浜忠雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
キューバの東にあるエスパニョーラ島、東半分がドミニカ共和国(元スペイン領)で西半分がハイチ(元フランス領)。ハイチは最近も大きな地震があったり、ギャングの横行があったり、世界の最貧国だったり、そんな報道ベースの知識しかなかったが・・長く独自の苦難の歴史があった。
ハイチは黒人奴隷が初めて独立国家を作った!それは、フランス領だったことが大きな要素、というのは反乱が起こったのがちょうどフランス革命の時で、革命の理念から言って独立を認めざるを得ない雰囲気もあったし、革命で植民地どころじゃないという部分もあった。しかし、独立後フランス自体もナポレオンが帝政始めるなど紆余曲折があり、植民地政策も二転三 -
Posted by ブクログ
なんとなく、過去の栄光の軌跡、みたいなものをタイトルに感じて手に取ってみた。ハイチって位置さえもよく知らないし。
、、、読んでみて良かったとは思いますが、落ち込みます。全然「過去」のことでも、「栄光」の話でもない。先進国による蹂躙と搾取、そして、その、大きな傷が、今日のハイチの悲惨を生んでいる。まったくもって、「いま」に直結した話なのです。
黒人奴隷のひどさもありますし、それ以前に黒人奴隷の国になったということは、先住民が完全に駆逐されているということ。自分にできることなんてなかなかないけれど、しらなくては何もはじまらない。分かりやすく書いてくれた著者の方に、感謝の意味で星4つ。 -
Posted by ブクログ
著者がハイチの独立に思い入れがあるのが分かるけれどフランスとアメリカという「巨悪」が全て悪いみたいな書き方はどうだろうか。二大「巨悪」のおかげでハイチは独立してから200年余り経っても貧しいとでも言いたいのだろうが、ハイチ社会のどこかに問題があるのではないか。
1793年に蜂起した黒人奴隷達が王党派の「百合の花をあしらった白旗を掲げ、「国王の臣下」と称した」のは「フランスの国王と議会は、さしずめ「敵の敵」であり」と書いているが、ここでの「国王」とは死刑になったルイ16世かタンブル塔にいた王太子なのか、議会とは国民公会なのか?まだ憲法制定国民議会なり立法議会なりなら話は分かるが、むしろ国民公会