博物館に行くと見る機会のあるアンモナイト。
アンモナイトについて知っていることはほとんどない。
貝かと思ったら、イカやタコと同じ頭足類の仲間だった。
「アンモナイト」の名前をたどると、意外な所にたどり着く。
それは、古代エジプト神話の太陽神であり、大気の守護神、豊穣
...続きを読む神であるアメン(ギリシア語ではアモン)だった。
アンモナイトとオウムガイは、似た構造をもつ外殻性頭足類だが、繁殖戦略に違いがあったと著者は指摘している。
アンモナイトは、小卵多産型。その一方でオウムガイは、大卵少産型。
オウムガイの赤ちゃんは自発的に泳ぐことができる。
その上、母親由来の卵黄を食べ尽くしたあとは、プランクトンに限らず海底に落ちるものエサは何でも食べる雑食だったので、オウムガイは今まで生き残ってきた。
この他にもいろいろ興味深いことが載っている。