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  • ハイチ革命の世界史 奴隷たちがきりひらいた近代
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    一八世紀末,カリブ海の島で黒人たちが立ち上がり,自らの手で史上初の奴隷解放を達成した──長く忘却されてきたハイチ革命は,いまや近代史の一大画期だと認識されている.半世紀に及ぶ著者の研究をもとに,反レイシズム・反奴隷制・反植民地主義を掲げたこの革命と,苦難にみちた長いその後を,世界史的視座から叙述.

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ユーザーレビュー

  • ハイチ革命の世界史 奴隷たちがきりひらいた近代

    Posted by ブクログ

    高校時代の世界史の先生がハイチ革命めちゃくちゃ重要だって言ってましたが、当時はさらっとだけ学習したその内容が新書一冊で解説された感じ……。とても勉強になりました。

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    2023年10月17日
  • ハイチ革命の世界史 奴隷たちがきりひらいた近代

    Posted by ブクログ

    ハイチという国の歴史が全く抜け落ちていることが多く、それは地震のニュースがあったときでも、歴史の説明がなかった。フランスの植民地であり、革命後に黒人政権であったということが、キューバと比較してもあまりにも情報発信がメディアでは少ない。
     しかし、サン=ドマングといきなり冒頭から出てきても、それが配置の昔の名前であるということがわかる人は多くあるまい。
     ハイチについて卒論で言及している場合は必読書となるであろう。

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    2023年10月01日
  • ハイチ革命の世界史 奴隷たちがきりひらいた近代

    Posted by ブクログ

    キューバの東にあるエスパニョーラ島、東半分がドミニカ共和国(元スペイン領)で西半分がハイチ(元フランス領)。ハイチは最近も大きな地震があったり、ギャングの横行があったり、世界の最貧国だったり、そんな報道ベースの知識しかなかったが・・長く独自の苦難の歴史があった。

    ハイチは黒人奴隷が初めて独立国家を作った!それは、フランス領だったことが大きな要素、というのは反乱が起こったのがちょうどフランス革命の時で、革命の理念から言って独立を認めざるを得ない雰囲気もあったし、革命で植民地どころじゃないという部分もあった。しかし、独立後フランス自体もナポレオンが帝政始めるなど紆余曲折があり、植民地政策も二転三

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    2023年09月10日
  • ハイチ革命の世界史 奴隷たちがきりひらいた近代

    Posted by ブクログ

    フランス領サン=ドマングから現代に至るまでのハイチの歴史が紹介されている。
    富の源泉としての砂糖プランテーションを多く持つがゆえに、本国から同等の地位を得られず、ナポレオン治世には状況が後退すらした。
    世界初の黒人の共和国であるがゆえに国家承認がされず、賠償金という名の多額の債務にさらされ、アメリカ合衆国の思惑に翻弄されてきた歴史である。
    当時の人種問題の複雑さ・恐ろしさと、国際政治の冷徹なリアリズムを見せられた。

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    2023年12月19日
  • ハイチ革命の世界史 奴隷たちがきりひらいた近代

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに――ハイチ革命を見る眼
    第1章 ハイチ革命を生んだ世界史
    第2章 ハイチ革命とフランス革命
    第3章 先駆性ゆえの苦難
    第4章 帝国の裏庭で
    第5章 ハイチ革命からみる世界史
    <感想>

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    2023年11月05日

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