【感想・ネタバレ】アンモナイト学入門:殻の形から読み解く進化と生態のレビュー

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Posted by ブクログ

誰もが名前を知るアンモナイトには興味深い話題が無数にある。なぜ渦巻きなのか、なぜ多様な形態をしていたのか、生態は?その1つ一つを最新の学説と照らし合わせ分かりやすい言葉で解説。日本で見つかる異常巻の謎も気になる。生物の生態や古生物に興味がある方はぜひ。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

入門ということはなく、研究史から最新の成果まで幅広く紹介されていてマニアをも満足させるアンモナイト本。専門的な内容も分かりやすく解説。軟体部分や卵、顎器、歯舌、糞(と思われるもの)などの化石も報告されていたとは知らなかった。化石をもとに生態や復元を試みる試行錯誤はまさに科学の醍醐味。やはり同じ現生の頭足類が非常に参考になる。さっそく自分の愛蔵アンモナイトを新たな知識をもとに観察してみよう

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2024年03月18日

Posted by ブクログ

博物館に行くと見る機会のあるアンモナイト。




アンモナイトについて知っていることはほとんどない。




貝かと思ったら、イカやタコと同じ頭足類の仲間だった。




「アンモナイト」の名前をたどると、意外な所にたどり着く。





それは、古代エジプト神話の太陽神であり、大気の守護神、豊穣神であるアメン(ギリシア語ではアモン)だった。





アンモナイトとオウムガイは、似た構造をもつ外殻性頭足類だが、繁殖戦略に違いがあったと著者は指摘している。





アンモナイトは、小卵多産型。その一方でオウムガイは、大卵少産型。




オウムガイの赤ちゃんは自発的に泳ぐことができる。




その上、母親由来の卵黄を食べ尽くしたあとは、プランクトンに限らず海底に落ちるものエサは何でも食べる雑食だったので、オウムガイは今まで生き残ってきた。




この他にもいろいろ興味深いことが載っている。

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2024年04月21日

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