ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成する。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
森田真生さんが新訳をし、更に京都を舞台とした自らの「センス・オブ・ワンダー」を書いた本です。 「センス・オブ・ワンダー」とは、驚きと不思議に開かれた感受性のことです。子どもがそれを保ちつづけるためには、少なくとも一人の大人の助けが必要だそうです。レイチェル・カーソンは、この本で幼い子どもと接すると...続きを読むきに大切なことを教えてくれています。自然を子どもとどう味わえばいいのか。そして子どもが大きくなる前の大切な時間の過ごし方です。世界的ベストセラーのこの本は、特に幼い子どもと接する人におすすめです。 視覚、嗅覚、聴覚を研ぎ澄ますと、自然の奥深さに改めて気づかされます。海、空、土、木々、花、そして小さな生き物達など自然のことを、実は大人はほとんどわかっていないもしくは忘れていると教えてくれるのは、幼い子ども達ですね。大人がセンス・オブ・ワンダーを保つためには、少なくとも一人のこどもの手助けが必要だと書かれていました。私も幼い子ども達から自然を間近に感じる時を過ごしたことを思い出しました。 レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』は未完です。けれども何度でも読み返したい魅力的な本でした。それを森田真生さんが自分の子ども達との日々のなかで、続きを書いた感じでもありました。そして今の私達へのメッセージにもなっていました。良書でした。 〈目次〉 センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン 文 森田真生 訳 僕たちの「センス・オブ・ワンダー」 森田真生 結 僕たちの「センス・オブ・ワンダー」へ あとがき 参考文献
森田真生さん。彼の感じていること、紡ぐ言葉がとても好きだ。思考が深く、あたたかい。 私も息子も自然や生き物が好きなので、自分の経験や思い出と重なるようなエピソードもあって、読んでいて面白かった。 レイチェルカーソンのセンスオブワンダー。 自然や命の美しさに目を見はる感性や力。子どもたちには育んで行...続きを読むきたいし、大人になって忘れてしまったのなら取り戻していきたい。 別の方が、買って一生読み返したいと感想に書いていたが、私もそう思う。宝箱があるなら、大切にその中にいれて何度も読み返したい。
センスオブワンダーはもちろん、訳者さんのエッセイがとても良かった。窮屈な人間社会から一歩解き放った見方を教えてくれる。 何度も読みたい本になった。
『センス・オブ・ワンダー』の素晴らしさを、新訳と著者の子どもさんの自然との関わり方を通して教えていただけました。身近な自然の姿を見逃さないように、時間と心の余裕をそして観察眼を持つようにしたいと思いました。
美しい文章でした。 新訳も、その「続き」も、世界の美しさが言葉の質感とともに読者である私の内側に広がってくるようでした。 子どもとともに世界を見ていくこと。出会い直していくこと。 瑞々しい感性を持ち続けるために自分ができそうなことに思いを馳せながら読みました。 雨の続く季節にこの本を読めて幸せで...続きを読むした。
昨年、森田真生さんの新訳で出版された名著に森田さんによるつづきが加えられた書籍。敬愛する西村ツチカさんの装画・挿絵も素晴らしく、自然に触れ感受性を育むことの重要性を再認識した。 地球は生きている。
驚くほど繊細な感性に、胸を打たれた。 喧騒の社会に揉まれ、いつしか置き去りにしていたあの感覚。 いつの日か孫を授かったなら、手を取り合い、静かな森を歩きながら、この豊かな地球を共に味わいたい。そんな情景を浮かべた。
自分の近くにあるけれど、知らない世界や遠い世界がこんなにもあるんだ!という気持ちにさせてくれた本。 知っていないと楽しめないと思いがちだけれど、本当は知っていることなどなくても感じることができることの方が大切だなぁと思った。 青空と宇宙の例えが自分にとっては印象的だった。 昼間は青空が宇宙を隠してい...続きを読むて、でもすばらしく広大な宇宙が夜だけしか見られないからこそ、そのすばらしさにも気がつける(意訳だけど)というのが、全ての時に歓びがあると言ってくれているみたいで感動した。 あと、読み終えてから人間は自然と対になるもの、という考えではなくて、自分たちも自然の一部で、その中で関係しあって生きているという感覚になった。
もともと大切に思っていた話に、改めて出会い直せた!年を重ねた今だからこそ、感じられることも多いのかも。
様々な書籍での引用を見るたび、自分は好きだろうなと思いつつなぜか読んでいなかった「センス・オブ・ワンダー」。訳がとてもいいということもあるのだろうが(「そのつづき」を読んですぐわかった、これまたすごく好き!)、短い文章の中に詰め込まれた、宝石のような言葉たち。 …なのに、実は私はすばらしい文章を読ん...続きを読むだ後、大体何が良かったのか、どういう言葉が良かったのか覚えていない。代わりに、真っ暗で荒れる海とか、一面の星空とか、映像が自分の中に残る。だからそういうお話だったんだと思う。そしてそういう映像の方が、長く記憶、というか体験として自分の中に残り、役に立つとかそういうんじゃないのだけど、自分の糧になっていく体感がある。 だから、もう一度読み返しながら、好きなワードとかを書き残しつつこの感想を書くのもいいのだけど、それをしてしまうと自分の中の映像が消えてしまいそうでこわいので、いったんこのままぽやっとした感想を書き留めておくことにする。 手元に置いておいて、ふとした時に再読したい本。 訳+続きを書いた森田真生さんの他の本も読んでみたいし、本の中で引用された名著たちもまた読んでみたい!
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
センス・オブ・ワンダー
新刊情報をお知らせします。
レイチェル・カーソン
森田真生
その他の作者をフォローする場合は、作者名から作者ページを表示してください
フォロー機能について
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
いいたいことがあります!
かずをはぐくむ
かわいそうな真弓さん
考えたことなかった
計算する生命(新潮文庫)
さよーならみなさん 1
数学する身体(新潮文庫)
数学する人生(新潮文庫)
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲センス・オブ・ワンダー ページトップヘ