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先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成する。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う。
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Posted by ブクログ
都市に住んでいると、完全に自然から切り離された街に住むことになる。現代では完全に快適で、全てがコントロールされていて、自然の姿を認識することができないし、そのセンサーも消失する。 難しいことじゃなくて、ベランダに出て夜空を見上げて風を感じて音を感じるだけで良いし、朝歩いている時に空を見上げて鳥の声に...続きを読む耳を澄ませるのも良い。自然の不思議に感動できる感性は、失われてしまっているが、子供と一緒に感じたい。必ずしも自然の中のそれぞれの動植物の名前を知っている必要はない、まずは感じること。天体望遠鏡を子供にプレゼントしよかな。
名著かつ、もともと好きな作家さんによる翻訳。 自身の子育ての経験による後書き含めて素晴らしい。 昨今思う、AI時代における価値、何に喜びを見出すか、ヒントをもらえた気がする。
子供達の自然への目線や感性は本当に凄い 拾ってきたどんぐりをいつまでも触ってる 蠢くアリンコたちをしゃがみ込んでいつまでも眺めていられる 掃除されず、ついにミイラ化した黄金虫が片隅に落ちてる通路を通るたびに「いるねぇ〜」って毎回新鮮 センス・オブ・ワンダー この本は、著者であるレイチェル・カーソン...続きを読むが 彼女の甥っ子ロジャーに自然のセンス・オブ・ワンダーを伝えるエッセー 私は逆に3歳の男の子にその感覚をいつも思い出させてもらってます そんな私がレイチェルさんから学んだこと 自然に熱中している時間を尊重して 大人の都合じゃなく その時に得られる尊さを優先する カッパを着て長靴履いて 雨の日に外の景色を見に出かけたり 月や星を見に夜お散歩してみよう 虫や鳥の声を聞いて 良い声だねって一緒に楽しもう 自然の面白さ 不思議さ 素敵さを 一緒に感じていこう お月様を双眼鏡で眺めるレイチェルさんのアイデア 素敵! 同時に収録されている 訳者森田真生さんの 「僕たちのセンス・オブ・ワンダー」は 私が感じたこのワクワク感を理性的に語ってくれています
センス・オブ・ワンダー、森田真生氏による新訳。 美しい世界を感じる。忘れてしまった子供のころのワクワクやなんで?を思い出した。 考えることに偏った現代、感じる方向への揺り戻しを期待したい。
レイチェル・カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』と、そのバトンを引き継いだ森田真生の『僕たちの「センス・オブ・ワンダー」』を一冊にまとめた本。西村ツチカの装画と挿画がワンダーな感覚をより刺激してくれる。 カーソンさんの文章が素晴らしいのはもちろんだが、森田さんの翻訳と文章も更に素晴らしくて、子...続きを読むどもたちとのやりとりは、まさにカーソンさんの物語の続きとなっていると思う。子どもから学ぶことはとても多い。何より、楽しむのに理屈や知識はいらないのだと改めて教えてもらえて嬉しくなった。 「センス・オブ・ワンダー」を忘れないためにも、近くに置いておきたくなる本だ。 全体的には生の根源的な喜びを書きながら、「結び」として人類が直面している問題についても(レイチェル・カーソン『沈黙の春』を引用しながら)考えを伸ばしている。 人間は地球の癌なのだろうかなどと悲観してしまう私だったが、あとがきに書かれたこの本に込められた森田さんの想いに背筋が伸びる。大人がしっかりせねば!
自然が織りなす壮大で、美しく、未知なるものごとを、自分の心が反応するままに味わい感じ取ることこそが、自分の興味を自覚するための肥沃な土壌になるということを教えてくれる本。 どれだけ生成AIが進化したとしても、これはAIには任せたくない、人間が楽しみ続けたいこと。何を見て何を感じ、どのように味わうかは...続きを読む我々人間が決めるべき。一生の中で何に取り組み何を楽しむかというテーマは他の人やAIから与えられるべきものでは無いのだなと思う。
これ読んで自然の中に、もっと出かけたいな、と思った。 出かけなくても、自宅で花を生けたり育てるのでもいいし、 天候・植物・動物など自分以外の自然営みに触れる時間を増やしたいな。 そういう時間を「無駄!」と切り捨てていつも時短命になっている自分に気づいた 感じる心を 見逃さずに 感覚を押さえずに...続きを読むいたいなぁ
私は虫が苦手で、自然の多い場所に行くことは少ない。でも花を見たり風の音を聞いたりするのは好きだ。自分のできる範囲で日常の中の自然を味わいたいと思った。
あまりにも有名なセンス・オブ・ワンダー 自然と共に生きることの素晴らしさ、環境問題についてとことん考える本になっている 読みながら、ずっと思い出していました 子どもの頃、あんなにも虫や草木の中にいて、なにも恐れることはなく遊び歩いていたこと 庭にある野菜を摘んではそのままに食べていたこと 山に行...続きを読むけば、動植物が奏でる音に耳を澄ませていたこと 海に行けば、その波音をいつまでも聞いていたこと 夜空を見ては、星の瞬きに感激していたこと あの頃の、無邪気だった自分を思い出しては もう、あの頃のようにはできないかもしれないと少しの寂しさを感じたりもしました でも違うのかもしれない 私が望めばいつだってすぐそこにワンダーは広がっている
森田真生さんが新訳をし、更に京都を舞台とした自らの「センス・オブ・ワンダー」を書いた本です。 「センス・オブ・ワンダー」とは、驚きと不思議に開かれた感受性のことです。子どもがそれを保ちつづけるためには、少なくとも一人の大人の助けが必要だそうです。レイチェル・カーソンは、この本で幼い子どもと接すると...続きを読むきに大切なことを教えてくれています。自然を子どもとどう味わえばいいのか。そして子どもが大きくなる前の大切な時間の過ごし方です。世界的ベストセラーのこの本は、特に幼い子どもと接する人におすすめです。 視覚、嗅覚、聴覚を研ぎ澄ますと、自然の奥深さに改めて気づかされます。海、空、土、木々、花、そして小さな生き物達など自然のことを、実は大人はほとんどわかっていないもしくは忘れていると教えてくれるのは、幼い子ども達ですね。大人がセンス・オブ・ワンダーを保つためには、少なくとも一人のこどもの手助けが必要だと書かれていました。私も幼い子ども達から自然を間近に感じる時を過ごしたことを思い出しました。 レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』は未完です。けれども何度でも読み返したい魅力的な本でした。それを森田真生さんが自分の子ども達との日々のなかで、続きを書いた感じでもありました。そして今の私達へのメッセージにもなっていました。良書でした。 〈目次〉 センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン 文 森田真生 訳 僕たちの「センス・オブ・ワンダー」 森田真生 結 僕たちの「センス・オブ・ワンダー」へ あとがき 参考文献
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