岡田晃の作品一覧
「岡田晃」の「徳川幕府の経済政策――その光と影」「明治日本の産業革命遺産 ラストサムライの挑戦! 技術立国ニッポンはここから始まった!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「岡田晃」の「徳川幕府の経済政策――その光と影」「明治日本の産業革命遺産 ラストサムライの挑戦! 技術立国ニッポンはここから始まった!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
島国だからなのかそれとも歴史の法則なのか江戸時代の経済と現代のリンクしている部分に注目されている。というか一致してる部分が多くて気味が悪くなる。そのためか経済からみた江戸時代歴史本として楽しめたとともに現代を考えると憂鬱にもなる。
三大改革と称されるものが改悪にしかなっていない(良い点もあるけど)のも新井白石(この人は三大改革に絡んではないけど)や松平定信の様に優秀だけど新しい価値観を生み出せなかった事が大きい様に思う。真の改革者である田沼意次やそれを認めた英明な将軍の評判が極めて悪い事にも現れている。歴史から現代に生きる身としては気をつけるべきこととして記憶していきたい。
Posted by ブクログ
260年に渡る徳川幕府の経済政策
家康が江戸に移転した当時は寒村でなにもないところから作り上げることになり、幕府の開府ととともに発展を遂げる。
この時代は人の移動と、戦がなくなったことにより米の食料生産や出生率の増加が何よりも大きい。
その後は、秀忠、家光による大名の取り潰しや、徳川幕府の権力基盤の増強など、発展を遂げるまでは何となく想像できました。
その後の綱吉や吉宗の時代の経済政策に対する考え方も面白いと思いました。ドラマの影響か吉宗に対しては良い部分が大きかったですが、実際の吉宗は米将軍とも呼ばれ、財政の引き締めに関わる部分も大きかった。それでも、後の政策の転換など見ると柔軟な人だと思う
Posted by ブクログ
<目的>
序章 歴史は繰り返す⁉~現代と重なる江戸の経済変動
第1章 家康の経済戦略”エドノミクス”
第2章 幕府を揺るがした政治危機と大災害
第3章 ”元禄バブル”の実相
第4章 正徳の治~”バブル”崩壊でデフレ突入
第5章 吉宗の「享保の改革」~元祖・リフレ政策
第6章 田沼時代の真実~成長戦略と構造改革の試み
第7章 「寛政の改革」~超緊縮で危機の乗り切りを図るが…
第8章 「化政バブル」~”最後の好景気”
第9章 「天保の改革」~”最後の改革”だったが…
終章 江戸から令和へ~経済復活のヒント
<内容>
江戸時代の経済史を俯瞰してまとめたもの。日本経済新聞社