での史跡巡りは、 老若男女を問わず常に高い人気を誇っています。 そんな日本建築史の知識を少しでもつけることができれば、 歴史や建物の楽しみ方がガラッと変わるはず! そこで本書では、縄文時代の竪穴式住居から、平安時代の寝殿造、 明治時代の擬洋風建築、戦後の団地に至るまで、 幅広い時代・用途・規模の建物と町並みを、 イラスト付きでスラスラ読める1冊にまとめました。 執筆陣には、大河ドラマやアニメ・映画での時代考証や史跡の保存・復元に携わる専門家、 第一線で活躍する建築史家などを迎え、 最新の学説をもとに制作したイラストとともに分かりやすく解説しています。 道幅や建物の配置といった都市的スケールから、建物の詳細なつくりや寸法・用語だけでなく、 その中で暮らす人々の服装、生活の道具など身近なスケールまで、 多面的な視点で日本の建物と暮らしの歴史を一挙解説!
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